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JCB Biz ONE (一般/ゴールド)のポイント還元率や使い道を解説!

JCB Biz ONE (一般/ゴールド)は、ポイント還元率の高さやビジネスに役立つ付帯サービスが魅力の法人カードです。

異なるランクのカードがあることもあり、どちらのカードを選べばいいかわからないという方は多いのではないでしょうか。また、ポイントの使い道や、効率的にポイントを貯める方法を知りたい方もいるかもしれません。

本記事では、JCB Biz ONEの基本情報から効率的なポイント活用方法、他社カードとの比較まで詳しく解説します。ビジネスでの支出をポイントに変えて経費削減を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

JCB Biz ONEとは|年会費・ポイント還元率などの基本情報

JCB Biz ONEは、一般・ゴールドの2種類のランクがあります。それぞれの特徴を表で比較してみましょう。

項目JCB Biz ONE 一般カードJCB Biz ONE ゴールドカード
年会費永年無料5,500円(税込)
初年度無料

※年間100万円以上利用で翌年度も無料
利用可能枠最大500万円
※所定の審査あり
最大500万円
※所定の審査あり
ポイント還元率1.0%~10.5%
*最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
1.0%~10.5%
*最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
国内・海外旅行傷害保険付帯なし付帯なし
ショッピング保険付帯なし付帯あり(90日間、国内・海外とも購入品を最高500万円補償)
空港ラウンジサービス付帯なしあり(国内主要空港ラウンジ無料)
サイバーリスク保険付帯なし付帯あり(不正アクセス等の損害賠償責任75万円補償)
法人向けサービス一部対応多くのビジネスサポートサービスが利用可能


JCB Biz ONEのポイントの還元率は、一般・ゴールドと共通で、1.0%〜10.5%となっています。

JCB Biz ONE一般カードは、年会費無料で導入しやすく、日々の経費決済や従業員用カードとしても活用しやすい1枚です。特に、起業したばかりの方やスタートアップ企業にとっては、固定費を抑えつつ、ビジネスに必要な機能を備えたカードとして重宝するでしょう。

JCB Biz ONEゴールドカードは、年会費5,500円(税込)ですが、初年度無料&年間100万円以上の利用で翌年度も無料と、使い方次第でコストを抑えられるカードです。ポイント還元や経費精算の効率化に加え、空港ラウンジの利用などビジネスに役立つ特典も充実しており、コストパフォーマンスの高い1枚と言えます。


JCB Biz ONEについて知りたい方は以下もご覧ください。
JCB Biz ONE 一般を徹底解説|年会費やポイント還元率など
JCB Biz ONE ゴールドを徹底解説|年会費やポイント還元率など


JCB Biz ONEのポイント還元率

JCB Biz ONEでは、月間利用合計1,000円(税込)ごとに2ポイントのOki Dokiポイントが付与されます。これは一般的なJCBカードが0.5%のため、2倍の還元率にあたります。

ポイントの価値は交換先によって異なりますが、1ポイント=約3〜5円相当で利用可能です。利用金額は月単位で集計されるため、少額の支払いでもムダなくポイントが貯まる仕組みになっています。

さらに、JCBの提携店「ORIGINAL SERIESパートナー」や優待サイト「Oki Doki ランド」を経由した買い物ではポイントが最大20倍(2024年1月時点)となります。

例えば、Amazon.co.jpの支払いや、スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージでは、ポイントが最大21倍になることも。日常的に使う店舗を活用すれば、より効率的にポイントを貯められます。

JCB Biz ONEとJCB法人カードのポイント還元率の違い

JCBのビジネスカードには、「JCB Biz ONE」に加えて「JCB法人カード」という選択肢もあります。

JCB法人カードは、中小企業・個人事業主向けとしてリーズナブルながらビジネスに役立つ法人カードとして知られています。「JCB Biz ONE」と「JCB法人カード」は、ポイントの貯まりやすさや付帯サービスに、以下のような違いがあります。

項目JCB Biz ONEJCB法人カード
基本ポイント還元率1.0%
1,000円で2ポイント
0.5%
1,000円で1ポイント
ポイント優待店での最大還元率10.5%
JCB PREMOに交換時
10.0%
JCB PREMOに交換時
対象個人事業主・フリーランス向け法人・個人事業主向け

JCB Biz ONEは、基本ポイント還元率が1.0%と、JCB法人カードの2倍となっており、経費の支払いで効率よくポイントを貯めたい方に適しています。

ただし、JCB Biz ONEには旅行傷害保険や社員用の追加カード発行などの付帯サービスがありません。自社の用途に合わせてどちらのカードを発行するのが有用か検討しましょう。

JCB Biz ONEのポイントの使い道

JCB Biz ONEカードで貯まる「Oki Dokiポイント」は、ビジネスでもプライベートでも有効活用できます。ポイントを上手に使うことで経費削減につなげることもできます。

・Amazonやスターバックス等、優待店の支払い
・日々の経費精算の支払い
・JCBプレモへのチャージ

ポイントを無駄にせず、最大限活かすためにも、使い道を押さえておきましょう。

Amazonやスターバックス等、優待店の支払い

Oki Dokiポイントは、Amazonをはじめとする多くの提携店舗で利用可能です。オフィスの備品や消耗品、事業用の機器など、ビジネスに必要な物品の購入にポイントを充てることで、経費を削減できます。 

特に、Amazonやスターバックスのような「ORIGINAL SERIESパートナー」の店舗では、ポイントの価値が2倍から20倍に高まるため、必要なものは優待店で購入するとより効率的です。

参考:「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」

日々の経費精算の支払い

貯まったOki Dokiポイントは、カードの月々のお支払いへの充当や、ネットショッピングでの決済に利用できます。日々の経費をカード決済にすることで貯まるポイントを、支払いに活用し、お得に経費処理を行いましょう。 

年間を通じて計画的にポイントを利用することで、経営の効率化に繋がります。

JCB PREMOへのチャージ

JCB Biz ONEカードで貯めたOki Dokiポイントは、JCBのプリペイドカード「JCBプレモ」へのチャージするのがお得です。1ポイントを5円分の価値でチャージできます。これは最大10%の還元率になり、通常の商品交換よりも高いレートです。

JCB PREMOはコンビニやマクドナルドをはじめ、全国約70万店の「JCB PREMO」マークのあるさまざまなお店で利用できるので、より使い道が広がるでしょう。

JCB Biz ONEでポイントを効率的に貯める方法 

JCB Biz ONEでポイントを効率的に貯める方法について解説します。

事業経費の支払いにJCB Biz ONEカードを利用する

ポイントを効率的に貯める第一のコツは、JCB Biz ONEカードで日々の事業経費を支払うことです。サブスクなどの毎月決まった支払いだけでなく、日常的な経費支払いをカード決済に切り替えることで、効率よくポイントを貯められます。

ポイント還元の観点だけでなく、経理処理の一元化というメリットも同時に得られるため、会社全体の経費精算をカードに集約することをおすすめします。

Amazonやスターバックス等、優待店を利用する

JCB Biz ONEでは、通常より多くのポイントが付与される「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」制度が用意されています。

Amazonを利用すると、ポイントが通常の3倍、スターバックス カードへのチャージではポイントが10倍付与されます。他にも、タカシマヤ、ビックカメラ、エッソ・モービル・ゼネラルのサービスステーションなど、幅広いジャンルの提携店が対象です。

身近な店舗も多いため、上記のような優待を活用することで、自然とポイントが貯まりやすくなります。JCBの公式サイトで優待店一覧をチェックして、日々の支出先を見直してみるのもおすすめです。

キャンペーンを活用する

JCBではポイントアップキャンペーンを実施することがあります。

例えば、現在は新規入会2025年4月1日(火)〜6月30日(月)キャンペーンが行われています。

Biz ONEに新規入会し、対象利用期間内にご利用合計金額を達成した場合、一般カードの場合は最大3,000ポイント(15,000円相当)、ゴールドカードの場合は最大10,000ポイント(50,000円相当)のOki Dokiポイントが進呈されます。

キャンペーンに関しては、JCBの公式ホームページやメールマガジン、会員専用サイト「MyJCB」などで随時告知されるため、定期的に情報をチェックしましょう。


キャンペーンについては、「JCB Biz ONEのキャンペーンとは?ポイント・申込方法をご紹介!」もご覧ください。


JCB Biz ONEのポイント還元以外の特典

JCB Biz ONEカードは、Oki Dokiポイントが効率よく貯まる還元制度が魅力的です。

しかし、それだけにとどまらず、ビジネスシーンをより快適・効率的にサポートしてくれる特典も充実しています。

経費精算の効率化サービス

JCB Biz ONEには、「Cashmap」やクラウド会計ソフトとの連携など、経費管理を効率化する特典がそろっています。

会員専用ポータル「Cashmap」では、銀行口座・クレジットカード・請求書などの情報を一元管理し、資金の入出金を見える化。将来の資金繰りを予測できるシミュレーション機能や、支払い期日の延長が可能な「キャッシュフロー改善サービス」も利用できます。

また、クラウド会計ソフトと連携すれば、カード明細の自動入力や決算書類の作成が可能となり、確定申告や日々の経理作業の負担を大幅に軽減できます。

経理の手間を減らし、経営を効率化したい方におすすめのサービスです。

空港ラウンジの利用(ゴールドのみ)

JCB Biz ONEゴールドには、全国の主要空港ラウンジを無料で利用できる特典があります。羽田・成田・伊丹・福岡・那覇などの空港が対象で、出張や移動が多いビジネスパーソンにとって嬉しいサービスです。

混雑を避けて落ち着いた空間で過ごせるため、移動前後の時間を有効活用できます。利用時はカードを提示するだけで手続きも不要。気軽に使える利便性も、ゴールドカードならではの魅力です。

ドクターダイレクト24・人間ドックサービス(ゴールドのみ)

JCB Biz ONEゴールドには、健康をサポートする特典として、電話健康相談サービス「ドクターダイレクト24」が付帯しています。

このサービスでは、医師や看護師に24時間365日、電話で健康・医療・育児・メンタルヘルスに関する相談が可能です。突然の体調不良や、どの医療機関を受診すべきか迷ったときにも役立ちます。

さらに、提携医療機関での人間ドックを優待価格で受けられるサービスも用意されています。経費を抑えながら健康管理ができるため、忙しい経営者やビジネスパーソンにもぴったりの特典です。

JCB Biz ONEの申請対象・カード発行までの流れ

ここではJCB Biz ONEの申請対象と、カード発行までの流れを解説します。

JCB Biz ONE の申し込み対象者

JCB Biz ONE 一般の申し込み対象は、法人代表者または個人事業主(フリーランス・副業を含む)となっています。カード使用者は18歳以上が対象です。

JCB Biz ONEの発行までの流れ

JCB Biz ONEの発行手続きは、オンラインでのペーパーレス申込みが基本となっています。「通常入会」「モバ即入会」があり、「モバ即入会」はweb上で申し込み後、最短5分で審査が終わり、アプリでカード番号確認次第、すぐに利用できます。

<モバ即入会>

以下の条件に当てはまる場合、「モバ即入会」が可能です。
・お支払い口座が個人名義の方
・顔写真付き本人確認書類による本人確認が可能な方

1.必要情報(以下記載)を準備
2.オンライン申込みページで必要事項の入力
3.支払い口座の登録
4.最短5分で審査終了。メールで通知
5.My JCBアプリをダウンロード
6.アプリにカード番号が表示され使用可能
7.カード到着
※審査完了後アプリでカード使用でき、物理のカードは1週間前後で届きます。

<通常入会>

1.必要情報(以下記載)を準備
2.オンライン申込みページで必要事項の入力
3.支払い口座の登録
4.メールでの審査結果通知
5.カード到着
※審査の後にカードが発行され、1週間前後でカードが届きます。

JCB Biz ONEは、法人の本人確認書類が不要なため、特に「モバ即入会」の場合は審査まで5分、スピーディにカードが発行できます。加えて、代表者個人名義の口座でも申し込みができるため、法人口座を作る前でも入会可能な点も、嬉しいポイントの一つです。


JCB Biz ONEの審査については、「JCB Biz ONEの審査基準とは?審査落ちの原因と対策をご紹介!」もご覧ください。


JCB Biz ONE以外でポイント還元が魅力的な法人・ビジネスカード

JCB Biz ONE以外にも、高ポイント還元率が魅力的な法人・ビジネスカードは数多くあります。ここでは、特にポイント還元の面で注目される2つのカードをご紹介します。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス ®・カード|還元率1.125%の高還元率カード

項目内容
年会費(税込)初年度無料
翌年以降33,000円
国際ブランドAmerican Express
追加カード年会費3,300円(税込)
※最大9枚まで発行可
ETCカード最大5枚まで発行可
ポイント還元率最大1.125%
申し込み条件20歳以上の会社経営者(法人代表者) または 個人事業主

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、JALマイルへの移行で1.125%の高還元率を実現したビジネス利用におすすめのカードです。​

初年度年会費無料で、年会費が33,000円(税込)です。プライオリティ・パスの無料提供や高級レストランでの優待など、ビジネスシーンを豊かにする特典が充実しています。


詳細はセゾン・プラチナビジネスを徹底解説!限度額・審査・特徴を紹介をご覧ください。


アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード|最大還元率3%のハイステータスカード

項目内容
年会費(税込)49,500円(税込)
国際ブランドAmerican Express
追加カード付帯特典なし:年会費無料(※)
付帯特典あり:年会費13,200円(税込)

(※)判定期間内にカード利用がない場合、管理手数料として3,300円(税込)を徴収
ETCカード年会費無料(発行手数料なし)
ポイント還元率1.0〜3.0%
対象者20歳以上の会社経営者(法人代表者) または 個人事業主

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードは、会社経営者・個人事業主のためのビジネスカードです。

初年度無料のオプションプログラム「メンバーシップ・リワード・プラス(年会費税込3,300円)」に登録することで、ポイントを効率よく貯めて使うことができ、ポイントの有効期限も無期限になります​。

さらに、年間利用額に合わせて提供される無料宿泊特典や、ビジネスに役立つ多彩なサービスが付帯しており、経費管理と福利厚生の両面で優れています。


詳細はアメックス・ビジネス・ゴールドカードのポイント還元率は良い!活用法やキャンペーンを徹底解説をご覧ください。


高還元率のJCB Biz ONEで効率よくポイントを貯めよう

高還元率が魅力のJCB Biz ONEは、日々の経費精算を通して効率よくポイントを貯められる優れた法人カードです。

公共料金や通信費、オフィス用品の購入など、あらゆる支払いに利用することで、自然とポイントが貯まっていくうえ、優待店の利用や各種キャンペーンを上手に活用すると、さらに還元率を引き上げられるのも魅力です。

業務効率を高めながら経費の一部をポイントで還元できるJCB Biz ONEは、コストパフォーマンスを重視する法人・個人事業主にとって心強い一枚になるでしょう。