FUKUROU

FUKUROU

FUKUROU 法人カード

探す

フリーランスは法人用クレジットカードを作れる?おすすめカード7枚を紹介

本記事はプロモーションを含みます

フリーランスが法人用クレジットカードを発行することは、キャッシュフローの改善や確定申告の簡略化につながるため非常におすすめです。

ただし、会社員に比べて信用がないため「作れないかも」と不安になる方もいるでしょう。そのような方は、フリーランスでもお申込みしやすいクレジットカードを選ぶことが重要です。

本記事ではフリーランスがクレジットカードを持つメリットや選び方、一般的な審査基準などを解説します。経費管理を楽にするためにも、ぜひ本記事で紹介するクレジットカードの利用をご検討ください。

Contents
  1. フリーランスはクレジットカードを作れる
  2. 事業用とプライベート用のクレジットカードは分けよう
  3. フリーランスがクレジットカードを持つメリット
  4. フリーランス向けのクレジットカードの選び方
  5. フリーランスにおすすめのクレジットカード7選
  6. フリーランス向けクレジットカードの審査基準
  7. フリーランスがクレジットカードの審査通過率を上げるコツ
  8. フリーランスがクレジットカードを発行する流れ
  9. フリーランスはクレジットカードがあると確定申告が効率的になる
  10. まとめ

フリーランスはクレジットカードを作れる

フリーランスでもクレジットカードは作成できます。ただし、一般的にフリーランスは会社員に比べて信頼性や安定性がありません。

そのため、カード会社から支払い能力を不安視されやすく、クレジットカードを作成しにくいといわれています。審査難易度はクレジットカード会社によって異なるため、選び方や審査基準を把握することが重要です。

個人事業主でも申し込みやすいカードも多く存在するため、事前に確認してみることを推奨いたします。

事業用とプライベート用のクレジットカードは分けよう

経費とプライベートな支出の管理が複雑になるため、事業用と個人用のクレジットカードは分けましょう。

事業用と個人用のクレジットカードが一緒の場合、確定申告時の仕訳作業に手間がかかる場合があります。

法人用クレジットカードを発行し、余裕を持って経費の支払いができるようにすることで経理処理や請求周りの管理にかかる工数を削減することに繋がるでしょう。

フリーランスがクレジットカードを持つメリット

フリーランスがクレジットカードを持つメリットには、経費管理や確定申告が楽になることやビジネス向けの優待特典が利用できることなどがあります。

経費管理や確定申告が楽になる

クレジットカードを分けて持つと、経費管理や確定申告を効率よく行うことが可能です。

また、決済履歴がアプリやクラウド上に保存されるため、いつどのような経費を使ったのか確認できます。

クラウド会計ソフトと連携できるため、仕訳帳に支払い履歴が自動で反映できる点も魅力と言えるでしょう。

ビジネス向けの優待特典を利用できる

ビジネス向けの優待特典を利用すると、業務効率化や経費削減につながります。

代表的な優待特典は、クラウド会計ソフトとの連携や専用コンシェルジュ、招待日和、プライオリティパスなどがあります。

たとえば、招待日和は、国内外のレストランで所定のコースを2名以上で予約すると、1名分が無料になります。取引先との会食などに利用することも可能です。

カード会社によって、優待特典が異なるため、自分のニーズに合ったクレジットカードを選びましょう。

経費でポイントやマイルをお得に貯められる

フリーランス向けクレジットカードは、経費利用でポイントやマイルを効率的に貯められる点が魅力です。

ポイント還元率も比較的高く、ビジネス利用でポイント還元率が優遇されるカードも多いため、日常の経費を効果的に活用することができます。

貯まったポイントは、キャッシュバックやギフト券、提携サービスの利用などに利用可能です。

また、出張や旅行が多いフリーランスにとって、マイルが貯まりやすいカードは大きなメリットと言えるでしょう。貯めたマイルは、航空券のアップグレードや無料航空券と交換が可能です。

これらのようなメリットを最大限に活用することで、フリーランスは日々のビジネスをよりお得に、効率的に行うことができるでしょう。

キャッシュフローが改善しやすくなる

クレジットカードを利用するメリットとして、キャッシュフローが改善する点も挙げられます。

クレジットカードで決済することで、支払いが1〜2ヶ月遅らせることが可能になります。決済時に予算がなくても、1〜2ヶ月の猶予があるため、お金を用意することが可能です。

また、高額な買い物をしても予算に合わせて支払を分割できます。そのため、現金だと資金繰りが苦しくなる状況でも、クレジットカードだと余裕が生まれる場合があります。

フリーランス向けのクレジットカードの選び方

フリーランス向けのクレジットカードの選び方として、利用限度額や年会費、優待特典などをチェックすることが大切です。選び方のポイントを5つ紹介します。

利用限度額が適切か

クレジットカードを利用限度額の高さで選ぶこともポイントです。

利用限度額が低いと、必要経費を満足に払えない可能性があります。一般的にはステータス性があるクレジットカードほど、利用限度額が高い傾向にあります。

仕入れや人件費などで支出が大きい場合は、プラチナカードやゴールドカードがおすすめです。カードランクごとに利用限度額を以下にまとめました。

種別利用限度額
一般カード10〜300万円
ゴールドカード50〜500万円
プラチナカード200万円〜無制限

年会費が収入に見合っているか

クレジットカードの年会費が収入に見合っているかも、おすすめの選び方です。

収入が不安定なのに、年会費の高いクレジットカードが発行できてしまうと、支払いが負担になる可能性があるためです。

収入が不安定であれば年会費無料のカード、安定しているようであれば有料のクレジットカードを使用するのも良いでしょう。以下はカードランクごとの年会費の相場になります。

種別年会費
一般カード無料〜5,000円
ゴールドカード5,000円〜30,000円
プラチナカード20,000〜100,000円

ビジネス向けの優待特典が豊富か

ビジネス向けの優待特典の豊富さも、クレジットカードの選定ポイントです。

ビジネスサポートにより業務効率化や経費削減などを実現できるためです。優待特典はステータス性があるクレジットカードになるほど豊富にあります。

たとえば「プライオリティパス」や「招待日和」などは、ゴールドカード以上に付帯されているケースが多くあります。

ビジネス向けの優待特典が多くあると、その分だけ豪華なサービスをお得に受けることが可能です。

ポイントやマイル還元率の高いか

ポイントやマイルの還元率の高さも、クレジットカードの選び方のひとつです。

ポイントやマイルは、支払いや航空券などに充当できます。還元率が高いと、その分支出を減らせるため、資金繰りの改善につながるでしょう。

以下のようにカードランクが高いほど、ポイントやマイルの還元率はよい傾向にあります。

種別ポイント還元率マイル還元率
一般カード0.5〜1%0.5〜1%
ゴールドカード0.5〜1.5%0.5〜1.2%
プラチナカード0.5〜2%0.3〜2%

個人事業主向けのビジネスカードか

個人事業主向けのクレジットカードは、審査が柔軟なため、お申し込みしやすい傾向があります。

一般的に法人カードでは、対象者が「法人の代表者」と設定されているケースが多く、個人事業主やフリーランスが申し込めないカードも存在しています。

個人事業主も対象に含まれているカードにおいては、個人審査がメインであり「法人の決算書や登記簿謄本」が必要とならないケースもあります。

このようなカードに関しては、フリーランスの方でも発行しやすいカードになるため、申し込んでみること推奨いたします。


個人事業主におすすめのカードは以下をご参考下さい。
個人事業主におすすめのクレジットカード10選!メリットや選び方のコツもご紹介


フリーランスにおすすめのクレジットカード7選

フリーランスにおすすめのクレジットカードを7枚紹介します。

アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード

アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードは、幅広いビジネスシーンでフリーランスに貢献するクレジットカードです。

ステータス性がありながらグリーンカードなので、年会費が比較的抑えられています。初めての高ステータスカードにおすすめの1枚です。

<概要>
・幅広いビジネスシーンをサポート可能
・フリーランスが初めて持つステータスカードとして最適

<主な特徴>
・専用のビジネスサービスを利用できる
・付帯特典付きの追加カードを発行できる
・一律制限がない利用可能枠で高額決済もできる

<特典とサービス>
・会計ソフトとの連携で経費管理が楽になる
・入会後の条件達成で合計40,000ポイント獲得できる
・国内外の空港ラウンジを本人+同伴者1名は無料で利用できる

<基本情報>

年会費13,200円(税込)
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
追加カード年会費6,600円
ETCカード年会費・発行手数料無料
ポイント還元率0.3〜1%
限度額一律の制限なし
申し込み条件20歳以上の会社経営者または個人事業主


アメックスビジネスグリーンカードについては以下をご参考下さい。
アメックスビジネスグリーンカードを徹底解説!利用可能枠・審査・特徴を紹介


セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®︎・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、初年度年会費無料で使える高ステータスカードです。

特典として、プライオリティパスや招待日和などが付帯されています。コストパフォーマンスがよいクレジットカードを求める方に最適な1枚です。

<概要>
・個人の与信で審査を受けられる
・コストパフォーマンスに優れるプラチナカード
・年会費が初年度無料、2年目22,000円※で維持しやすい
※2025年6月1日以降商品性改定に伴い年会費が33,000円(税込)に変更となります。

<主な特徴>
・永久不滅ポイントで有効期限がない
・ビジネスに役立つ優れた優待特典が豊富にある
・JALマイルの還元率が高く出張や旅行が安くなる

<特典とサービス>
・コンシェルジュ特典
・プライオリティパスや高級ホテルの優待
・レストラン2名の予約で1名が無料になる招待日和

<基本情報>

年会費初年度:無料2年目以降:22,000円(税込)
※2025年6月1日以降商品性改定に伴い年会費が33,000円(税込)に変更となります。
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
追加カード最大5枚まで
ETCカード最大5枚まで
ポイント還元率最大1.125%
限度額950万円
申し込み条件個人事業主・経営者安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く)


セゾンプラチナビジネスアメックスについては以下をご参考下さい。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス ®・カードとは?限度額・審査・特徴を紹介!


三井住友カード ビジネスオーナーズ

三井住友カードビジネスオーナーズは、18歳以上の個人事業主でも発行可能なクレジットカードです。年会費無料で利用できるため、維持に金銭的な負担がありません。

フリーランスのビジネスをサポートする優待特典が豊富にあるため、使い勝手のよい1枚です。初めてのクレジットカードにおすすめです。

<概要>
・18歳のフリーランスでも申し込み可能
・個人用も利用している場合は還元率が最大1.5%
・年会費が永年無料なのにビジネス向けの特典が豊富

<主な特徴>
・決済口座を柔軟に設定できる
・追加カードを無料で18枚まで発行できる
・利用限度枠は安心の最大500万円まである

<特典とサービス>
・請求書の支払いをカードで決済できる
・出張/旅行時に最大2,000万円の旅行傷害保険が付帯

<基本情報>

年会費無料
国際ブランドVisaMasterCard
追加カード18枚年会費:無料
ETCカード初年度無料2年目以降:550円/年前年度に利用があれば年会費無料
ポイント還元率0.5〜1.5%
限度額500万円
申し込み条件18歳以上(高校生は除く)中小企業代表者もしくは個人事業主


三井住友カードビジネスオーナーズについては以下をご参考下さい。
三井住友カードビジネスオーナーズを徹底解説!限度額・審査・特徴を紹介


JCB BizONE

JCB BizONEは、個人事業主やフリーランス向けの法人カードです。年会費が永年無料で、いつでもどこでもポイント2倍なので、非常に使いやすいカードといえます。

Web上からの申し込みで、最短5分でカード番号が発行されるため、手軽に手に取りやすいことも魅力です。

<概要>
・最短5分でカード番号を発行
・年会費無料でポイント還元率が高い
・フリーランスや個人事業主に特化した法人カード

<主な特徴>
・いつでもどこでもポイント2倍
・利用限度額が最大500万円で安心
・本人確認書類が不要のカンタン手続きで発行可能

<特典とサービス>
・会計ソフトとの連携で業務が効率化
・優待店での利用でポイント最大21倍
・24時間365日体制で不正利用をチェック

<基本情報>

年会費無料
国際ブランドJCB
追加カードなし
ETCカード1枚年会費・発行手数料無料
ポイント還元率1.0%
限度額10〜500万円
申し込み条件18歳以上法人の代表者または個人事業主


JCB Biz ONEについては以下をご参考下さい。
JCB Biz ONE 一般を徹底解説|年会費やポイント還元率など


JCB一般法人カード

JCB一般法人カードは、多様なビジネスシーンをサポートする法人カードです。インターネット入会で初年度の年会費が無料になります。

JCB法人カード会員専用の資金管理サービスや銀行口座・請求書の一元管理などの機能があります。ビジネス向けの優待特典が豊富にあるクレジットカードです。

<概要>
・ポイント還元率0.5%
・Web入会で初年度年会費無料

<主な特徴>
・条件達成で最大0.75%のポイント還元
・ETCカードを年会費無料で複数枚発行可能<特典とサービス>
・会計ソフトとの連携サービス
・JCB法人カード会員専用の資金管理サービス
・国内外で使える最高3,000万円の旅行傷害保険

<基本情報>

年会費1,375円(税込)※初年度年会費無料
国際ブランドJCB
追加カード1,375円 (税込)※1枚目が年会費無料の場合、追加カードも無料
ETCカード無料
ポイント還元率0.5%~10%
限度額10〜500万円
申し込み条件法人または個人事業主


JCB一般法人カードについては以下をご参考下さい。
JCB一般法人カードとは?特徴や発行するメリット、審査基準を詳しく解説!


セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、年会費無料で使えるクレジットカードです。

申し込み条件に安定した収入や社会的な信用などがないため、個人事業主でも申し込みやすいでしょう。経費を抑えて高ステータスのブランドを使いたい方に、おすすめの1枚です。

<概要>
・申し込みに登記簿謄本や決算書が不要
・個人事業主やフリーランスにもおすすめ
・年会費無料で維持しやすいクレジットカード

<主な特徴>
・引き落とし口座を個人と法人で選択可能
・追加カードは最大9枚まで無料で発行できる
・特定の加盟店での利用でポイント還元率最大4倍

<特典とサービス>
・新規入会で最大8,000円相当の永久不滅ポイントがもらえる
・セゾンビジネスローンで最大950万円まで融資を受けられる

<基本情報>

年会費無料
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
追加カード無料(最大9枚)
ETCカード無料(1カードにつき5枚まで)
ポイント還元率0.5%
限度額30〜500万円
申し込み条件個人事業主またはフリーランス、経営者の方(高校生を除く)

ダイナースクラブビジネスカード

ダイナースクラブビジネスカードは、ステータス性の高さを存分にアピールできるクレジットカードです。

利用限度額に一律の制限がなく、空港関連やグルメ関連の特典が充実しているのも魅力です。また、クラウド会計ソフトとの連携で、経費管理を効率化できます。

<概要>
・世界最高クラスのステータスカード
・入会キャンペーンにより初年度年会費無料
・利用限度額に一律の制限がなく高額決済にも対応

<主な特徴>
・ポイントは有効期限がない
・年会費無料のMasterCardのコンパニオンカードが付帯
・入会3ヶ月以内に40万円以上の決済で20,000ポイント贈呈

<特典とサービス>
・国内外の主要空港のラウンジが無料
・対象の飲食店でコース料理2名以上の予約で1名様無料(エグゼクティブダイニング)

<基本情報>

年会費27,500円(税込)
国際ブランドダイナーズクラブ
追加カード2枚まで無料で発行可能(最大4枚)※3〜4枚目は1枚あたり年間5,500円の維持費あり
ETCカード無料
ポイント還元率1%
限度額一律の制限なし
申し込み条件基本会員:年齢27歳以上で法人、団体等の代表者・役員または個人事業主追加会員:基本会員が代表者・役員を務める法人等または個人事業の役職員あるいは従業員で18歳以上の方


ダイナースクラブビジネスカードについては以下をご参考下さい。
ダイナースクラブビジネスカードとは?特徴やメリット、注意点を徹底解説


フリーランス向けクレジットカードの審査基準

フリーランス向けのクレジットカードの審査基準を紹介します。審査では「本人の信用情報」や「営業年数」「財務状況(業績)」などがチェックされます。

本人の信用情報

クレジットカードの審査では、過去の利用状況や借入、延滞・滞納などの信用情報をカード会社が調査します。

借入や延滞・滞納をしていると、カード会社は申込主に支払い能力がないと判断するため、審査に落ちやすくなるでしょう。

延滞や遅延は返済が完了してから5年ほど記録が残るため、経験がある方は申し込めるクレジットカードが制限されるため、注意するようにしましょう。

営業年数

営業年数は支払い能力や事業の安定性を示す指標のため、クレジットカードの審査項目の一つとされています。

フリーランスとして活動経験が長いと、カード会社は安定した収入があると判断しやすくなります。

一般的に個人事業主として3年以上の実績があると、審査に通りやすいといわれています。営業年数が1〜2年でも審査に通らないことはありませんが、プラスには働きにくい可能性があるため、注意するようにしましょう。

財務状況(業績)

フリーランスのクレジットカードの審査では、支払い能力や事業の安定性を見定めるために、財務状況がチェックされます。

売上や利益、経費などの許容状況が分からない場合、カード会社としてもクレジットカードを発行することが難しいでしょう。

そのため、確定申告書や決算書、納税証明書などを調査して、申込主の財務状況を見定める必要があります。

長期的な安定収益があれば、貸し倒れのリスクが少ないため、クレジットカードの審査に通りやすいとされています。

フリーランスがクレジットカードの審査通過率を上げるコツ

フリーランスがクレジットカードの審査通過率を上げるコツは5つあります。順番に紹介します。

開業届を出す

税務署に開業届を提出すると、正式な手続きを得て事業を行っている納税者だと証明できるため、審査通過率が向上する可能性があります。

カード会社にとっても、事業の実態の有無を把握しやすくなります。そのため、信用度も高まるでしょう。

また、クレジットカードの審査では、営業年数もチェックされます。開業届を出して、いつから事業を始めたのかを明確化することが重要です。

限度額を必要最低限にする

クレジットカードの利用限度額を必要最低限にすると、延滞や滞納のリスクが少ないため、審査に通過しやすくなるとされています。

大きな限度額に耐えうる収入があるかは審査の際の判断軸になります。

ただし、利用限度額を低くすることで、ビジネスに支障が出る恐れもあるため、注意するようにしましょう。そのため、事前に毎月の支出を計算してから利用限度額を判断することを推奨いたします。

一度に複数社に申し込みをしない

クレジットカードの審査通過率を上げるためには、一度に複数社に申し込みしないことがポイントです。

自己資金が不足しており、多重債務や自己破産のリスクが高いと、カード会社に判断されにくくなります。

2〜3ヶ月に1枚を目安に申し込むと、キャッシング目的だと判断されず、審査に通りやすくなるでしょう。

フリーランスとしての収入を上げる

クレジットカードの審査通過率を向上させるには、フリーランスとしての収入を上げることも重要です。

収入が低いと、総量規制によりクレジットカードが作れない可能性があります。総量規制とは、年収の3分の1を超える貸付を禁止する法律です。

たとえば、個人用のクレジットカードをすでに持っていて、利用枠が年収の3分の2ほどを占めている場合、新しいカードを発行しにくくなります。

そのため、収入を上げて、クレジットカードを発行しやすい状態にする必要があります。

フリーランスがクレジットカードを発行する流れ

フリーランスがクレジットカードを発行する流れは、以下の通りです。

  1. Web申し込み
  2. 必要書類の提出
  3. 審査
  4. 合否判定の連絡
  5. クレジットカードの発行

Web申し込み時には、氏名や住所、職業、年収、連絡先、口座番号などの情報を入力する必要があります。

審査にかかる期間は、カード会社によって異なります。最短5分で完了するクレジットカードもあれば、2週間程度かかる場合もあるでしょう。

審査に合格すると、1〜2週間ほどで登録した住所にクレジットカードが郵送されます。

必要な提出書類

クレジットカードの審査に必要な書類は、カード会社によって異なります。個人カードならば、本人確認書類や銀行口座情報、収入証明書などが求められます。

法人カードならば、追加で法人印や決算書、登記簿謄本、事業計画書なども必要です。

なお、フリーランスでも発行できる法人カードがあります。フリーランス向けの法人カードに申し込む場合、法人印や決算書、登記簿謄本などは不要です。

フリーランスはクレジットカードがあると確定申告が効率的になる

フリーランスはクレジットカードを持つと、利用履歴がクラウド会計ソフトに自動反映されるため、確定申告が効率的になります。

クレジットカードがあると、freee会計やマネーフォワードクラウドとの連携が可能です。仕訳帳に決済した場所や日にち、値段などが記録されます。

一方、支払いが現金だと、決済履歴がレシートや領収書でしか残らないため、手作業で記録を残す必要があります。

そのため、クレジットカードを使うと、確定申告の作業工数や記載ミスが減るでしょう。

まとめ

本記事ではフリーランスがクレジットカードを発行するメリットや選び方、おすすめ7枚などを紹介しました。

フリーランスとして活動するならば、もはやクレジットカードは必需品といえるでしょう。

個人事業主やフリーランスを対象にしたビジネスカードも多くあります。ぜひ本記事で紹介したクレジットカードから、自分にあった1枚を選んでみてください。