三井住友カード ビジネスオーナーズとは?メリット・デメリットについて解説
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三井住友カード ビジネスオーナーズは、「一般カード」と「ゴールドカード」の2種類から選べる、コストパフォーマンスに優れたビジネスカードです。
どちらのカードも申し込み時に決算書や登記簿謄本が不要なため、フリーランスや設立間もない法人の経営者でも発行しやすいのが特徴です。
この記事では、三井住友カード ビジネスオーナーズの共通のメリットから、一般カードとゴールドカードの具体的な違い、それぞれのデメリットまで詳しく解説します。
三井住友カード ビジネスオーナーズとは?
三井住友カード ビジネスオーナーズとは?選べる2つのカード
| 三井住友カード ビジネスオーナーズ ![]() | 三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド ![]() | |
| 年会費 | 永年無料 | 通常5,500円(税込) ※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料 |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard | Visa・Mastercard |
| 追加カード | 18枚まで永年無料で発行可 | 18枚まで永年無料で発行可 |
| ETCカード | 初年度無料550円 /年 前年度に利用があれば年会費無料 | 初年度無料550円 /年 前年度に利用があれば無料 |
| 還元率 | 0.5%~1.5% ※対象の個人カードとの2枚持ちが条件です。 | 0.5%~2.0% ※対象の三井住友カードで条件達成し、対象のご利用をすることが条件です。 |
| 申込条件 | 満18歳以上の法人代表者、個人事業主の方※高校生は除く | 満18歳以上の法人代表者、個人事業主の方※高校生は除く |
| 与信枠(利用枠) | 最大500万円 ※所定の審査がございます。 | 最大500万円 ※所定の審査がございます。 |
| 特典とサービス | ・最高2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯) ・請求書支払い代行サービスが利用可能(カード払いが可能に) | ・最高2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯) ・請求書支払い代行サービスが利用可能(カード払いが可能に) ・国内主要空港ラウンジサービス ・継続特典(毎年10,000 Vポイント) |
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
三井住友カード ビジネスオーナーズは、三井住友カードが発行する法人代表者や個人事業主向けのビジネスカードです。年会費永年無料の「一般カード」と、充実した特典が魅力の「ゴールドカード」の2種類から、事業の規模やニーズに合わせて選べます。
どちらのカードも、最大500万円という高めの利用可能枠が設定され、追加カードやETCカードの発行も可能で、ビジネスに必要な機能も一通り揃っています。
さらに、申し込み時に決算書や登記簿謄本といった事業関連書類が原則不要で、代表者個人の本人確認書類のみで手続きできる手軽さも大きな特徴です。
コストパフォーマンスの高さと申し込みやすさから、特に設立間もない企業や開業したての個人事業主の方に適した一枚と言えるでしょう。
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三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドとは?特徴やメリット、注意点を徹底解説
両カードに共通する3つのメリット
一般カードとゴールドカード共通のメリットを紹介します。
登記簿謄本・決算書が不要!設立直後でも申し込み可能
多くの事業者にとってビジネスカード申し込みの最大のハードルとなる「事業実績の証明」が不要である点は、このカードの大きなメリットです。
一般的な法人カードとは異なり、申し込み時に決算書や登記簿謄本の提出は原則求められません。審査は法人の業績ではなく、申し込みをした代表者個人の信用情報(クレジットヒストリー)が中心となります。
そのため、設立1年未満のスタートアップ企業経営者や、開業したばかりの個人事業主・フリーランスの方でも、個人の信用情報に問題がなければ審査に通る可能性が十分にあります。
事業実績がまだない段階でも、「三井住友カード」という大手金融機関が発行する信頼性の高いビジネスカードを持てるため、事業の信用補完につながる可能性があります。
最大500万円の利用枠で事業決済も安心
年会費無料でありながら、利用可能枠が最大500万円と比較的高めに設定されている点も、事業を営む上での安心材料です。
広告費やサーバー代、設備投資、税金の支払いといった高額な経費にも対応できるポテンシャルを秘めているため、キャッシュフローに余裕が生まれ、事業成長の機会を逃さずに済みます。
「決算書不要」で申し込めるカードとしては、この利用枠のポテンシャルは破格と言えるでしょう。
ナンバーレスで安心!高いセキュリティで不正利用を防止
三井住友カード ビジネスオーナーズは、カード券面にカード番号・有効期限・セキュリティコードが一切印字されていない「ナンバーレス」仕様です。
この仕組みにより、店舗での支払い時にカード情報を盗み見される心配がなく、万が一の紛失や盗難時にも情報漏洩のリスクを軽減できます。利用額が大きくなりがちなビジネスカードだからこそ、この高いセキュリティは特に重要なメリットとなります。
なお、カード番号などの情報は、スマートフォンアプリ「Vpassアプリ」でいつでも簡単に確認できるため、オンライン決済などで番号が必要な場合でも便利です。利便性を損なわずに、安心して事業の支払いに利用できます。
一般カードとゴールドカードの4つの違いを徹底比較
ここからは、どちらのカードを選ぶか判断するための違いを4つのポイントで比較解説します。
年会費:「永年無料」と「条件達成で永年無料」
一般カードが無条件で永年無料なのに対し、ゴールドカードは通常5,500円(税込)の年会費がかかります。
ただし、ゴールドカードは年間100万円の利用を一度でも達成すれば、通常5,500円(税込)の年会費が翌年以降無料になります。月に約8.4万円以上の経費決済があれば達成可能なため、多くの事業者にとって現実的な条件と言えるでしょう。
特典・サービス:「基本機能」と「空港ラウンジ・継続特典」
ゴールドカードの利用者は、国内の主要空港とハワイの空港ラウンジを無料で利用できます。
さらに、年間100万円のカード利用で毎年10,000円相当のVポイントがプレゼントされる特典もゴールドカードの大きな魅力です。
それらの特典は一般カードには付帯していません。
ポイント還元:2枚持ちで「最大1.5%」と「最大2.0%」
プライベートで三井住友の対象の個人カードをお持ちの場合、2枚持ちで適用されるポイントアッププログラムの還元率上限も、カードの種類によって異なります。
一般カードのポイントアップは+1.0%で合計最大1.5%還元です。一方、ゴールドカードの場合は+1.5%となり、合計で最大2.0%とさらに高い還元率が適用されます。同じ金額を利用しても、ゴールドカードの方がより多くのポイントを獲得できます。
経費決済で得られるポイントリターンを最大化したいのであれば、ゴールドカードの方がオススメです。
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利用付帯保険:「海外のみ」と「海外・国内+お買い物安心保険」
利用付帯保険における決定的な違いは、補償される範囲の広さです。ゴールドカードは一般カードの補償内容に加えて手厚い補償を提供しています。
一般カードに利用付帯するのは、最高2,000万円の海外旅行傷害保険のみです。一方、ゴールドカードには、同額の海外旅行傷害保険に加えて、国内旅行傷害保険と、カードで購入した物品の破損・盗難を補償する年間最高300万円のお買い物安心保険も利用付帯します。
したがって、国内出張時の安心や高額な備品購入時のリスクにも備えたいのであれば、ゴールドカードを選びましょう。
デメリットは?カードごとの注意点
メリットの多いカードですが、注意すべき点もあります。カードごとに解説します。
一般カードの注意点
一般カードの注意点は、年会費が永年無料である代わりに、機能がビジネスカードとしての基本的なものに限定されることです。
例えば、国内出張時に安心な旅行傷害保険や、移動の合間に休憩できる空港ラウンジサービスはついていません。また、ポイント還元率も単体では0.5%と標準的です。
そのため、カード一枚で手厚い補償や多彩な特典を完結させたい方にとっては、機能面で物足りなさを感じるかもしれません。
ゴールドカードの注意点
ゴールドカードの注意点は、年間100万円以上利用しないと年会費5,500円(税込)が発生する点です。
また、コストパフォーマンスを重視したゴールドカードであるため、他の高額なプラチナカードのような最上級の特典が揃っているわけではない点も理解しておく必要があります。
結局どっちがおすすめ?あなたに最適なカードの選び方
これまでの違いを踏まえ、あなたに最適なカードを選びましょう。一般カードがおすすめな人は以下のとおりです。
三井住友カード ビジネスオーナーズがおすすめ
- とにかくコストをかけずにビジネスカードを持ちたい方
- 年間のカード利用額が100万円未満の方
- まずはビジネスカードを試してみたい方
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三井住友カード ビジネスオーナーズは2枚持ちがおすすめ!メリットも解説
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドがおすすめ
- 年間100万円以上の経費決済が見込める方
- 出張が多く、空港ラウンジや国内旅行保険が必要な方
- 毎年10,000ポイントの継続特典を受け取りたい方
▼三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドについて、詳しく知りたい方はこちら
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドとは?特徴やメリット、注意点を徹底解説
三井住友カード ビジネスオーナーズの発行までの流れ
三井住友カード ビジネスオーナーズの発行までの手順は、主に以下の4ステップです。
1.Webで申し込み
公式サイトから申し込みページに進み、希望するカード(一般またはゴールド)を選択して、オンラインフォームに必要事項を入力します。申し込みにあたり、決算書や登記簿謄本といった事業関連書類は原則不要なのが特徴です。
2.支払い口座の設定
申し込みフォームの入力に続き、オンラインでカード利用代金の引き落とし口座を設定します。画面の指示に従い、各金融機関のサイトで手続きを完了させます。
3.入会審査
入力内容と設定した口座情報をもとに審査が行われます。審査結果は、申し込み時に登録したメールアドレスに通知されます。
4.カード発行・受け取り
審査に通過すると、最短3営業日でカードが発行され、約1週間で郵送にて手元に届きます(※)。カードはナンバーレス仕様のため、カード番号やセキュリティコードはスマートフォンアプリ「Vpass」で確認します。
※金融機関サイトで口座振替設定が完了しなかった場合、書面によるお手続きが必要です。
書面の場合は1ヵ月程度お時間がかかります。
三井住友カード ビジネスオーナーズは、申し込み時の提出書類が少なく、オンラインで手続きが完結するため、スムーズに発行できる点が大きな強みです。
三井住友カード ビジネスオーナーズに関するよくある質問
ここからは、三井住友カード ビジネスオーナーズに関してよくある質問にお答えします。
個人事業主や起業したての法人でも申し込めますか?
はい、申し込めます。
公式サイトにも記載されている通り、このカードの申込条件は「満18歳以上の法人代表者、個人事業主の方(高校生は除く)」です。決算書や登記簿謄本といった事業実績を示す書類の提出は原則不要なため、設立・開業したばかりで事業実績がまだない方でも問題ありません。
最近増えている副業をされている個人事業主の方も申し込みの対象となります。
審査は厳しいですか?
ビジネスカードの中では、申し込みのハードルは比較的低いと言えます。
審査において「法人の事業実績」よりも「代表者個人の信用情報(クレジットヒストリー)」が重視されるためです。過去にクレジットカードやローンの支払いで延滞などがなく、個人の信用情報に問題がなければ、審査に通る可能性は十分にあります。
審査通過のポイントは、申し込み内容を正確に入力することと、短期間に複数のカードを申し込まないことです。なお、ゴールドカードに申し込む場合は、一般カードよりも安定した返済能力が求められる可能性があります。
まとめ|三井住友カード ビジネスオーナーズで快適なビジネスを!
三井住友カード ビジネスオーナーズは、一般カードとゴールドカードの2種類から、ご自身の事業に合わせて最適な一枚を選べる、コストパフォーマンスの高いビジネスカードです。
決算書不要で開業直後から申し込めるなど、審査のハードルが比較的低めに設定されているのに関わらず、最大500万円の利用枠や2枚持ちによる高還元率など、事業運営に役立つメリットが充実しています。
これから事業を始める方や、法人を設立して間もない方にとって、「最初のビジネスカード」として最も頼れる存在になるでしょう。
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