ETCカードが作れる法人カード9選比較|タイプ別のおすすめカードも紹介

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ビジネスで車を利用する法人や個人事業主にとって、高速道路の料金支払いをスムーズにし、経費管理を楽にする法人用のETCカードは欠かせません。
法人・ビジネスカードに付帯するETCカードを活用すれば、経費精算が簡略化できるだけでなく、ポイント還元によるコスト削減やビジネス特典の活用もできます。
しかし、法人・ビジネスカードごとにETCカードの発行条件などが異なり、どのカードを選べばよいかの判断が難しいのも事実です。
そこで、この記事では「ETCカードが作れる法人カード」を比較紹介します。カードを選ぶさいのポイントや、タイプ別のおすすめカードを紹介するので、自社にピッタリのカードをお選びいただけます!
経営者や個人事業主の方で、法人用ETCカードの作り方をお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
ETCカードが作れる法人カードとは?
ETCカードが作れる法人カードとは、その名の通りETCカードを追加発行できる法人向けクレジットカードを指します。
アメックス・三井住友などの法人・ビジネスカードを作り、追加でETCカードを申請することで発行することができます。
法人用のETCカードを作るメリットは、高速料金の支払いを法人名義で一括管理できることです。従業員・社用車ごとの経費処理・管理を効率化し、支払いをまとめることでキャッシュフローの改善を実現することができます。
特に、法人・ビジネスカード経由で作ることで、ETCカードを利用するメリットのみでなく、クレジットカードのポイントを貯めることができることや、カードに付帯するビジネス特典を利用できるというメリットがあります。
経営者・個人事業主の方で、ビジネス用途で高速道路を頻繁に利用するなら、法人カード+ETCカードの組み合わせがオススメです!
ETCカードが作れる法人カードの選び方|3つのポイント
それでは、ETCカードが作れる法人・ビジネスカードはどのように選べばよいでしょうか。カードの選び方を3つのポイントから紹介します。
①ETCカードの発行条件|発行可能枚数・手数料など
まずは、ETCカードの発行可能枚数や年会費などの発行条件から確認しましょう。社用車が複数あるにも関わらず、ETCカードを1枚しか発行することができなければ、業務で活用することができなくなってしまいます。
また、ETCカードの発行手数料や年会費が必要な場合は、ETCカードの維持コストとして見積っておく必要があるでしょう。完全に無料で複数枚発行できるカードから、発行手数料のみかかるカードなど条件はさまざまです。
②法人・ビジネスカードの基本条件|年会費・ポイント還元率など
次に、法人・ビジネスカードの年会費・ポイント還元率などの基本条件を確認しましょう。カードごとに年会費は無料〜数十万円とさまざまで、ポイント還元率は1%を超えると高還元といえます。
ビジネス利用のETCカードは、利用金額や回数も多くなりがちです。年会費が高くても十分ポイント還元で元が取れる場合もあります。会社の経費規模やカード利用頻度に応じて、最大限の経済的メリットが得られる法人・ビジネスカードを選ぶようにしましょう。
③法人・ビジネスカードの付帯特典|ビジネス特典・補償など
最後に、ビジネス優待・特典や旅行傷害保険、コンシェルジュなど法人・ビジネスカードに付帯する特典・サービスを確認しましょう。一般的に年会費が高く、ランクの高いカードほど特典が充実する傾向にあります。
出張が多いなら旅行保険や空港ラウンジサービスが充実したカード、接待や会食が多いならホテル・レストラン優待があるカード、といったように特典内容ごとでカードを選ぶこともおすすめです。
ETCカードを複数枚作れる定番人気のアメックスカード3選比較
それでは、実際にETCカードを作れる法人・ビジネスカードをみていきましょう。
まずは、ETCカードを複数枚作ることができて、ビジネス特典も充実しているアメックスの法人・ビジネスカードを3選比較紹介します。
アメックスビジネスグリーン|ETCカード20枚まで発行無料

年会費 | 13,200円(税込) |
追加カード(1枚) | 6,600円(税込) |
ETCカード発行条件 | 発行手数料・年会費無料 |
ETCカード発行可能枚数 | 基本カード1枚につき20枚まで発行可能 追加カード1枚ごとに1枚発行可能 |
ポイント還元率 | 1%~ |
国際ブランド | Americn Express |
「アメックスビジネスグリーン」は、アメリカン・エキスプレスが発行するスタンダードな法人向けカードです。
年会費は13,200円と比較的抑えめながら、ETCカードを多数発行できる柔軟性と、アメックスブランドの知名度、基本的なビジネスサービスのメリットを享受することができます。
ETCカードは、発行手数料無料・年会費無料で、基本カード会員1名につきETCカードを最大20枚まで発行可能です。社用車が多い企業でも1枚のカードで全車分のETCカードをまかなえます。
会計ソフトとの連携はもちろん、国内外の空港ラウンジの利用、福利厚生プログラム「クラブオフ」などの特典を利用しつつ、従業員向けのETCカードをたくさん付与したいというニーズにも応えることができます。
起業したばかりの会社や個人事業主・フリーランスでも申し込みできる人気の定番法人・ビジネスカードといえるでしょう。
アメックスビジネスグリーンの詳細を知りたい方は「アメックス・ビジネス・グリーン・カードを徹底解説!限度額・審査・特徴を紹介」もご参考ください
アメックスビジネスゴールド|グリーンよりさらに特典が充実

年会費 | 36,300円(税込) |
追加カード(1枚) | 13,200円(税込) |
ETCカード発行条件 | 発行手数料・年会費無料 |
ETCカード発行可能枚数 | 基本カード1枚につき20枚まで発行可能 追加カード1枚ごとに1枚発行可能 |
ポイント還元率 | 1%~ |
国際ブランド | Americn Express |
アメックスグリーンよりもクレジットカードの特典を充実させたいなら、アメックスビジネスゴールドがおすすめです。
アメックスビジネスゴールドは、グリーン同様に、ETCカードは基本カード会員で20枚まで無料発行、追加カード会員ごとに1枚まで無料発行できますが、クレジットカードの特典がさらに充実しています。
例えば、レストランを2名以上で利用した場合、1名分のコース料理代が無料になる優待特典を半年に一度使用することができる「ビジネス・ダイニング・コレクション」や、「デル・テクノロジーズ 優待特典」が使えます。また人気の金属製メタルカードを持つこともできるのは魅力といえるでしょう。
年会費は36,300円になりますが、サービス内容とステータス性のバランスが良く、接待や出張が多いビジネスに最適です。経営者の信用力アピールにもつながる一枚で、カード利用を通じて得られる優待やサポートで年会費以上の価値が期待できます。
アメックスビジネスゴールドの詳細を知りたい方は「アメックス・ビジネス・ゴールド・カードの特典・年会費は?メリットをご紹介」もご参考ください
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス|ETCカード5枚まで無料発行

年会費 | 22,000円(税込) ※初年度無料。年間200万円以上のカード利用で翌年度以降半額 |
追加カード(1枚) | 3,300円(9枚まで発行可能) |
ETCカード発行条件 | 発行手数料・年会費無料 |
ETCカード発行可能枚数 | 基本カード1枚につき5枚まで発行可能 |
ポイント還元率 | 0.5%~1.0% |
国際ブランド | American Express |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、クレディセゾン発行の法人向けプラチナカードです。
ETCカードを最大5枚まで発行手数料・年会費無料で発行することができます。ETCカードを維持するためのコストが必要なく、複数枚発行できるので車を複数台所有していても、個々の車でETCカードを利用できます。
セゾンアメックスは、セゾンが発行する永久不滅ポイントが約5%還元で海外利用分ではポイントが2倍と超高還元なことが特徴です。さらに、「SAISON MILE CLUB」に登録すると、JALのマイル還元率も最大1.125%追加で付与されます。
また、国内空港ラウンジが無料で使えることに加え、海外空港ラウンジをお得に利用することができるプライオリティ・パスを無料で登録することができます。
年会費は22,000円(税込)で、プラチナ級のサービスを低コストで利用できる点が最大の魅力です。特に海外出張が多い経営者にはオススメのカードです。
セゾンプラチナビジネスアメックスの詳細を知りたい方は「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカードとは?限度額・審査・特徴を紹介!」もご参考ください
ETCカードを複数枚作れて特典も充実の法人カード4選比較
次に、ETCカードを複数枚発行でき、特典のバランスもよいおすすめの法人カードを4枚ご紹介します。
ETCカードを追加で発行しやすく、利用限度額も高いカードを中心に選びました。それぞれ特典内容などに特徴もあるので比較してみましょう。
三井住友カードビジネスオーナーズ(ゴールド)|ETCカードを19枚まで無料発行
年会費 | 5,500円 |
追加カード(1枚) | 年会費無料(18枚まで発行可能) |
ETCカード発行条件 | 年会費・発行手数料無料 |
ETCカード発行可能枚数 | カード1枚につき1枚 最大19枚 |
ポイント還元率 | 最大1.5%(0.5%~) |
国際ブランド | VISA、Mastercard |
三井住友カードビジネスオーナーズ(ゴールド)は、三井住友が発行する法人向けのゴールドカードです。
三井住友カードビジネスオーナーズ(ゴールド)は、ETCカードを1枚無料発行することができます。また、追加カードを18枚まで発行することができ、追加カード1枚につきETCカードを1枚発行することができるので、追加で最大19枚まで無料発行することが可能です。
カードのポイント還元率は最大1.5%、カード利用枠は最大500万円になります。通常5,500円(税込)の年会費が必要ですが、年間100万円の利用で毎年10,000ポイントが還元され、翌年以降の年会費が永年無料となります。
三井住友カードビジネスオーナーズ(ゴールド)は、ポイント還元率が高く、お得に法人・ビジネスカードを持つことができるため、今大人気の法人・ビジネスカードです。
三井住友カードビジネスオーナーズゴールドについて詳しく知りたい方は「三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドとは?特徴やメリット、注意点を徹底解説」をご参考ください。
JCBゴールド法人カード|ETCカードを複数枚発行でき明細管理サービスも

年会費 | 11,000円(税込) |
追加カード(1枚) | 3,300円 |
ETCカード発行条件 | 発行手数料・年会費無料 |
ETCカード発行可能枚数 | 制限なし(複数枚発行可能) |
ポイント還元率 | 0.5%~1.0% |
国際ブランド | JCB |
JCBゴールド法人カードは、JCBが発行する法人向けゴールドカードです。
クレジットカードの枚数に関わらず、発行手数料・年会費無料で、ETCカードを複数枚発行することができます。また、ETCカードの利用明細を一括管理できる「JCB E-Co明細サービス」というサービスを利用することもできます。
JCBゴールド法人カードは、国内・海外の旅行傷害保険が充実しており、出張や経費管理に適しています。また、JCBのプロパーカードとして、会計ソフトとの連携やビジネス向けの優待が利用可能です。
ポイント還元率も高く、経費の支払いでも効率的にポイントを貯められるオススメのカードです。
ラグジュアリーカードチタン|ETCカードを無制限に発行できる

年会費 | 55,000円(税込) |
追加カード(1枚) | 16,500円(税込) |
ETCカード発行条件 | 年会費無料・発行手数料1,100円 |
ETCカード発行可能枚数 | 無制限 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Mastercard |
ラグジュアリーカードチタンは、Experience Moreをコンセプトに2016年より日本でサービスを開始した新しい法人・ビジネスカードのエントリーカードです。
ラグジュアリーカードチタンは、ETCカード1枚は無料で発行することができ、追加で発行手数料1,100円(税込)を支払えば、無制限にETCを発行することができます。また、ETCカードに年会費の年会費も不要です。
Mastercardの最上位ステータスを採用しているプレミアムカードで、カードデザイン、ポイント還元、ビジネス特典など、ビジネスカードを選ぶさいのポイントになるすべての項目がトップクラスに充実しているカードです。
年会費は55,000円で、キャッシュバック還元率は1.0%と高還元です。JAL/ANAマイルへの移行上限など選んで損はしないおすすめのカードです。
ダイナースクラブ ビジネスカード|ETCカード4枚ま

年会費 | 27,500円(税込) |
追加カード(1枚) | 無料 ※最大4枚まで。3・4枚目は年5,500円(税込)が必要 |
ETCカード発行条件 | 発行手数料・年会費無料 |
ETCカード発行可能枚数 | カード1枚につき1枚 |
ポイント還元率 | 1.0%〜2.0% |
国際ブランド | Mastercard |
ダイナースクラブ ビジネスカードは、法人・個人事業主向けに提供されるビジネスカードです。
ETCカードを年会費・発行手数料無料で発行することができ、発行可能枚数は最大4枚までです。
ダイナースクラブ ビジネスカードは、Diners Clubの最上位ステータスのカードで、高い利用可能枠、空港ラウンジの無料利用、充実したビジネス特典が魅力です。さらに、Mastercardのコンパニオンカードを無料で発行でき、加盟店の幅を広げて利用できます。
年会費は27,500円(税込)、ポイント還元率は1.0%。ポイントには有効期限がなく、ビジネス経費や日常の支払いで効率よく貯められるおすすめのカードです。
ダイナースクラブビジネスカードについて詳しく知りたい方は「ダイナースクラブビジネスカードとは?特徴やメリット、注意点を徹底解説」をご参考ください。
年会費無料などコスパよくETCカードが作れる法人カード2選比較
最後に、年会費無料などコスパよくETCカードが作れるおすすめの法人・ビジネスカードを紹介します。
ここで紹介するのは、主に個人事業主・フリーランス向けのカードで、ETCカードの発行枚数が1枚など限定的な一方で、比較的基準が緩和されている点が特徴です。
三井住友カードビジネスオーナーズ(一般)|年会費無料
年会費 | 永年無料 |
追加カード(1枚) | 年会費無料(18枚まで発行可能) |
ETCカード発行条件 | 発行手数料・年会費無料 ※条件あり |
ETCカード発行可能枚数 | 最大19枚 |
ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Visa / Mastercard |
三井住友カード ビジネスオーナーズ(一般)は、三井住友銀行から発行されている法人・個人事業主向けの法人・ビジネスカードです。
三井住友カード ビジネスオーナーズ(一般)は、ETCカードを無料で発行でき、年1回以上の利用があれば翌年度の年会費も無料になります。追加カードもETCカードを発行可能です。
ナンバーレス仕様の安全性と、タッチ決済対応の利便性を兼ね備え、ビジネス経費の管理がしやすいカードです。さらに、最大500万円の利用枠、旅行傷害保険の付帯、ビジネスサポート特典などが充実しており、コストを抑えつつ活用できる点が魅力です。
年会費は永年無料、ポイント還元率は基本0.5%、特定条件を満たせば最大1.5%にアップ。追加カードも無料で発行可能なため、小規模事業者やスタートアップにおすすめのカードです。
三井住友カードビジネスオーナーズ(一般)について詳しく知りたい方は「三井住友カードビジネスオーナーズを徹底解説!限度額・審査・特徴を紹介」をご参考ください。
JCB Biz ONE ゴールド|初年度無料・100万円利用で翌年も無料
年会費 | 5,500円(税込) ※初年度無料、年間100万円利用で翌年度以降無料 |
追加カード(1枚) | 発行不可 |
ETCカード発行条件 | 発行手数料・年会費無料 ※条件あり |
ETCカード発行可能枚数 | 1枚まで |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | JCB |
JCB Biz ONE ゴールドは、個人事業主やフリーランス向けの法人・ビジネスカードです。
初年度無料+年間100万円の利用で翌年度も無料で使うことができる一方で、高いポイント還元率とゴールドカードならではの特典が充実していることが特徴です。ETCカードも無料で発行でき、利用状況に応じて年会費が無料になります。
空港ラウンジを無料で利用できるサービスや、スマートフォン保険やショッピングガード保険などが付帯しており、経理業務の効率化だけでなく日々の業務にも役立ちます。さらに、本人確認書類不要で最短5分で即時発行することもできるので、すぐにETCカードが必要な方にもオススメです。
経営者や個人事業主が法人用ETCカードを作るメリット
経営者や個人事業主が法人用のETCカードを作るメリットはさまざまです。ここで改めてそのメリットについて具体的にみていきましょう。
経費精算の簡素化
複数社員がそれぞれ現金で立て替えていた高速料金も、ETCカードで一括精算すれば支払い先を一本化でき、精算処理や振込作業の手間を大幅に削減できます。社員への立替払い負担もなくなり、現金管理のリスクも減ります。
高速料金の割引適用
ETCカードを利用すると、ETC限定の割引制度を受けられます。例えば「休日割引(地方部30%オフ)」や「深夜割引(全区間30%オフ)」「平日朝夕割引(最大50%還元)」など、走行時間帯や地域に応じて高速料金が大幅に優遇されます。現金払いでは受けられない割引のため、ETCカード導入だけで高速代の経費削減につながります。
ポイント還元で経費削減
法人カード付帯のETCカードで支払えば、各カードのポイントプログラムに沿って利用額に応じたポイントやマイルが貯まります。貯めたポイントは商品券やキャッシュバック、マイル交換などに充てて経費削減に活用可能です。実質的なキャッシュバック効果が得られる点もメリットです。
業務効率と安全性の向上
ETCなら料金所で停車・現金授受の必要がなく、車両のスムーズな走行による時間短縮が図れます。長距離トラックや営業車の運行効率が上がるだけでなく、料金所付近の事故リスク軽減、安全運転にも寄与します。
利用履歴の見える化
ETCカードの明細書には通過したインターチェンジや日時が詳細に記録されるため、どの車両がいつどこで高速道路を使ったか一目で把握できます。社内での不正利用抑止にもなり、経費の透明性が高まります。また、明細データを会計ソフトに取り込んで経費仕訳に利用することも容易です。
このように、ビジネス用ETCカードは経費管理の合理化とコスト削減に大きく貢献します。法人カード本体の付帯サービスも併せて活用すれば、ポイントや割引によるメリットも享受でき、事業運営をサポートしてくれるでしょう。
アメックスビジネスゴールドの申し込みはこちら
法人カード以外に協同組合発行のETCカードもおすすめ
「法人カードを申し込むのはハードルが高い…」という場合は、協同組合が発行する法人ETCカードもおすすめです。
ETC協同組合や高速情報協同組合などの団体が発行するETCカードで、クレジット機能が付いておらず審査が独自基準で行われるため、クレジット審査なしで新設法人や個人事業主でも作りやすいのが特徴です。
また、ETCカードを無制限に発行でき、車両制限もないため、複数の車両でカードを兼用するなど柔軟な運用が可能です。平日朝夕や休日などの時間帯で最大50%の割引もあります。
一方で、ETCカードの利用料(保証金や発行手数料)を支払う必要があり、協同組合への出資金(10,000円程度)や、ETCカードを1枚発行するごとに、発行手数料(550~880円程度)、年会費(550~880円程度)がかかってきます。
そのため、とりあえずすぐにETCカードがほしい方や、高速道路の利用頻度や対象者が多く、ETCカードの運用を柔軟に行いたい方にオススメの作り方といえるでしょう。
協同組合発行の法人ETCカードおすすめ2選比較
協同組合発行の法人ETCカードは、「高速情報協同組合」・「ETC協同組合」が発行する法人用ETCカード2つを紹介します!
「高速情報協同組合」は1枚あたりの発行手数料が550円なのに対して、「ETC協同組合」は880円のため、「高速情報協同組合」の方がお得に利用することができます。
二つのカードの特典に大きな差はないため、申し込みのしやすさやサポートなどで決めても良いでしょう。
高速情報協同組合|協同組合発行の最安ETCカード

年会費 | 550円(税込) |
発行手数料 | 550円(税込) |
出資金(脱退時返金) | 10,000円/1社 |
割引率 | 最大50% |
カード制限 | 全車両でも利用可能(レンタカーも可) |
物流業界など特定の業界や団体に特化した高速情報協同組合が発行する最安ETCカードです。
クレジット審査がないので新規法人や個人事業主でも比較的審査が通りやすくなっています。ETCカード発行枚数は無制限となっており、車両制限もないので1枚のカードを複数車両で兼用可能です。
平日朝夕割引は50%割引、休日割引は30%割引、深夜割引は30%割引が適用されるので、そういった曜日や時間帯に利用頻度が多いとお得になります。
年会費は550円となっており、新規法人でも経済的負担はあまりありません。入会時に出資金として1社10,000円の支払いが必要ですが、脱退時には返金されます。
ETC協同組合|法人への発行率NO.1のETCカード

年会費 | 880円(税込) |
発行手数料 | 880円(税込) |
出資金(脱退時返金) | 10,000円/1社 |
割引率 | 最大50% |
カード制限 | 全車両でも利用可能(レンタカーも可) |
多くの中小企業や個人事業主が加盟するETC協同組合が発行するお得なETCカードです。
クレジット審査はないので、簡単な審査でETCカードを取得できます。ETCカード発行枚数は無制限となっており、車両制限がないので複数車両での兼用が可能です。
平日朝夕割引は50%割引、休日割引は30%割引、深夜割引は30%割引が適用されるので、そういった曜日や時間帯に利用頻度が多いとお得になります。
年会費は880円となっていますが、協会に加入しないといけません。
出資金として1社10,000円を支払わないといけませんが、脱退時に返金される仕組みです。
まとめ|ETCカードが作れる法人カードで移動をスムーズ&お得に
高速道路の利用が多い中小企業や個人事業主にとって、法人カードに付帯するETCカードを活用することは、経費管理とコスト削減の強い味方となります。
法人カード付帯のETCカードなら審査は法人カードのみで済み、追加費用ゼロでETCカードを複数枚持つことも可能です。
この記事で比較したように、年会費無料で持てるカードから、ステータス性抜群のプラチナカードまで様々な選択肢がありますので、自社の規模やニーズに合った一枚を選びましょう。
賢くETCカードを導入して、ビジネスの移動をもっとスムーズ&お得にしていきましょう!