楽天プレミアムカードとは?特徴やポイント還元率など徹底解説!
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楽天プレミアムカードは、旅行に関する特典が充実したクレジットカードです。楽天が発行しており、普段の買い物で楽天ポイントが貯まりやすいカードでもあります。
さらに、投資信託の積立でもポイントがもらえるため、年会費は1万円以上とやや高いものの、使い方によっては年会費以上のメリットを感じられるでしょう。
この記事では、楽天プレミアムカードの基本情報から利用するメリット・注意点・口コミや評判まで詳しく解説します。楽天カードや楽天ゴールドカードとの違いも解説していますので、どのカードを選べばよいか迷っている人はぜひ参考にしてください。
年会費やポイント還元率などの基本情報を紹介

| 年会費 | 11,000円(税込) |
| 国際ブランド | VISA・MasterCard・JCB・AMEX |
| 家族カード | 550円(税込) |
| ETCカード | 無料 |
| ポイント還元率 | 1.0% |
| 申し込み条件 | 18歳以上(学生・海外在住者除く) |
| ご利用可能枠 | 最高300万円 |
楽天プレミアムカードは、楽天グループのサービスを最もお得に利用できるクレジットカードです。最大の特徴は、楽天市場での買い物でポイント還元率が、SPUにより決済するだけでポイント倍率が常に3倍以上になります。
また、独自の特典として、ライフスタイルに合わせて「楽天市場コース」など3つのコースから優待を選べる点も魅力です。さらに、楽天モバイル契約者であれば、毎月最大1,100円(税込)相当のクーポンがもらえるといった限定特典も用意されています。
楽天市場でのポイントアップに加え、毎月のスマホ代も節約できる可能性があるのが特徴です。この他にも、楽天トラベルでの優待や、国内・海外旅行保険の自動付帯など、日常の買い物から旅行まで幅広くカバーしています。楽天のサービスを多く利用している人にとって、その特典を存分に活用できる最適な1枚です。
楽天プレミアムカードの主なメリット
楽天プレミアムカードは、楽天関連のサービスがお得になるだけではありません。他にもさまざまなメリットがあります。ここでは、楽天プレミアムカードの主なメリットを具体的に紹介します。
国内外の空港ラウンジが無料で利用できる
楽天プレミアムカードを持っているとプライオリティ・パスを取得できます。プライオリティ・パスとは空港のラウンジを利用できるサービスで、一番安いプランでも年会費が99米ドルと、1回使用するごとに35米ドルの利用料金がかかります。
しかし、楽天プレミアムカードを持っていれば、プライオリティ・パスの年会費はかかりません。また、年間5回までは無料でラウンジを利用できます。さらに、国内主要空港のラウンジも無料で利用できます。
飛行機を利用する機会が多いのであれば、利用を検討してみるとよいでしょう。
ライフスタイルに合わせた3コースを選択可能
楽天プレミアムカードには「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」の3種類が用意されています。いずれも通常の楽天カードのサービスに加えてさらにお得にサービスを利用できるようになるもので、どれか1つを選択できます。
| 対象サービス | 利用条件 | 特典ポイント倍率 |
| 楽天市場コース | 毎週火曜日・木曜日に楽天市場でプレミアムカードを利用して買い物 | 最大4倍 |
| トラベルコース | 楽天トラベルでプレミアムカードを利用して決済 | 最大3倍 |
| エンタメコース | Rakuten TVもしくは楽天ブックスでプレミアムカードを利用して決済 | 最大3倍 |
楽天市場コースは、楽天市場で買い物をする際に+1.0%のポイントが上乗せされるコースです。毎週火曜日と木曜日がポイントアップの対象となるため、楽天市場で買い物をする機会が多い場合には楽天市場コースを選んで該当の曜日に買い物をするとお得に利用できます。
トラベルコースは、楽天トラベルを利用する際に+1.0%のポイントが上乗せされるコースです。旅行は金額が大きくなりやすい傾向があるため、利用する機会が多ければ多くのポイント還元を受けられる可能性があります。
さらにトラベルコースでは、指定の場所から空港まで、もしくはその逆の経路で手荷物を無料で届けてくれる「手荷物宅配サービス」のクーポンも受け取れます。
エンタメコースは、Rakuten TVまたは楽天ブックスを利用する際に+1.0%のポイントが上乗せされるコースです。該当のサービスを利用することが多い人はチェックしてみましょう。
楽天市場利用でポイント還元率がアップ
楽天プレミアムカードを楽天市場で利用すると、SPUによりポイント還元率が常に3.0%以上となります。お誕生月特典も用意されており、誕生月はSPUでのポイントアップに加えてさらに1.0%のポイントが上乗せされます。
先述した「楽天コース」を利用すれば、より多くのポイントを受け取ることが可能です。ただし、受け取れるポイントには各特典ごとに上限が設けられています。例えばお誕生月特典の獲得ポイント上限は10,000ポイントです。
多くのポイントをもらえるから大きな金額の買い物をしようと考えている場合には、獲得ポイントの上限にも注意してください。
※SPUとは、楽天のスーパーポイントアッププログラムのことです。楽天グループのサービスを利用することで楽天市場で買い物する際のポイントが上乗せされ、最大18倍のポイントを獲得できます。
国内外旅行傷害保険や買い物保険が自動付帯
楽天プレミアムカードには最高5,000万円の海外・国内旅行保険が自動付帯しています。主な補償内容は以下の通りです。
海外旅行保険の主要な補償内容
- 傷害死亡・後遺障害
- 傷害治療費用
- 疾病治療費用
- 賠償責任
- 携行品損害
- 救援者費用
国内旅行保険の主要な補償内容
- 傷害死亡・後遺障害
- 入院
- 手術
- 通院
さらに、楽天プレミアムカードで購入したものが破損した場合や、盗難にあった場合に受け取れる動産総合保険も自動付帯しています。
動産総合保険の対象となるのは、楽天プレミアムカードで購入した1個1万円以上の商品です。90日以内に破損や盗難・火災といった偶然の事故で生じた損害に対して、最高300万円までの補償が受けられます。
楽天証券でのクレカ積立でポイントが貯まる
楽天証券の投信積立決済に楽天プレミアムカードを利用すると、積立額の1.0%がポイントとして還元されます。
クレジットカード決済による積立上限額は月10万円まで設定できるため、満額積み立てた場合は年間で最大12,000ポイントを獲得可能です。
特に大きなメリットは、投資信託の銘柄にかかわらず一律で1.0%の高い還元率が適用される点です。「eMAXIS Slim」シリーズなどの代行手数料が低い人気銘柄であっても還元率が変わらないため、コストを抑えながら効率よくポイントを貯められます。
新NISAを利用した長期の資産形成とも相性が良く、将来のために投資をしながらポイントもしっかり確保したい方に最適なサービスといえるでしょう。
利用可能枠が最高300万円
楽天プレミアムカードは、利用可能枠を最高300万円まで設定できます。通常の楽天カードの利用可能枠が最高100万円であるため、3倍の利用可能枠を設定できることになります。
大きな金額の買い物をすることが多い、利用可能額が100万円では足りないという場合には、楽天プレミアムカードの利用がおすすめです。
利用可能額に余裕があると、カードの分散利用が減るため支払い管理がスムーズになります。特に、旅行や家具、家電などを購入する際には、利用可能枠が大きいカードを持っておくと安心です。
▼利用額別のおすすめカードについて、詳しく知りたい方はこちら
【年間50万~300万円】利用額別おすすめクレジットカード11選|比較付き
楽天ペイとの連携で街の買い物もポイント高還元
スマホ決済「楽天ペイ」を利用する際、支払い設定を工夫することで、ポイント還元率を最大1.5%まで高めることができます。
楽天プレミアムカードから電子マネー「楽天キャッシュ」にチャージし、その残高で「チャージ払い」を行うと、利用額に対して最大1.5%の還元が受けられます。
通常のカード払いや楽天ペイの「カード払い」設定では還元率1.0%にとどまりますが、楽天キャッシュを経由させるだけで実質0.5%アップするのは大きなメリットです。
日常の買い物でも効率よくポイントを貯めたい方は、ぜひ活用しましょう。
ビジネスカードを追加発行可能
楽天プレミアムカードは、追加カードとして年会費2,200円(税込)で楽天ビジネスカードを発行可能です。
ビジネスカードを発行することで、個人用のカードと法人経費用のクレジットカードを使い分けることができるようになります。経費管理を大幅に効率化できるため、必要に応じて申込みをしておくとよいでしょう。
ビジネスカードでは、ETCカードを複数枚発行できるほか、個人事業主や法人向けの優待サービスであるVisaビジネスオファーも利用できます。
プレミアムカードと同様に楽天ポイントが貯まるため、広告費や備品・サブスク料金等のビジネスに必要な経費を実質的に節約できる点も魅力です。
楽天プレミアムカードのデメリット・注意点
便利でメリットが多い楽天プレミアムカードですが、申し込み前に知っておかなければならない注意点もあります。ここでは、楽天プレミアムカードのデメリット・注意点を紹介します。
プライオリティ・パスの同伴者は有料
楽天プレミアムカード会員本人は、プライオリティ・パスを使って年間5回まで無料で海外空港ラウンジを利用できます。
しかし、この無料特典が適用されるのは本人のみです。同伴者が一緒にラウンジへ入室する場合には、1名につき35米ドルの同伴者料金がかかる点に注意が必要です。
また、家族カード会員はプライオリティ・パスの発行対象外となっています。そのため、夫婦や家族そろってラウンジを利用したい場合は、都度同伴者料金を支払うか、パートナーも楽天プレミアムカードの本会員として申し込む必要があります。
海外旅行の頻度が高い場合は、それぞれが本カードを発行したほうが、結果的にトータルのコストを抑えられるケースも多いため、旅行スタイルに合わせて検討することをおすすめします。
▼空港ラウンジを使えるステータスの高いカードについて、詳しく知りたい方はこちら
ステータスの高いおすすめクレジットカード12選!ランクごとに紹介
公共料金の支払いではポイントが貯まりにくい
クレジットカードのポイントを貯めるために、公共料金をカード払いにしている人もいるでしょう。しかし、楽天プレミアムカードでは、公共料金の支払いではポイント還元率が0.2%に下がってしまいます。
通常は100円につき1ポイント付くのに対して、公共料金の支払いの場合には500円に1ポイントと5分の1になってしまうため、あまりお得とはいえません。
電気・ガス・水道料金や税金・国民年金保険料などをクレジットカードで支払いたい場合には、他のカードを併用した方がお得になる可能性があります。
楽天カード・ゴールドカード・プレミアムカードの比較
楽天が発行しているカードには、プレミアムカードのほかに楽天カードやゴールドカードもあります。それぞれの違いがどのようなところにあるのか紹介します。
| 楽天カード | ゴールドカード | プレミアムカード | |
| 年会費 | 無料 | 2,200円(税込) | 11,000円(税込) |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard・JCB・AMEX | Visa・Mastercard・JCB | VISA・MasterCard・JCB・AMEX |
| 家族カード | 無料 | 550円(税込) | 550円(税込) |
| ETCカード | 550円(税込) ※楽天の会員ランクがダイヤモンド会員もしくはプラチナ会員なら次年度無料 | 無料 | 無料 |
| ポイント還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
| 申し込み条件 | 18歳以上 (高校生を除く) | 公式サイトに記載なし | 18歳以上 (学生・海外在住者除く) |
| ご利用可能枠 | 最大100万円 | 最高200万円 | 最高300万円 |
楽天カード、ゴールドカード、プレミアムカードはいずれも基本のポイント還元率は1.0%ですが、楽天市場でのSPUの倍率や付帯特典には明確なグレード差があります。
特に大きな違いは誕生月サービスと空港ラウンジ特典です。
誕生月にポイントが上乗せされる特典はゴールドとプレミアムが対象ですが、獲得上限に差があります。
ゴールドカードは上限2,000ポイントですが、プレミアムカードなら上限10,000ポイントまで獲得可能です。
空港ラウンジに関しては、一般の楽天カードはハワイのラウンジのみ利用可能です。ゴールドカードはそれに加え、国内主要空港のラウンジも利用できます。プレミアムカードになれば、国内ラウンジはもちろん、海外の空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスも付帯します。
コストを抑えたいなら楽天カード、国内旅行がメインならゴールドカード、海外旅行や楽天市場での高額利用が多いならプレミアムカードというように、ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
楽天プレミアムカードの口コミ・評判
楽天プレミアムカードを実際に使った人は、どのように感じているのでしょうか。ここでは、楽天プレミアムカードの口コミ・評判を紹介します。
プライオリティ・パスが高評価!海外旅行好きに選ばれる一枚
・最大の魅力はプライオリティ・パス
・中部国際空港を利用する人には特におすすめ
・この年会費でこのプライオリティ・パスのクオリティは満足
このように、プライオリティ・パスを利用できることを評価する声が多くありました。
旅行特典は最強クラス!手厚いサポート体制も高評価
・付帯保険が自動付帯な点がよい
・傷害と疾病で300万円の補償を受けられる
・海外旅行をしたい人にはうってつけのカード
このように、旅行特典に魅力を感じている人も多くいるようです。
楽天プレミアムカードはこんな人におすすめ
楽天プレミアムカードには、多くのメリットがあることがわかりました。それでは、どのような人であれば楽天プレミアムカードをよりお得に利用できるのでしょうか。ここでは、楽天プレミアムカードがおすすめの人を紹介します。
海外出張や海外旅行に頻繁に行く方
楽天プレミアムカード最大の魅力は、なんといってもプライオリティ・パスです。通常99米ドルの年会費がかかるサービスを追加料金なしで利用でき、海外ラウンジを年5回まで無料で利用できます。
海外出張や海外旅行に頻繁に行く方であれば、プライオリティ・パスの特典を最大限に活用できるでしょう。
ラウンジでは、軽食やドリンク、Wi-Fi、電源などを自由に利用可能です。空港での待ち時間を快適に過ごしたい人にとって、楽天プレミアムカードは必須のカードといえます。
楽天経済圏で生活を完結させている方
楽天市場だけでなく、楽天モバイルや楽天でんき、楽天銀行など、楽天グループのサービスを幅広く活用している人にも、楽天プレミアムカードはおすすめです。
楽天経済圏のサービスを多く利用している場合、SPUの効果で効率良くポイントを貯められます。楽天市場で買い物をする際、楽天プレミアムカードを利用すると、還元されるポイントは通常の3倍です。
さらに、楽天モバイルを利用していれば+1倍、楽天でんきを利用していると+0.5倍、楽天プレミアムカードの引き落とし口座を楽天銀行に設定していると+0.5倍といったように、楽天のサービスを多く利用している場合、より多くのポイント還元を受けられます。
楽天プレミアムカードを利用することで、今までと同じ買い物でもよりポイントが貯まりやすくなる点は魅力といえるでしょう。
楽天証券で月3~5万円以上の投信積立をしている人
楽天証券で月3〜5万円以上の投信積立をしている場合にも、楽天プレミアムカードは活躍します。
楽天証券の投資信託積立は楽天プレミアムカードで決済した場合、積立額の1.0%と高いポイント還元率となるのが魅力です。
毎月5万円を積み立てる場合、年間6,000ポイント貯まるため、これだけで年会費の半分以上を回収できます。
新NISAなどを活用して資産形成をしながら、効率的にポイントを貯めたい人は、ぜひ利用してみてください。自動で積立の設定をしておけば、手間をかけずにポイントを貯めながら資産形成ができます。
楽天プレミアムカードの審査基準と申し込み手順
では、実際に楽天プレミアムカードを利用するにはどのような手続きをすればよいのでしょうか。ここでは、楽天プレミアムカードの審査基準と申し込み手順を紹介します。
楽天プレミアムカードの審査基準
楽天プレミアムカードの詳細な審査基準は公開されていませんが、一般的にクレジットカードの審査では、年収の高さだけでなく、安定した継続収入や信用情報が重視されます。
他社のカードやローンの支払いに遅れがないことや、借入状況が適正であることは重要です。しかし、審査通過のために最も大切なのは、クレジットカードを定期的に利用し、期日通りに返済を行い、良好な利用実績を積み上げることです。
特に、すでに通常の楽天カードを利用しており、支払いの遅延なく実績を積んでいる方は、信用度が高く評価されやすい傾向にあります。
充実した特典を手に入れるためにも、まずは申し込みにチャレンジしてみることをおすすめします。
楽天プレミアムカードの申し込み手順
楽天プレミアムカードの申し込み手順は次の通りです。
①申し込み
公式サイトから必要な情報を入力して申し込み手続きをしましょう。申し込みの際には運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類も必要です。
②入会審査
申し込み手続きが完了すると、入会審査が行われます。審査や発行の状況は楽天カードアプリから確認できるため、気になる場合にはチェックしてみてください。
③カードの受け取り
入会審査に通るとカードが発行されます。通常は申し込みから1週間〜10日程度で届きます。受け取りの際に本人確認書類が必要になる場合もあるため、用意しておきましょう。
まとめ|楽天プレミアムカードはプライオリティパスが魅力のコスパカード
楽天プレミアムカードは、海外の空港でラウンジを使えるプライオリティ・パスが魅力のカードです。旅行保険や手荷物宅配など、旅行や移動の際に便利なサービスも充実しているため、海外に行く機会が多い人にとっては、非常にコスパのよいカードだといえるでしょう。
さらに、楽天市場や楽天ペイ、楽天証券といった楽天経済圏との相性が非常に良く、普段の生活を変えずにポイントを効率良く貯められるようになる点も魅力です。
旅行の機会が多い人や楽天経済圏を利用している人は、ぜひ楽天プレミアムカードの利用を検討してみてください。
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