JCB法人カードのキャンペーン解説!ポイント還元の仕組みは?

JCB法人カードは、経費精管理やキャッシュフロー改善に役立つ、法人や個人事業主に人気のカードです。
「特典を活用してお得に利用したい」「申し込み前に、現在実施中のキャンペーン内容を知りたい」という人もいるでしょう。
この記事では、JCB法人カードの最新キャンペーン情報をはじめ、一般・ゴールド・プラチナの違いや年会費、ポイント制度などを詳しく紹介します。
それぞれの特徴を比較しながら、自社に合った一枚を選ぶための参考にしてください。
JCB法人カードとは?
JCB法人カードは、中小企業や個人事業主の経費精算やキャッシュフロー管理を効率化するために設計された法人向けクレジットカードです。
Web明細による支出の可視化や、主要な会計ソフトとの連携機能により、経理作業の効率化が図れる点も大きな魅力です。従業員の出張費や備品購入など、日々のビジネス支出を一本化すれば、会計処理の手間を軽減できます。
また、ETCカードを無料で発行できるため、運送業や営業での外出など、車両を使う場面でも便利です。
ビジネスに役立つ各種優待や付帯サービスも充実しており、信頼性と実用性を兼ね備えた一枚として、多くの企業に選ばれています。
JCB一般法人カード・ゴールド・プラチナの違い|基本スペックと機能
JCB法人カードはグレードによって年会費や特典内容が大きく異なります。以下に各カードの主な違いを比較しましたので参考にしてください。
JCB法人カード(一般・ゴールド・プラチナ)の比較表
項目 | JCB一般法人カード | JCBゴールド法人カード | JCBプラチナ法人カード |
年会費 | 1,375円(税込) ※Web申し込みで初年度無料 | 11,000円(税込) ※Web申し込みで初年度無料 | 33,000円(税込) |
追加カード年会費 | 1,375円(税込) ※1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加カードも無料 | 3,300円(税込) ※1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加カードも無料 | 6,600円(税込) |
付帯旅行保険 | 海外最高3,000万円 国内最高3,000万円 | 海外最高1億円 国内最高5,000万円(利用付帯) | 海外・国内ともに 最高1億円(自動付帯) |
空港ラウンジ | なし | 国内33空港+ホノルル空港のラウンジ無料 | 国内・海外のプライオリティ・パス対応ラウンジ無料 |
コンシェルジュサービス | なし | なし | 24時間対応 コンシェルジュデスク |
ETCカード | 複数枚発行可能(年会費無料) | ||
カードご利用可能枠(総枠) | 10万〜500万円 | 50万〜500万円 | 150万円〜 |
申し込み条件 | 法人または個人事業主(カード使用者は18歳以上が対象) | ||
ポイント還元率 | 1,000円(税込)ごとにOki Dokiポイントが1ポイント付与 ※「MyJチェック」で海外利用分が2倍加算 | ||
ポイント有効期限 | 2年間 | 3年間 | 5年間 |
その他の特典 | 特になし | JCBプレミアムサービス(優待割引など) | 一流ホテル・レストラン優待、グルメ・ゴルフ特典 |
JCB法人カードは、すべてのグレードで「法人・個人事業主名義での発行が可能」「Oki Dokiポイントが貯まる」「ETCカードを年会費無料で複数枚発行できる」といった基本機能が共通しています。
カードの種類は一般・ゴールド・プラチナの3つあり、年会費や付帯保険、空港ラウンジ、コンシェルジュの有無、ポイントの有効期限などはグレードごとに違いがあります。
一般カードは年会費1,375円(税込)と低コストで、必要最低限の機能がそろっています。そのため、初めて法人カードを導入する企業や、コストを抑えながら経費管理を始めたい中小企業に適しています。
ゴールドは年会費11,000円(税込)でありながら、付帯保険や空港ラウンジといった法人向け特典が充実しているのが特徴です。貯まるポイントも多いため、一定の経費利用がある企業に向いているでしょう。
プラチナは年会費33,000円(税込)で、JCB法人カードの最上位グレードに位置づけられています。24時間対応のコンシェルジュサービスや、世界各国の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」など、手厚いサービスを希望する経営者層におすすめです。
ポイント有効期限もグレードに応じて異なり、一般は2年、ゴールドは3年、プラチナは5年と長期活用が可能です。
JCB法人カードは、こうした違いを踏まえ、事業規模や用途に応じて最適な1枚を選ぶことができます。
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JCB法人カードキャンペーン情報【6月最新版】
JCB法人カードでは、カード利用や追加発行に応じてポイントやギフトカードがもらえるお得なキャンペーンを実施しています。
ここでは、2025年春の最新キャンペーンの内容や還元条件、参加手順などを詳しく紹介します。
キャンペーンの内容と還元条件
JCB法人カードでは、新規入会や使用者カードの追加に応じて、ポイントやギフトカードがもらえるキャンペーンを実施しています。
利用金額や手続きの有無に応じて特典内容が変わるため、自社の利用予定に合わせて活用するのがポイントです。
新規入会キャンペーン
2025年春のJCB法人カード入会キャンペーンを活用することで、所定の利用金額を達成した場合にOki Dokiポイントがプレゼントされます。
カードのグレードごとに付与ポイントが異なり、具体的には以下の通りです。
カード名 | 利用合計金額(税込) | ポイントプレゼント総額 |
JCB一般法人カード | 10万円以上 | 1,400ポイント |
25万円以上 | 4,000ポイント | |
JCBゴールド法人カード | 20万円以上 | 2,800ポイント |
50万円以上 | 8,000ポイント | |
JCBプラチナ法人カード | 30万円以上 | 4,200ポイント |
75万円以上 | 12,000ポイント |
さらに、資金管理ツール「Cashmap」のアカウントを作成し、口座連携を行うことで、1,000円分のデジタルギフトも追加で進呈されます。
使用者追加キャンペーン
使用者カードを追加発行すると、1名あたり3,000円分のJCBギフトカードがプレゼントされます(最大10名分、合計最大30,000円相当)。
申し込みは、JCB公式サイトや自動音声サービスで申込書を取り寄せるか、MyJCBからダウンロードする形で行います。
使用者カードの年会費は以下のとおりです。
・プラチナ法人カード:使用者追加1名様ごとに6,600円(税込)
・ゴールド法人カード:使用者追加1名様ごとに3,300円(税込)
・一般法人カード:使用者追加1名様ごとに1,375円(税込)
キャンペーン参加手順
キャンペーンに参加するには、まずJCB法人カードに申し込み、カード発行後に所定の利用金額を達成する必要があります。
全体的な流れは以下に記しているので、申し込み時の参考にしてください。
①JCB法人カードに新規入会
②所定の利用金額を期間内に達成
③Cashmapアカウント作成+連携(希望者のみ)
④使用者カードを追加申し込み(希望者のみ)
⑤各条件達成後、特典を受け取る
キャンペーンはいつまで?過去と比較
新規入会キャンペーンは、2025年4月1日~6月30日申し込み分までが対象で、カード発行は同年7月31日までに完了している必要があります。
一方、使用者追加キャンペーンは2026年3月31日まで実施されており、期間中であれば随時申し込みが可能です。
本キャンペーンは過去のものと比較しても、ポイント数の増加や、特典内容が大幅に充実している点が大きな魅力といえます。
ポイントはAmazonギフトカードやJCB商品券など、実用性の高い交換先での使用が可能であり、還元率の面でも非常にお得な内容です。
JCB法人カードのポイント制度を徹底解説
JCB法人カードでは、日々の経費精算や備品購入といったビジネスの支払いでも、ポイントが効率よく貯まる「Oki Dokiポイント」制度を利用できます。貯まったポイントは、商品やギフト券に交換できるほか、ビジネスに役立つアイテムにも利用可能です。
ここからは、ポイントの貯め方や使い道について解説します。
Oki Dokiポイントの貯め方
JCB法人カードでは、月間の利用金額1,000円(税込)ごとにOki Dokiポイントが1ポイント付与されます。
1回の支払いが1,000円未満でも、その月のほかの利用分と合算される仕組みなので、ムダなくポイントを貯められます。
さらに、前年の利用実績に応じて還元率が上がる「JCBスターメンバーズ」や、最大20倍の還元が可能な「ORIGINAL SERIESパートナー」「Oki Dokiランド」なども用意しています。さまざまな優待制度を活用して、より多くのポイントを獲得しましょう。
また、「MyJチェック」に登録すれば、海外でのカード利用分が常時2倍のポイントとして加算されてさらにお得です。
ポイントの使い道
貯まったOki Dokiポイントは、AmazonギフトカードやJCB商品券、家電、グルメなど幅広い商品と交換できます。
交換手続きはMyJCB、電話、郵送で対応可能で、ポイントは有効期限が近いものから順に使われる仕組みです。
ポイントの有効期限はカードのグレードによって異なり、一般カードは2年間、ゴールドカードは3年間、プラチナやプレミアムカードでは最長5年間となっています。
これにより、長期間にわたってポイントを活用することができるため、使い道をじっくり考えることができます。
JCB法人カードの申込み方法と発行までの流れ
JCB法人カードを申し込む際には一定の条件を満たす必要があるものの、オンラインで誰でも簡単に申し込みが可能です。
ここでは、申し込みに必要な条件と発行までの具体的な流れをわかりやすく解説します。
申し込み条件
JCB法人カードを申し込むためには、法人や個人事業主であることに加え、法人口座の用意や所定の本人確認書類が求められます。申し込み前に条件を確認し、必要書類をそろえておくことで、審査や手続きがスムーズに進むでしょう。
申し込みに必要な条件は以下のとおりです。
・申込者が法人代表者または個人事業主であること
・法人の本人確認書類(登記簿謄本や履歴事項全部証明書など)を提出できること
・代表者本人の確認書類(運転免許証など)が用意できること
・引き落とし口座として、原則として法人口座を使用すること
申し込み手順をステップ別に解説
JCB法人カードの申し込みは、基本的にオンラインを通じて完了できますが、一部の書類は郵送でのやり取りが必要になります。
審査にかかる時間は申請内容や時期によって異なるものの、全体としては2〜3週間程度が目安です。以下に、カードが発行されるまでの流れを段階ごとに整理しました。
1,JCB公式サイトから入会申し込みを行う
JCBの公式サイトにて、必要情報を入力して申し込みを行います。
2,登録したメールアドレスに審査結果が通知される
申し込み後、カード会社が審査を行います。
審査結果は、登録したメールアドレスに通知されます。この段階で、必要に応じて追加情報を求められることがあります。
3,郵送された入会申込書に必要事項を記入・捺印し、本人確認書類と一緒に返送する
審査が通過すると、郵送で入会申込書が送られます。
この申込書には必要事項を記入し、会社の代表者印を捺印後、本人確認書類(例えば、法人代表者の身分証明書など)と一緒に返送します。
4,契約確認書類を受領する
返送された書類を元に、JCBが契約内容を確認します。
その後、契約確認書類が送付され、内容に問題がなければ次のステップへ進みます。
5,問題がなければ、申し込みから約2〜3週間でカードが発行される
最終的な確認が行われ、問題がなければ、申し込みから約2〜3週間で法人カードが発行され、郵送にて届きます。
JCB法人カード申し込み時の注意点
JCB法人カードを申し込む際は、スムーズに特典を受け取るために事前に確認すべき点があります。とくにキャンペーンの適用条件や特典が付与される時期については、申し込み前に把握しておくことが大切です。
キャンペーン適用には条件がある
新規入会キャンペーンの特典を獲得するには、利用条件を達成する必要があります。
具体的には、カード入会月を含む3ヵ月後の月末までに、基準金額を利用することが必要です。
特典を確実に受け取るためにも、カードが届いたら早めに利用を開始し、期限内に達成できるようにスケジュールを立てておきましょう。
特典付与のタイミング
キャンペーン特典のポイントやギフトカードは、利用条件を満たした直後に付与されるわけではありません。付与にはタイムラグがあり、以下のスケジュールで反映されるため事前にチェックしておきましょう。
<新規入会キャンペーン>
入会月 | 特典付与月 |
2025年4月1日(火)~4月30日(水) | 2025年9月 |
2025年5月1日(木)~5月31日(土) | 2025年10月 |
2025年6月1日(日)~6月30日(月) | 2025年11月 |
2025年7月1日(火)~7月31日(木) | 2025年12月 |
<使用者追加キャンペーン>
入会月 | 特典付与月 |
2025年4月1日(火)~10月31日(金) | 2026年1月 |
2025年11月1日(土)~2026年4月30日(木) | 2026年7月 |
まとめ|JCB法人カードはビジネスに最適な一枚
JCB法人カードの2025年の新規入会キャンペーンでは、ポイントやギフトカードなどの特典が用意されており、申し込みを検討している方にとっては今がチャンスといえます。
一般・ゴールド・プラチナの3種類から選べるため、法人の規模や経費の使い方に応じて最適な一枚を選べる点が大きな魅力です。
年会費や付帯サービスを総合的に比較しながら、自社の経営スタイルに合ったカードを選び、経費管理やキャッシュフロー改善に役立ててみてはいかがでしょうか。