ETCカードは即日発行可能!おすすめの個人カード・法人カードを紹介
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高速道路を利用する際に欠かせないのがETCカードです。旅行や出張、日常的な移動などで急に必要になる場面もあり、「できるだけ早く発行したい」と考える方は少なくありません。
通常は申込から2〜3週間かかることが多いETCカードですが、カードの種類や申込方法を工夫すれば、即日発行できるケースも存在します。
この記事では、個人・法人・個人事業主といった幅広い利用者に向けて、最短でETCカードを発行する方法を紹介します。あわせて、協同組合系カードやコーポレートカードの特徴、経費削減効果や管理のポイントについても解説するので、ぜひ最後までお読みください。
ETCカードは即日発行が可能!ただし特定のカードに限る
結論として、ETCカードの即日発行は可能です。ただし、すべてのカードが対象というわけではなく、即日発行に対応しているクレジットカードや、店頭で受け取れる一部のカードに限られます。
「今すぐETCカードを使いたい」という場合は、発行スピードに特化したカードを選ぶことが重要です。個人でも法人でも、条件を満たせば最短でその日のうちに利用を始められるケースがあります。
以下では、個人・法人それぞれに向けた即日発行の方法を具体的に解説します。
【個人】ETCカードを即日発行できるクレジットカード3選
個人でETCカードを作る場合、以下の3枚のクレジットカード付帯のETCカードであれば、即日発行可能です。
ETCカードを即日発行できるクレジットカード3選
・SAISON CARD Digital
・イオンカード
・セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード
各カードの特徴や、発行までの流れを見ていきましょう。
SAISON CARD Digital|最短5分でデジタル発行!ETCカード年会費無料

| 年会費 | 無料 入会月翌年同月までにカード利用がない場合、手数料1,650円(税込) |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard・JC・AMEX |
| 家族カード | 発行不可 |
| ETCカード | 年会費無料 |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 申し込み条件 | 18歳以上のご連絡が可能な方で、提携する金融機関に決済口座をお持ちの方 |
| ご利用可能枠 | 公式サイトに記載なし |
SAISON CARD DigitalはETCカードが年会費無料で追加できるうえ、カード番号が表面に一切記載されない国内初の完全ナンバーレス仕様となっており、セキュリティ性に優れています。
ETCカードを即日発行する場合は、まず公式サイトから申し込み、「氏名・住所・勤務先など」必要事項を入力して送信すると、即座に審査が開始され、結果はメールで通知されます。
審査を通過すると、セゾンPortalアプリにデジタルカードが最短5分で表示され、その時点からオンラインショッピングや電子決済に利用可能です。カード発行後は、アプリから利用明細やポイント残高を確認でき、カード利用ごとに通知も届くため、不正利用防止や経費管理に役立ちます。
タッチ決済やApple Pay・Google Payにも対応しており、日常的な支払いもスムーズです。なお、永久不滅ポイントは有効期限がなく、商品券やマイル、キャッシュバックなど多彩な交換先に利用できます。
イオンカード(WAON一体型)|イオングループでポイント高還元!

| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard・JCB |
| 家族カード | 3枚まで発行手数料・年会費とも無料 |
| ETCカード | 発行手数料・年会費とも無料 |
| ポイント還元率 | 0.5%~2.0% |
| 申し込み条件 | 18歳以上(高校生の方は、卒業年度の1月1日以降) |
| ご利用可能枠 | 公式サイトに記載なし |
イオンカード(WAON一体型)は、クレジットと電子マネーWAONが1枚にまとまったベーシックなカードです。年会費は無料で、ETCカードも追加費用なしで発行できるため、普段使いからドライブ・出張利用まで幅広く活用できます。
ETCカードを即日で用意する場合は、公式サイトからオンライン申込を行い、画面の指示に従って氏名・住所・勤務先などを入力し、「店舗で受取ります」を選択します。
審査を通過するとイオン銀行カウンターでクレジットカード本体を即日受け取りできます。その後、イオンカード募集カウンターでETCカードの発行手続きを済ませれば、その日のうちに利用を始められます。
また、イオンカード(WAON一体型)はWAON POINTと電子マネーWAONポイントの両方が貯まり、イオングループ店舗での利用ではいつでもポイント2倍、毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」では5%割引といった特典も受けられます。
日常のお買い物でポイントを貯めたい方はもちろん、急ぎでETCカードを準備したい方や、年会費無料で実用性の高いカードを探している方にもおすすめの一枚です。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード|法人口座も設定できる柔軟なカード

| 年会費 | 初年度無料 2年目以降1,100円(年1回の利用で無料) |
| 国際ブランド | AMEX |
| 家族カード | 無料で発行可能 |
| ETCカード | 本会員、家族カード(ファミリーカード)会員ともに無料で発行可能 |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 申し込み条件 | 18歳以上の連絡可能な方 |
| ご利用可能枠 | 公式サイトに記載なし |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードは、セゾンカードの中でもETCカードを即日発行できる数少ないクレジットカードです。法人代表者名義であれば法人口座からの引き落としにも対応しているため、個人用途だけでなくビジネス利用にも適しています。
ETCカードの即日発行までの流れはシンプルです。まず公式サイトから申し込みを行い、氏名や住所、勤務先など必要事項を入力して送信します。審査に通過すると、最短でセゾンPortalアプリにデジタルカードが発行され、オンライン決済や電子決済にすぐ利用できます。
なお、初年度は年会費無料で、2年目以降も年1回以上の利用があれば年会費は無料のまま維持可能です。
ポイントは有効期限のない「永久不滅ポイント」が貯まり、商品券やキャッシュバック、マイルなど多彩な使い道に交換できます。加えて海外旅行保険も付帯しているため、プライベートからビジネスシーンまで安心して利用できます。
【法人】ETCカードを短期間で発行できるクレジットカード4選
法人でETCカードを導入する場合、スピードと利便性を両立できるのが法人クレジットカードです。とくにアメリカン・エキスプレスや三井住友カード、JCBといった大手が発行する法人カードは信頼性が高く、発行枚数や特典面でも幅広いニーズに対応しています。
ここでは短期間でETCカードを用意できる代表的な法人カードを4種類紹介します。
三井住友カード ビジネスオーナーズ|年会費無料で最短発行

| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | Visa・Mastercard |
| 追加カード | 18枚まで永年無料で発行可 |
| ETCカード | 初年度無料 550円 /年 前年度に利用があれば年会費無料 |
| ポイント還元率 | 0.5%~1.5% ※1 |
| 申し込み条件 | 満18歳以上の法人代表者、個人事業主の方 ※2 |
| ご利用可能枠 | 〜500万円 ※3 |
※1:対象の個人カードとの2枚持ちが条件です。
※2:高校生は除く
※3:所定の審査がございます。
※記載のスペック情報は2025年9月11日時点の情報です。
三井住友カードが発行する法人カードで、最大の特徴は満18歳以上の法人代表者または個人事業主(高校生を除く)であれば年会費無料で利用できる点です。
ETCカードは追加で発行でき、通常2週間前後で自宅または事務所に届きます。審査や申込のタイミングによってはさらに早まるケースもあり、法人カードとしては比較的短期間で手元に届くのが魅力です。
利用限度額は最大500万円で、申込法人の信用状況に応じて柔軟に設定されます。ポイントは「Vポイント」が貯まり、通常の利用では還元率0.5%ですが、対象となる個人カードとの「2枚持ち」かつ特定の利用先での支払いにより、還元率は最大1.5%※になります。
コストを抑えながら法人カードを導入したい方や、初めて法人カードを作る経営者にぴったりの一枚です。
※対象の個人カードとの2枚持ちが条件です。
JCB一般法人カード|ETCカード年会費無料!JCBブランドで高い信頼性

| 年会費 | 初年度:年会費無料 次年度以降:1,375円(税込) |
| 国際ブランド | JCB |
| 追加カード | 1,375円 (税込) ※1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加のカードも無料。 |
| ETCカード | 無料 複数枚発行可(ETCスルーカードN) |
| ポイント還元率 | 0.5%~10% |
| 申し込み条件 | 法人または個人事業主 ※カード使用者は18歳以上の方が対象。 |
| ご利用可能枠 | 審査により決定 |
国内シェアの高いJCBが提供する法人カードで、信頼性の高さが魅力です。
ETCカードは年会費無料で、申込から発行までは通常2〜3週間程度が目安です。複数枚同時に発行できるため、複数の社用車を運用している企業でも導入しやすくなっています。
利用限度額は所定の審査を経て個別に設定されます。ポイントは「Oki Dokiポイント」が貯まり、商品券やマイルなどに交換できます。法人経費をまとめて決済すれば自然にポイントが貯まり、経費削減に役立ちます。
また、国内外の出張時に安心な旅行保険が付帯しており、出張の多い法人にとっては心強い存在です。ビジネスサポートサービスも豊富で、福利厚生や各種優待が利用できるのもメリットです。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード|ETCカード5枚まで無料

| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | AMEX |
| 追加カード | 年会費無料(9枚まで) |
| ETCカード | 年会費無料(5枚まで) |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 申し込み条件 | 個人事業主またはフリーランス、経営者の方(高校生を除く) |
| ご利用可能枠 | 最高500万円 |
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、クレディセゾンが発行する法人向けカードで、最大5枚までのETCカードを無料で発行できるのが大きな特徴です。複数台の社用車を運用する経営者や個人事業主にとって、管理コストを抑えながら導入できます。
ETCカードの発行期間は通常2週間前後で、申込の時期や審査状況によっては早めに届くこともあります。
利用限度額は最高500万円で、法人の与信や取引状況に応じて設定されます。ポイントは「永久不滅ポイント」が採用されており、有効期限がないため長期的な利用が可能です。
年会費は無料で、維持コストがかからないのもメリットです。また、セゾンカードならではの柔軟なサービス対応もあり、ビジネス用途だけでなく日常の経費決済にも幅広く使えます。
バクラクビジネスカード|AI搭載で経費精算を自動化!ETCカードを複数発行できる

| 年会費 | 無料 ※一部機能は有料 |
| 国際ブランド | Visa |
| 追加カード | リアルカード:1,540円(税込) / 枚 |
| ETCカード | 550円(税込)/枚 枚数無制限 |
| ポイント還元率 | 1.0〜1.5% |
| 申し込み条件 | 法人のみ(個人事業主は不可) |
| ご利用可能枠 | 最大5億円以上 |
バクラクビジネスカードは、AIを活用して経費精算や仕訳を自動化できる年会費無料の法人カードです。
申込から最短即日で利用を開始でき、ETCカードも発行手数料550円(税込)で複数枚発行可能なため、営業車や社用車を多く運用する企業にも適しています。なお、ETCカードは発行申請から到着までおよそ1〜2週間程度が目安です。
専用アプリで領収書を撮影すればAIが利用明細と照合し、自動で仕訳を作成可能です。また、freeeやマネーフォワードなど主要な会計ソフトとスムーズに連携でき、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しています。
さらに、カードごとに決済先や上限金額を制限できる機能を搭載しており、不正利用を防ぎながら柔軟に運用できます。なお、還元は最大1.5%のキャッシュバック方式で、利用額に応じて経費削減につながります。
【法人】短期間で発行できる協同組合系ETCカード2選
協同組合系ETCカードはクレジット審査が不要で、設立間もない法人や個人事業主でも利用できる点が最大の特徴です。短期間で発行される上に割引制度も利用できるため、コスト削減効果が高い選択肢です。ここでは代表的な3つを紹介します。
ETC協同組合|クレジット審査なしでスピード発行

| 年会費 | 880円(税込) |
| 発行手数料 | 880円(税込) |
| 出資金(脱退時返金) | 10,000円/1社 |
| 高速利用料の割引率 | 最大50% |
| カード制限 | 全車両でも利用可能(レンタカーも可) |
多くの中小企業や個人事業主が利用しているのが、ETC協同組合が発行するETCカードです。
クレジットカード会社による厳しい審査はなく、申し込みから約1〜2週間で発行されるため、新設法人や個人事業主でも申し込みやすい仕組みになっています。発行できるカード枚数に制限はなく、車両ごとの登録も不要なので、複数台の車両で1枚のカードを兼用することも可能です。
さらに、高速道路の割引制度が適用されるのも大きな魅力です。平日朝夕の通勤時間帯は50%割引、休日は30%割引、深夜帯も30%割引と、利用時間を工夫すれば年間を通じて大幅なコスト削減につながります。
年会費は880円(税込)で、協同組合への加入が必要です。入会時には1社あたり10,000円の出資金を支払いますが、退会時に返金される仕組みのため、実質的な負担は大きくありません。
高速情報協同組合|新設法人、個人事業主でも発行可能

| 年会費 | 550円(税込) |
| 発行手数料 | 550円(税込) |
| 出資金(脱退時返金) | 10,000円/1社 |
| 高速利用料の割引率 | 最大50% |
| カード制限 | 全車両でも利用可能(レンタカーも可) |
高速情報協同組合が提供するETCカードは、物流業をはじめとした特定業界のニーズに対応したサービスで、コストを抑えて導入できる点が魅力です。
クレジットカードのような厳しい審査は不要で、新設法人や個人事業主でも申し込みやすく、申込から約1〜2週間で発行されるのが一般的です。カードの発行枚数に上限はなく、車両ごとの登録も必要ありません。そのため、1枚のカードを複数の車両で利用でき、柔軟な運用が可能です。
割引制度も充実しており、平日朝夕は50%割引、休日と深夜はそれぞれ30%割引と、利用する時間帯によって高速料金を大きく節約できます。業務で高速道路を頻繁に利用する事業者にとっては、経費削減効果が期待できる一枚です。
年会費は550円(税込)と手頃で、導入コストを抑えたい企業にも適しています。入会時には1社あたり10,000円の出資金が必要ですが、退会時には返金されるため、長期的に見ても負担は大きくありません。
ETCカード発行3つのパターンと発行までにかかる期間
ETCカードを手に入れる方法は大きく分けて「クレジットカード付帯」「協同組合系」「コーポレートカード」の3つがあります。どの方式を選ぶかによって、発行までにかかる日数や利用できる特典、申込条件が異なります。
個人のドライバーにとっては発行スピードやコストが重視されますが、法人や個人事業主の場合は、経費精算や複数車両の管理効率に直結するため、最適なカードを選ぶことが重要です。
以下では、それぞれの仕組みとメリット・デメリットを詳しく解説します。
クレジットカード付帯ETCカード|約2〜3週間
クレジットカードに付帯して発行されるETCカードは、申込から自宅に届くまで約2〜3週間かかるのが一般的です。普段使っているカード会社を通じて申込でき、手続きがシンプルなのが特徴です。
メリットは、ETC利用額に応じてポイントが貯まる点です。主要なカード会社では本カードを持っていればETCカードを追加年会費無料で発行できるケースも多く、個人でも法人でも導入しやすい仕組みです。
一方で、発行まで時間がかかる点はデメリットです。とくに法人利用で複数枚まとめて揃えたい場合は、会員ごとに申込が必要となる場合があり、大規模な車両管理には不向きです。
「急ぎで必要」というニーズには対応しづらいものの、個人利用や小規模事業者が「コストを抑えて導入したい」という場合には最適です。
協同組合系ETCカード|約1〜2週間
協同組合系ETCカードは発行までに約1〜2週間かかります。協同組合系ETCカードは中小企業や物流業を中心に利用されており、ETC協同組合や高速情報協同組合など、全国規模で運営している団体が代表的です。
メリットは、クレジット審査が不要な点です。新設法人や個人事業主でも比較的スムーズに発行でき、取引実績が少ない段階でも利用可能となります。また、発行までの期間も1〜2週間程度と短めで、必要な枚数を制限なく発行できるケースが多いため、複数の営業車やトラックを運用する企業に適しています。車両制限もなく、1枚のカードを複数車両で利用できる柔軟さも魅力です。
ただしデメリットとして、入会時に出資金が必要になる点が挙げられます。一般的には1万円前後の支払いが必要で、脱退時に返金される仕組みではありますが、初期費用として負担を感じる場合もあるでしょう。
総じて、協同組合系ETCカードは「審査を気にせず早く導入したい」「複数の車両をまとめて管理したい」という法人や個人事業主に適した選択肢といえます。
ETCコーポレートカード|約3〜4週間
ETCコーポレートカードは、大規模な法人や多数の営業車を保有している企業が導入しているカードで、発行までに約3〜4週間かかります。
大口・多頻度割引制度が適用されるのが最大の魅力です。たとえば、東日本高速道路(NEXCO東日本)などが提供しているコーポレートカードでは、走行距離や利用回数に応じて割引率が上がる仕組みになっています。
メリットは、大規模利用者に特化している点です。ETC協同組合のように一律の割引率ではなく、走行実績に応じて割引が拡大していくため、営業車やトラックを多数運用する企業ほど恩恵を受けられます。
一方でデメリットは、発行までに時間がかかることです。申込からカードが手元に届くまで3〜4週間程度必要で、即日発行は不可能です。また、申込条件として「車両台数が一定以上必要」とされるケースもあり、事業規模が小さい企業や個人事業主では利用が難しい場合があります。
ETCコーポレートカードは「車両台数が多く、高速道路を日常的に長距離利用している企業」にとっては最も経済的な選択肢ですが、「今すぐ必要」というニーズに応えるのは難しいカードです。
法人向けETCカードは即日発行できない
法人向けETCカードは即日発行には対応していません。法人カードや協同組合系カードはいずれも審査や手続きに一定の期間がかかるため、申し込み当日にカードを受け取ることは不可能です。
そのため、「急ぎでETCカードが必要」という場合には、法人カードではなく、個人向けカードに付帯するETCカードを即日発行する方法を選ぶのが現実的です。例えばセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードなら、法人代表者が個人名義でカードを申し込み、法人口座を引き落とし口座に設定することで、実質的にビジネス用途でも利用可能となります。
法人カードは信頼性や経費管理機能に優れている反面、即日対応は難しいため、導入を検討する際は発行スケジュールに余裕を持って申請することが大切です。
ETCカードを発行するメリット
ETCカードを導入することで得られるメリットは、単なる料金の支払いをスムーズにするだけではありません。経理や家計管理の効率化、料金割引によるコスト削減、そして走行時の安全性向上など、個人・法人を問わず大きな効果が期待できます。
以下では代表的なメリットを紹介します。
ETCカードの一括管理による経費精算・家計管理がシンプルになる
ETCカードを導入すると、高速料金の精算が大幅に簡素化され、個人でも法人でも支出管理がスムーズになります。
利用明細が自動的に記録されるため、現金払いのように領収書を集めたり、経費を立て替えたりする手間が不要になります。個人の場合、毎月の利用金額がクレジットカード明細に反映されるため、家計簿アプリと連携して簡単に支出管理ができます。
また、法人や個人事業主の場合は、社員の立て替え精算が不要になり、カード会社や協同組合から取得した明細を会計ソフトに取り込むだけで処理が完了します。その結果、経理担当者はチェックや振込作業の負担が減り、社員の金銭的負担もなくなります。
現金精算を排除し、データで一括管理できることで、個人の家計管理から法人の経理処理まで、効率化につながるでしょう。
ETCカード利用による高速料金の割引適用
ETCカードを利用すれば、現金払いでは受けられない高速料金の割引を享受でき、年間で大きなコスト削減につながります。
ETC利用者には休日割引・深夜割引・平日朝夕割引といった制度が用意されており、自動的に適用されます。
個人ドライバーが毎月1万円を高速料金に使う場合でも、深夜や休日を中心に利用すれば年間数万円の節約が可能です。また、法人で複数台の営業車を運用している場合は、年間で数十万〜数百万円単位のコスト削減が見込めます。
時間帯を工夫して走行するだけで確実に割引を受けられるため、個人の家計にも法人の経費にも節約効果が期待できます。
ETCカード利用分のポイント還元で経費削減・家計節約
ETCカードの支払いをクレジットカードにまとめると、ポイント還元によって家計や経費の節約が可能になります。
クレジットカード付帯のETCカードなら、カード会社のポイントプログラムに応じて、利用額に応じた還元が受けられ、商品券・キャッシュバック・マイルなどに活用できます。
例えば、個人が月2万円を高速利用に充てると、年間24万円の決済となり、還元率0.5%でも1,200円分のポイントが貯まります。また、法人で営業車10台を運用し、毎月20万円を支払う場合は年間240万円となり、同率で12,000円分が還元されます。
通行料金を支払うだけで自動的に還元が積み上がるため、個人の生活費削減にも、法人の経費効率化にも有効です。
ETCカードレーンの利用による安全性の向上
ETCレーンを利用すれば現金授受の必要がなくなり、車を減速させずにスムーズに通過できるため、渋滞回避や事故防止につながります。
個人利用では、休日のドライブで渋滞に巻き込まれる時間が短縮され、快適な休暇を過ごすことができるでしょう。
また法人や運送業者では、複数車両が頻繁に料金所を通過するため、数分の短縮が業務効率に大きな影響を与えます。さらに、混雑した料金所で発生しがちな追突事故のリスクも軽減され、社員の安全確保にもつながります。
時間短縮と安全性向上を同時に実現できるのは、ETCカードならではのメリットです。
まとめ|ETCカードの即日発行で出費管理と節約を同時に実現しよう
ETCカードの発行は通常2〜3週間ほどかかりますが、一部は即日発行に対応しており、急ぎで必要な場合にも心強い選択肢となります。
特に出張や旅行を目前に控えている方にとって、即日受け取りが可能なカードは大きな安心材料となるでしょう。
個人で導入すれば、高速料金の支払いを自動化して日常の利用を効率的に管理でき、割引制度やポイント還元によって家計の節約につながります。また、法人や個人事業主の場合はさらにメリットが大きく、経費精算の簡素化や複数車両の一括管理、ETCレーンによる安全性向上など、業務効率と経費削減の両立を実現できます。
早めに申込を済ませておけば、次回の出張やドライブからすぐにメリットを受けられます。効率的でお得な移動を実現するため、ぜひこの機会にETCカードの導入を検討してみてください。
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