セゾン法人カードおすすめ4選比較|特典やメリットを徹底解説

セゾン法人カードは、株式会社クレディセゾンが発行する法人・個人事業主向けのクレジットカードです。
法人向けに社員カードに対応したカード、個人事業主・フリーランスも申し込むことが可能で、永久不滅ポイントやJALマイルが貯まるカードなど、事業規模やニーズに合わせて最適な1枚を選べるのが特徴です。
この記事では、セゾンの法人カードとして発行されている「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード」など4種類を紹介します。
カードごとの特徴を詳しく解説するので、セゾン法人カードのなかでどのカードを選ぶかお悩みの方はぜひ参考にしてください。
セゾン法人カードならセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめ!
セゾン法人カードとは
セゾン法人カードとは、クレディセゾンが法人や個人事業主向けに提供している法人専用のクレジットカードのことです。
法人事業者向けの「BUSINESS Pro」と個人事業主向けの「BUSINESS」のカードを発行しており、それぞれ2種類ずつ合計4種類のカードが発行されています。
法人・ビジネスカードは、経費管理やキャッシュフローの効率化をすることができ、複数枚のカードを社員に配布して経費精算を一本化することも可能です。
また、カード利用で貯まる永久不滅ポイントは有効期限がなく、オフィス用品や出張費などの経費に充てることができます。
さらに、引き落とし日を最長60日まで延ばせることで、支払いサイクルに余裕が生まれ、資金繰りの安定にも役立つカードです。
セゾン法人カードとして発行されているカード一覧
セゾンは、ビジネスの多様なニーズに応えるため、4種類の法人カードを提供しています。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード | セゾンコバルト・ビジネス・アメックス・カード | セゾンプラチナ・ビジネス・プロ・アメックス・カード | セゾンゴールド・ビジネス・プロ・カード | |
年会費 | 22,000円※1 | 無料 | 27,500円 | 3,300円 |
追加カード枚数 | 最大9枚(年会費 3,300円) | 最大9枚(年会費無料) | 最大99枚 | 最大99枚 |
ポイント還元率 | 0.5% | 0.5% | なし | なし |
賞品交換時の最大還元率 | JALのマイルの還元率は最大1.125%/海外利用2倍(1.0%相当) | 特定加盟店のご利用で4倍ポイントサービス/海外2倍 | キャッシュバックサービスで1%還元 | キャッシュバックサービスで0.5%還元 |
ETCカード | 最大5枚まで | 最大5枚まで | 最大5枚まで | 最大5枚まで |
利用限度額 | 5万~1000万円(審査により個別に決定) | 30万~500万円(審査により個別に決定) | 目安~9,999万円、審査により個別設定 | 1万~9,999万円 (審査により個別に決定) |
申し込み条件 | 個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生、未成年を除く) | 個人事業主またはフリーランス、経営者の方(高校生を除く) | 法人代表者(未成年を除く) | 中小規模法人代表者(未成年者除く) |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円国内旅行傷害保険最高5,000万円ショッピング安心保険年間最高300万円 | なし | 海外旅行損害保険では最高1億円の補償国内旅行保険も最高5,000万円まで補償 | 海外・国内旅行保険最高5,000万円補償 |
※価格は税込です
※1:2025年6月1日以降商品性改定に伴い年会費が33,000円(税込)に変更となります。
それぞれのカードで特徴や特典が異なるため、事業内容や目的に合わせて適したカードを選ぶことが重要です。以下で、各カードの特徴とおすすめの選び方を詳しく解説します。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、個人事業主や中小企業の経営者向けに設計されたプラチナカードです。初年度年会費無料で、翌年以降は22,000円(税込)※となっています。
※2025年6月1日以降商品性改定に伴い年会費が33,000円(税込)に変更となります。
基本のポイント還元率が0.5%で、SAISON MILE CLUB(有料)に登録するとJALマイル換算で最大1.125%と高還元になります。
追加カードは1枚3,300円(税込)で、最大9枚まで発行可能です。特徴的な特典として、国内外の空港ラウンジの無料利用や、最高1億円の旅行傷害保険が付帯されています。
詳細は「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス ®・カードとは?限度額・審査・特徴を紹介!」をご参考ください。
セゾンコバルト・ビジネス・アメックス・カード
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、スタートアップ企業や個人事業主に向いている年会費無料のカードです。
初年度年会費無料で、基本のポイント還元率が0.5%です。追加カードも最大9枚まで年会費無料で発行できます。
ビジネスシーンで役立つ特典が充実しているのもメリットの一つです。
例えば、特定のビジネス関連サービス(エックスサーバー、クラウドワークス、AWSなど)の利用で、通常の4倍のポイント(1,000円ごとに4ポイント)が貯まります。貯まったポイントは、商品やサービスと交換でき、経費削減にも役立ちます。
詳細はセゾン・コバルト・ビジネス・アメックスカードを徹底解説|年会費やポイント還元率などをご覧ください。
セゾンプラチナ・ビジネス・プロ・アメックス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・プロ・アメリカン・エキスプレス・カードは、中小企業向けに設計されたプラチナカードで、年会費は27,500円(税込)です。追加カードは1枚3,300円(税込)で、最大99枚まで発行可能です。
追加カードは多数発行できますが、ポイントの還元は無いため、注意してください。
このカードは、法人名義の口座から引き落としが可能です。支払いサイクルは最長84日間と、キャッシュフローの改善にも役立ちます。また、「従業員も対象の旅行傷害保険」「プラチナ会員専用コールセンター」など、ビジネスに特化した付帯サービスや充実したサポートもついています。
セゾンゴールド・ビジネス・プロ・カード

セゾンゴールド・ビジネス・プロ・カードは、コストパフォーマンスに優れたゴールドカードで、年会費は3,300円(税込)と手頃です。追加カードは1枚1,100円(税込)で、最大99枚まで発行可能です。
年会費も安く、追加カードも多く発行できますが、ポイント還元は無いため、注意してください。
最長15ヶ月分の利用明細をWEB上で確認でき、明細データはPDFやCSVでダウンロードできるのもポイント。支払い時の詳細が記載されているため、精算時の事務作業が大幅に軽減されるでしょう。
さらに、国内主要空港のラウンジ無料利用や、最高5,000万円の旅行傷害保険など、ビジネスシーンで役立つ特典も付帯されています。
セゾン法人カードのBUSINESSに分類されるカードは個人事業主でも作れる
セゾン法人カードにおいて「BUSINESS」に分類される「セゾン・プラチナ・ビジネス・アメックス」「セゾン・コバルト・ビジネス・アメックス」は、個人事業主・フリーランスの方でも申し込むことができます。
一般的に、法人・ビジネスカードは法人(会社)専用と考えられがちですが、BUSINESSに分類されるカードは個人事業主向けにも提供されており、フリーランスや副業で事業を行っている方でも利用しやすいカードです。
審査は代表者個人の信用情報が中心で、事業年数や売上に関わらず開業直後でも比較的取得しやすいです。申し込み時に登記簿謄本や決算書は不要で、本人確認書類と口座情報のみで手続きできます。
個人であっても追加カードやETCカードの無料発行や、新幹線予約サービスなどビジネス向け優待も付帯しています。
セゾン法人カードを選ぶ際のポイント
ここではセゾン法人カードを選ぶさいのポイントを解説します。
法人利用(会社全体の経費効率化)か個人としての利用か
セゾン法人カードでは、法人事業者様向けの「BUSINESS Pro」と、個人事業主様向けの「BUSINESS」という区分でカードが用意されています。
まずは、検討しているカードが自身の事業形態に合ったカテゴリーであるかどうかを確認しましょう。
その上で年会費とコストパフォーマンスの良さ、ポイント還元、利用可能枠、付帯サービスを総合的に評価して選ぶことが重要です。
年会費とコストパフォーマンスの良さ
セゾンの法人カードを持つにあたって、まず必要となるコストを把握しておくことが大切です。コストには、カードの年会費や追加カード発行時の手数料などが含まれます。
年会費については、初年度が無料のものや、一定額以上の利用で年会費が無料になるカードもあるため、それぞれの条件をしっかり確認しておきましょう。さらに、ボーナスポイントなどの還元を利用して年会費を実質的に無料にできるカードもあります。
一般的には、ステータス性が高く特典が充実しているカードほど、年会費も高くなる傾向があります。そのため、単に費用の金額だけで判断するのではなく、かかるコストに対してどれだけのメリットが得られるのかを見極めることが重要です。
ポイント還元
セゾン法人カードを選ぶ際の指標として、ポイント還元率が重要です。
ポイント還元率とは、セゾン法人カードの利用金額や条件に応じて付与されるポイントやマイルの割合を数値化したものです。
セゾンのポイント還元は、利用金額に応じて貯まる「永久不滅ポイント」のほか、一定の年間利用額を達成すると追加で付与されるボーナスポイント、さらに特定の加盟店やサービスでの支払い時に通常より高い還元率となる特典など、多様な仕組みがあります。
また、セゾン法人カードの種類ごとにポイント付与の条件やポイントの利用方法が異なります、自社の利用頻度や用途を明確にしたうえで、総合的にポイント還元率が最も高くなるカードを選ぶことが重要です。
利用可能枠
セゾン法人カードを利用する際には、自社でどの程度の支払いが発生するかを事前に検討したうえで、適切な利用可能枠を持つカードを選ぶことが重要です。
セゾンの法人カードでは、年会費無料のセゾンコバルト・ビジネスアメックスが最大利用枠500万円程度、ゴールド以上の上位カードになると最大9,999万円など、カードのランクにより異なります。
特に高額な利用が見込まれる場合には、「セゾンプラチナ・ビジネスアメックス」や「セゾンゴールド・ビジネスプロカード」など、利用枠の上限が高いカードを選ぶ必要があるでしょう。
また、各カードの利用枠はあくまで最大値であり、実際の設定額は個別の審査結果によって決まるため、具体的な利用可能枠については申し込み時に確認しておきましょう。
付帯サービス
付帯サービスも、セゾン法人カードを選ぶ上で重要な要素です。
例えば、空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスや旅行保険などが付帯しているセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスであれば、出張の負担を軽減します。
また、最長84日後払いができるセゾンビジネス・プロ・カードはであれば、資金繰りが安定するでしょう。
セゾン法人カードそれぞれに付帯サービスがあるので、自社のニーズに合った、より利便性の高い特典が付いたカードを選ぶことが重要です。
個人事業主・フリーランスにおすすめのセゾン法人カード
個人事業主・フリーランスにおすすめのセゾン法人カードを紹介します。
出張・経費決済が多いなら「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」

年会費 | 22,000円 ※2025年6月1日以降商品性改定に伴い年会費が33,000円(税込)に変更となります。 |
国際ブランド | AMEX |
追加カード | 最大9枚(年会費 3,300円) |
ETCカード | 最大5枚まで |
ポイント還元率 | 0.5% |
個人利用 | 可 |
申し込み条件 | 個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生、未成年を除く) |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、経営者や個人事業主向けの高ステータスなカードです。特に出張が多い方や、法人経費の決済額が大きい企業に向いています。
このカードの特徴は、SAISONMILECLUBに登録することでJALマイルが貯まりやすい点です。通常のポイントとは異なり、1,000円の利用ごとに10マイルが貯まり、還元率は最大1.125%と高水準。
さらに、国内外の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」が付帯しているため、頻繁に出張をするビジネスパーソンにもおすすめです。
また、最高1億円の旅行傷害保険や、国内外のレストラン・ホテルの優待特典が充実しており、ビジネスシーンでの活用幅が広いのも魅力です。追加カードも最大9枚まで発行可能なので、経営者だけでなく社員の経費決済を一元管理したい企業にも適しているでしょう。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードについて詳しく知りたい方は「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス ®・カードとは?限度額・審査・特徴を紹介!」をご参考ください。
ITスタートアップや個人事業主なら「セゾンコバルト・ビジネス・アメックス」
年会費 | 無料 |
国際ブランド | AMEX |
追加カード | 最大9枚(年会費無料) |
ETCカード | 最大5枚まで |
ポイント還元率 | 0.5% |
個人利用 | 可 |
申し込み条件 | 個人事業主またはフリーランス、経営者の方(高校生を除く) |
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費無料で利用できる点が大きな魅力の法人カードです。特に、起業したばかりのスタートアップ企業や、コストを抑えながら事業を運営する個人事業主におすすめ。
このカードの最大の特徴は、特定のビジネス関連サービスの利用で高還元率のポイントが貯まることです。例えば、エックスサーバー、AWS、クラウドワークス、Dropboxなどの決済では、通常の4倍のポイントが付与されるため、デジタルサービスを頻繁に利用するIT系企業やフリーランスの方に適しています。
また、追加カードも最大9枚まで無料で発行できるため、複数の従業員で経費管理を効率化したい場合にも向いています。経費をできるだけ抑えつつ、ビジネスに役立つ特典を享受したい事業者にぴったりのカードです。
詳細は「セゾン・コバルト・ビジネス・アメックスカードを徹底解説|年会費やポイント還元率など」をご参考ください。
法人事業者におすすめのセゾン法人カード
ここでは、法人事業者におすすめのセゾン法人カードを紹介します。
会社全体の経費管理効率化なら「セゾンプラチナ・ビジネス・プロ・アメックス」

年会費 | 27,500円 |
国際ブランド | AMEX |
追加カード | 最大99枚 |
ETCカード | 最大5枚まで |
ポイント還元率 | なし |
個人利用 | 不可 |
申し込み条件 | 法人代表者(未成年を除く) |
セゾンプラチナ・ビジネス・プロ・アメリカン・エキスプレス・カードは、特に法人名義の経費管理を徹底したい中小企業に適したカードです。
このカードの最大のメリットは、法人名義の口座から引き落としができる点です。個人事業主向けのカードでは、個人名義の口座で決済するケースが多いですが、このカードは法人決済に特化しているため、法人経理の透明性を確保しやすくなっています。
さらに、支払いサイクルを最長84日間に延ばせるため、資金繰りを柔軟に調整したい企業にとって大きなメリットとなるでしょう。追加カードは最大99枚まで発行可能で、多くの従業員の経費を一括管理することも可能です。
高額決済をよく利用する企業や、キャッシュフローの最適化を重視する法人におすすめのカードです。
低コストの会社カードなら「セゾンゴールド・ビジネス・プロ・カード」

年会費 | 3,300円 |
国際ブランド | AMEX |
追加カード | 最大99枚 |
ETCカード | 最大5枚まで |
ポイント還元率 | なし |
個人利用 | 不可 |
申し込み条件 | 中小規模法人代表者(未成年者除く) |
セゾンゴールド・ビジネス・プロ・カードは、法人カードをできるだけ低コストで導入したい企業向けの選択肢です。
このカードの最大の特徴は、年会費がわずか3,300円(税込)とリーズナブルな点です。追加カードも1枚あたり1,100円(税込)で発行でき、法人カードのコストを最小限に抑えたい企業に適しているでしょう。
また、国内主要空港のラウンジを無料で利用できるほか、最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯されており、基本的なビジネス向け特典はしっかりと備えています。カードブランドもVISAまたはMastercardを選択できるため、国内外での使い勝手が良いのも魅力です。
「法人カードを使ってみたいけれど、コストをできるだけ抑えたい」「まずはお試しで法人カードを導入したい」と考える企業におすすめの一枚です。
セゾン法人カード以外のオススメカードは?
法人カードを選ぶ際、セゾン法人カード以外にも魅力的なカードがあります。特に、スタートアップ向けのカード、特典が充実したカード、経費管理がしやすいカードなど、それぞれのビジネスモデルに適した法人カードを選ぶことが重要です。ここでは、セゾン法人カード以外でおすすめの法人カードを3種類紹介します。
UPSIDER

年会費 | 永年無料 |
追加カード(1枚) | 年会費:無料発行可能枚数:リアルカード、バーチャルカード共に無制限 |
ETCカード | 年会費:無料 |
ポイント還元率 | 1.0~1.5% |
国際ブランド | VISA |
UPSIDER(アップサイダー)は、スタートアップ企業やベンチャー企業に特化した法人カードです。従来の法人カードと異なり、与信審査が柔軟で、売上実績の少ない企業でも利用しやすいのが特徴。特に、設立間もない会社や、急成長を目指すスタートアップにおすすめです。
UPSIDERのメリット
1.与信枠が大きい:従来の法人カードよりも高額の与信枠を提供。スタートアップでも、広告費や仕入れ費用を柔軟に決済可能。
2.リアルタイムで利用額管理:専用の管理ツールで、どの従業員がどのような経費を使ったかが瞬時にわかる。
3.補償制度が充実している:不正利用時は2,000万円までの高額補償がついている。公認会計士の利用サポート体制も万全。
スタートアップはもちろん、急な資金ニーズに対応できる法人カードがほしい企業にも適しています。特に、広告費や仕入れに大きな金額を投じるビジネスモデルの企業にとっては、UPSIDERの高い与信枠は大きな強みになるでしょう。
UPSIDERについて詳しく知りたい方は「UPSIDER(アップサイダー)法人カードとは?ポイント還元率や評判などの特徴を解説」をご参考ください。
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード

年会費 | 13,200円 |
追加カード(1枚) | 年会費6,600円 |
ETCカード | 無料基本カード会員は20枚まで、追加カード会員は1人につき1枚 |
ポイント還元率 | 1.0〜3.0% |
国際ブランド | american_express |
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(通称:アメックスグリーン)は、法人カードとしての利用だけでなく、個人事業主にも人気のあるカードです。特に、出張や接待が多いビジネスパーソンにとって、アメックスの特典を活用できるのが大きな魅力です。
アメックス・グリーンのメリット
1.旅行・出張に強い:空港ラウンジ利用、手荷物無料宅配サービス、海外旅行傷害保険が充実。
2.ポイントが貯まりやすい:アメックスのメンバーシップ・リワード・プログラムで、経費を支払いながら効率的にポイントを貯められる。
3.ステータスの高さ:アメックスブランドの信頼性があり、ビジネスシーンでの利用にも適している。
特に、中小企業の経営者やフリーランス、個人事業主に最適な法人カードです。月会費は1,100円(税込)と比較的リーズナブルで、アメックスの特典を利用しながら、経費管理をスムーズにしたい方におすすめです。
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードについて詳しく知りたい方は「アメックスビジネスグリーンカードを徹底解説!利用可能枠・審査・特徴を紹介」をご参考ください。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

年会費 | 36,300円 |
追加カード(1枚) | 年会費:13200円発行可能枚数:99枚(メタル製は1枚まで) |
ETCカード | 年会費:無料発行可能枚数:20枚 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | american_express |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(アメックスゴールド)は、法人カードの中でもハイクラスな特典が魅力の一枚です。特に、海外出張が多い方、接待や会食の機会が多い方にとって、大きなメリットがあります。
アメックス・ゴールドのメリット
1.手厚い旅行・出張サポート:空港ラウンジの無料利用や、国内外のホテルの優待が充実。
2.ダイニング特典が豊富:高級レストランのコース料理が1名分無料になるなど、接待向けサービスが多数。
3.旅行傷害保険が充実:国内外の旅行時に最大1億円の補償がつく。
特に、出張や接待の多い法人経営者、個人事業主におすすめのカードです。年会費は36,300円(税込)とやや高めですが、その分、特典や補償が手厚く、コストパフォーマンスの高いカードといえます。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードについて詳しく知りたい方は「アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードの特典・年会費は?メリットをご紹介」をご参考ください。
セゾン法人カードのメリット
セゾン法人カードは、ビジネスシーンでの利便性と特典の充実度から、多くの企業や個人事業主に選ばれています。ここからは、セゾン法人カードのメリットについて詳しく解説します。
高いポイント還元率
セゾン法人カードは、利用金額に応じてポイントが貯まる仕組みを採用しています。特に「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード」では、JALマイルの還元率が最大1.125%と高水準です。
さらに、通常の利用でも永久不滅ポイントが1,000円(税込)ごとに1ポイント貯まります。貯まったポイントは商品券や他社のポイント、マイルなど多彩な特典に交換可能です。
また、海外でのショッピング利用時にはポイントが2倍になる特典もあり、出張や海外取引の多いビジネスパーソンにとって大きなメリットとなるでしょう。
付帯サービスが充実
セゾン法人カードには、ビジネスをサポートする多彩な付帯サービスが備わっています。例えば、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード」では、以下のような特典が利用可能です。
特典 | 内容 |
プライオリティ・パスの無料提供 | 世界145カ国以上、600以上の都市で1,600ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」が無料で付帯 |
24時間365日のコンシェルジュ・サービス | 出張時のホテルやレストランの手配、各種情報提供など、専任のスタッフがサポート |
旅行傷害保険 | 海外・国内旅行中の事故や病気に対して、最高1億円の補償が受けられる |
TabletHotelsの「TabletPlus」会員資格 | ミシュランが認めたホテル予約サイト「TabletHotels」の有料会員サービス「TabletPlus」を無料で利用可能。かつ、VIPアップグレードや特別特典が受けられる |
上記のようにサービスが充実しているため、ビジネスシーンだけでなくプライベートでも充実したサポートを受けられます。
追加カードの発行が可能
セゾン法人カードでは、追加カードの発行も可能です。法人カードの種類によって追加できるカードの枚数は異なります。
追加カードの発行ができれば、各従業員の経費支出を一括で管理でき、経理業務の効率化も図れます。追加カードの利用明細も個別に確認できるため、経費の透明性が高まり、不正利用の防止にもつながるでしょう。
セゾン法人カードの注意点
セゾン法人カードは、ビジネス向けの特典や高いポイント還元率で人気のクレジットカードですが、しかし、利用前に知っておくべき注意点もあります。
マイル移行には追加コストが発生
セゾン法人カードは、永久不滅ポイントをJALマイルに移行できる特典がありますが、無料で移行できるわけではありません。
セゾン法人カードでマイル移行を利用する場合は「JALマイル移行サービス(年間5,500円(税込))」への登録が必要です。さらに、移行レートは1,000円利用ごとに10マイル(JALマイルの還元率1%)と、一般的な航空系カードと比較するとやや低めです。
また、セゾン法人カードはJALマイルには対応しているものの、ANAマイルには移行できません。ANAマイルを貯めたい場合は、他のカードを検討する必要があります。
JALマイルを活用したい場合は、年間5,500円の手数料がかかることを考慮したうえで慎重に検討しましょう。
プロ系列はポイントが貯まらない
プロ系列とは、ビジネス・プロとゴールド・ビジネス・プロカードのことです。
いずれも永久不滅ポイントの対象外となるため、利用してもポイントは貯まりません。
ポイントを貯めてお得に利用したい方は、プロ系列のセゾンカードを登録は避けた方が良いでしょう。
種類によってはポイント還元率が高いものもあるため、カードごとのメリットを比較して決めることをおすすめします。
セゾン法人カードの口コミ・評判
ここからは、実際にセゾンの法人カードを使用している方の口コミを見ていきましょう。
セゾン法人カードの良い口コミ
- ポイントが貯まりやすい
- サービスが充実している
- 個人事業主でも発行できるのがありがたい
セゾン法人カードの良い口コミを見てみると、ポイントの貯まりやすさや充実したサービスに評価が集まっていました。
セゾン法人カードでは通常のショッピングや普段の支払いでも効率よく永久不滅ポイントが貯まります。貯まった永久不滅ポイントはマイルに交換することも可能なため、余すことなくポイントを利用できる点が人気のようです。
また、空港ラウンジの無料利用や国内外、旅行の保険など、サービスが充実している点にも多くの方が良い口コミを挙げていました。
セゾン法人カードの悪い口コミ
- 年会費が高い
- 個人事業主の場合は恩恵を受けられないこともある
セゾン法人カードの悪い口コミを見てみたところ、上記のような口コミが見られました。
セゾン法人カードでは、カードの種類によるものの、年会費が高いものもあります。しかし、年会費が高い分サービスやサポートがより充実しているため、バランスが取れているという口コミも見られました。
また、ビジネス向けの特典が多いからこそ、個人事業主の場合はあまり恩恵を受けられないなどの口コミもありました。
しかし、ポイント還元率が高く、独自のキャッシュバックキャンペーンも定期的に行われているため、個人事業主の方でも恩恵を受けられるケースは多くあるでしょう。個人事業主でも比較的出張が多い方は、セゾン法人カードのメリットをより多く受けられるのかもしれません。
セゾン法人カードの申請方法・カード発行までの流れ
セゾン法人カードの申し込みから発行までの流れは、以下の通りです。
①Webまたは書類で申し込む
公式サイトからオンラインで申し込みが可能です。必要情報を入力し、申請を完了させましょう。書類での申し込みも受け付け可能です。
②必要書類の提出
申し込み内容に応じて、以下の書類の提出が求められます。
- 法人の場合:登記簿謄本、代表者の本人確認書類など
- 個人事業主の場合:確定申告書、本人確認書類など
③審査
申し込み後、クレディセゾンによる審査が行われます。事業の安定性や信用情報を基に判断されます。
④カード発行・受け取り
審査を通過すると、カードが発行され、登録住所に送付されます。通常、申し込みから発行までは2〜3週間程度とされています。ただし、審査状況によっては前後する可能性があるため、注意してください。1ヶ月経ってもカードが届かない場合は、サポートセンターに問い合わせてみましょう。
セゾン法人カードの審査基準
法人カードの審査基準は公表されていませんが、一般的なクレジットカードと同様に、以下のポイントが重要視されると考えられます。
①事業の信用度
- 法人の場合:設立年数・財務状況・取引実績などが影響
- 個人事業主の場合:確定申告書の内容・事業の安定性が重要
②代表者の信用情報
法人カードであっても、代表者の個人信用情報(クレジットヒストリー)は審査の判断材料になります。過去に金融事故がある場合、審査に影響を与える可能性があります。
③他の借入状況
法人・個人事業主ともに、他の借入状況やカードの利用状況もチェックされることが多いです。過度な借入がある場合、審査に通りにくくなる可能性があります。
④事業の規模・収益性
特に法人の場合は、売上や利益の安定性も審査に影響します。赤字決算が続いている場合や、極端に売上が少ない場合は、審査が厳しくなる可能性があります。
まとめ|セゾン法人カードをビジネスに役立てよう
セゾン法人カードにも様々な種類がありますが、それぞれメリットやデメリットが異なります。自分に合った法人カードを選ぶためにも、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にしてみてください。
セゾン法人カードはポイント還元率の高さやビジネス向けのサービスが充実しているのが魅力です。普段からポイントを貯めている方や、国内外に行く機会が多い方に適しているカードです。