FUKUROU

FUKUROU

FUKUROU 法人カード

探す

JCBの法人カードはポイントをマイルに移行できる!貯め方も紹介

法人カードは、利用金額に応じてポイントが還元され、さまざまな用途に利用できます。しかし中には、ポイントだけでなくマイルを貯めて、飛行機を使う出張時の交通費の負担を減らしたい人もいるでしょう。

そこでおすすめなのが、JCBの法人カードです。『JCB法人カード』や『JCB Biz ONE』は貯めたポイントをマイルに移行できるため、実質的にマイルを貯められます。

本記事ではJCB法人カードについて、特徴やマイルを効率的に貯める方法などを解説します。マイルを貯められるJCB以外のおすすめ法人カードも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

JCBの法人カードとは?

JCBの法人カードは、大手国際ブランドJCBが発行している、法人用のクレジットカードです。大手国際ブランドが発行しているという信頼性やステータス、知名度などから利用者が多く、高評価を得ています。

JCBの法人カードにはいくつか種類があり、それぞれ特徴も異なります。例えば、中小企業の経営者に人気の『JCBゴールド法人カード』や個人事業主向けの『JCB Biz ONE』などがあります。

どれがもっとも便利かは状況次第で異なるため、自分に適したものを選びましょう。


JCB法人カードについて、さらに詳細を知りたい場合は、「JCB法人カードの種類やメリットを徹底解説!審査基準や申し込み方法も紹介」もご確認ください。


『JCB法人カード』・『JCB Biz ONE』で貯まるOkiDokiポイントはマイルに交換可能

JCBが発行している『JCB法人カード』や『JCB Biz ONE』は、利用するとOkiDokiポイントが貯まります。

OkiDokiポイントは、JCB独自のポイントです。貯めるとマイルと交換できるため、実質的にマイルを貯めているようなものといえます。ただし、マイルとして使うには交換する必要があり、直接マイルを貯められるわけではない点に注意してください。

ここでは、OkiDokiポイントの基本還元率や、マイル交換以外の用途などを解説します。

OkiDokiポイントの基本還元率

OkiDokiポイントの基本還元率は、カードによって異なります。具体的な数値は以下の通りです。

・JCB法人カード:1,000円につき1ポイント
・JCB Biz ONE:1,000円につき2ポイント

OkiDokiポイントは、用途次第で1ポイント=3~5円相当の価値となります。そのため、積極的にカードを使い、貯めることをおすすめします。

なお、マイルとの交換比率は1ポイント=3マイルです。JALマイルにもANAマイルにも交換できるため、よく利用する方のマイルとして使えます。

「JCB STAR MEMBERS」でポイント還元率アップ

『JCB法人カード』の所有者は、「JCB STAR MEMBERS」というポイントプログラムに無料で参加できます。「JCB STAR MEMBERS」は、前年の利用金額に応じてポイント還元率が最大2倍になるサービスです。

このポイントプログラムを活用すれば、より効率的にマイルを貯められます。ただし、『JCB Biz ONE』の利用者は「JCB STAR MEMBERS」の対象外である点に注意してください。

『JCB Biz ONE』は基本ポイント還元率が『JCB法人カード』の2倍なため、「JCB STAR MEMBERS」に参加できなくても十分効率的にポイントを貯められるでしょう。

マイル交換以外のOkiDokiポイントの用途

OkiDokiポイントは、マイル交換以外にもさまざまな用途があります。一部の例を以下に記載します。

・Amazonや楽天など提携先のポイントに移行
・キャッシュバック
・家電や食品などの商品と交換
・各種ギフトコードと交換

上記のように、貯めたポイントは幅広い用途に利用できるため、マイルが特に必要でない方にとっても有用です。

なお、マイルに交換する場合は1ポイント=3円相当ですが、他の用途では最大5円相当になります。その時々の状況に応じてポイント交換先を柔軟に選べるのも、JCBの法人カードの魅力のひとつです。

『JCB法人カード』や『JCB Biz ONE』は出張・旅行に役立つ特典が充実

JCB法人カードはさまざまな特典が付帯しますが、中でも出張や旅行に役立つ特典が特に充実しています。そのため、出張などが多い人には、特に重宝するでしょう。

具体的な特典内容はカードごとに異なるため、下記でカード別に紹介します。

『JCB法人カード』の出張・旅行に役立つ特典

項目JCB一般法人カード
JCBゴールド法人カードJCBプラチナ法人カード
年会費1,375円(税込)
※Web申し込みで初年度無料
11,000円(税込)
※Web申し込みで初年度無料
33,000円(税込)
追加カード年会費1,375円(税込)
※1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加カードも無料
3,300円(税込)
※1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加カードも無料
6,600円(税込)
付帯旅行保険なし海外最高1億円、国内最高5,000万円(利用付帯)海外・国内ともに最高1億円(自動付帯)
空港ラウンジなし国内33空港+ホノルル空港のラウンジ無料国内・海外のプライオリティ・パス対応ラウンジ無料
コンシェルジュサービスなしなし24時間対応のコンシェルジュデスク付き
ポイント有効期限2年間3年間5年間
その他の特典特になしJCBプレミアムサービス(優待割引など)一流ホテル・レストラン優待、グルメ・ゴルフ特典

『JCB法人カード』には、出張・旅行に役立つ特典として旅行損害保険が付帯しています。国内外問わず補償を受けられるため、出張時も安心して仕事に集中できるでしょう。なお、旅行損害保険の補償金額はカードのランクによって異なります。

さらに、『JCBゴールド法人カード』や『JCBプラチナ法人カード』では、国内外1,600カ所以上の空港ラウンジを使える、プライオリティパスも付帯します。

プライオリティパスの空港ラウンジでは、インターネット環境や軽食・ドリンクが完備しているため、搭乗前の時間を快適に過ごせるでしょう。


各JCB一般法人カードについての詳細は、以下もご参考ください。
JCB一般法人カードとは?特徴や発行するメリット、審査基準を詳しく解説!
JCBゴールド法人カードを徹底解説|年会費やポイント還元など
JCBプラチナ法人カードのメリット・デメリットを徹底解説|特典やメリットを徹底解説


『JCB Biz ONE』の出張・旅行に役立つ特典

項目JCB Biz ONE(一般)JCB Biz ONEゴールド
年会費永年無料5,500円(税込)
※初年度無料、年間100万円利用で翌年度無料
基本ポイント還元1,000円=1ポイント(2倍適用で実質2ポイント)(還元率約1.0%)1,000円=1ポイント(2倍適用で実質2ポイント)(還元率約1.0%)
追加カード発行不可(利用者は代表者1名のみ)不可(利用者は代表者1名のみ)
空港ラウンジサービスなしあり(国内主要空港ラウンジ無料)
人間ドック・健康相談なしあり(人間ドック優待・ドクターダイレクト24)
国内・海外旅行傷害保険付帯なし付帯なし
ショッピングガード保険付帯なし付帯あり(90日間、国内・海外とも購入品を最高500万円補償)
スマートフォン保険付帯なし付帯あり(スマホ破損を年間5万円まで補償)
サイバーリスク保険付帯なし付帯あり(不正アクセス等の損害賠償責任75万円補償)

『JCB Biz ONE一般』のカードは、出張や旅行に役立つ特典は付帯しません。代わりに年会費が永年無料で、リーズナブルに利用できるため、コストを重視したい人向きのカードです。

一方、ワンランク上の『JCB Biz ONE ゴールド』には、空港ラウンジサービスが付帯します。国内の主要空港や、ハワイ ホノルルの国際空港内にある空港ラウンジを無料で使えるため、搭乗前の時間を快適に過ごせます。飛行機を頻繁に使う人におすすめです。


JCB Biz ONEについては、以下の記事もご覧ください。
JCB Biz ONE 一般を徹底解説|年会費やポイント還元率など
JCB Biz ONE ゴールドを徹底解説|年会費やポイント還元率など


『JCB法人カード』『JCB Biz ONE』でマイルを効率的に貯める方法

マイルを重点的に貯めたい人に向けて、マイルを効率的に貯める方法を紹介します。カードの種類ごとに有効な方法が異なるため、注意しましょう。

『JCB法人カード』所有者は「JCB STAR MEMBERS」でポイント還元率アップを目指せる

『JCB法人カード』は、「JCB STAR MEMBERS」を活用することでポイント還元率を最大2倍にできます。

「JCB STAR MEMBERS」は登録不要で付帯するポイントプログラムです。JCBカードを一定金額以上利用することで、Oki Dokiポイントの倍率がアップします。

例えばゴールドカードの場合、年間利用額100万円以上でポイント還元率が1.5倍に、年間利用額300万円以上で2倍になります。金額の大小問わず『JCB法人カード』を積極的に支払いに使うことで、年間利用額を大きくできるでしょう。

『JCB Biz ONE』所有者は条件なしで常にポイント還元率が通常の2倍

『JCB Biz ONE』は、元々ポイント還元率が通常の2倍に設定されています。そのため、特に意識しなくとも、マイルを効率的に貯めやすいカードといえます。

よりポイントを貯めやすくして多くのマイルに交換するためには、優待店を意識しながら積極的に『JCB Biz ONE』を使うことが有効です。

Amazonなどの優待がある店で利用すると、ポイント還元率がさらに上がります。最大21倍にのぼるケースもあるため、どこに優待があるのかチェックしておき、利用できる場面で忘れず利用していきましょう。

マイルを貯められるJCB以外のおすすめ法人カード

JCB以外でマイルを貯められる、おすすめ法人カードも紹介します。それぞれJCBと異なる特徴を持つため、各条件をしっかり比較し、自分に適したものを選びましょう。


また、ANAマイルの還元率が高い法人カードについては、「ANAマイル還元率の高い法人カード比較8選|お得に貯める方法をご紹介」でも詳しく紹介しています。


アメックス・ビジネス・ゴールド・カード

【基本情報】

年会費49,500円(税込)
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
追加カード付帯特典なし:年会費無料(※)
付帯特典あり:年会費13,200円(税込)
ETCカード年会費無料(発行手数料なし)
ポイント還元率0.3~1.0%
申込条件20歳以上会社経営者 または 個人事業主

・与信枠:個々の審査に基づいて決定

アメックス・ビジネス・ゴールド・カードは、アメリカン・エキスプレスが提供する、ゴールドランクの法人カードです。

基本ポイント還元率が1%と高めに設定されており、貯めたポイントはJALやANAを含む、提携している航空会社のマイルに移行できます。ただし、還元率は航空会社ごとに異なるため、注意してください。

アメックス・ビジネス・ゴールド・カードは付帯特典が充実している点も特徴です。旅行傷害保険に加え、空港ラウンジ利用やコンシェルジュサービスなど、さまざまなサポートを受けられます。


アメックス・ビジネス・ゴールド・カードについての詳細は、「アメックスビジネスゴールドカードを徹底解説!ポイント還元・限度額・特典など」も参考にしてください。


セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード

【基本情報】

年会費22,000円(税込)
初年度無料

※2025年6月1日以降商品性改定に伴い年会費が33,000円(税込)に変更となります。
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
追加カード年会費 3,300円(税込)
※最大9枚まで発行可
ETCカード年会費:無料
最大5枚まで発行可
ポイント還元率永久不滅ポイント:1,000円(税込)=1ポイント※海外での利用時はポイント2倍

JALマイル最大1.125%
※「SAISON MILE CLUB」の年会費が5,500円(税込)が必要
申込条件個人事業主・経営者など安定した収入がある方(学生、未成年を除く)

・与信枠:個々の審査に基づいて決定

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードは、アメリカン・エキスプレスが提供する、プラチナランクの法人カードです。

1%と高還元率を誇るポイントは、提携航空会社14社のマイルに交換可能です。JALよりもANAの方が交換レートが低く、より効率的にマイルを貯められます。

電話1本かけるだけで出張や接待の手配をしてくれるプラチナ・セクレタリー・サービスなどの、豪華な特典が用意されている点も同カードの魅力です。さらに、追加カードを無料で4枚まで発行できるため、組織で働いている企業にもおすすめの1枚です。


セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードについての詳細は、「セゾン・プラチナビジネスを徹底解説!限度額・審査・特徴を紹介」も参考にしてください。


まとめ|『JCB法人カード』『JCB Biz ONE』でマイルを貯めよう!

『JCB法人カード』や『JCB Biz ONE』は、貯めたポイントをマイルに交換できます。さらに、カードのランクによっては、旅行損害保険や空港ラウンジサービスなど、飛行機を使って出張する際に役立つ特典が付帯します。

『JCB法人カード』所有者はポイントプログラム「JCB STAR MEMBERS」を積極的に活用するなど、工夫次第でよりスピーディーにマイルを貯められるでしょう。

マイルが貯まる法人カードは増えており、JCB以外にもさまざまなカード会社が発行しています。ぜひ、本記事を参考にして、JCBを始めとする、効率的にマイルを貯められる法人カードの導入を検討してみてください。