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ポイント還元率が高い法人・ビジネスカード比較!活用のコツと選び方

ポイント還元率が高い法人・ビジネスカード比較11選 カードの選び方とポイント活用のコツ

本記事はプロモーションを含みます

法人・ビジネスカードでも、プライベートカードと同様にポイントが貯まることをご存じでしょうか? 経費決済に使うだけでポイントが還元され、上手に使えば実質的なコスト削減にもつながります。

最近では、還元率が高い法人カードも増えており、カード選びはますます重要になっています。日常の経費をカードで支払うだけで、自動的にポイントが貯まるため、会社全体の経費効率もアップするでしょう。

本記事では、ポイント還元率が高いおすすめ法人・ビジネスカードを比較しながら、上手な活用法や選び方、還元の仕組みについてわかりやすく解説します。

「どうせ使うなら、少しでも得したい」「経費をもっと賢く管理したい」と考える方は、ぜひ参考にしてください。

法人カードのポイント還元を最大化する5つのコツ

法人・ビジネスカードを利用するなら、せっかくならポイントを最大限に活用したいもの。ポイントの貯まり方や使い方にはちょっとしたコツがあり、それを押さえることで、還元率をぐっと高めることが可能です。

ここでは、法人カードのポイント還元を効率よく最大化するための5つのポイントをわかりやすくご紹介します。

高還元のカードを選ぶ

一般的に、法人カードのポイント還元率はおおよそ0.5%程度と言われています。したがって、これを上回るカードは「高還元」とされ、非常におすすめです。

たとえば、10万円分をカード決済した場合、還元率0.5%なら500ポイント1.0%なら1,000ポイント付与されます。利用額が大きくなるほど、還元率の差がそのまま金額差になるため、高還元カードのほうが圧倒的にお得です。

特に、年間の経費支出が多い企業ほど、ポイント還元率の差は見逃せません。
たとえば、年間で300万円をカードで決済した場合、還元率0.5%なら15,000ポイント1.0%なら30,000ポイントが貯まります。
わずか0.5%の差でも、年間で大きな差になるため、カード選びの際には還元率をしっかりチェックすることが大切です。

社内経費のカード払い化を徹底する

社内経費はできるだけカード払いに集約することで、ポイントの獲得チャンスを最大化できます。
特に、従業員用の追加カードを発行し、これまで現金で精算していた出張費・交通費・接待費などをカード決済に統一するのがおすすめです。

キャンペーンを活用する

期間限定でポイント還元率がアップするキャンペーンや、特定の条件を満たすとボーナスポイントがもらえる特典は、公式サイトやメールマガジンで案内されます。特に、新規でカードを申し込む際は、入会特典として高額ポイントが付与されることが多いため、大きなチャンスです。

キャンペーンを活用することで、通常より効率的にポイントを貯められます。

契約中のカード情報を正しく把握する

契約中の法人カードの情報を正しく把握しておくことも、ポイント還元を最大化するうえで重要です。

まず、ポイントの有効期限には注意が必要です。無期限のカードもある一方で、多くの場合は1年〜3年程度の有効期限が設けられています。せっかく貯めたポイントが失効してしまう前に、計画的に使うようにしましょう。

また、年間利用額に応じてボーナスポイントが付与されるカードもあります。自身の利用状況と特典条件をしっかり確認しておくことで、見落としなくポイントを獲得できます。

ポイント価値がより高い交換先を選ぶ

貯まったポイントは、何に交換するかによって実質的な還元率が大きく変わります。

一般的には、現金としてのキャッシュバックよりも、ギフト券や航空マイル、特定のサービス利用など、用途が限定されている交換先のほうが高レートで設定されていることが多いのが特徴です。

どの交換先が最もお得かは、自社の経費の使い方やビジネススタイルによって異なるので、最適な交換先を見極めることが重要です。

ポイント還元率が高いおすすめの法人・ビジネスカード9選比較

ここでは、さまざまなニーズに応じたおすすめの法人・ビジネスカードをご紹介します。利用目的や業種に合ったカードがきっと見つかるはずですので、ぜひ参考にしてみてください。

会社組織向けおすすめ高還元カード

UPSIDER(アップサイダー)|無料でポイント還元率1%と高還元

年会費永年無料
追加カード無料・無制限
ポイント還元率1.0〜1.5%
入会特典・キャンペーン
利用限度額10億円
ポイントの使い道自動でポイント分を差し引いた額を請求
付帯保険・サービス(例)不正利用時の補償
公認会計士による利用サポート

UPSIDER(アップサイダー)法人カードは、急成長企業に人気で基本のポイント還元率が高い法人・ビジネスカードです。

基本のポイント還元率が1.0%で、付与されたポイントはカード利用額から自動で引き落とされるので、ポイントを無駄にすることもありません。

急成長企業で支払い金額が大きくなりがちなGoogle・Yahoo広告への支払いの場合、月3,000万以上利用した場合には1.2%、5,000万円以上使用した場合は1.5%にポイント還元率がアップします。

カードの年会費・発行手数料無料で、独自の審査モデルにより最大10億円の利用限度額が付与されます。従業員や業務ごとにカードの付与を柔軟にすることができ、カードごとに利用先・期間・金額などの細かな管理ができる不正利用防止機能も充実しています。


UPSIDERについては「UPSIDER(アップサイダー)法人・ビジネスカードとは?ポイント還元率や評判などの特徴を解説」で解説していますので併せてご覧ください。


個人事業主向けおすすめ高還元カード

アメックス・ビジネス・グリーン・カード|高還元は1.0%〜で対象加盟店ではさらにポイントアップ

年会費13,200円(税込)
追加カード年会費6,600円(税込)
ポイント還元率0.3~1.0%
入会特典・キャンペーン入会後の特定条件達成で最大90,000ポイントプレゼント
利用限度額個々の審査に基づいて決定
ポイントの使い道支払い・年会費に充当
商品・サービスとの交換
提携会社のマイルへの移行
付帯保険・サービス(例)旅行傷害保険
空港ラウンジ利用が無料

アメックス・ビジネス・グリーンは、人気の国際ブランド「アメックス」のエントリーカードです。

基本のポイント還元率は1.0%で、オプションの「メンバーシップ・リワード・プログラム」に登録することで、ポイントの有効期限が無期限になり、対象のオンライン加盟店での利用でポイントがアップします。

さらに、一定の条件を達成することで、入会特典として合計40,000ポイント、加盟店利用特典として50,000ポイントを獲得することができます。ポイントの使い道も多く、年会費への充当や、マイル・商品・サービスへの交換することができます。

13,200円(税込)の年会費がかかりますが、旅行傷害保険や商品の破損・盗難補償、空港ラウンジの無料利用など、付帯保険・サービスも充実しているおすすめのカードです。


アメックス・ビジネス・グリーンについては「アメックスビジネスグリーンカードを徹底解説!限度額・審査・特徴を紹介」で解説していますので併せてご覧ください。


三井住友カード ビジネスオーナーズ|年会費無料でポイント還元率最大1.5%

年会費永年無料
追加カード18枚まで発行可能(永年無料)
ポイント還元率0.5%
最大1.5%還元 ※対象の個人カードとの2枚持ちが条件です。
入会特典・キャンペーン新規入会&条件達成でVポイントを10,000円相当獲得
(カード入会月+2ヵ月後末までに20万円利用が条件)
利用限度額最大500万円
ポイントの使い道支払いに充当
提携ポイント・ギフト券との交換
提携会社のマイルへの移行
付帯保険・サービス(例)海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯)
ビジネスサポートサービス

三井住友カード ビジネスオーナーズのポイント還元率は、対象の三井住友カードと2枚持ちした場合、特定サービスの決済で最大1.5%になります。Vポイントは、利用金額200円につき1ポイント貯まります。

新規入会&条件達成でVポイントを10,000円相当獲得できるのは見逃せません。
※カード入会月+2ヵ月後末までに20万円利用でポイントプレゼント

SBI証券の投資信託をクレジットカードで積立することでも、Vポイントを貯められます。お得に投資できる点は魅力です。

貯まったポイントは、景品やマイル、ギフトカードなどに交換可能です。請求書支払い代行サービスにも対応しており、請求書をカード決済にして支払いを先送りにもできます。

なお、利用枠は~500万円で、審査によって個別に決まります。福利厚生代行サービスもあるため、初めての法人・ビジネスカードにもぴったりです。


三井住友カード ビジネスオーナーズについては三井住友カード ビジネスオーナーズを徹底解説!限度額・審査・特徴を紹介で解説していますので併せてご覧ください。


JCB Biz ONE 一般|JCB法人カードの中で一番の還元率を誇るカード

年会費永年無料
追加カード発行不可
ポイント還元率1.0%~10.5%
入会特典・キャンペーン新規入会&対象期間中のカード利用で最大15,000円相当(3,000ポイント)
利用限度額最大500万円
ポイントの使い道支払いに充当
提携ポイント・ギフト券との交換
提携会社のマイルへの移行
付帯保険・サービス(例)資金管理・キャッシュフロー改善ポータル「Cashmap」
クラウド会計ソフトとの連携

JCB Biz ONE(一般)は個人事業主・フリーランス向けの法人カードで、年会費が永年無料。法人登記など煩雑な書類なしで申し込めます。

常時約1.0%(通常のJCBカードの2倍)と高く、経費支払いで効率よくポイントを獲得可能。優待店ではAmazonで3倍、スタバで10倍などさらにポイントアップ。貯まったポイントはAmazonでの買い物、キャッシュバック、マイル交換などに利用できます。

請求書カード払いにより、カード非対応の取引先への支払いもカードで行え、支払期限を約40日延長できます。またクラウド会計ソフトと連携し、カード利用明細の自動取込で経理処理を効率化も可能です。


JCB Biz ONE 一般についてはJCB Biz ONE 一般を徹底解説|年会費やポイント還元率などで解説していますので併せてご覧ください。


ボーナスポイント重視向けおすすめ高還元カード

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド|100万円利用で1万ポイント還元

年会費5,500円(※)
追加カード18枚まで発行可能 パートナー会員 永年無料
ポイント還元率最大2.0%
※対象の個人カードとの2枚持ちが条件です。
入会特典・キャンペーン新規入会&条件達成でVポイントを25,000円相当獲得
(カード入会月+2ヵ月後末までに50万円利用が条件)
利用限度額最大500万円
ポイントの使い道支払い・年会費に充当
提携ポイント・ギフト券との交換
提携会社のマイルへの移行
付帯保険・サービス(例)ショッピング補償
空港ラウンジサービス

※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料。
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、ポイント還元率が最大2.0%になる法人・ビジネスカードです。

入会特典では、条件達成で25,000円ポイント獲得できます。また、年間100万円利用すると、年会費無料のほか、10,000ポイント還元されるのが大きな魅力。年間100万円以上利用する場合は非常におすすめの法人・ビジネスカードです。

さらに、ETCやANA・JALの利用でポイント還元率が2.0%に上がるため、移動が多い場合はよりポイント還元を受けられます。

さらに、三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドには、ショッピング補償や海外・国内旅行傷害保険、空港ラウンジサービスなど、ノーマルカードにはない付帯保険・サービスがあります。


三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドについては三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドとは?特徴やメリット、注意点を徹底解説で解説していますので併せてご覧ください。


ハイステータス向けの高還元カード

アメックス・ビジネス・ゴールド・カード|ポイント・特典・ステータスすべて充実

年会費49,500円(税込)
追加カード付帯特典なし:年会費無料(※)
付帯特典あり:年会費13,200円(税込)

(※)判定期間内にカード利用がない場合、管理手数料として3,300円(税込)を徴収
ポイント還元率0.3~1.0%
入会特典・キャンペーン入会後の特定条件達成で最大170,000ポイントプレゼント
利用限度額個々の審査に基づいて決定
ポイントの使い道支払い・年会費への充当
商品・サービスとの交換
提携会社のマイルへの移行
付帯保険・サービス(例)国内航空機遅延費用サポート
手荷物ホテル当日宅配サービス

アメックス・ビジネス・ゴールドは、ポイント・特典・ステータスの全てが充実している人気の定番カードです。

グリーン同様に、基本のポイント還元率は1.0%で、オプションの「メンバーシップ・リワード・プログラム」に登録することで、ポイントの有効期限が無期限になり、対象のオンライン加盟店での利用でポイントがアップします。

また、入会後に利用条件を達成すると、合計170,000ポイント獲得可能です。これは、年会費3年分相当に相当します。ポイントの使い道もグリーン同様に充実しています。

人気の金属製メタルカードを持つことができ、会食・出張で使えるビジネス特典が充実しているのはアメックスゴールドならではです。無料宿泊やコース料金が無料になる特典や国内航空機遅延費用サポートや手荷物ホテル当日宅配サービスなどが付帯しています。


アメックス・ビジネス・ゴールドについてはアメックスビジネスゴールドのポイント還元率は良い!活用法やキャンペーンを徹底解説で解説していますので併せてご覧ください。


セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス|JALマイル最大還元率1.125%

年会費初年度:無料
2年目以降:33,000円(税込)
追加カード年会費3,300円(税込)
ポイント還元率国内:0.5%~ 海外:1%~
入会特典・キャンペーン初年度年会費無料
ご入会後3ヵ月間のショッピングのご利用で、永久不滅ポイントを2%還元
利用限度額最大9,990円
ポイントの使い道支払い・年会費への充当
ギフトカードへの交換
提携会社のマイルへの移行
付帯保険・サービス(例)旅行傷害保険
国内空港ラウンジ利用無料

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、ポイント・マイルの還元率が高く、プラチナカードの特典を年会費33,000円で享受できるカードです。

基本ポイントとして1,000円(税込)の利用につき、1ポイントの永久不滅ポイントが付与されます。1ポイント最大5円相当のため、ポイント還元率は0.5%相当です。

海外での利用は2倍になり、JALのマイル還元率は最大1.125%と高還元になります。初年度無料・年会費33,000円でありながら、世界1,700ヶ所以上の空港ラウンジが使えるプライオリティパスや24時間365日対応のコンシェルジュサービスが付帯しているコストパフォーマンスの高さが魅力のカードです。


セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスについてはセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカードとは?限度額・審査・特徴を紹介!で解説していますので併せてご覧ください。


ダイナースクラブビジネスカード|ポイント還元率は1.0%で特典も豊富

年会費27,500円
追加カード無料(4枚まで発行可能)
※3,4枚目の追加カードは、5,500円/年の維持コストあり
ポイント還元率1.0%(有効期限なし)
入会特典・キャンペーン初年度年会費無料
利用限度額一律の制限なし
ポイントの使い道支払い・年会費への充当
ギフトカードへの交換
マイル移行
付帯保険・サービス(例)動産総合保険
会員招待イベント

ダイナースクラブ ビジネスカードは、法人代表・個人事業主向けのクレジットカードです。年会費は27,500円(税込)で、国際ブランドはDiners Club、追加カードは最大4枚まで無料発行できます。

ポイントプログラムの基本還元率は利用100円につき1ポイント(1.0%相当)で、ポイント有効期限は無期限です。貯めたポイントは景品や他社ポイントへの交換のほか、JAL・ANAなど複数の航空会社のマイルにも移行でき、特にANAマイルへは1ポイント=1マイル(1%還元)と高効率で移行できます。

また、国内外1,600ヵ所以上の空港ラウンジを無料利用できるほか、コンシェルジュサービス、経費管理サポート、最高1億円の旅行傷害保険などビジネス向け特典も充実しています。


ダイナースクラブビジネスカードについてはダイナースクラブビジネスカードとは?特徴やメリット、注意点を徹底解説で解説していますので併せてご覧ください。


ラグジュアリーカード チタン|ポイント還元率1.0%でスタイリッシュなカード

年会費55,000円(税込)
追加カード16,500円で発行可能
※4枚まで 初年度無料
ポイント還元率1.0%
入会特典・キャンペーン
利用限度額9,990万円
ポイントの使い道支払い・年会費への充当
ギフトカードへの交換
マイル移行
付帯保険・サービス(例)カード不正使⽤被害時の補償
コンシェルジュ

ラグジュアリーカード チタンは、基本ポイント還元率1.0%のチタン製カードです。「モバイル決済や公共料金は対象外」などの複雑な条件はないため、非常に使いやすいのが魅力。

月間利用金額が200円につき2ポイント獲得でき、納税でも最大1.0%のポイントがつきます。広告費や法人税なども最大9,990万円まで決済でき、ポイント還元率はショッピングと変わりません。

JAL / ANAマイルへの移行上限はなく、交換⼿数料無料で100円ごとに実質0.6マイル相当に交換可能です。

コンシェルジュサービスは24時間365日対応可能で、レストランやホテルの予約などで利用できます。旅⾏保険やショッピング保険も付帯しています。


ラグジュアリーカード チタンについてはラグジュアリーカードチタンとは?特徴や評判・注意点などを徹底解説で解説していますので併せてご覧ください。


ポイント還元率が高い法人・ビジネスカードの選び方ガイド

おすすめの法人・ビジネスカードをご紹介してきましたが、実際にカードを選ぶ際には、どのようなポイントをチェックすればよいのでしょうか。

失敗しないカード選びのために押さえておきたい5つのチェックポイントを、具体例とあわせて詳しく解説します。

①基本のポイント還元率

法人・ビジネスカードのポイント還元率は、一般的に約0.5%程度と言われています。しかし、JCB Biz ONEやダイナースクラブ ビジネスカードラグジュアリーカード チタンは、還元率が1%と比較的高めです。

また、アメックス系カードでは、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録することで、還元率を1%に引き上げることが可能です。

申し込みを検討する際は、各カードの還元率や特典内容をしっかり確認することをおすすめします。


1%を超える還元率を誇るカードについては、以下の記事もご参照ください。
ラグジュアリーカードブラックとは?特徴やメリット・デメリットなどを徹底解説
ラグジュアリーカードゴールドとは?特徴やメリット・デメリットなどを徹底解説


②カードの利用額

法人・ビジネスカードは利用金額に応じたボーナスポイントが付与されるケースがあるので、年間のカード利用額(見込み)も確認するとよいでしょう。

アメックスビジネスゴールドカードでは、入会後4ヶ月以内に合計80万円を利用すると50,000ボーナスポイントが付与され、最大合計17万ポイントが獲得できる入会特典があります。

三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドでは、カード入会月+2ヵ月後末までのご利用を集計し、50万円以上のご利用で25,000円相当のポイントがプレゼントされます。さらに、年間100万円のご利用で翌年度の年会費が無料になるうえ、10,000ポイントが付与※されるのです。
※年間100万円ご利用特典・翌年以降の年会費永年無料については、契約内容や公式サイトを必ずご確認ください。

こうしたボーナスポイントもポイント還元率に影響を与える大きな要素です。

③カードの利用先

カードの利用先によってポイント還元率が高くなるカードもあります。法人・ビジネスカードをどこへの支払いで多く使うのかも確認しましょう。

UPSIDER法人カードでは、Google・Yahoo広告などの支払いは、ポイント還元率が1.2%になります。また、JCB Biz ONEではamazonなどへの支払いは、ポイント還元が最大21倍(10.5%)になるなどの特徴があります。

④ポイントの交換先

貯まったポイントをどう利用したいかでもポイント還元率は異なります。ポイントはカードの支払いへの充当のみでなく、商品券への交換や、航空会社のマイルへの移行などさまざな使い道があります。

ポイントをマイルとして利用したい場合は、マイルへの還元率が高いカードを選ぶのがよいでしょう。セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、JALマイルへの還元率が最大1.125%と非常に高還元のカードです。

⑤カードの基本情報・付帯特典

最後に、法人・ビジネスカードを選ぶ際は、ポイント還元率だけでなく、基本情報や付帯特典も忘れずに確認しましょう。カードによっては年会費が発生する場合もあります。

また、付帯特典には、会食時にコース料理が1名分無料になるサービスをはじめ、空港ラウンジが無料で利用できるサービスや、会計ソフトとの連携、コンシェルジュサービスなど、ビジネスシーンで役立つものが豊富です。

ポイント以外の“還元”にも目を向けることで、より満足度の高いカードを選べます。

ポイント還元率が高い法人・ビジネスカードの注意点

ポイント還元率が高い法人・ビジネスカードは魅力的ですが、注意点もあります。

還元率だけでなく、ポイントの使い道や有効期限をしっかり確認しないと、せっかく貯めたポイントの価値がなくなることもあるため、以下の点を注意するとよいでしょう。

ポイント交換先によってポイントの価値が変動する

法人カードで貯めたポイントは交換先によって価値が大きく変わります。

たとえば、商品券やギフトカードに交換する場合と、マイルや他社ポイントに交換する場合では還元率や利便性が異なります。交換レートや使いやすさを事前に調べておくことが重要です。

最もお得に利用できる交換先を選ぶことで、ポイントの実質的な価値を最大化できます。

ポイントには有効期限がある

多くの法人カードではポイントに有効期限が設定されていることが多く、期限を過ぎるとポイントは失効してしまいます。

ポイント還元率が高いカードでも、有効期限が短ければ使いきれずに無駄になることも。ポイント失効を防ぐために、計画的にポイントを利用したり、有効期限を定期的に確認する習慣が大切です。

ポイント活用の社内ルールを作成するとよい

法人カードのポイントは使い方によっては会計処理が複雑になることもあります。

だからこそ、社内でポイントの使い方や管理方法をルールにしておくのがおすすめです。誰がポイントを使うのか、どう処理するのかを決めておくと、ポイントをムダにせずスムーズに活用できます。

まとめ|ポイント還元率が高いカードはお得なので持つべき

法人は個人より利用額が高額になりやすいため、ポイント還元率は非常に重要です。ポイント還元率が高ければ、経費削減やキャッシュフロー改善につながります。

法人・ビジネスカードを選ぶ際は必ずポイント還元率をチェックし、併せて年会費や付帯サービスなどを考慮して、自社に合ったカードを選択しましょう。