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ベンチャー・スタートアップにおすすめの法人カード8選を厳選比較|カードの選び方や審査基準についても解説

本記事はプロモーションを含みます

ベンチャー・スタートアップ企業は、ベンチャーキャピタルから資金調達をし、さまざまな壁を乗り越えながらサービス・組織の急拡大を目指します。

そのため、WEB広告やクラウドサービスに多額のカード決済が急に必要になることや、社員が急速に拡大するなかで業務効率化とガバナンスを両立する必要などが発生します。

ベンチャー・スタートアップ企業が法人カードを選ぶさいには、こうした特有のニーズに対して、独自の審査基準で高額決済を可能にしたり、バーチャルカードの発行による効率化とガバナンス両方を強化することができる「次世代型法人カード」がおすすめです。

また、法人カードはカードごとに特典や使いやすさが異なります。決済が止まるリスクを防ぐ意味でも、複数のカードを持つことがおすすめです。

この記事では、ベンチャー・スタートアップ企業におすすめの法人カードを比較紹介します。法人カードを複数枚持つさいのオススメの組み合わせなども紹介するので、法人カードでお悩みの経営者・経理担当者の方はぜひご覧ください。


ベンチャー・スタートアップ企業の1枚目の法人カードなら「UPSIDER(アップサイダー)法人カード」がおすすめです。年会費・発行手数料無料で、カードを無制限に発行でき、最大10億円の限度額があります。新規上場企業の20%以上が利用するベンチャー・スタートアップ企業に人気の法人カードです。

Contents
  1. ベンチャー・スタートアップ企業に法人カードが重要な理由
  2. ベンチャー・スタートアップ企業が法人カードで直面する問題
  3. ベンチャー・スタートアップ企業におすすめの法人カードの選び方
  4. ベンチャー・スタートアップ企業におすすめの「新興法人カード」2選比較
  5. ベンチャー・スタートアップ企業におすすめの「プレミアムカード」4選比較
  6. ベンチャー・スタートアップにおすすめの「作りやすい」法人カード2選比較
  7. ベンチャー・スタートアップ企業でも法人カードは作れる?
  8. ベンチャー・スタートアップ企業が法人カードでみるべきポイントは?
  9. ベンチャー・スタートアップ企業に人気のUPSIDERとバクラクの違いは?
  10. ベンチャー・スタートアップ企業が法人カードを使うメリット
  11. まとめ|ベンチャー・スタートアップ企業こそ法人カードを活用しよう

ベンチャー・スタートアップ企業に法人カードが重要な理由

ベンチャー・スタートアップ企業は、ベンチャーキャピタルから資金調達をし、さまざまな壁を乗り越えながらサービス・組織の急拡大を目指します。

そのため、コア業務に集中できる環境づくりやキャッシュフローの正常化への取り組みが必要です。また、サービス拡大のために数百万円単位でWEB広告費用が必要になることや、顧客が増えるにしたがってサーバー代などが高額になることもあります。社員が急速に拡大し、社員・部署ごとに経費管理をする必要もあるでしょう。

法人カードを使うことで、経理業務の効率化・キャッシュフローの改善はもちろん、高額決済への柔軟な対応や、社員ごとのカード付与・限度額の設定機能などを活用し、ビジネス・組織の急拡大をスムーズに実現することができます。

ベンチャー・スタートアップ企業が法人カードで直面する問題

ベンチャー・スタートアップ企業にとって法人カードは重要です。

しかし、ベンチャー・スタートアップ企業が法人カードを申し込むさいに直面しがちな問題として、法人カードの審査に通らない、カードの限度額が低く設定されてしまうということがあります。また、従業員や部署ごとに法人カードを管理する仕組みを提供している法人カードは少ないです。

こうしたベンチャー特有の問題に対応するため、ベンチャー・スタートアップ向けの「新興法人カード」も登場しています。また、ベンチャー・スタートアップ企業でも作れる法人カードもあるので、これらを組み合わせて自社ビジネスに最適な法人カードを選ぶ必要があります。

次章から、ベンチャー・スタートアップ企業はどのように法人カードを選べばよいかを紹介します。

ベンチャー・スタートアップ企業におすすめの法人カードの選び方

ベンチャー・スタートアップ企業特有の課題を解決する「新興法人カード」から選ぶ

ベンチャー・スタートアップ企業は、ビジネスが急速に拡大するなかで業務効率化とガバナンスを両立する必要などが発生します。法人カードを選ぶさいには、こうした特有のニーズに対して、独自の審査基準で高額決済を可能にしたり、バーチャルカードの発行による効率化とガバナンス両方を強化することができる「新興法人カード」がおすすめです。

「新興法人カード」は、UPSIDER法人カードやバクラクカードがオススメです。

「新興法人カード」と補完関係にある「プレミアムカード」と複数枚持ちする

法人カードの決済が止まってしまうと、ビジネス全体に影響が生じてしまうため複数枚のカードを持っておくことは必須です。新興法人カードは、従来の法人カードにはなかった特徴がある一方で、ETCカードの発行ができなかったり、会食や出張で使える特典や保険・保証は少なめです。そこで、新興法人カードと機能・特典を補完することができる「プレミアム法人カード」と複数枚持ちすることで、日々のビジネスをより快適にすることができます。

「プレミアム法人カード」には、アメックスビジネスゴールドやラグジュアリーカードチタンなどがあります。

起業した直後なら「作りやすい法人カード」を選ぶ

ベンチャー・スタートアップ企業を起業したばかりで、当面は事業探索フェーズ(ビジネス・組織の急成長もない)という場合は、作りやすい法人カードを1枚持っておくこともおすすめします。会社ではなく代表個人の審査を重視するカードであれば手軽に法人カードを作ることができ、経費業務の効率化やキャッシュフローの改善などのメリットを享受することができます。

「作りやすい法人カード」には、三井住友カードビジネスオーナーズやJCB法人カードなどがあります。

ベンチャー・スタートアップ企業におすすめの「新興法人カード」2選比較

まず、ベンチャー・スタートアップ企業におすすめの法人カードとして、UPSIDER(アップサイダー)法人カードとバクラクビジネスカードを紹介します。

ベンチャー・スタートアップ企業が法人カードを作りたいと思ったら、この2枚から検討すれば間違い無いでしょう。

UPSIDER(アップサイダー)法人カード|ベンチャー向け法人カードのパイオニア

UPSIDER(アップサイダー)法人カードは、スタートアップ企業(株)UPSIDERより提供されている法人カードです。

従来の法人カードにはなかったバーチャルカードを無制限に発行できる機能、独自の与信モデルによる最大10億円超の限度額などが特徴で、新規上場企業の20%以上が利用し、35,000社以上の企業に導入されています。

UPSIDER法人カードは、ベンチャー・スタートアップ企業が抱えていた法人カードの課題を解決する新興法人カードのパイオニアともいえるカードです。法人カードとしての基本スペックも高く、年会費・発行手数料は無料で、ポイント還元率は1%と高還元です。

ベンチャー・スタートアップ企業がまず検討すべき法人カードいえるでしょう。

UPSIDER法人カードの基本情報

年会費永年無料
国際ブランドVisa
追加カード無料・無制限
ETCカード作成不可
ポイント還元率1.0~1.5%
申し込み条件法人のみ(個人事業主は不可)

UPSIDER法人カードについて詳しく知りたい方は「UPSIDER(アップサイダー)法人カードとは?|特徴や人気の理由を徹底解説」もご参考ください


バクラクビジネスカード|バクラクシリーズで注目のベンチャー企業が提供

バクラクビジネスカードは、注目のスタートアップ企業LayerXが2022年より提供を開始した新しい法人・ビジネスカードです。

UPSIDER法人カード同様に、従来の法人カードにはなかったバーチャルカードの発行やガバナンス強化機能があることはもちろん、Layer Xが提供する経費精算システム「バクラク経費」と連携することで、経費処理全般の業務効率化を図れるのが大きな特徴です。

年会費無料でポイント還元率最大1.5%と高く、ガソリンカードを発行できるなどの特徴もあります。バクラクシリーズの累計導入社数は15,000社以上と後発ながら実績も十分です。

・バクラクビジネスカードの基本情報

年会費無料 ※一部機能は有料
国際ブランドVisa
追加カードリアルカード:1,540円(税込) / 枚
ETCカード
ポイント還元率1.0〜1.5%
申し込み条件法人のみ(個人事業主は不可)

バクラクビジネスカードについて詳しく知りたい方は「バクラクビジネスカードを徹底解説|カードの特徴や評判・審査基準は?」もご参考ください。


ベンチャー・スタートアップ企業におすすめの「プレミアムカード」4選比較

ベンチャー・スタートアップ企業におすすめのプレミアム法人カードとして、アメックスビジネスゴールド、セゾンプラチナビジネスアメックス、ラグジュアリーカードチタンを紹介します。

特典や機能を補完できるため、新興法人カードとの組み合わせがおすすめですが、ベンチャー・スタートアップ企業の1枚目のカードとしてもおすすめです。

アメックスビジネスゴールド|特典充実!定番人気のゴールドカード

アメックスビジネスゴールドは、アメックスブランドの圧倒的な知名度と金属製メタルカードで人気の法人・ビジネスカードです。

1億円以上の与信提供もあるほど限度額が高く、ポイント還元やビジネス特典、保険補償も充実しています。2025年3月には、カード1枚につき従業員カードを最大99枚まで無料発行できるように刷新するなど、ますます魅力的なカードとっています。

空港ラウンジの特典や人気レストランのコース料金1名無料など会食・出張で使える特典や、ETCカードの発行など法人カードにあると嬉しい特典・機能が備わっているため、新興法人カードと併せて使うことで法人カードのメリットを最大限享受できるでしょう。

起業したてのベンチャー・スタートアップ企業でも発行できるオススメの法人カードです。

アメックスビジネスゴールドの基本情報

年会費49,500円(税込)
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
追加カード付帯特典あり:13,200円(税込)
付帯特典なし:年会費無料
ETCカード年会費無料(発行手数料なし)
ポイント還元率1.0-3.0%
申し込み条件20歳以上会社経営者 または 個人事業主

アメックスビジネスゴールドについて詳しく知りたい方は「アメックスビジネスゴールドカードを徹底解説!ポイント還元・限度額・特典など」もご参考ください。


アメックスビジネスグリーン|起業してすぐでも作れるアメックスの入門カード

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アメックスビジネスグリーンは、アメックスから発行されている法人カードのエントリーカードです。

年会費13,200円(税込)で、カードの利用可能枠は最大1億円以上と高く、保険・補償も充実しています。ETCカードは年会費・発行手数料無料で発行でき、国内外の空港ラウンジの利用、福利厚生プログラム「クラブオフ」などのビジネス特典も魅力です。

入会特典と加盟店利用特典で、最大9万ポイントを獲得することができるので、実質約7年間無料で使うことができます。アメックスカードを使ってみたいというベンチャー・スタートアップ経営社にオススメの1枚です。

・アメックスビジネスグリーンの基本情報

年会費13,200円(税込)
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
追加カード6,600円
ETCカード年会費無料(発行手数料なし)
ポイント還元率1.0%〜3.0%
申し込み条件20歳以上会社経営者 または 個人事業主

アメックスビジネスグリーンについて詳しく知りたい方は「アメックスビジネスグリーンカードを徹底解説!利用可能枠・審査・特徴を紹介」をご覧ください。


セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス|コスパの優れた法人カード

セゾン・プラチナビジネスは、初年度の年会費無料、2年目以降も33,000円での利用が可能ながら、プライオリティパスやコンシェルジュを利用できる豪華な特典や、JALマイル還元率の高さで人気の法人カードです。

特に、海外出張が多いベンチャー・スタートアップ企業の経営者におすすめで、JALマイルの最大還元率は1.125%と圧倒的に高く、海外旅行傷害保険も充実しています。レストラン2名で1名無料の招待日和特典なども使えます。

個人与信の審査を受けることができるため、ベンチャー・スタートアップ企業でも申し込みができるおすすめの法人カードです。

・セゾンプラチナビジネスアメックスの基本情報

年会費初年度:無料
2年目以降:33,000円(税込)
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
追加カード3,300円(税込)
ETCカード最大5枚まで発行可
ポイント還元率1.125%
申し込み条件個人事業主・経営者

・与信枠:最大950万円


セゾンプラチナビジネスアメックスについて詳しく知りたい方は「セゾン・プラチナビジネスを徹底解説!限度額・審査・特徴を紹介」をご覧ください。


ラグジュアリーカード チタン|ラグジュアリーな体験ができる特典が充実

ラグジュアリーカードチタンは、2008年にアメリカで誕生したプレミアムクレジットカードで、Mastercardの最高ランク「ワールドエリート」に採用されているカードです。

日本初の縦型金属製クレジットカードとして知られるスタイリッシュなカードデザイン、基本還元率1%の高還元ポイントプログラム、日々を優雅に彩るバラエティー豊かな特典が特徴です。

特に、付帯特典は、極上のホテル優待と空港ラウンジアクセスがある「トラベル」一流の食事体験ができる「ダイニング」などバラエティに富んでおり、新興法人カードにはない体験を得ることができるでしょう。ラグジュアリーカードチタンは新しい体験好きなベンチャー・スタートアップ経営者にこそおすすめの法人カードです。

他にも、24時間265日電話やメールで依頼可能な専任のコンシェルジュサービスや、JAL・ANAマイルへ交換手数料無料・移行上限なしなどの特典があります。

ラグジュアリーカードチタンの基本情報

年会費55,000円(税込)
国際ブランドMastercard
追加カード16,500円で発行可能
※4枚まで
ETCカード年会費無料(発行手数料なし)
ポイント還元率1.0%
申し込み条件20歳以上(学生不可)


ラグジュアリーカードチタンについて詳しく知りたい方は「ラグジュアリーカードチタンとは?特徴や評判・注意点などを徹底解説」をご覧ください


ベンチャー・スタートアップにおすすめの「作りやすい」法人カード2選比較

ベンチャー・スタートアップ企業におすすめの作りやすい法人カードとして、三井住友カードビジネスオーナーズゴールド、JCBゴールド法人カードを紹介します。

事業探索フェーズのため、年会費を抑えつつ法人カードのメリットは享受したいベンチャー・スタートアップ企業におすすめの法人カードです。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド|ポイント還元最大1.5%

三井住友ビジネスオーナーズゴールド

三井住友カードビジネスオーナーズゴールドは、三井住友銀行が発行するポイント還元率が高い法人カードです。

年間100万円の利用で毎年10,000ポイントが還元され、翌年以降の年会費が永年無料(通常5,500円(税込))となります。さらに、個人カードと2枚持ちすることでポイント還元率が最大1.5%になります。

最高2,000万円の海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険が付帯し、国内ラウンジサービスを無料で利用できるなどの特典もあります。前年度に一度でもETCカードを利用していれば、無償でETCカードを発行することもできます。

三井住友カードビジネスオーナーズゴールドはお得にポイントを貯めたいベンチャー・スタートアップ経営者にオススメの法人カードです。

・三井住友カードビジネスオーナーズゴールドの基本情報

年会費通常5,500円(税込)

※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
国際ブランドVisa・Mastercard
追加カード18枚まで発行可能
パートナー会員 永年無料
ETCカード初年度無料
550円(税込) /年(前年度に利用があれば無料)
ポイント還元率最大1.5%還元 (通常0.5%)
申込条件満18歳以上の法人代表者、個人事業主の方
※高校生は除く


三井住友カード ビジネスオーナズゴールドについて詳しく知りたい方は「三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドとは?特徴やメリット、注意点を徹底解説」をご覧ください


JCBゴールド法人カード|日本ブランドの安心感

JCBゴールド法人カードは、日本発祥の国際ブランド「JCB」が発行する年会費と特典などのバランスが優れた法人カードです。

初年度年会費無料で使え、ポイント還元率も高く、ポイントはさまざまな商品やサービスに交換できます。国内主要空港ラウンジ無料、海外空港を中心に利用できる「ラウンジ・キー」や、海外旅行傷害保険は最大1億円など手厚い旅行保険なども付帯しています。

従業員カードやETCカードを複数枚発行することもできるので、JCBゴールド法人カード1枚で資金管理やキャッシュフローの改善が期待できます。とりあえずの1枚で間違いのないベンチャー・スタートアップ企業におすすめの1枚です。

【基本情報】

年会費11,000円 (税込)※初年度年会費無料
国際ブランドJCB
追加カード3,300円/1枚 (税込)※1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加のカードも無料。
ETCカード無料
ポイント還元率0.5%~10%※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
申し込み条件法人または個人事業主

JCBゴールド法人カードについて詳しく知りたい方は「JCBゴールド法人カードを徹底解説|年会費やポイント還元など」をご覧ください


ベンチャー・スタートアップ企業でも法人カードは作れる?

ベンチャー・スタートアップ企業は信用力が低いため法人カードは作れないのではないかとお悩みの方もいるかもしれません。結論、ベンチャー・スタートアップ企業でも法人カードを作ることは可能です。

法人カードは、会社と代表者の信用情報を審査し、カードの発行可否や条件を決定します。会社の信用情報は過去の財務情報を重視するため、ベンチャー・スタートアップ企業が法人カードを作ることは難しいことが多かったですが、①新興法人カード②個人の信用情報を重視する法人カードであれば法人カードを作ることが可能です。

新興法人カードの「UPSIDER法人カード」や「バクラクカード」は、キャッシュフローや現預金を審査することでベンチャー・スタートアップ企業に対しても高額な限度額を設定します。また、アメックスビジネスカードは、個人の信用情報を重視するため、起業して間もない企業でもつくることができます。

この記事で紹介している法人カードは、ベンチャー・スタートアップ企業でも作れる法人カードのみを厳選して紹介しています。法人カードの審査基準について詳しく知りたい方は「法人カードの審査基準や個人との違いとは?必要書類や申込の流れ・おすすめカードを紹介」もご覧ください。

ベンチャー・スタートアップ企業が法人カードでみるべきポイントは?

ベンチャー・スタートアップ企業が法人カードを比較するさい、どのような項目をみるのがよいでしょうか。「新興法人カード」「プレミアム法人カード」などの区分のなかで法人カードを比較検討するさいのポイントを解説します。

法人カードの基本スペック|年会費やポイント還元率など

まず、年会費やポイント還元率などカードの基本スペックを確認しましょう。

法人カードを持つためのコストは、年会費や追加カードの発行手数料などです。年会費は無料から数万円のものまであり、入会キャンペーンなどを実施しているカードもあるため、総合的な費用対効果で検討することが重要です。

ポイント還元率は、年会費との費用対効果を考えるうえでわかりやすい項目といえるでしょう。一般的には1%以上還元される法人カードは高還元率といえます。ポイントは、年会費への充当やマイルへの交換など、カードごとにプログラムに活用方法が異なります。

また、ベンチャー・スタートアップ企業が急成長を目指す中で、利用限度額も判断ポイントのひとつです。高い利用限度額を設定できるカードを選ぶと、キャッシュフローに余裕を持たせることができ、急な支払いにも対応しやすくなるでしょう。

法人カードの付帯サービス・特典|出張・会食で使えるサービスなど

次に、法人カードの付帯サービスを比較します。

法人カードには、企業の運営に役立つ各種優待やサービスが多くあります。例えば、航空券や空港ラウンジの利用特典などの出張に役立つサービスやビジネスイベントへの参加特典などです。

ベンチャー・スタートアップ企業は、社長交流会やビジネス合宿などの機会も多いでしょう。自社のビジネスで役立ちそうな特典がある法人カードを持つことで日々のビジネスをより効果的に行うことができます。

ベンチャー・スタートアップ企業に人気のUPSIDERとバクラクの違いは?

UPSIDER(アップサイダー)法人カードとバクラクビジネスカードは、従来の法人カードにはない「高い限度額」や「カードの発行制限がない」点などが特徴でベンチャー・スタートアップ企業に人気です。

新興法人カードUPSIDER法人カードとバクラクビジネスカードは何が違うのか気になる方も多いのではないでしょうか。

UPSIDER法人カードは2020年にサービスの提供を開始した法人カードのパイオニアです。そのため、法人カードの利用実績が多く、リアルカードの発行手数料やシステム利用料が完全無料な点が特徴です。

バクラクビジネスカードは、バクラクシリーズと連携することで経理業務全体を効率化できる点、UPSIDER法人カードでは使えないガソリンカードも発行できる点が特徴です。

バクラクビジネスカードとUPSIDER法人カードが提供する本質的な価値に大きな違いはないため、サービスの使いやすさやサポートなどで判断することもオススメです。


両カードの違いについて詳しく知りたい方は「バクラクビジネスカードとUPSIDERを比較|評判・審査・導入メリットを徹底解説」をご参考ください。


ベンチャー・スタートアップ企業が法人カードを使うメリット

ベンチャー・スタートアップ企業が法人カードを使うことによるメリットについて改めて確認しておきましょう。

経費精算作業などの業務を効率化できる

法人カードを活用することで、経費の支払いが一元化され、支出の履歴が自動で記録されます。これにより、手動での経費精算作業を減らし、決算管理をスムーズに行うことができるようになります。

ベンチャー・スタートアップ企業は、人・物・金のリソースが限定的です。法人カードで日々の雑務を効率化することで、コア業務に集中できる時間を増やすことができます。

ビジネスに役立つサービス・優待特典が付帯している

法人カードは、「出張」「会食」「福利厚生」などビジネスで活用できる特典が多くあります。例えば、ビジネス関連の相談ができるコンシェルジュサービス、経営者などと交流できる会員限定イベント、出張の手続き代行サービスなどがあります。

ベンチャー・スタートアップ企業こそこうした法人カードの特典を積極的に活用することで、ビジネスを成長させることができます。

キャッシュフローに余裕が生まれる

法人カードで支払いをすることで、ポイント還元、振込手数料の削減、支払いの繰り延べをすることができます。また、カードで支払った経費が即座に記録として残るため、資金の流れを正確に把握できるようになり、無駄な支出を避けるための管理も容易になります。

ベンチャー・スタートアップ企業ではキャッシュ管理が一番重要です。法人カードにはキャッシュフローを改善する効果もあります。


関連記事 ▶︎ 法人カードのメリットは?経費精算やキャッシュフローが改善


まとめ|ベンチャー・スタートアップ企業こそ法人カードを活用しよう

いかがだったでしょうか?

ベンチャー・スタートアップ企業にとって、法人カードはビジネスを成長させるために重要なアイテムです。ベンチャー・スタートアップ企業向けに発行している新興法人カードや、強みを補完できるプレミアム法人カードなどを組み合わせて、自社に最適なカードを選びましょう。

ベンチャー・スタートアップ企業でも作れる法人カードはたくさんあります。法人カードを作る目的を決めて、カードスペックや特典などで比較していくことがおすすめです!