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法人カードとは?メリットや種類を解説!カードの選び方もご紹介

本記事はプロモーションを含みます

法人カードとは、企業や個人事業主などのビジネス事業者向けのクレジットカードです。法人カードを活用することで、経費精算などの支払い管理の効率化や、資金繰りの改善などさまざまなメリットがあります。

しかし、法人カードといっても、さまざまな事業者からたくさんの法人カードが提供されていて、カードごとに特典や特徴が異なるため、自社にとって最適な法人カードを選ぶことは大変です。

そこで、この記事では、法人カードの種類やメリットなど基礎情報をおさえたうえで、法人カードの選び方のポイントについて解説します。

事業者別や特典別など法人カードを選ぶさいのポイントを詳しく解説しているので、法人カードの利用を検討し始めた方にオススメです!


法人カードならアメックスビジネスゴールドがオススメです。金属製カードでステータス性が高く、法人カードならではの特典も充実しています。起業直後や個人事業主でも作れる人気の法人・ビジネスカードです。

Contents
  1. 法人カードはビジネス事業者向けのクレジットカード
  2. 法人カードと個人向けのクレジットカードの違い
  3. 法人カードを利用するメリット
  4. 法人カードにはどんな種類がある?発行会社やランクなど
  5. 法人カードの選び方① 事業形態に適したカードを選ぶ
  6. 法人カードの選び方② 基本スペック(年会費・ポイント還元率など)で選ぶ
  7. 法人カードの選び方③ 仕事内容(出張・車移動が多いなど)で選ぶ
  8. 法人カードの作り方・カード発行までの流れ
  9. 法人カードの審査基準|審査なしで使えるカードもある
  10. 法人カードは起業・独立したばかりでも作れる?
  11. 厳選紹介!事業者別のおすすめの法人カード3選
  12. 法人カードを提供している企業一覧
  13. まとめ|法人カードの利用でビジネスを加速させよう

法人カードはビジネス事業者向けのクレジットカード

法人カードとは、企業や個人事業主などのビジネス事業者向けのクレジットカードです。法人カードを活用することで、経費精算などの支払い管理の効率化や、資金繰りの改善などさまざまなメリットがあります。

法人カードは、個人向けのクレジットカードと異なり、従業員向けの追加カードを発行できる、利用限度額が高いなど、ビジネスで利用するための特徴を備えています。また、会食や出張での利用を想定したビジネス特典も充実しています。

主に、個人事業主・中小企業向けの「ビジネスカード」と大企業向けの「コーポレートカード」に分かれますが、厳密な違いはありません。また、個人向けのクレジットカード同様に、「ゴールド」「プラチナ」などのカードランクがあり、発行会社ごとにポイント還元率や特典の充実度などさまざな特徴があります。

法人カードと個人向けのクレジットカードの違い

法人カードの特徴について個人向けのクレジットカードの違いから確認していきましょう。

法人カードは、個人向けのクレジットカードとは違い、ビジネス事業者向けのクレジットカードです。そのため、「引き落とし口座」や「審査の対象」など、クレジットカードを発行するうえで基本的な項目に違いがあります。

また、「引き落としの限度額が大きい」「従業員向けの追加カードを発行できる」「ビジネスに使いやすい付帯サービスがある」などの特徴があります。

法人カードと個人向けのクレジットカードの違いを表にまとめましたのでご確認ください。

法人カード個人向けクレジットカード
契約者法人(法人の代表者) / 個人事業主個人
引き落とし口座法人口座個人口座
審査の対象法人・法人の代表者
個人事業主
個人
引き落とし限度額比較的高額
100万円〜最大10億円も
比較的少額
10-300万円程度
追加カードの対象社員家族
付帯サービス出張手配、福利厚生ビジネス用途で便利なサービスなど旅行保険、空港ラウンジ利用、ショッピング保険など

法人カードが、ビジネス事業者向けのクレジットカードとされる理由がお分かりいただけたかと思います。


法人カードと個人カードの違いについて詳しく知りたい方は「法人カードと個人カードの違いは?メリットやおすすめのカードを紹介!」もご参考ください。


法人カードを利用するメリット

それでは、法人カードを利用するメリットはどのような点があるのでしょうか。法人カードを作る具体的なメリットを紹介します。

ビジネス(仕事)とプライベートの支払いを区別できる

ビジネスをしていると、取引先やITツールへの支払い、旅費交通費などの経費などさまざまな支出が発生します。こうした取引を個人のクレジットカードで行っていると、仕事用とプライベートの支出の区別がつかなくなりがちです。

法人カードを利用することで仕事とプライベートの支払いを区別することができ、経費処理などの管理がしやすくなります。

経理業務の作業・管理をかんたんにできる

法人カードを利用しない支払いには、「振り込み」や「口座振替」による支払い処理が必要です。この場合、請求書(領収書)の格納や、振り込み処理などの作業が必要になり、手間やミスが発生しやすくなります。

法人カードを利用することで、支払いの経路などの詳細が記録されるようになります。また、従業員カードを発行することで、従業員ごとの支払いも可視化でき、ガバナンスの向上にも繋がります。経理業務の作業をなくし、管理を容易にすることができるのです。

資金繰り・キャッシュフローが改善される

法人カードで決済することで、振り込み手数料の削減、ポイント利用による経費削減ができるだけでなく、キャッシュフローを改善することもできます。

例えば、現金や銀行振込みで支払いを行う場合、その分、手元のキャッシュが減少してしまいます。しかし、法人カードでは毎月決まった日に利用代金が引き落とされるため、支払いが一定期間猶予されるメリットがあります。


法人カードを使うメリットは他にも「ビジネスに役立つ特典が使える」「法人としての信用力が向上する」などがあげられます。さらに詳しく知りたい方は「法人カードのメリットは?経費精算やキャッシュフローが改善」をご確認ください。


法人カードにはどんな種類がある?発行会社やランクなど

法人カードは、さまざまな事業者からたくさんのランクが発行されており、その数は100を超えています。法人カードにはどのような種類があるか、発行会社やランクなどから解説します。

法人カードは「銀行系」「クレカ系」などさまざまな事業者が発行

法人カードは、銀行 / 金融系・クレジットカード会社系・新興スタートアップ系などさまざまな事業者が発行しています。

銀行・金融系では、消費者向けカードでも有名な「三井住友カード」や、クレジット会社系では、「アメックス」「JCB」などの国際ブランドが発行するカードが有名です。

最近では、従来の法人カードにはなかった柔軟な追加カードの発行や、高い限度額の提供などを強みに、「UPSIDER」や「freee」など新興スタートアップも参入しています。

法人カードは「ビジネスカード」「コーポレートカード」に分けられる

さまざまな事業者が発行している法人カードですが、中小企業・個人事業主向けは「ビジネスカード」、大企業向けは「コーポレートカード」とカードの名称を区分していることもあります。

「ビジネスカード」は、小規模事業者向けのカードとなるため、代表者個人の信用情報なども加味して審査し、出張・会食などで使える経営者個人が使える特典が多いなどの特徴があります。

「コーポレートカード」は、「社員数50名以上」「カード利用者が20名以上」などの申し込み条件を設け、従業員向けの追加カードを発行・管理しやすくし、利用限度額が大きくするなどの特徴があります。

法人カードにも「ゴールド」「プラチナ」などのランクがある

法人カードにも、一般・ゴールド・プラチナなどのランクがあります。一般的に、カードランクが高くなるほど、年会費が高くなり、特典や保険・補償なども充実していきます。

例えば、アメックスから発行されている法人カードは、「グリーン」「ゴールド」「プラチナ」の3種類があります。「グリーン」の年会費は13,200円(税込)なのに対し、プラチナは165,000円(税込)と差があります。一方で、プラチナはコンシェルジュサービスやプライオリティ・パスなどの特典が充実しています。

カードごとにランクの高い色や特典内容の差は違うので、特定のカードが使いたい場合は内容を確認したうえで選ぶようにしましょう。

法人カードの選び方① 事業形態に適したカードを選ぶ

まず、法人カードの選び方のひとつとして、自社(自分)の事業形態に適したカードを選ぶ方法があります。

カードごとに、個人事業主(フリーランス)は申請できないなど申請条件の違いがあったり、事業者別のニーズに適した特徴を持っているためです。

個人事業主(フリーランス)は個人事業主向けカードがおすすめ

個人事業主(フリーランス)は、法人カードを活用することで、仕事とプライベートの支出を分けて管理することができ、経費管理の効率化を実現することができます。また出張・会食で使えるビジネス特典が付帯することもメリットといえるでしょう。

個人事業主が法人カードを選ぶさいには、個人事業主向けを謳っているカードや、プライベートのカードと相互補完できるカードを選ぶとメリットを最大化できるでしょう。なお、個人事業主は申し込みができないカードもあるため注意が必要です。

例えば、JCBからは個人事業主向けとして「JCB Biz ONE」シリーズが発行されています。また、アメックスビジネスカードもステータス性や特典が充実しており定番人気となっています。


個人事業主におすすめの法人カードは「個人事業主におすすめのクレジットカード10選!メリットや選び方のコツもご紹介」をご参考ください。


中小企業(50名以下)は法人カードに求めることを明確に


中小企業の社長・オーナーは、会食や接待などの人付き合いが多いことや、法人としての信用力が取引に直結すること、プライベートでもカードの特典を楽しみたいという方も多いのではないでしょうか。

中小企業向けの法人カードは、年会費・ポイント還元率・特典などでさまざまなバリュエーションのカードが発行されています。法人カードに求める条件を明確にし、自社にとってメリットが最大となるカードを選ぶことがオススメです。

年会費を抑えつつ法人カードのメリットを享受するならJCB法人カードや三井住友法人カード、特典も最大限活用したいならアメックスビジネスカードやラグジュアリーカードなどがオススメです。


中小企業におすすめの法人カードは「中小企業におすすめの法人クレジットカード17選比較|ビジネスカードを中心に紹介」をご参考ください。


ベンチャー・スタートアップは次世代型法人カードがおすすめ


ベンチャー・スタートアップ企業は、WEB広告やクラウドサービスに多額のカード決済が必要なことや、部署ごとにITツールを使うことや社員が急速に増えるため、カードの利用状況を適切に管理する必要があることが特徴です。

こうしたベンチャー・スタートアップ特有のニーズに対して、独自の審査基準で高額決済を可能にしたり、バーチャルカードの発行によるガバナンス強化のための機能を提供してるのが、次世代型法人カードです。

ベンチャー・スタートアップ企業なら、まずはUPSIDER(アップサイダー)法人カードやバクラクビジネスカードなどの次世代型法人カードから選んで間違いないでしょう。


ベンチャー・スタートアップにおすすめの法人カードは「スタートアップ企業におすすめの法人カード9選比較|メリットや選び方、審査基準について徹底解説」をご参考ください。


法人カードの選び方② 基本スペック(年会費・ポイント還元率など)で選ぶ

法人カードの選び方として、年会費やポイント還元率など全ての法人カードに備わっている基本スペックで選ぶこともオススメです。

カードごとの比較がしやすく、まずは法人カードを使ってみたいという方におすすめの選び方です。

法人カードの年会費は無料から数十万円までさまざま

法人カードは、ゴールド・プラチナなどのランクが高くなるほど、年会費も高くなることが一般的です。

年会費は無料から数十万円までさまざまですが、入会キャンペーンなどで実質無料で使えるカードもあるため、条件を細かく確認するようにしましょう。また、カードの維持費には、従業員向けの追加カードの年会費や発行手数料なども含まれるため注意しましょう。

法人カードの年会費はわかりやすい選び方のポイントですが、費用対効果が最大化できるカードを選ぶことを意識することも忘れないようにしましょう。


法人カードを年会費無料で選びたい場合は「【最新版】年会費無料の法人カード徹底比較!ポイント還元率や特徴などご紹介」をご参考ください。


法人カードをポイントで選ぶさいは還元率・交換先で選ぶ

法人カードのポイントは、カードの支払い金額への充当などに使うことができるため、経費削減・キャッシュフローの改善に繋がります。

法人カードのポイント還元率は0.5%-3.0%が多く、一般的には1%を超えると高還元といえます。但し、ポイントは、各社が提供するポイントプログラムのポイントで、使い方によって実際の経済的メリットは異なる可能性があるため注意が必要です。

また、法人カードをポイントで選ぶさいには、使い道の豊富さも重要です。「マイルやホテルなどの提携ポイントに移行する」「年会費などのカードご利用後のお支払い代金へ充当する」などさまざまな活用方法があります。


法人カードをポイントの還元率で選びたい方は「ポイント還元率が高い法人・ビジネスカード11選比較|カードの選び方とポイント活用のコツ」をご参考ください。


法人カードでもマイルを貯めることができる

JALやANAのマイルを航空券などにお得に交換できるため、非日常を楽しむ特典としてマイルを貯めている方も多いのではないでしょうか?

法人カードでもポイントをマイルに交換することで、マイルを貯めることができます。貯めているマイルに強いか、交換レート・移行手数料などマイルの還元率が高いかなどを確認するようにしましょう。

法人カードで貯めたマイルは、出張費などの経費削減で利用できる他、個人(プライベート)で利用することも可能です。


法人カードをマイルで選びたい方は「マイルが貯まる法人カード8選比較!マイルを効率的に貯める方法もご紹介」をご参考ください。


法人カードの選び方③ 仕事内容(出張・車移動が多いなど)で選ぶ

法人カードの選び方として、仕事内容(出張・車移動が多いなど)で選ぶ方法もオススメです。

出張が多いならプライオリティ・パス付帯の法人カード、車移動が多いならETCが発行できる法人カードなど、自社(自分)のニーズに合った特典があるカードを選びましょう。

出張が多いなら「プライオリティ・パス」付帯の法人カードがおすすめ

プライオリティ・パスは、世界148カ国・1,700ヶ所以上の空港ラウンジを利用できる会員制サービスです。

国内外(特に海外)への出張が多い方は、空港での待ち時間を仕事やリラックスする有意義に過ごすことができるため人気の特典です。

プライオリティ・パスが付帯している法人カードもあるため、出張が多い方はプライオリティ・パスが付帯しているかどうかからカードを検討することもオススメです。


プライオリティ・パス付帯の法人カードについて詳しく知りたい方は「プライオリティ・パス付帯の法人カード7選比較|空港ラウンジを快適に利用する方法」をご参考ください。


高速道路利用が多いならETCカードが発行できる法人カードがおすすめ

仕事で高速道路の利用が多いなら、高速道路の料金支払いをスムーズにし、経費管理を楽にする法人用のETCカードは欠かせません。

法人カードに付帯するETCカードを活用することで、会社全体の経費精算が簡略化できるだけでなく、ポイント還元によるコスト削減なども実現することができます。

ETCカードの発行可否や条件は法人カードごとに異なります。高速道路利用が多い方はETCカードが発行できるカードのなかで比較検討することがオススメです。


ETCカードが作れる法人カードについて詳しく知りたい方は「ETCカードが作れる法人カード9選比較|タイプ別のおすすめカードも紹介」をご参考ください。


法人カードの作り方・カード発行までの流れ

法人カードの作り方はかんたんです。カードの申し込みに必要な書類を用意し、オンライン(又は店頭・郵送など)で申し込みをし、審査が通れば発行という流れになります。

カードの申し込みから発行までに必要な期間は、通常2週間程度になります。

①必要書類の用意

法人として申し込む場合、法人格を証明する履歴事項証明書などの法人格を確認する書類と、代表者の運転免許書などの本人確認書類を提出する必要があります。また、カードによっては財務状況を確認するための財務諸表の提出が求められる場合もあります。個人事業主の場合、法人関係の書類は不要で、代わりに確定申告の写しなどが必要になる場合があります。

②オンライン(又は店頭・郵送など)で申し込み

必要書類が揃ったら、お申し込みを行います。現在はオンライン経由のWeb申し込みが一般的で、住所・氏名などをフォームに入力していきます。フォームの入力は数分で完了します。一部のカードは郵送・法人営業経由の受付もあるので、オンライン環境が整っていない場合や直接書類での申し込みを希望の場合は、そうしたカードを検討しましょう。

③審査&カード発行

法人カードは「個人情報」と「会社情報」を審査します。新設法人や個人事業主の場合は、代表者個人の信用を審査することが一般的です。審査基準については次章で詳しく解説します。審査に通過後、1週間〜10日前後で届きます。審査内容に応じてカードの限度額などが設定されているため確認するようにしましょう。


法人カードの作り方について詳しく知りたい方は「【初心者向け】法人カードの作り方を解説|選び方や発行までの流れをSTEP毎に解説」もご参考ください。


法人カードの審査基準|審査なしで使えるカードもある

クレジットカードを申し込むさいに、カード会社は申込者の支払い能力を必ず審査します。

法人カードの審査の場合は、「個人の信用情報」に加えて「会社の信用情報」も確認するなど、個人向けのクレジットカードとは違った特徴があります。法人カードの審査基準について詳しくみていきましょう。

法人カードは「個人の信用情報」と「会社の信用情報」を審査する

法人カードは「個人の信用情報」と「会社の信用情報」を審査します。

法人カードにおける「個人の信用情報」は、会社代表者や個人事業主(フリーランス)などの申し込み者を指します。「個人の信用情報」は、申込者の年齢や年収などの属性に加え、「信用情報機関」に蓄積されている支払い状況や利用額といった信用情報が使われます。

「会社の信用情報」は、過去3期分の決算書や代表の個人保証などを確認し、過去の財務データなどを参考に審査します。また、最近では、UPSIDERなどの新興法人カードを中心に、会計ソフトとAPI連携し、将来のキャッシュフローをベースに審査を判断する新たな審査基準も登場しています。

審査を通過するには、個人と会社それぞれの状況を健全にしておくことが重要です。個人事業主(フリーランス)が法人カードを申し込むさいには、会社情報の提出は求められないため、個人の信用情報を基に審査されると考えて良いでしょう。


法人カードの審査基準について詳しく知りたい方は「法人カードの審査基準は?必要書類や個人カードの審査との違いを徹底解説」をご参考ください。


審査なしで使える法人カードはある?

法人カードを使うには基本的に審査が必要ですが、事前入金や保証金を拠出することで審査なしで利用できる法人カードもあります。

バクラクビジネスカードで提供されている保証⾦プランは、保証金を差し入れることで与信枠以上にカードを使うことができるようになります。審査なしで高額決済を実現でき、カード利用のポイント還元も得ることができます。

「創業したばかりで審査が不安」など審査に不安がある方は、事前入金や保証金などのプランを活用することもオススメです。


審査なしで発行できる法人カードについて詳しく知りたい方は「審査なしの法人カードはある?審査落ちの原因やお申し込みしやすいカードもご紹介」をご参考ください。


法人カードは起業・独立したばかりでも作れる?

法人カードは、申し込み者(代表者)個人の信用と、会社の信用をもとに審査します。起業・独立したばかりの方は法人カードを作れるのか疑問を持つ方もいるでしょう。

結論、会社ではなく個人の信用力を重視することで審査を可能にしている法人カードや、会社の現金余力に注目し審査を可能にしている法人カードもあるため、起業・独立したばかりでも法人カードは作れます。

起業・独立した直後は、事業を伸ばすことに注力し、経費処理などの非コア業務は効率化することが重要です。法人カードを上手に活用することで、経費処理の効率化はもちろん、キャッシュフローの改善やビジネスの拡大も期待できます。

起業・独立したばかりでもすぐに法人カードを作ることがオススメです!


起業・独立したてでも作れる法人カードについて知りたい方は「起業・独立したてでも作れる!オススメの法人カード15選比較|選び方やメリットなどを解説」をご参考ください。


厳選紹介!事業者別のおすすめの法人カード3選

事業の規模や業態に応じて、ぴったりな法人カードは異なります。ここでは、各事業者にぴったりの法人カードを厳選し、その特徴やメリットをわかりやすく紹介します。

経費管理の効率化、特典の活用、キャッシュフローの改善など、ビジネスニーズに合わせたカードを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

中小企業・オーナー社長におすすめなら『アメックスゴールド』

年会費49,500円
還元率ポイント還元率:1.0~3.0%

マイル還元率:ANAマイル 1.0%、JALマイル 0.4%
国際ブランドAMEX
追加カード付帯特典あり:13,200円
付帯特典なし:年会費無料(※)
付帯保険旅行傷害保険
海外 最高1億円
国内 最高5,000万円
利用限度額なし
申込条件個人事業主・法人代表者

*判定期間内にカード利用がない場合、管理手数料として3,300円

アメリカン・エキスプレス ビジネス・ゴールド』は、中小企業の成長を後押しする特典が満載の法人カードです。

国内外の出張時に利用できる旅行傷害保険は最大1億円の補償があり、手荷物無料宅配サービスもついています。

また、経費支払いで貯まったポイントを、航空マイルや宿泊費に変えることが可能です。限度額も高く設定されているため、ステータスカードとしても人気のある一枚です。

個人事業主・フリーランスなら『三井住友カード ビジネスオーナーズ』

年会費永年無料(本会員、パートナー会員ともに)
還元率ポイント還元率:最大1.5%
マイル還元率:~1.5%

※対象の個人カードとの2枚持ちが条件です。
国際ブランドVisa、Mastercard
追加カードETCiD専用カード
付帯保険海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)

※選べる無料保険→ご希望に応じて旅行傷害保険をお好きな保険に切替え可能
締め日・支払日締め日:毎月15日、月末支払日:翌月10日、26日
申込条件満18歳以上(高校生は除く)の法人代表者、個人事業主(副業、フリーランスを含む)の方
利用限度額~500万円
※所定の審査がございます。
その他年間100万円(税込)以上の利用で「三井住友カードビジネスオーナーズゴールド」に年会費永年無料でアップグレード

三井住友カード ビジネスオーナーズ』は、個人事業主やフリーランスが経費管理を楽にするために開発された「ビジネスカード」です。

三井住友のアプリを使えば、支出状況がリアルタイムで把握できるので、経費精算がとってもスムーズです。

さらに、支払いに応じてVポイントがどんどん貯まり、キャッシュバックや景品に交換可能。公私の支出をきっちり分けながら、経費の管理が簡単にできるので、ビジネスに集中したい個人事業主の方にぴったりの一枚です。

スタートアップ・ベンチャー企業なら「UPSIDER」

年会費永年無料
還元率ポイント還元率:1.0~1.5%
国際ブランドVISA
追加カード枚数制限なし、永年無料
付帯保険なし
締め日・支払日締め日:月末締め支払日:翌月20日(※銀行振込の場合は翌月15日)
申込条件法人代表者
利用限度額最大10億円

UPSIDER』は、スタートアップ企業に向けて設計された法人カードで、最大10億円の利用限度額や柔軟な支払い条件で人気を集めています。

資金繰りをサポートする機能に加え、バーチャルカードの発行や経費管理機能が充実しており、経理業務を効率的に行うことができます。

、審査がスピーディーで、成長期のスタートアップ企業にぴったりな一枚です。特に、不正利用防止機能やSlackと連携したリアルタイム通知機能があり、安心してビジネスに集中することができます。


UPSIDERに興味のある方は是非以下の記事もご確認下さい。
UPSIDER法人カードとは?還元率や評判・審査基準などの特徴を解説
UPSIDERカード審査基準とは?審査落ちの原因と通過方法を解説!


法人カードを提供している企業一覧

法人カードは、銀行/金融機関系・クレジットカード会社・新興スタートアップ系などさまざまな企業から提供されています。さらに、法人カードごとに、ゴールド・プラチナなどのランクも用意されているため、その数は100を超えています。

ここでは、代表的な法人カードの提供会社を紹介します。各社の強みを生かした特典などが用意されているため、法人カード選びの参考にしてみてください。

銀行・金融機関系列が提供する法人カード

三菱UFJニコス
MUFGグループの一つとして、金融サービス全般に強い企業です。法人向けクレジットカードは経費精算でポイントを貯めることができるため、大企業から中小企業まで幅広く支持されています。国内外で利用可能なサービスも充実しており、出張時のサポートも万全です。

三井住友カード
日本を代表する金融グループの一つで、法人カードにおいても高いセキュリティと利便性で人気です。多様な決済手段に対応しており、システムとの連携で経費管理が簡単に行えます。セキュリティ面を重視する企業におすすめの法人カードです。

みずほ銀行
みずほグループの強みを最大限に活かした法人向けカードです。法人口座との連携がスムーズで、経費精算やビジネス支出管理が効率的に行える点が特徴です。特に、大企業向けに信頼性の高いサービスが充実しており、万全なサポートとセキュリティで、安心して利用できる法人カードです。

クレジットカード会社が提供する法人カード

アメリカン・エキスプレス(AMEX)
世界的に知られるクレジットカード会社で、高級感のあるブランドイメージが特徴的です。リッチ感のあるコンシェルジュサービスや海外旅行保険サービスが充実しており、大企業や外資系企業に支持されている法人カードです。

ダイナースクラブ
高級感のあるサービスが充実した世界的に有名なプレミアム法人カードの会社です。特に旅行やエンターテインメント関連の空港ラウンジの利用や優待サービスが充実しています。高所得層向けのサービスが充実しているため、大企業や個人事業主にもステータスカードとして支持されている法人カードです。

JCB
日本発の会社ですが、旅行会社のため海外での利用も便利です。法人カードには、ゴールドカードと一般カードがあり、ゴールドカードは年会費11,000円(税込)で、旅行傷害保険やショッピングガード保険が充実しています。初年度の年会費無料オプションもあり、使い勝手が良い法人カードです。

新興スタートアップが提供する法人カード

UPSIDER
クラウド経費精算システムとの連携で便利なスタートアップ企業です。柔軟に利用額や使用人数などの設定が可能で、特にスタートアップや中小企業向けに使いやすいようなサービスになっています。クラウド経費管理により、業務の効率化を図り、ビジネスの成長を支援してくれるスタートアップ向けの法人カードです。

バクラクビジネスカード
「バクラクシリーズ」で知られるLayerXのビジネスカードです。年会費無料・最大1.5%ポイント還元に加え、高い限度額やカードの発行枚数無制限などの特徴があります。AIによる経費処理の効率化や不正利用を防ぐ機能など、役立つ機能も充実。もちろん「バクラク経費」とのシームレスな連携も可能です。

freeeカード
フリーランスや個人事業主向けに特化したクラウド会計サービスが支持されている企業です。法人カードは、簡単な経費管理機能を備えており、フリーランスのビジネス支出管理を効率的にサポートしてくれます。操作が非常にシンプルで、初めてカードを作る個人事業主の方にもおすすめです。

事業会社が提供する実務向け法人カード

セゾン
クレディセゾン株式会社は、年会費無料カードや使うたびに貯まる永久不滅ポイントで広く知られるクレジットカード会社です。豊富なカードラインナップが魅力で、企業のニーズに応じて最適なカードを選べる点が、多くの法人から支持されています。

NTTファイナンスカード
NTTグループの一つとして、企業向けに様々な金融系のサービスを提供しています。通信業界との連携が強く、NTTグループの通信サービスを利用している企業に特化したサービスが充実している法人カードです。NTTの通信系サービスを導入している企業におすすめの法人カードです。

楽天カード
楽天株式会社は、Eコマースを中心に、金融、旅行、スポーツなど幅広い事業を展開する日本の企業です。楽天市場での買い物でポイントが貯まり、経費精算を自動化できる便利なカードです。天を頻繁に利用する企業におすすめです。

まとめ|法人カードの利用でビジネスを加速させよう

この記事では、法人カードの種類やメリットなど個人カードとの基本的な違いを押さえ、選び方や事業者別におすすめの法人カードを紹介しました。

経費精算などの支払い管理の効率化や資金繰りの改善など、法人カードの方法をご理解いただけたかと思います。

「自社にとって必要なサービスは何なのか」
「カードを最大限に活用できるカード条件は何なのか」を明確にしたうえで、
自社にとって最適な法人カードを選定しましょう。

ぜひこの記事で紹介した法人カードの中から吟味し、ビジネスの加速にお役立てください!