問い合わせフォーム作成ツールは、WEBサイトを訪れるユーザーからの問い合わせ用のフォームを簡単に作成し、設置することができるツールです。
自分でコードを書いたり、CMSのプラグインを使用してフォームを作ることもできますが、誰でも簡単に利用できる問い合わせフォーム作成ツールの使用もおすすめです。
とはいえ、問い合わせフォーム作成ツールは数多くあるので、どのツールを選択すれば良いのか決められないというケースも少なくありません。
そこで今回は、予算やリソースに限りがある中小企業におすすめの問い合わせフォーム作成のツールを4つ紹介します。問い合わせフォームの作成を検討している中小企業の担当者様は、参考にしてください。
「yaritori」は、1,980円から利用できる中小企業におすすめの問い合わせ管理システムです。初期費用・最低契約期間もなく、7日間の無料トライアルをすぐにお試しいただけます。
サービス概要・導入事例などがわかる資料を無料でお送りしますので、お気軽に資料を請求してください。
問い合わせフォーム作成ツールとは?
問い合わせフォーム作成ツールは問い合わせフォームを簡単に作成し実装するツールです。
問い合わせフォームは自社でコーディングする、もしくはWordPressで作成するなどの方法がありますが、慣れていない場合は難しいでしょう。
問い合わせフォーム作成ツールを使うと、慣れていない場合でも比較的簡単に問い合わせフォームを作成できるのが特徴です。
中小企業におすすめの問い合わせフォーム作成ツールとは
中小企業には以下2点を抑えている問い合わせフォーム作成ツールがおすすめです。
・非エンジニアでもフォームの作成/実装が可能であること
・機能がシンプルで安価なサービスであること
問い合わせフォーム作成ツールの中でもコードの知識がある程度必要なものもあります。そのため、実装の際社内にエンジニアがいない場合はツールを導入したのにもかかわらず外注せざるをえず、無駄なコストがかかってしまうこともあるでしょう。
人材リソースに限りがある中小企業の場合は、専門知識や技術が必要なく簡単に作成できるツールを使用するのがおすすめです。
また、自動返信機能や集計・分析機能等の付随する機能を有する問い合わせフォーム作成ツールは高額です。
中小企業の場合、問い合わせフォーム作成にかけられる予算が限られているケースも少なくありません。フォームの作成と顧客管理のみに機能を絞ることで予算を抑えられますので、シンプルなツールを選ぶと良いでしょう。
▼問い合わせ管理システムを網羅的に詳しく知りたい方は以下をご参考ください。
【最新版】問い合わせフォーム作成ツール比較10選!無料で使えるオススメも
一般的な問い合わせフォームの作り方
ここでは問い合わせフォームの作り方を紹介します。
問い合わせフォームの作り方は、以下の3つに分けられます。
・問い合わせフォーム作成ツールで作成
・コーディングして作成
・CMSのプラグインで作成
以下でそれぞれの特徴を紹介しているので、検討の参考にしてください。
問い合わせフォーム作成ツールで制作
問い合わせフォーム作成ツールで問い合わせフォームを作成する場合には、コーディングなどの特別な知識は必要ありません。また、必要な機能がツールに揃っているので、各項目を設定するだけで作成できます。
併せて、顧客管理まで可能なツールもあり、問い合わせ後の運用もカバーされているケースが多いです。
使用するツール、また無料版と有料版によって使える機能や特徴が異なります。特に問い合わせ後の管理・運用面の機能は、使用するツールやプランによって異なるので注意が必要です。使いたい機能や目的、予算に合わせてツールを選択してください。
コーディングして作成
コーディングは一般的に多く用いられている作成方法になります。フォームデザインや機能を細かく自由度高く決められます。文字やボタンの大きさ、配置などを自由に組み合わせたり、カスタマイズ性高く機能を追加することも可能です。
しかし、コーディングで作成する方法は、コードの技術や専門知識が必要になります。また、セキュリティの知識を持ち合わせていない場合、セキュリティ対策も難しくなるでしょう。
コーディングでの作成は自由度が高い分、知識や技術が必要になるので注意が必要です。
CMSのプラグインで作成
問い合わせフォームは、WordPressを含むCMSのプラグインでも作成できます。WordPressではContact form7やMW WP Formなどのプラグインがあります。簡単なフォームであれば、コーディングの知識がなくとも作成、設置が可能です。
しかし、デザイン性や機能を充実させるにはやはりコードの知識が必要です。また、プラグインの中にはセキュリティ面に不安があるものも含まれています。CMSのプラグインで作成する場合には注意が必要です。
中小企業におすすめの問い合わせフォーム作成ツールの選び方
中小企業におすすめの問い合わせフォーム作成ツールの選び方を紹介します。
以下詳細を解説していきます。
機能|フォームの制作と顧客管理ができるシンプルなもの選ぶ
問い合わせフォーム作成ツールによって異なりますが、主に以下の機能を搭載しています。
・フォームの作成
・フォームのテンプレート機能
・フォームのデザインカスタマイズ
・ファイル添付機能
・離脱対策機能
・自動返信機能
・顧客管理機能
・問い合わせの集計/分析機能
・MA機能 等
一般的に多機能になるほど、機能やワークフローが複雑になり使用者の負担が上がる傾向にあります。ひいては、作成や実装のスピード感が失われたり、その後の運用に支障をきたす可能性があります。
使用者やチームのためにも、フォームの作成と顧客管理機能等の必要な機能を絞ってシンプルな設計のツールを選ぶことが重要です。手軽にフォームの作成・設置ができ、ストレスなく運用することができます。
使いやすさ|非エンジニアでも簡単に設置できるものを選ぶ
問い合わせフォーム作成ツールによって、必要な工程が異なります。自由度が高いものの専門知識を必要とするツールや、選択肢が少なくシンプルで簡単に設置できるものもあります。
中小企業の場合、エンジニアが在籍しておらず、専門知識や技術が不足しているというケースが多くあります。その場合、非エンジニアの従業員でも簡単に設置できるものを選ばなくてはなりません。
中小企業で問い合わせフォーム設置ツールを検討する場合は、知識が必要なく工程ができるだけ少ないツールを選択するのがおすすめです。また、どんな従業員でもすぐに使いこなせるシンプルな操作性も重要になります。導入時だけでなく、その後の運用に関してもシンプルで使いやすいものを選択してください。
料金|無料〜5,000円/月程度のものを選ぶ
自動返信や集計・分析・FAQ制作等の機能を搭載した問い合わせフォーム作成ツールは多機能でカバー範囲が広い反面、月額の料金は高めに設定させています。月額料金の相場は1万円前後になります。
一方、フォームの作成・実装と顧客管理のみに特化している問い合わせフォーム作成ツールの場合、月額料金の相場は5千円前後が目安です。フォームの作成・実装だけに絞れば無料のものもあります。
WEBサイトを訪れるユーザーからの問い合わせを受け取ることが目的であれば、高機能の必要はありません。フォームが制作・実装ができて、その後の顧客管理ができるシンプルなものを選ぶことで、予算を抑えられるでしょう。
中小企業におすすめの問い合わせフォーム4選
中小企業におすすめの問い合わせフォームを4つ紹介します。数ある問い合わせフォームの中でも特におすすめなものを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
Googleフォーム
Googleが運営している問い合わせフォームです。かなり簡単に作成できるので、専門知識や技術などは必要ありません。また、Googleフォームはレスポンシブデザインを採用しているので、パソコンやスマートフォンから利用できます。
さらに、Googleフォームはアンケート機能が非常に優れています。選択式やプルダウン式、評価スケールなどの形式から選択可能なので、情報をより詳しく集められるでしょう。
機能
・回答結果をGoogleスプレッドシートに自動的に反映
・Googleフォーム回答結果をGoogleカレンダーに反映
・Gメールと連携し回答があった場合に返信を自動送信
価格
・初期費用フリープラン:0円
・Business Starterプラン:680円
・BusinessStandardプラン:1,360円
・Businessplusプラン:2,040円
使いやすさ
あらかじめ用意されているパーツを使い作成するので、かなり簡単にフォームが作成できます。フォームの編集がGoogleアカウント所有者と共有が可能なので、複数人で閲覧や編集が可能です。
formrun
formrunは最短30秒でフォームが作成できる人気のフォーム作成ツールです。40種類以上のテンプレートから選択できるので、用途に合わせて最適なものを選択できるでしょう。また、自動返信メールや一斉送信メール、独自ドメインの利用など様々な機能に対応しています。
さらに、リアルタイムバリデーションや住所補完機能など、ユーザーが入力しやすくなる補助機能も多く用意されています。ユーザーの入力を補助することで、フォーム送信の途中離脱率を改善できるでしょう。
機能
・通知機能が使える
・バリデーション機能が使える
・Googleスプレッドシート、Salesforceと連携できる
・顧客の一元管理ができる
価格
・FREE:0円
・BEGINNER:3,880円
・STARTER:12,980円
・PROFESSIONAL: 25,800円
使いやすさ
あらかじめ用意されているテンプレートを使い作成するので、専門知識がない人でも簡単に設定できます。また、管理画面上から返信が可能なので、より手間なく顧客にメールが送れます。
フォーム作成数やチームメンバー数、保存可能な容量などがプランによって異なります。
有料プランは全て14日間の無料トライアル期間が設けられているので、気になるプランがあればまずは無料で試してみてください。
tayori
tayoriは20,000社以上が利用する人気のビジネスチャットです。テンプレートに入力するだけで問い合わせフォームが出来上がるので、専門知識や技術などは必要ありません。問い合わせフォームに入力された情報の一元管理が可能なので、集まった情報の処理などの手間を大幅に減らせます。
機能
・顧客対応の運用・管理を1つのツールに集約できる
・フォームやチャットなどの対応履歴を一元管理できる
・GoogleスプレッドシートとGoogleアナリティクスとの連携が可能
・SlackやChatworkと連携が可能
価格
・フリープラン:0円
・スタータープラン:3,800円
・プロフェッショナルプラン:9,400円
・エンタープライズプラン:25,400円
使いやすさ
Tayoriはレスポンシブ対応しているため、モバイルデバイスでもフォームやチャットが利用できます。また、担当カスタマーサクセスによるサポートや 個別テンプレート案の納品、 複数アカウント作成などかなり手厚い内容になっているので、運営コストを多く割けるという場合にはおすすめです。
オレンジフォーム
オレンジフォームは無料で利用できるコストのかからないフォーム作成サイトです。
1分程度で簡単に作成できるように作られているので、専門知識や技術は必要ありません。
作成するフォーム数に上限がないので、複数のフォームを作成しまとめて管理することも可能です。フォームが複数ある場合も一つの画面に集約できるので、管理はかなり簡単だといえるでしょう。
機能
・複数のフォームをまとめて管理できる
・オレンジメールと連携できる
・チャットワークやGoogleスプレッドシートとの連携が可能
・SSL暗号化通に対応
価格
・パーソナル版:0円
・ビジネス版:1,200円
使いやすさ
3STEPでフォーム作成が完了するなど、操作は非常にシンプルで簡単です。専門知識がない場合でも、問題なく作成できるでしょう。
オレンジフォームのプランはパーソナル版とビジネス版の2種類のみになります。パーソナル版は完全無料で、ビジネス版は月額1,200円でどちらも初期費用はかかりません。
ビジネス版の月額料金は他社サービスよりもかなり安く設定されているので、クオリティが高いフォームを作成したい場合はオレンジフォームのビジネス版を検討するのがおすすめです。
問い合わせ後の進捗管理、情報共有なら「yaritori」
問い合わせ後は、メール返信や顧客情報の管理・運用を行う必要があります。しかし、一般的な問い合わせフォーム作成ツールでは問い合わせの対応状況がわかりづらく、問い合わせをいただいた後の運用面の機能まで実装されていないケースが多いでしょう。
「yaritori」では問い合わせ後の、メールの返信状況をステータスで管理することができます。チームで運用する場合、メンバー間でステータスが可視化されるので対応漏れや重複対応を防げます。また、見やすいシンプルなUIになっているので、顧客のメール管理もしやすいでしょう。メールごとにチャットができるので、進捗具合を一目で確認可能です。
初期費用・最低契約期間もなく、1ユーザーあたり月額1,980円〜ご利用いただけます。
7日間の無料トライアルができるのでぜひお気軽にお申し込みください。
まとめ|問い合わせフォーム作成ツールで制作工数を削減しよう
この記事では、中小企業におすすめの問い合わせフォーム作成ツールを紹介しました。問い合わせフォームを設置することで顧客満足度の向上につながり、サービスのさらなる成長が望めるでしょう。
しかし、中小企業はコストやリソースに限りがある場合が多いので、料金や簡単にフォーム制作ができるかを重視し使用するツールを検討しなければなりません。
「yaritori」は問い合わせをもらった後のメール返信や顧客情報の共有・管理に特化したツールです。また返信のテンプレートを作成できるので、問い合わせ対応の効率化が可能です。初期費用・最低契約期間もなく、1ユーザーあたり月額1,980円から利用でき、7日間の無料トライアルを用意しています。
問い合わせフォーム作成後の顧客管理・運用をしたいという人はyaritoriを検討してください。