ダイナースクラブビジネスカードとは?特徴やメリット、注意点を徹底解説

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日本初のクレジットカードとして誕生した、ダイナースクラブが発行する「ダイナースクラブビジネスカード」。
そのステータスの高さに加え、カードの利用枠に制限が設けられていない点やグルメ特典や出張に関する優待サービスなど、ビジネスシーンなどで役立つ豊富な特典が魅力のカードです。
この記事では、ダイナースクラブビジネスカードの基本的な情報を説明した上で、主な特徴やメリットなどを紹介します。
おすすめな人の特徴や審査基準も解説しているため、法人カードを発行したい人はぜひ参考にしてください。
ダイナースクラブビジネスカードとは

ダイナースクラブカードは、1961年に日本で初めて発行されたクレジットカードで、その歴史とステータスの高さから、現在でも特別な存在感を放っています。
年会費は27,500円が必要ですが、ポイント還元率の高さや入会後3ヵ月以内に40万円以上の利用で、初年度年会費無料と20,000ポイント付与のキャンペーンなどが魅力のカードです。
限度額に一律の設定がない点やグルメ特典・ビジネスに利用できる空港関連の特典が充実しているのも特徴です。また、会計ソフトとの連携などで社用経費の精算・管理の効率化を図ることも可能です。
「ダイナースクラブビジネス・オファー」や「エグゼクティブダイニング」などの会食や取引、出張の際に役立つ優待特典が多数あり、ビジネスプロフェッショナルのためのカードと言えます。
ダイナースクラブビジネスカードの基本情報(年会費・還元率など)は以下の通りです。
年会費 | 27,500円(税込) |
---|---|
国際ブランド | ダイナースクラブ |
追加カード | 2枚まで無料で発行可能 (最大4枚まで) ※3,4枚目は、1枚あたり年間5,500円の維持手数料あり。 |
ETCカード | 無料 (5枚まで発行が可能) |
ポイント還元率 | 1.0% |
申し込み条件 | 基本会員:年齢27歳以上で法人、団体等の代表者・役員または個人事業主 追加会員:基本会員が代表者・役員を務める法人等または個人事業の役職員あるいは従業員で18歳以上の方 |
ダイナースクラブビジネスカードの特徴
ここでは、ダイナースクラブビジネスカードの特徴を詳しく解説します。
・クレジットカードの中でトップクラスのステータス性
・一律の制限のないご利用可能枠
・ビジネス関連のサービスが充実
どのようなカードなのか理解を深めることで、申し込むか検討しやすくなるでしょう。
クレジットカードの中でトップクラスのステータス性
ダイナースクラブビジネスカードは、富裕層向けのブランドであるダイナースクラブが提供しており、クレジットカードの中でもトップクラスのステータスを誇る法人カードです。
また、日本初のクレジットカードという点でも歴史のあるカードになっております。
そして、プロパーカードを発行していること自体も特徴になります。現在、国際ブランドの中でプロパーカードを発行しているのは「ダイナースクラブ」「アメックス」「JCB」のみとなっております。
ダイナースに関しては、他社発行カードがなくプロパーカードのみを発行している唯一のカードである点もありステータスの高さが維持されており、格式の高いカードとなっております。
一律の制限のないご利用可能枠
ダイナースクラブビジネスカードは、一律の利用限度額が設定されていない点が魅力です。
利用状況や支払い実績に基づき、個別に限度額が設定されるという特徴があります。
さらに、限度額が足りない場合でも、事前連絡をするだけで限度額を引き上げることができ、突発的な費用にも安心して対応できる点は魅力と言えるでしょう。
多くの法人カードでは上限が一律で設けられているものも多く、支払額によっては柔軟に対応できないケースもあるため注意するようにしましょう。
ビジネス関連のサービスが充実
ダイナースクラブ ビジネスカードは、法人向けカードとして、ビジネスシーンで役立つ豊富な特典が備わっています。経営者や法人にとって、日常的な業務をサポートするために設計されたこれらの特典は、ビジネス活動をより効率的に、かつスマートに行うために不可欠な要素です。
例えば、「ダイナースクラブ ビジネス・オファー」が挙げられ、健康診断や法律相談、税務相談、労務・人事管理など、ビジネスシーンで活用できるサービスが豊富に揃っています。
こうした特典は、事業運営において重要な要素となる時間管理やコスト削減にも貢献し、経営の効率化などを実現できるでしょう。
ダイナースクラブビジネスカードのメリット
プラチナクラスのマスターカード(コンパニオンカード)が付帯
ダイナースクラブビジネスカード会員限定で、世界最大のネットワークを誇るマスターカード(コンパニオンカード)が付帯されます。ポイントや請求(支払口座)、利用代金明細をビジネスカードに一本化できる点が特徴です。
決済専用カードとなるため、マスターカードが提供する各種サービスは利用不可ですが、基本会員・追加会員ともに年会費無料であり、加盟店が多く利用できる対象範囲の多くの範囲をカバーできる点は魅力と言えるでしょう。
出張・旅行に役立つ充実した特典
ダイナースクラブビジネスカードでは、プライオリティパスの付帯はもちろんのこと、出張や旅行に役立つ特典も充実しています。
空港のラウンジは国内のみならず、海外と合わせて1300ヵ所以上で利用することができ、利用の際には、ダイナースクラブカード、またはプライオリティ・パスのデジタル会員証(カード発行なし)と搭乗券を提示することで利用できます。
海外空港ラウンジの年間利用回数は、ダイナースクラブカードでの利用回数とプライオリティ・パスでの利用回数を合算してカウントし、10回まで無料となります。
加えて、「ダイナースグローバルマイレージ」に入会すれば、貯めたポイントを、ANAやデルタ航空、ユナイテッド航空、大韓航空、JALなど参加航空会社のマイルに移行できます。
ポイントからのマイル還元率も高く、特にANAマイルの還元率が高い点は魅力となるでしょう。
【対象の航空会社】
参加航空会社/ フリークエント・フライヤー・プログラム名 | 移行レート |
---|---|
全日本空輸 ANAマイレージクラブ | 1,000ポイント= 1,000マイル |
デルタ航空 スカイマイル | 2,000ポイント= 1,000マイル |
ユナイテッド航空 マイレージプラス | 2,000ポイント= 1,000マイル |
大韓航空 スカイパス | 2,000ポイント= 1,000マイル |
日本航空 JALマイレージバンク | 2,500ポイント= 1,000マイル |
さらに、「一休.com特別優待」や「国内クラブホテルズ・旅の宿」など、宿泊施設もお得かつワンランク上のサービスを受けることもできるため、出張や旅行が充実したものになり、かつ予約や調べる時間を割くことができるでしょう。
【おすすめの出張・旅行特典】
・空港ラウンジ(プライオリティパス付帯)
国内・海外あわせて1,600ヵ所以上ある空港ラウンジを、ダイナースクラブ会員ご本人様は無料で利用可能
・JAL国内線出張手配システム「JALオンライン」
JALオンライン専用運賃の利用でコストの削減が実現
・一休.com特別優待
国内約6,200軒の厳選されたホテル・旅館をお得な価格で予約可能
※毎月先着100名様に「一休.com宿泊クーポン」プレゼント!
・国内クラブホテルズ・旅の宿
国内120以上の人気ホテルや歴史ある旅館で、朝食2名分無料やホテルクレジット付与などのサービスが受けられる
・トラベルデスク
国内・海外旅行に関する各種手配や相談を電話で受付
接待や会食時に役立つ特典が充実
ダイナースクラブビジネスカードでは、ビジネスや出張・旅行に役立つ特典に合わせて、接待や会食時に役立つ特典も充実しています。特にゴルフに関しては特徴的であり、ゴルファー保険の自動付帯やレッスン優待などもあります。
場所選びや予約などに時間をかけずに済むために、本来の仕事に専念でき、不安なくお取引先への接待や会食などに臨むことができるでしょう。
【接待や会食時に役立つ特典】
・エグゼクティブ ダイニング
所定のコース料理を2名以上の利用で、1名分を各店舗が無料で提供
・料亭プラン
通常は予約が難しい高級料亭を、ダイナースクラブが会員様に代わってご予約
・ゴルフサービス
国内約100コースの名門ゴルフ場のラウンド予約を会員様に代わり手配。プレー代金の負担やゴルファー保険の付帯も
ポイント制度や仕組みが良好
ダイナースクラブビジネスカードでは、「ダイナースクラブリワードポイント」と呼ばれるシステムがあり、ポイントの有効期限がなく、貯めたポイントを自由に利用することができます。
ポイントは基本100円につき1ポイント(コンパニオンカードは基本200円につき1ポイント)貯めることができます。
加えて、ダイナースクラブカードを個人でも所有している場合は、法人カードのポイントと合算してポイントを交換することもできます。
そして、法人カード会員に限り、ポイントを様々な商品に交換することができ、上質なビジネスアイテムや取引先、ビジネスパートナーへの手土産などに生かせる商品を兼ね備えております。
ビジネスカード向け賞品についてはこちらから
ビジネス(経費管理など)に役立つ特典が豊富
ダイナースクラブビジネスカードには、ビジネスシーンで役立つ特典やサービスが充実しています。事業や税務関連などの相談ができる特典や、会計処理、帳簿づけ、青色申告や決算書の作成などに活用できる「freee会計」をお得に利用できる特典などがあります。
また、従業員に最大4枚まで追加カードを無料で発行することでき、従業員の利用状況を把握することも可能です。
【ビジネス特典】
・ダイナースクラブ ビジネス・オファー
税務相談、法律相談、健康診断の優待特典など
・ビジネスラウンジ&コ・ワーキングスペース
テレワーク・リモートワークなどさまざまなビジネスシーンで利用できる
・ビジネスコンサルティングサービス
相談窓口として、三井住友信託銀行および三井住友トラスト・グループ各社をご紹介
(事業承継・M&A、IPO、不動産売買などのご相談も)
・クラウド会計ソフト「freee会計」連携
ダイナースクラブビジネスカード会員は、初年度有料プランが通常より2ヵ月分お得に利用可能
従業員向けのカードを無料で2枚発行可能
ダイナースクラブビジネスカードは、従業員向けの追加カードを2枚まで無料で発行できます。18歳以上の役員や従業員が対象で、最大では4枚まで発行することが可能です。
また、ETCカードも年会費無料で、1枚の社員カードに対して最大5枚発行することができます。負担がかからず追加カードを発行できる点もメリットであると言えるでしょう。
手厚い新規入会キャンペーン
2025年3月31日までの申込み(4月30日までの入会)で、初年度年会費無料と20,000ポイントのプレゼント(入会後3ヵ月以内に40万円以上の利用)のキャンペーンが適用されます。
ダイナースクラブビジネスカードのデメリット
プロパーカードゆえに審査が厳しい傾向がある
ダイナースクラブビジネスカードの審査難易度が公開されているわけではありませんが、登記簿謄本や決算書が不要である点から、個人の信用力が求められているといえるでしょう。
審査を通過するために、必要書類をしっかり用意し、記入漏れやミスなどに気をつけることが重要です。加えて、クレヒスの構築や借金がない状態にして申し込むなど、信用を損なうことがないようにしましょう。
年会費が比較的高い
ダイナースクラブビジネスカードの年会費は27,500円であるため、比較的高いと言えるかもしれません。特に、起業して間もない方や経営状況に不安がある場合は負担になる恐れがあります。
ただし、法人カードの年会費は経費で落とせるという点、さらに新規入会キャンペーンやポイント還元など、負担を削減するための工夫を凝らすことはできるでしょう。
グルメ特典や空港の特典などをうまく利用することで年会費以上のコストパフォーマンスを上げることは十分に可能である反面、利用しない方にとってはその他の年会費の安いカードがおすすめの場合もあるでしょう。
ダイナースクラブカード自体を決済で利用できない場所がある
ダイナースクラブカードは、VISAやMasterCard、JCBに比べて利用できる店舗が少ないとされており、使い勝手がやや悪いとされていました。
ただし、近年では国内外問わず多くのお店で利用できるようになっており、MasterCardブランドのコンパニオンカード(年会費無料で追加可能)を所有することで、世界中のほとんどのお店で利用することができるようになるため、心配は必要ないと言えるでしょう。
ダイナースクラブビジネスカードはこんな方におすすめ
ステータス性を重視する方
ダイナースクラブビジネスカードは、ステータスを重視する方にもおすすめです。
・社会的地位や信用力を示すカードを求めている方
・ワンランク上のサービスや特典を受けたいと考えている方
・設立間もないが、安心感を持たせたい方
ダイナースクラブは、日本で初めて発行されたクレジットカードであり、その歴史と伝統から、現在でも高いステータスを誇っています。他社発行カードがなくプロパーカードのみを発行している唯一のカードである点からも、ステータスを重視する方におすすめです。
接待や会食の機会が多い方
ダイナースクラブビジネスカードは、接待や会食の機会が多い方に最適なカードです。
・会社経営者、役員、管理職など、ビジネス上の意思決定を行う立場にある方
・営業職、出張が多い職種など、ビジネスカードの利用機会が多い方
・接待や会食の機会が多く、接待に役立つ特典を重視する方
これらの立場にある方は、ダイナースクラブビジネスカードに付帯する「エグゼクティブダイニング」や「料亭プラン」といった特典を活用することで、取引先との会食や接待をスムーズかつスマートに行うことができるでしょう。
出張が多い方
ダイナースクラブビジネスカードは、出張が多い方にも最適なカードです。
・頻繁な出張や旅行の予定がある方
・空港ラウンジの利用やマイルの獲得に関心がある方
・出張先での宿泊施設や交通手段の手配をスムーズに行いたい方
ダイナースクラブビジネスカードには、国内外の空港ラウンジを無料で利用できる特典や、ポイントを提携航空会社のマイルに交換できるプログラムが付帯しています。
また、旅行の手配や相談ができるトラベルデスクも利用できるため、出張の多い方にとって、移動や宿泊に関する負担を軽減し、より快適な出張をサポートしてくれるでしょう。
経営者にはダイナースクラブビジネスカードがおすすめ!
ダイナースクラブビジネスカードは、ステータスの高さと充実した特典が魅力の法人カードです。以下に、特徴を整理しました。
【メリット】
・柔軟な限度額
・ビジネス・出張・旅行に役立つ豊富な特典
・接待や会食に役立つ特典
・プラチナクラスのマスターカードが無料付帯
・充実したポイントシステム
【デメリット】
・審査が厳しめ
・年会費が比較的高い
現在、新規入会キャンペーンも実施中ですので、ぜひこの機会に、ダイナースクラブビジネスカードの申し込みをご検討ください。