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バクラクビジネスカードを徹底解説|カードの特徴や評判・審査基準は?

中小企業の経営者や個人事業主にとって、法人カードは経費管理やキャッシュフローの改善に役立つ重要なツールです。

なかでも「バクラクビジネスカード」は、注目のスタートアップ企業LayerXが2022年より提供を開始した新しい法人・ビジネスカードです。

年会費無料・最大1.5%ポイント還元に加え、独自審査による高い限度額やカードの発行枚数無制限など新興カードならではの特徴があります。

この記事では、人気のバクラクビジネスカードについて特徴や評判、申し込みの流れや審査まで詳しく解説します。

バクラクビジネスカードの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

Contents
  1. バクラクビジネスカードとは|年会費・ポイント還元率などの基本情報
  2. バクラクビジネスカードの特徴
  3. バクラクビジネスカードの口コミ・評判
  4. バクラクビジネスカードの申請対象・カード発行までの流れ
  5. バクラクビジネスカードの注意点・デメリット
  6. 2枚持ちもおすすめ!バクラクビジネスカードと相性の良い法人・ビジネスカード
  7. バクラクビジネスカードとUPSDIERの比較・違い
  8. まとめ|バクラクビジネスカードは使わない手はない

バクラクビジネスカードとは|年会費・ポイント還元率などの基本情報

バクラクビジネスカードは、注目のスタートアップ企業LayerXが2022年より提供を開始した新しい法人・ビジネスカードです。

年会費無料・最大1.5%ポイント還元に加え、独自審査による高い限度額やカードの発行枚数無制限など新興カードならではの特徴があります。

また、AIによる経費処理の効率化や不正利用を防ぐ機能など、経理業務だけでなくガバナンス向上にも役立つ機能も充実しています。

さらに、経費精算システム「バクラク経費」とのシームレスな連携が可能で、経費処理の効率化を図れるのが大きな特徴です。

・バクラクビジネスカードの基本情報(年会費・還元率など)は以下の通りです。

年会費無料
発行手数料バーチャルカード:無料リアルカード:1,540円(税込) / 枚
追加カード
発行可能枚数
無制限
ETCカードなし
ポイント還元率1.5%
利用限度額一律の制限なし(5億円の実績あり)
*利用状況などにより都度設定
国際ブランドVisa
申込条件20歳以上会社経営者(法人代表者) 

バクラクビジネスカードの特徴

バクラクビジネスカードは、法人・ビジネスカードとしての基本スペックが高いのはもちろん、新興法人カードならではの特徴が多くあります。

バクラクビジネスカードの特徴について詳しくみていきましょう。

カードの基本スペックが高い|年会費無料・最大1.5%のポイント還元

バクラクビジネスカードは、年会費無料で利用でき、ポイント還元率が最大1.5%と高いのが特徴です。

法人・ビジネスカードはカードの決済回数・金額が大きくなりがちです。一般的な法人・ビジネスカードのポイント還元率は0.5%程度であるなか、コストを抑えながら高還元率を得られるのは大きなメリットといえるでしょう。

急成長企業向けの機能が充実|高額な限度額・カードの発行制限なし

バクラクビジネスカードは、独自審査によりカードの利用限度額(5億円以上の実績あり)が高く、リアルカード・バーチャルカードを無制限に発行できることが特徴です。

急成長中の企業では、WEB広告費やサーバー代に多くの費用が必要な場合があります。現預金などの会計情報をもとに限度額を決めることで、バクラクビジネスカードは決済から企業の成長を支えてくれます。

また、従業員・部署ごとなどで複数カードを柔軟に発行することができるので、会社からの支払いを1本化し、管理も効率化することが可能です。

カードの不正利用を防止する機能を搭載

バクラクビジネスカードでは、各カードごとに「決済先」「利用上限金額」「利用期間」「通貨」を設定することができる機能がついています。

カードごとに簡単に設定・変更が可能で、カードの不正利用を防ぐことが可能です。リアルタイムでの決済管理も可能で、安全性と利便性を兼ね備えた柔軟な運用を実現することができます。

AIによる自動化で経費処理を効率化

バクラクビジネスカードでは、AIを活用した経費処理を効率化する機能が充実しています。領収書をアップロードするだけで、カード利用明細と自動でマッチングする機能や、過去の仕訳データを学習し、仕訳データを自動生成する機能などが搭載されています。

経理担当者の手間をなくすだけでなく、入力ミスの防止やコンプライアンスの充実にも役立ちます。

注目スタートアップ Layer Xが提供|バクラクシリーズとの連携

バクラクビジネスカードは、累計調達額が130億円を超える注目のスタートアップ株式会社LayerXにより提供されています。

企業の支出管理やバックオフィス業務を効率化するためのクラウドサービス「バクラクシリーズ」を提供しており、経費精算・申請・請求書受取などさまざまな業務を効率化することが可能です。


バクラクビジネスカードは、バクラクシリーズと連携させることで、領収書の保管や仕訳自動作成、電子帳簿保存法対応機能などを利用することができます。

バクラクビジネスカードの口コミ・評判

注目のバクラクビジネスカードですが、実際にカードを利用しているユーザーからはどのような評価をされているのでしょうか。バクラクビジネスカードの口コミ・評判をみてみましょう。

バクラクビジネスカードの口コミ・評判①経理処理の効率化

  • 支払い後の処理(請求書、証憑)の処理が連携されるので、社内処理が統合され経理担当の工数を大幅に削減できた
  • freee会計やMoney Forwardクラウド会計との自動連携がスムーズで、手入力が不要になった
  • 管理画面で明細を見てすぐにメモを残せるので、作業がスムーズになり経理担当者の負担が軽減した

バクラクビジネスカードの口コミ・評判②コストメリット

  • 年会費が無料で、さらに無条件で1%キャッシュバックが付くのがありがたい
  • キャッシュバック率が業界最高水準で、コスト削減に貢献している
  • 条件なしで常に1%の還元が得られるので、実質的にコスト削減につながる

バクラクビジネスカードの口コミ・評判③管理機能

  • 追加カードの発行が簡単で、カードごとの利用制限や限度額設定が柔軟にでき
  • カード利用のリアルタイム通知があるので、不正利用を防ぎやすい
  • バーチャルカードを即時発行できるので、部署やプロジェクトごとにカードを使い分けられて便利

バクラクビジネスカードを実際に使っているユーザーもカードの基本スペックや特徴的な機能を評価していることがわかります。またバクラクビジネスカードは良い口コミが多く、評判も良いことがわかりました。

バクラクビジネスカードの申請対象・カード発行までの流れ

それでは、バクラクビジネスカードのカード発行までの流れをみていきましょう。

バクラクビジネスカードの申請対象

バクラクビジネスカードの申込対象は法人(株式会社や合同会社など)に限られ、個人事業主は申し込みできません​。

以前は、代表者のみの1名体制の法人(小規模法人)は申込ができませんでしたが、2024年8月より小規模法人向けの「保証金プラン」が開始され、従業員数が代表者1名のみの法人でも申し込みが可能になりました​。

この保証金プランにより、法人であれば従業員数に関係なくバクラクビジネスカードを利用できるようになっています。

バクラクビジネスカードの発行までの流れ

次に、バクラクビジネスカードのカード発行までの流れを確認しましょう。カードの発行手続きはすべてウェブ上で完結し、かんたんに行うことができます。​


①オンライン申込
まず、専用のWebフォームで法人情報・代表者情報など必要事項を入力し、本人確認手続きを行います​。本人確認手続きに必要な書類は、登記簿謄本と本人確認書類です。

②銀行口座の連携

次に、審査に必要な企業の銀行口座情報を連携します​。銀行口座の連携にはMoneytreeというサービスを使用し、最短10分程度で完了します​。

③審査・カード発行
最後に、提出された情報に基づき与信審査が行われます。申込内容に不備がなければ最短当日中〜遅くとも3営業日以内に審査完了となり​、審査に通ればカードが発行されます。

バーチャルカードは、審査完了後に即時発行され、すぐに利用をすることができます。リアルカード(プラスチックカード)もは、審査完了後に発行申請を行い、登録住所へ最短約3日で郵送されてきます​。

バクラクビジネスカードの注意点・デメリット

人気のバクラクビジネスカードですが、注意点・デメリットもあります。

個人事業主・フリーランスは利用することができない

バクラクビジネスカードは、主に新興スタートアップを対象とし、会計情報をもとにした「高額な限度額」や、「カードの無制限」などを提供しています。そのため、バクラクビジネスカードは、個人事業主・フリーランスの方は申し込みできないため注意しましょう。

個人事業主・フリーランスの方で法人ビジネスカードを検討している方は「個人事業主におすすめのクレジットカード8選!メリットや選び方のコツもご紹介」をご参考ください。

出張・会食で使えるビジネス特典は付帯しない

法人・ビジネスカードのなかには、空港ラウンジを無料で使える特典や出張手配のサポート、有名レストランを2名以上で予約すると1名無料などの特典が付帯しているカードもあります。

一方で、バクラクビジネスカードには、出張や会食で使えるビジネス特典は付帯しないので注意しましょう。特定の特典を魅力に感じる場合は、バクラクビジネスカードと2枚持ちすることで特典を楽しむこともおすすめです。

リアルカードには発行手数料あり・機能拡張はオプション料金が必要

バクラクビジネスカードはバーチャルカードとリアルカードを無制限に発行することが可能ですが、リアルカードの発行は1枚あたり1,540円(税込)の手数料がかかります。

また、領収書の保管や仕訳自動作成、電子帳簿保存法対応機能などをご利用される場合は、機能拡張オプションプランの契約が必要になります。バクラクビジネスカードの決済額が30万円以上の場合は無料ですが、30万円未満の場合は月額1万3,000円(税抜)必要です。

2枚持ちもおすすめ!バクラクビジネスカードと相性の良い法人・ビジネスカード

ここでは、バクラクビジネスカードと2枚持ちをおすすめする法人・ビジネスカードを紹介します。

法人・ビジネスカードの利用額が上限に達して決済が止まってしまうと、ビジネスが止まってしまうリスクがあります。また、カードごとの特徴も異なるため、2枚は持っておくことがオススメです。

バクラクカードは、カードを無制限に発行できるなどの強みがある一方で、ビジネス特典が付帯していない、ETCカードの発行ができないなどの弱みがあります。こうした弱みを補えるカードを選ぶことがオススメです。

アメックスビジネスゴールド|圧倒的ステータスに加えビジネス特典が充実

アメックス・ビジネス・ゴールド・カードは抜群の総合力で定番人気の法人・ビジネスカードです。

圧倒的なブランドの知名度、金属製メタルカードを採用したデザイン、会食や出張で使える豊富なビジネス特典を利用することができます。

代表的なビジネス特典として、レストランを2名以上で利用すると1名分のコース料理代が無料になる優待や、ゴルフ・旅行などの手配をサポートしてくれるサービスがあります。また、ビジネスカード会員限定で、販路開拓などに使える「ビジネス・マッチング」も活用することが可能です。

また、出張時の保険も充実しており、業務で高速道路を利用する企業には嬉しいETCカードを最大20枚まで発行できるなど付帯機能もあります。

年会費は36,300円(税込)必要ですが、入会特典やキャンペーンもあるので、実質4年は無料で使用することができます。


アメックスビジネスゴールドの詳細を知りたい方は「アメックス・ビジネス・ゴールド・カードの特典・年会費は?メリットをご紹介」もご参考ください


セゾンプラチナアメックス|出張特典が多くコスパ抜群

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、コスパ最強のお得でかっこいい法人カードです。

初年度無料、年会費22,000円(税込)でアメックスブランドのプラチナカードを持つことができます。

セゾンが発行する永久不滅ポイントが約5%と超高還元なことに加え、海外利用分は2倍になります。「SAISON MILE CLUB」に登録すると、JALのマイル還元率は最大1.125%追加で付与されます。

プライオリティ・パスを無料で登録することもできるので、特に「出張」が多く、ポイントやJALマイルを効率的に貯めたい方にオススメです。


セゾンプラチナビジネスアメックスの詳細を知りたい方は「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスカードとは?限度額・審査・特徴を紹介!」もご参考ください


ラグジュアリーカードチタン|ミレニアム世代の経営者に人気

ラグジュアリーカードチタンは、Experience Moreをコンセプトに2016年より日本でサービスを開始した新しい法人・ビジネスカードのエントリーカードです。

Mastercardの最上位ステータスを採用しているプレミアムカードで、カードデザイン、ポイント還元、ビジネス特典など、ビジネスカードを選ぶさいのポイントになるすべての項目がトップクラスに充実しているカードです。

ビジネス特典としては、世界の空港ラウンジを利用することができるプライオリティパスやホテルのランクをアップグレードできる優待、希少なダイニングイベントへの招待などがあります。

年会費は55,000円で、キャッシュバック還元率は1.0%と高還元です。JAL/ANAマイルへの移行上限など選んで損はしないおすすめのカードです。


ラグジュアリーカードチタンについて詳しく知りたい方は「ラグジュアリーカードチタンとは?」をご参考ください。


バクラクビジネスカードとUPSDIERの比較・違い

バクラクビジネスカードは、従来の法人カードにはない「高額な限度額」や「カードの発行制限がない」などの特徴があります。

これは、主にベンチャーキャピタルからの資金調達により現金はあるが、一律の与信審査によりカードの利用限度額は少額、急激に人数が増加し部署や人ごとにカード決済の必要があるITスタートアップ向けの機能です。

こうした新興法人カードの先駆けとして2020年よりサービスを提供しているUPSIDER(アップサイダー)法人カードとバクラクビジネスカードは何が違うのか気になる方も多いのではないでしょうか。

結論、大まかな特徴は同じのため、サービスの使い勝手やサポート対応で判断してよいといえます。しかし、バクラクビジネスカードは、リアルカードの発行手数料や機能拡張のための費用がかかる一方で、ガソリンカードが使えるなどの違いもあります。


UPSIDER法人カードについて詳しく知りたい方は「UPSIDER(アップサイダー)法人カードとは?ポイント還元率や評判などの特徴を解説」をご参考ください。


まとめ|バクラクビジネスカードは使わない手はない

いかがだったでしょうか?

「バクラクビジネスカード」は、カードとしての基本スペック(年会費無料、ポイント高還元)が高く、従来の法人カードにはない「高額な限度額」や「カードの発行制限がない」などの特徴を備えた法人・ビジネスカードです。

さらに、AIを活用した経理業務の効率化・不正利用の防止や、バクラクシリーズとの連携など、最新技術を使い経費精算を効率化することが可能です。

バクラクビジネスカードは、使わない手はない非常に魅力的なカードです。最新の法人・ビジネスカードで圧倒的な業務効率化を実現しましょう!