個人事業主におすすめのクレジットカード10選!メリットや選び方のコツもご紹介

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起業や独立をしているけどクレジットカードを持ちたいと思っている個人事業主の方。
このような悩みを抱えていませんか?
「個人事業主は審査は通りにくいのではないか?」
「自分の事業に合った特典やサービスがあるクレジットカードが分からない」etc
そこで今回は、個人事業主向けのクレジットカードの選び方やおすすめのカードをご紹介します。
そして、保有することのメリットや審査率を高めるコツなども解説していきますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみて下さい。
法人カードとは
法人カードとは、企業や個人事業主向けに発行されるクレジットカードです。主な目的は、事業に関連する経費の支払いを効率化することにあります。そして、利用履歴を一元管理できるため、経費精算の簡素化やキャッシュフローの改善に役立ちます。
また、法人カードには、個人カードにはないビジネスに特化した付帯サービスが付いていることが多く、主に会計ソフトとの連携や会員限定の交流会(イベント)などがあることも特徴として挙げられます。
個人用と法人用に区別する
大前提として、プライベートと事業でクレジットカードは使い分けるようにしましょう。個人用カードと法人用カードの違いに関しては、以下のように分けることができます。
個人カード(一般カード) | 法人カード(ビジネスカード) | |
用途 | 個人の生活費や趣味、旅行など | 企業や法人の経費、ビジネス関連の支出など |
審査基準 | 個人の信用情報に基づく | 会社や個人の財務状況や信用情報に基づく |
利用限度額 | 個人の収入に応じた限度額 | 会社の規模や信用に応じて高めの限度額が設定されることが多い |
特典やサービス | ポイント還元や旅行保険などの個人向け特典(家族会員向けもあり) | 法人向けの特典やサービス(出張手配、経費精算のサポートなど) |
勿論、個人用のクレジットカードで事業の経費を支払うことは可能であり、現に使い分けていない方も少なからずいます。
個人用と法人用の支出が1枚のカードになっていると、経費の管理が煩雑になり、使いすぎに気づかない点や個人的な支出を事業経費として計上してしまう恐れがあるなど、管理が難しくなると言えます。
一般カードを2枚持って使い分けるのも良いですが、事業用とプライベート用に分けるということが大切です。
個人事業主がクレジットカードを持つメリット
①経費管理が楽になる
個人用クレジットカードと法人用クレジットカードと分けて利用することで、利用明細が個別で発行されるため、会計処理や確定申告などの管理が楽になると言えます。
また、法人用クレジットカードでは、管理に役立つサービス(管理ソフトとの連携・優待価格での利用・相談窓口など)が充実しているため、経費管理の効率化を図ることができるでしょう。
②ビジネスに役立つ特典が利用できる
法人用のクレジットカードでは、海外・国内旅行傷害保険などの付帯サービスだけでなく、会計ソフトや福利厚生サービスなどのビジネス向け特典・サービスが付帯している点が特徴であると言えます。
さらに、ステータスが高いカードの場合、カード保有者との交流会に参加できる特典が得られるため、ビジネスの機会が広がる可能性があります。
③個人用クレジットカードより限度額が高い
法人用クレジットカードは個人用に比べると利用限度額が高く設定されているため、思わぬ支出や新たな事業に対する費用が生じた場合でも比較的自由に柔軟に対応する事ができます。
法人用のクレジットカードでは、利用枠を500万円に設定できる(個人用では限度額が100万円程度のものが多い)ことも珍しくありません。資金繰りを効率化するためにも、ぜひ事業者向けのクレジットカードを活用しましょう。
④ステータスが保証される
個人事業主、特に起業前後では収入などの面で「不安定」という印象を持たれやすいため、クレジットカードを持っていれば、ステータスを担保することができます。
クレジットカードは発行基準が設けられていることから、誰でも簡単に所持する事ができません。そのため、収入や信用情報(クレヒス)の高さがあることが、クレジットカードを持つことで証明できるという点が特徴です。
個人事業主がクレジットカードを選ぶ際のポイント
ここでは、個人事業主がクレジットカードを選ぶ際に特に重視すべき4つのポイントを解説します。
年会費(カードランク)
クレジットカードには一般・ゴールド・プラチナの主に3種類があり、年会費や特典、限度額を簡単に比較すると以下のようになります。

例えば、費用を極力かけず、必要最低限のサービスがあればよいという方は「一般カード」を選ぶ、空港ラウンジやコンシェルジュなどの付帯サービスに重きを置くのであれば、年会費の大きい「ゴールドカード」や「プラチナカード」を選ぶという形で、利用する目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
ポイント・マイル還元率
ポイントが高還元率のカードであれば、事業経費の一部を実質的に削減することができます。さらに、自分がよく利用するサービスにポイントが使えるかどうかといった、ポイントの利便性にも着目しておくと良いでしょう。
また、出張で航空機をよく利用する方であれば、マイル還元率の高さにも着目してカードを選ぶと良いでしょう。
利用限度額
独立をして働くにあたって、時に多額の出費が生じてしまう可能性があります。将来的なことも見越した上で、利用限度額が大きいものを選ぶと良いでしょう。
一般的に、利用限度額は100万円〜500万円が中心ですが、一律の上限が設定されておらず申込者の利用実績や収入に応じた額を上限とするクレジットカードもあります。そのため、自分に見合った利用限度額を予め把握しておくことも重要であると言えるでしょう。
個人審査で発行可能か
事業を始めたばかりの個人事業主の場合、実績が少ないため、クレジットカードの審査に通りにくいことがあります。しかし近年では、登記簿や決算書を使用せず作れるカードもあり、事業実績が浅くても作りやすいクレジットカードが増えています。
個人事業主や独立して間もない方は、このようなカードを選ぶようにするとよいでしょう。
個人事業主におすすめのクレジットカード10選
アメックス・ビジネス・グリーン・カード
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーンカードは、様々なビジネスシーンで経営者・法人をサポートしてくれる世界的に有名なビジネス法人カードです。
グリーンカードは、年会費を抑えつつ、アメリカン・エキスプレスのサービスを初めて利用したい方におすすめの法人カードです。
概要
基本的なビジネスカードで、人数が少ない企業のオーナー様にピッタリな1枚。
会社の経費管理を簡単にし、日常のビジネスシーンをサポートしてくれます。
主な特徴
・追加カードを発行可能
・ビジネス経費の管理ツールが利用でき、経費の追跡が容易。
・専用のビジネスサービスが利用可能。
特典とサービス
・カード利用でポイントが貯まり、さまざまなリワードに交換可能。
・ビジネスに役立つさまざまなサービスやディスカウントも利用可能。
・入会キャンペーンが充実(入会後の特定条件達成で最大40,000ポイントプレゼント)
キャンペーンの詳細はこちら
【基本情報】
年会費 | 13,200円(税込) |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
追加カード | 年会費6,600円 |
ETCカード | 年会費無料(発行手数料なし) |
ポイント還元率 | 0.3~1.0% |
申し込み条件 | 20歳以上会社経営者 または 個人事業主 |
アメックス・ビジネス・グリーン・カードに興味のある方はこちらもご覧ください。
アメックスビジネスグリーンカードを徹底解説!限度額・審査・特徴を紹介
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス ®・カード
セゾン・プラチナビジネスは、初年度年会費無料でマイル還元率も高いおすすめの1枚です。
海外旅行傷害保険も充実しており、海外出張などのあるビジネスパーソンにおすすめです。 プライオリティ・パスも付帯されており、空港ラウンジも利用可能です。
追加カードの発行枚数に制限はあるものの、中小企業や個人事業主の方にも利用しやすい料金設定で人気のカードになります。
概要
・コスパ抜群の高機能なプラチナカードの代表格
・登記簿がなくても個人の与信で審査を受けることができる
・初年度無料で利用できるプラチナカード
主な特徴
・JALマイル還元率の高さとプラチナカードとしての安心の特典
・コンシェルジュサービスやプライオリティパス・招待日和特典などビジネスに役立つ特典多数
特典とサービス
・プライオリティパスや空港ラウンジ特典(高級ホテルの優待・特典など)
・コンシェルジュ特典
・レストラン2名で1名無料の招待日和特典など
【基本情報】
年会費 | 初年度:無料 2年目以降:22,000円(税込) |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
追加カード | 3,300円(税込) |
ETCカード | 最大5枚まで発行可 |
ポイント還元率 | 1.125% |
申し込み条件 | 個人事業主・経営者 |
セゾン・プラチナビジネスに興味のある方はこちらもご覧ください。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス ®・カードとは?限度額・審査・特徴を紹介!
三井住友カード ビジネスオーナーズ
三井住友カードビジネスオーナーズは、三井住友銀行が発行する法人代表者・個人事業主(副業・フリーランス含む)向けのナンバーレスの法人・ビジネスカードです。
年会費が無料ですが、カードに付帯する様々なビジネス向けのサポートを活用することができるので、あなたの事業に役立つことでしょう。
ポイント還元率が最大1.5%、カード利用枠も最大500万円と高額で、発行枚数も18枚まで無料!お得に法人・ビジネスカードを持つことができるため、注目のカードの1枚です。
概要
・会社設立間もないお客様でも申し込み可能
・永年無料なのにビジネスに役立つサービスが付帯
・プライベートで三井住友のカードを利用している方の還元率は最大1.5%と高還元
主な特徴
・総利用枠は最大500万円と安心できる限度額設定
・決済口座の柔軟な設定が可能
・利用状況に応じたカードランクのアップグレードが可能!
特典とサービス
・出張や旅行の際に最大2,000万円の旅行損害保険が付帯
・請求書支払い代行サービスが利用可能(カード払いが可能に)
【基本情報】
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa |
追加カード | 18枚まで発行可能(永年無料) |
ETCカード | 初年度無料550円 /年前年度に利用があれば年会費無料 |
ポイント還元率 | 0.5% 最大1.5%還元 ※ |
申し込み条件 | 満18歳以上の法人代表者、個人事業主の方 ※高校生は除く |
※三井住友のプライベートカードを契約することにより可能
三井住友カードビジネスオーナーズに興味のある方はこちらもご覧ください。
三井住友カードビジネスオーナーズを徹底解説!限度額・審査・特徴を紹介
JCBBizONE
JCB Biz ONEは、個人事業主やフリーランス、副業の方に向けて2024年9月に発行が開始された新しいビジネスカードです。
JCBが直接発行するプロパーカードであり、年会費が永年無料かつ、常時1%以上の高いポイント還元率であるという点から、「安心できるブランド」「費用負担が小さい」「還元率の高い」の三拍子が揃っていると言えます。
概要
「個人事業主」「フリーランス」に特化した、高スペックのカード
JCB法人カードと異なり、年会費がかからず、ポイント還元率が高いのが特徴
主な特徴
・年会費無料で常にポイント2倍
・最大500万円の高い利用限度額
・最短5分で即時発行可能!法人の本人確認書類不要でカンタンな手続き。
特典とサービス
・ビジネスに役立つ特典が充実(JAL航空券の予約ができる法人向け国内出張サービスやJCBトラベルなど)
・クラウド会計ソフトとの連携で業務効率化
【基本情報】
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | JCB |
追加カード | 発行不可 |
ETCカード | 発行手数料・年会費無料 (発行枚数1枚まで) |
ポイント還元率 | 1%~ |
申し込み条件 | 18歳以上の法人代表者または個人事業主(フリーランス・副業を含む) |
JCB Biz ONE ゴールド

JCB Biz ONE ゴールドは、JCBゴールド法人カードをより手軽に使いやすくした法人カードです。JCBゴールド法人カードよりも安価な年会費(条件クリアで無料利用可能)、個人事業主の方に人気が高いと言えます。
概要
・年会費が安価で利用できるため、初めてのゴールドカードにおすすめ
・空港ラウンジ利用やショッピング保険など、ゴールドカードならではの特典も完備
主な特徴
・最短5分で即時発行可能!
・どこで利用してもポイント還元率が常に2倍!(還元率1%)
・優待店でポイント倍増サービスあり
特典とサービス
・年会費が無料(年間利用額100万円以上)
・国内外の空港ラウンジや専用ラウンジを無料で利用可能
・ご利用枠は安心の500万円
基本情報
年会費 | 5,500円(税込)初年度無料 ※年間100万円以上利用で翌年度も無料 |
国際ブランド | JCB |
追加カード | 発行不可 |
ETCカード | 無料で1枚発行可 |
ポイント還元率 | 実質1% |
申し込み条件 | 法人代表者 または 個人事業主 |
利用限度額 | 500万円 |
JCB一般法人カード

JCB一般法人カードは、法人経営者や事業主にとって経費管理を効率化するための便利なビジネスカードです。年会費は基本的に経費計上可能で、コストを抑えつつさまざまな特典を享受できます。カード利用でポイントが貯まり、貯めたポイントは商品やサービスに交換可能です。
また、旅行傷害保険やショッピングガード保険など、ビジネスに役立つ補償が付帯しており、出張時にも安心です。さらに、JCBならではのキャンペーンを通じて、特別な割引や優待も提供され、経費削減やサービス向上に貢献します。
概要
・0.5%のポイント還元
・出張の機会の多い個人事業主や中小企業経営者にもおすすめ
主な特徴
・ETCカードが年会費無料で複数枚発行できる
・「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」があり、条件達成で最大0.75%の還元率でポイントを貯めれる
特典・サービス
・最高で3,000万円の国内・海外旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
・経費処理業務を効率化できる会計ソフト連携サービス
・初年度年会費無料のキャンペーンも実施中
【基本情報】
年会費 | 1,375円 (税込)※初年度年会費無料 |
国際ブランド | JCB |
追加カード | 1,375円 (税込)※1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加のカードも無料。 |
ETCカード | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~10% |
申し込み条件 | 法人または個人事業主 |
JCBゴールド法人カード
JCBゴールド法人カードは、年会費が経費計上可能で、ビジネス活動をサポートする充実した特典が魅力的なプレミアムなビジネスカードです。海外旅行傷害保険は利用付帯で最大1億円~、国内旅行傷害保険は5,000万円まで補償され、出張時の安心感を提供します。
また、ショッピングカード保険は利用付帯で最大500万~まで補償され、ビジネスでの高価な買い物にも安心です。
カード利用で貯まるポイントは1,000円ごとに1ポイントで、ポイント還元率も優れており、貯めたポイントはさまざまな商品やサービスに交換できます。さらに、空港ラウンジの無料利用や、JCBオリジナルの優待特典が利用可能で、ビジネスシーンをより快適にサポートします。
概要
・0.5%のポイント還元
・出張の機会の多い個人事業主や中小企業経営者にもおすすめ
主な特徴
・補償額が大きい手厚い付帯保険
・ポイント還元率が高く、ポイントの交換先も豊富
特典・サービス
・国内主要空港ラウンジ無料、海外空港を中心に利用できる「ラウンジ・キー」の特典
・ANA BizやJR東海「エクスプレス予約」などの飛行機・新幹線のチケットレスサービス
・海外ショップでのカード利用でポイントが2倍もらえる
・初年度年会費無料
【基本情報】
年会費 | 11,000円 (税込) ※初年度年会費無料 |
国際ブランド | JCB |
追加カード | 3,300円/1枚 (税込) ※1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加のカードも無料。 |
ETCカード | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~10% ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合 |
申込条件 | 法人または個人事業主 |
・与信枠:最大500万円
※所定の審査あり
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード
セゾンコバルトビジネスアメックスカードは、年会費無料で様々な特典を受けられるといったコストパフォーマンスの高さが特徴のカードです。
また、登記簿謄本や決算書がなくても申し込めるので、起業したばかりの方でも気軽に利用できます。初期費用を抑えたい方や、経費管理を効率化したいと考えている方には、セゾンコバルトビジネスアメックスカードは最適な一枚と言えるでしょう。
概要
・登記簿謄本・決算書なしで申し込みできる
主な特徴
・基本還元率は0.5%ではあるものの特定のビジネスサービスを利用で最大4倍の2%に!
・追加カードが無料で最大9枚まで作れる
・引き落とし口座を柔軟に選択可能(個人・法人口座・屋号付き口座)
特典とサービス
・レンタルサーバー「エックスサーバー」が割引される
・最大950万円の限度額まで融資を受けられるセゾンビジネスサポートローン
・新規入会すると、最大8,000円相当の永久不滅ポイントがもらえる!
【基本情報】
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
追加カード | 年会費無料(9枚まで) |
ETCカード | 年会費無料(5枚まで) |
ポイント還元率 | 0.5% |
申し込み条件 | 個人事業主またはフリーランス、経営者の方(高校生を除く) |
マネーフォワード ビジネスカード
マネーフォワードビジネスカードは、年会費が永年無料でかつ与信審査がないため、審査が不安な方でも申し込みやすい1枚です。
また、株式会社マネーフォワードが発行しているため、会計ソフト「マネーフォワード」との連携・会計処理がしやすいことが特徴です。
概要
・会社設立間もないお客様でも申し込み可能
・「マネーフォワード クラウド」と連携することができ、リアルタイムで取引データを取得して会計業務を大幅に効率化
主な特徴
・一か月あたりの決済額に上限がないため、決済事情が原因で事業活動の制約がない
・一取引あたり最大5,000万円の高額決済が可能
・「後払いオプション」の申し込みで、手数料無料の後払いができる
特典とサービス
・「証憑・メモ添付機能」の無償提供、電子帳簿保存法に則って保管が可能
・不正利用の防止能力になる「本人認証サービス(3Dセキュア)」
【基本情報】
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa |
追加カード | 無制限(2枚目以降は発行手数料900円) |
ETCカード | 発行不可 |
ポイント還元率 | 1~3% |
申し込み条件 | 18歳以上の法人代表者または個人事業主(フリーランス・副業を含む) |
ライフカードビジネスライトプラス
ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード)は、年会費が無料にもかかわらず、限度額が最大500万円に設定されることもある点や、弁護士相談などのビジネスサービスが多数備わる点が強みの法人カードです。
本人確認書類のみで申し込み可能で、何かトラブルがあった時に弁護士に無料で相談できる特典も魅力的です。
概要
・本会員も従業員(追加)会員も年会費無料で利用できる
・決算書・確定申告書や登記簿謄本などの書類が不要なので、設立したばかりの経営者・個人事業主におすすめ
主な特徴
・限度額は最大500万円で、キャッシング・分割・リボ払いも利用可能
・弁護士無料相談サービスをはじめとする多彩な特典
・申し込みから最短3営業日で発行
特典とサービス
・弁護士無料相談サービス(弁護士による法律相談を初回のみ1時間無料で利用可能)
・LIFE DESK(海外旅行・出張時の困りごとを相談できるデスクサービス)
・L-Mall(オンラインショッピングの際に経由すると最大25倍のポイントが貯まる)
【基本情報】
年会費 | 無料(従業員カードも同様) |
国際ブランド | Visa、JCB、Mastercard |
追加カード | 最大3枚 |
ETCカード | カード1枚につき1枚 |
ポイント還元率 | 0.5% |
申し込み条件 | 法人代表者または個人事業主 |
個人事業主向けクレジットカードの審査基準
個人事業主向けのクレジットカードの明確な審査基準は公表されておりませんが、主に以下が審査基準の対象となっているのが一般的です。
本人の信用情報
クレジットカードの審査において、最も重要な要素の一つが本人の信用情報です。これは、過去の借入や返済履歴、クレジットカードの利用状況などが記録されたもので、信用情報機関に登録されています。
この信用情報に問題があると、審査に通りにくくなることがあります。
営業年数
個人事業主の場合、事業の安定性も審査の対象となります。そのため、営業年数が長いほど審査に有利に働くことがあります。
一般的に、3年以上の営業実績があると、審査に通りやすいと言われています。
財務状況(業績)
事業の収益性も審査の重要な要素です。一般的に確定申告書や納税証明書などを用いて、事業の売上や利益、経費などを確認されます。
安定した収益があり、事業が成長していると判断されれば、審査に通りやすいと言えるでしょう。
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これらの審査基準に加えて、クレジットカード会社によっては、事業内容や代表者の年齢、居住状況なども審査の対象となる場合があります。
法人カードは、一般的なクレジットカードに比べて審査が厳しい傾向にあるため、しっかりと準備をして臨むようにしましょう。
個人事業主がクレジットカード審査通過率を上げるポイント
開業届を出す
個人事業主は開業届を出しておくと審査通過の確率が高まります。開業届を出すと、自称ではなく正式な個人事業主として認められる、つまり正しい手続きを経たうえで事業を行っていることを証明できるため、信用力が増すのです。
また、個人事業主向けのカード審査では個人事業の営業年数(事業の継続性)もチェックされているため、ここでも開業届を提出していると有利に働きます。
必要最低限の限度額設定にする
クレジットカードの限度額は、必要最低限の金額で申し込むことで審査通過率が上がります。ただし、あまり低すぎる限度額を設定してしまうと、必要な時に支払いができなくなり、事業に支障をきたす可能性があるため、良い塩梅に設定することが重要です。
もし、必要最低限の限度額が分からない場合は、小規模事業者向けカードを選ぶことも1つの選択肢であると言えるでしょう。
属性の評価を上げる
法人用のカードでは、年会費が掛かるものが少なからずあり、利用限度額も一般的なカードより高いため、利用可能枠の下限を超えるだけの高収入がないと申込ができる資格がなく、割賦販売法という法律でも定められています。
※利用可能枠=( 年収-生活維持費-クレジット債務額 ) × 0.9
事業主であることを明確に示すことは勿論、高収入かつ安定収入であることも審査通過のポイントの1つであるため、属性を上げる(信用を高める)ことが大切になります。
クレヒスを構築する
クレヒスとは、クレジットカードやローンの利用履歴のことであり、これらの情報は信用情報機関が収集・管理(契約中あるいは契約終了後5年以内)しています。
どのような情報が当てはまるかというと、現在の未払いの有無や過去の遅延情報、自己破産などの債務整理の実施有無、借金や任意整理を踏み倒しの有無、6ヵ月以内で複数のカード申込みの有無、そしてしっかりとした利用実績があるかどうかです。
そのため、利用額超過や支払遅延を起こさないこと、長期間に渡って定期的に利用すること、一度に複数枚のクレジットカードには申し込まないことが重要であると言えます。
よくある質問
個人事業主でも問題なくカードは作れるのか?
法人用のカードと聞くと、会社などの法人のみに発行されるカードと勘違いされがちですが、個人事業主でも問題なく持つことができます。
法人用カードには「ビジネスカード」「コーポレートカード」「パーチェシングカード」があり、個人事業主や従業員20人以下の法人を対象としたビジネスカードが、個人事業主に適していると言えます。
個人事業主は開業前に法人用カードを作るべきなのか?
個人事業主の開業前に法人カードを作成しておく方が、法人用カードの審査を通過する上で有利に働くというメリットがあります。法人用カードの審査は、個人事業主の開業前と個人事業主の開業後で審査の基準が異なるため、安定した収入や勤続年数を証明できる開業前に作成するようにしましょう。
まとめ
ここまで、個人事業主向けのクレジットカードや選び方などについてご紹介しました。
個人事業主として独立しているからと言って、決してクレジットカードを持てないというわけではなく、そのような方に特化したものもあります。
年会費や利用用途に合った特典、利用限度額などを比較した上で、自分の用途にあったクレジットカードを選び、効率的に事業が行えるようにしましょう。