ホテル系クレジットカードおすすめ10選|優待特典を徹底解説

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ホテル系クレジットカードとは、特定のホテルグループや旅行予約サイトと提携し、ホテル利用に特化した優待特典やポイント還元を提供するクレジットカードです。
宿泊無料や客室アップグレード、ラウンジアクセス、朝食無料といった特典が付帯し、旅行好きや出張が多い方にとって大きな魅力です。
しかし、ホテル系クレジットカードと一口にいっても、マリオットやヒルトンなど種類が豊富で、どれを選べばいいのか迷う方も多いでしょう。
本記事では、自分の旅行スタイルや予算に合った最適なホテル系クレジットカードを見つけられるよう、メリット・デメリット・選び方までわかりやすく解説します。
ホテル系クレジットカードおすすめ10選
ホテル系クレジットカードの中でも、年会費や特典内容は大きく違います。そのため予算や生活スタイル、求める特典を確認し、自分に合ったカードを選びましょう。ここでは、年会費別に「プレミアム」「ミドル」「エントリー」の3つのクラスに分けて、おすすめのカードをご紹介します。
プレミアムクラスのカード3選|年会費5万円以上の上級者向け
年会費5万円以上のプレミアムクラスのカードは、無料宿泊や上級会員資格、ラウンジアクセスなど特典が非常に手厚いことが特徴です。頻繁にホテルを利用する方であれば年会費を超えるリターンも期待できます。
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード|無料宿泊特典あり

年会費 | 66,000円(税込) |
国際ブランド | AMEX |
追加カード | 家族カード3枚目まで無料、4枚目以降13,200円 (税込) |
ETCカード | 新規発行手数料935円(税込) |
還元率 | 1.5%~3% |
申込条件 | 公式サイトに記載なし |
付帯保険 | 国内旅行保険・海外旅行保険 |
ご利用可能枠 | 個々の審査に基づいて決定 |
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードは、ヒルトンホテルグループとアメリカン・エキスプレスが提携して運営するクレジットカードです。利用限度額は、申込者の収入や利用状況に応じて個別に設定されます。
カードを利用することで、ヒルトンの会員プログラム「ヒルトン・オーナーズ」で利用できるポイント「ヒルトン・オーナーズ・ボーナスポイント」が貯まります。ヒルトン・オナーズとは、世界6,800軒以上のヒルトン系列ホテルで使える会員制度で、宿泊やレストラン利用でポイントが貯まり、無料宿泊や客室アップグレードなどに交換できるのが特徴です。
ヒルトン系列のホテルでの利用では100円につき7ポイント、それ以外の国内外の加盟店利用では100円につき3ポイントが貯まります。貯まったポイントは、ヒルトン系列のホテルへのポイント宿泊やアップグレードに使用できます。
年会費は66,000円で、家族カード3枚目まで無料、4枚目以降は13,200円(税込)で申し込みが可能です。
毎年1泊分の無料宿泊特典がもらえ、カードの継続や年間200万円以上の利用で、さらに無料宿泊(最大2泊)やヒルトン系列ホテルのVIP会員資格であるヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータスがもらえます。
ヒルトン系列ホテルを頻繁に利用する方や無料宿泊特典で高級ホテルに宿泊したい方におすすめです。
アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・カード|高品質で手厚いサポート

年会費 | 165,000円(税込) |
国際ブランド | AMEX |
追加カード | 家族カード |
ETCカード | 新規発行手数料935円(税込) |
還元率 | 0.3%~3.0% |
申込条件 | 満20歳以上で安定した収入のある方、日本国内に住所がある方 |
付帯保険 | 国内旅行保険・海外旅行保険 |
ご利用可能枠 | 個々の審査に基づいて決定 |
アメリカン・エキスプレス®・プラチナ・カードは、アメリカン・エキスプレスが発行する最高ランクのメタル製クレジットカードです。
年会費は、165,000円(税込)で、家族カードは4枚まで無料、5枚目以降は1枚につき13,200円(税込)で発行できます。
ポイント制度として「メンバーシップ・リワード・ポイント」が採用されており、基本のポイント還元率は0.3%です。さらに、年間参加費3,300円(税込)で「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すると、ポイントの有効期限が無期限になり、対象加盟店でポイントが3倍になります。
さらに世界中の空港ラウンジを無料で利用できるほか、提携ホテルでの客室アップグレード、朝食無料、レイトチェックアウトなどの優待が受けられます。
また、24時間365日対応のコンシェルジュサービス、毎年付与されるホテルの無料宿泊券などが提供され、特に旅行や高級サービスを頻繁に利用する方にとって価値の高い一枚といえるでしょう。
国内外を問わず、飛行機での出張や旅行を頻繁に行うビジネスパーソンや、高級ホテルやレストランなどのサービスを頻繁に利用する方、カードのステータス性を重視する方におすすめです。
Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード|400万円利用で無料宿泊

年会費 | 82,500円(税込) |
国際ブランド | AMEX |
追加カード | 1枚目無料、2枚目以降24,750円(税込)/枚 |
ETCカード | 新規発行手数料935円(税込) |
還元率 | 2.0%〜6.0% |
申込条件 | 公式サイトに記載なし |
付帯保険 | 海外旅行保険 |
ご利用可能枠 | 申込者の収入、利用状況に応じて設定 |
Marriott Bonvoy®アメリカンエキスプレス®プレミアムカードは、マリオット・インターナショナルとアメリカン・エキスプレスが提携して発行するクレジットカードです。利用限度額は、申込者の収入や利用状況に応じて個別に設定されます。
年会費は、82,500円(税込)で、家族カードは1枚無料、2枚目以降41,250円 (税込)で申し込みが可能です。
年間400万円以上のカード利用で、上限75,000ptの無料宿泊特典が1泊付与されます。
ポイント制度は、「Marriott Bonvoyボーナスポイント」が採用されており、基本の還元率は3.0%(100円ごとに3ポイント)です。通常のホテル利用やクレジットカードの利用、ポイント購入などで獲得できます。
貯まったMarriott Bonvoyボーナスポイントは、Marriott Bonvoy参加ホテルの無料宿泊に交換できます。また航空会社40社以上のマイルにも交換可能です。
マリオット系ホテルをよく利用する旅行好きの方におすすめです。
ミドルクラスのホテル系クレジットカード3選|年会費2〜4万円のバランス重視
年に数回の旅行や出張がある方には、バランスの良いミドルクラスのカードが良いでしょう。
年会費は中程度ながら、無料宿泊や優待割引、ポイント高還元など、実用的なメリットをしっかり得られます。コストと特典の両立を求める人におすすめです。
Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・カード|25%のボーナスポイント

年会費 | 34,100円(税込) |
国際ブランド | AMEX |
追加カード | 家族カード1枚目無料、2枚目以降17,050円(税込) |
ETCカード | 公式サイトに記載なし |
還元率 | 2.0%~6.0% |
申込条件 | 公式サイトに記載なし |
付帯保険 | 国内旅行保険・海外旅行保険 |
ご利用可能枠 | 個々の審査に基づいて決定 |
Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・カードは、マリオット・インターナショナルのホテルプログラム「Marriott Bonvoy」の特典を利用できるアメリカン・エキスプレスのクレジットカードです。
年会費は、34,100円(税込)で、家族カード1枚目無料、2枚目以降17,050円(税込)で発行できます。
ポイント制度として「Marriott Bonvoyボーナスポイント」が採用されており、基本の還元率は2.0%(100円ごとに2ポイント)です。通常のホテル利用やクレジットカードの利用、ポイント購入などで獲得できます。
Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・カード会員は、入会特典としてMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員資格を得られ、マリオット系ホテル客室料金および客室付けにできるスパやレストランなどのご利用料金をはじめ、対象となるご利用金額全額に対して、25%の追加ポイントを獲得できます。
マリオットのホテルを頻繁に利用する方や、マリオットボンヴォイポイントをホテルの無料宿泊やマイル交換に利用したい方、さらに旅行保険やショッピング保険などの補償を充実させたい方におすすめです。
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード|プラチナ並みの優待

年会費 | 39,600円(税込) |
国際ブランド | AMEX |
追加カード | 家族カード |
ETCカード | 新規発行手数料935円(税込) |
還元率 | 0.3%~1.0% |
申込条件 | 20歳以上で安定した収入があること |
付帯保険 | 国内旅行保険・海外旅行保険 |
ご利用可能枠 | 個々の審査に基づいて決定 |
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードは、アメックスが提供するハイランクカードで、プラチナカード並みの優待や充実した特典、サービスが特徴です。
年会費は39,600円(税込)で、ゴールドカードの中ではやや高額ですが、その分 旅行保険最大1億円、世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジ無料利用、国内外レストランでのコース料理1名分無料サービス など、一般的なプラチナカードに匹敵する特典が備わっています。
基本のポイント還元率は1.0%(100円ごとに1ポイント)ですが、AmazonやYahoo!ショッピングなどの対象加盟店では還元率3.0%(100円ごとに3ポイント)に還元率がアップします。
例えば、JCBプラチナ(年会費27,500円)や三井住友カード プラチナ(年会費55,000円)と比較しても、提供される旅行・グルメ系優待の水準は同等レベルです。「ゴールド」という名称ながら、実際にはプラチナカードに近い特典を得られるコストパフォーマンスの高い1枚と言えるでしょう。
ポイントを効率的に貯めたい方や、旅行やグルメを頻繁に楽しむ方、ステータス性の高いクレジットカードを持ちたい方におすすめです。
▼アメリカンエキスプレス®ゴールドプリファードカードについて、詳しく知りたい方はこちら

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード|国内一流ホテルの優待が充実

年会費 | 33,000円(税込) |
国際ブランド | AMEX |
追加カード | 家族カード |
ETCカード | 無料 |
還元率 | 0.75%~1.0% |
申込条件 | 安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く) |
付帯保険 | 国内旅行保険・海外旅行保険 |
ご利用可能枠 | 個々の審査に基づいて決定 |
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードは、クレディ・セゾンとアメリカン・エキスプレスが提携して発行する個人向けプラチナカードです。
年会費は33,000円(税込)で、家族カードは年会費3,300円(税込)で最大4枚まで発行可能です。
ポイントは、「永久不滅ポイント」という名称で、その名の通りポイントに有効期限がないのが特徴です。基本の還元率は0.75%のところ、セゾンポイントモールを経由したネットショッピングを利用すればポイント倍率が上がる、大和コネクト証券でのクレカ積立で1.0%の還元率になるなど、様々な優遇があります。
また、国内ホテルの優待が充実していています。国内の一流ホテルで料金優待やアーリーチェックイン、レイトチェックアウトなどの「entrée(オントレ)」優待や、さらにホテル・旅館予約サイト「一休.com」のダイヤモンド会員ステージ相当の特別宿泊プランを最大6ヶ月間体験可能です。宿泊料金の割引や特別プラン、ポイントアップなど最上位の優待が受けられます。
空港サービスが充実しているため、飛行機をよく利用する方や、手厚い保険や補償を求める方、日々の生活で効率よくポイントを貯めたい方におすすめです。
エントリークラスのホテル系クレジットカード2選|年会費2万円以下の初心者向け
ホテル系カードを初めて持つ方には、エントリークラスが最適です。年会費を抑えながら、ホテル宿泊の割引やポイント還元、ステータス付与などを体験できます。
旅行頻度が少なくても使いやすく、「まずは試してみたい」という人にぴったりです。
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・カード|ヒルトンホテルで特別優待

年会費 | 16,500円(税込) |
国際ブランド | AMEX |
追加カード | 家族カード1枚目無料、2枚目以降6,600円(税込) |
ETCカード | 公式サイトに記載なし |
還元率 | 2%~3% |
申込条件 | 公式サイトに記載なし |
付帯保険 | 国内旅行保険・海外旅行保険 |
ご利用可能枠 | 個々の審査に基づいて決定 |
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・カードは、ホテルグループ「ヒルトン」と「アメリカン・エキスプレス」が提携して発行するクレジットカードで、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツの利用でお得な特典を受けられるのが特徴です。
年会費は、16,500円(税込)で、家族カードは1枚目無料、2枚目以降6,600円(税込)で発行可能です。
ヒルトンでの宿泊料金に対して1米ドルにつき10ポイントのベースポイントが貯まります。さらに、このカード会員は自動的に「ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員資格」が付与されるため、ベースポイントに加えて80%のボーナスポイントが加算されます。つまり、ヒルトン宿泊時には実質18%分のポイント還元を受けられる仕組みです。
主な特典には、無条件でヒルトン・オナーズの会員プログラムにおける上級会員ランクの一つ、ゴールドステータスが付与されること、ヒルトン系列での宿泊に利用できる「ウィークエンド無料宿泊特典」を獲得できること、そして貯まったポイントをヒルトン系列のホテル宿泊に利用できることなどがあります。
ヒルトン系列ホテルをよく利用する方や、旅行や出張でホテルを頻繁に利用する方、上質なホテル体験を求める方におすすめです。
▼ヒルトンオナーズアメリカンエキスプレス®カードについて、詳しく知りたい方はこちら

アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード|月額1,100円で手に入るアメックスカード

月会費 | 1,100円(税込) |
国際ブランド | AMEX |
追加カード | 家族カード |
ETCカード | 新規発行手数料935円(税込) |
還元率 | 0.3%~1.0% |
申込条件 | 20歳以上で安定した収入があること |
付帯保険 | 国内旅行保険・海外旅行保険 |
ご利用可能枠 | 個々の審査に基づいて決定 |
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カードは、アメリカン・エキスプレスが発行するクレジットカードです。利用限度額は、申込者の収入や利用状況に応じて個別に設定されます。
月会費は、1,100円(税込)で年間費用13,200円(税込)に相当します。家族カードは、月会費550円(税込)で発行可能です。
アメックス独自のポイント制度「メンバーシップ・リワード」が採用されており、カード利用100円につき1ポイントが貯まります。ポイントに有効期限はなく、貯まったポイントはカードの支払いへの充当、マイルや提携ポイントへの移行、アイテム交換などに利用できます。
さらに旅行保険や空港ラウンジサービス、ショッピング保険など、充実した特典が付帯しています。
アメックスのステータスが欲しいが年会費は抑えたい方や、旅行によく行く方、旅行保険や空港ラウンジサービスを利用したい方、日常使いでも、特典や優待を利用したい方におすすめです。
▼アメリカンエキスプレス®グリーンカードについて、詳しく知りたい方はこちら

年会費無料のホテル系クレジットカード2選|コスパ重視の入門編
年会費無料のホテル系クレジットカードは、コストをかけずにホテル特典を体験したい方におすすめです。
ポイント還元や宿泊割引を気軽に利用できるため、年会費の負担なくホテル系カードを利用したい人に最適な入門編といえます。
TOKYU CARD ClubQ JMB(コンフォートメンバーズ機能付)|東急グループのホテルでお得

年会費 | 1,100円(税込) |
国際ブランド | Mastercard |
追加カード | 家族カード330円(税込) |
ETCカード | 公式サイトに記載なし |
還元率 | 0.5%~3% |
申込条件 | 公式サイトに記載なし |
付帯保険 | 国内旅行保険・海外旅行保険 |
ご利用可能枠 | 個々の審査に基づいて決定 |
TOKYU CARD ClubQ JMB(コンフォートメンバーズ機能付)は、日本航空のマイレージプログラム「JALマイレージバンク(JMB)」の機能と、東急グループのホテル・商業施設で使える「コンフォートメンバーズ機能」を1枚にまとめたカードです。
年会費は初年度無料、2年目以降1,100円(税込)と手頃で、家族カードも330円(税込)で追加できます。コストを抑えながら、JALマイルとTOKYU POINTを同時に貯められる点が大きな特徴です。
東急線の定期券購入やPASMOオートチャージ、東急ストア・東急ハンズなどでの買い物でポイントが貯まるのに加え、JALグループ利用時にはマイルも貯まります。貯めたポイントとマイルは相互に交換できるため、普段の生活費を効率的に旅行につなげることが可能です。
さらに「コンフォートメンバーズ」機能により、東急ホテルズでの宿泊やレストラン利用が優待価格になり、宿泊時のポイント付与率もアップします。出張や旅行で東急ホテルを選ぶ方にとって、実質的な割引や特典を享受できるのも魅力です。
東急沿線に住んでPASMOを利用する方、また東急ホテルや東急グループの施設をよく使う方には特におすすめのカードです。
アパステイヤーズクラブカード プラチナ|アパホテルで優待満載

年会費 | 20,000円(税込) |
国際ブランド | VISA |
追加カード | 発行不可 |
ETCカード | 発行不可 |
還元率 | 0.5%~1.25% |
申込条件 | 公式サイトに記載なし |
付帯保険 | 公式サイトに記載なし |
ご利用可能枠 | 個々の審査に基づいて決定 |
アパステイヤーズクラブカード プラチナは、アパホテルズ&リゾーツの会員プログラムで年間20泊以上利用する「エグゼクティブステイタス」ステイタス以上で申込みが可能となるクレジットカードです。ステイタスがエグゼクティブに達しない場合は、インビテーション制となります。
年会費20,000円(税込)で、カード特典としては全国のレストラン・ホテル優待、年間利用額に応じて最大2万円分のボーナスポイント付与、空港ラウンジサービスなどを利用できます。
加えて、アパホテルでの宿泊やレストラン利用では、通常のアパポイントに加えてエポスポイントも同時に付与されるため、1回の決済で2種類のポイントが貯まるのが大きな特徴です。たとえば、アパホテル公式サイトからオンライン決済で宿泊した場合、アパポイントの還元率(最大11%)に加え、カード決済分でエポスポイント(0.5%〜1%相当)も獲得でき、効率的にポイントを貯められます。
アパホテルを頻繁に利用する方や、高額なポイント特典を期待する方、旅行保険や空港ラウンジサービスを重視する方におすすめです。
ホテル系クレジットカードのメリット
ホテル系クレジットカードには、旅行をより快適でお得にするための特典が多数揃っています。代表的なメリットを4つ解説します。
宿泊無料や割引特典で年会費以上のリターンが期待できる
ホテル系クレジットカードを持つメリットのひとつとして、宿泊無料や割引特典で年会費以上のリターンが期待できることがあげられます。
例えば、ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードの場合、毎年1泊10万円超の無料宿泊特典がもらえるため、年会費66,000円(税込)を支払っても、元が取れるでしょう。またカードの継続や年間200万円以上の利用で、さらに最大2泊分の無料宿泊特典があります。
宿泊無料や割引特典を活用すれば、ホテル系クレジットカードは年会費以上のリターンが十分に期待できます。
客室アップグレードで特別な体験ができる
ホテル系のクレジットカードを持っていれば、客室をアップグレードすることも可能です。
例えば、Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードであれば、1年間の利用金額が400万円に達すると、Marriott Bonvoyプラチナエリート会員資格を取得できます。プラチナエリート会員になれば、空きがある場合はスイートルームへのアップグレードや眺望の良い部屋へ変更できる可能性があります。
客室アップグレードの特典を活用すれば、ホテル系クレジットカードは日常では味わえない特別な体験を叶えてくれるでしょう。
朝食無料・ラウンジアクセスでよりリッチな滞在を実現
ホテル系クレジットカードでは、朝食無料やラウンジ無料利用特典が受けられるケースが多いです。
例えば、ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・カードは、年会費16,500円で、ヒルトンの朝食サービスが年中無料で受けられます。2名で宿泊した場合には、2名分が無料になります。
朝食無料やラウンジアクセスの特典を使えば、ホテル系クレジットカードは滞在そのものをよりリッチで快適なものにしてくれるはずです。
レイトチェックアウト・アーリーチェックインで滞在時間を伸ばせる
ホテル系のクレジットカードを持っていれば、通常のチェックアウト時間よりも遅い時間にチェックアウトできるサービスのレイトチェックアウト、また早い時間にチェックインできるアーリーチェックインができ、滞在時間を伸ばせます。
例えば、Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・カード会員は追加料金なしで、朝5時~14時の間にチェックインが可能です。
レイトチェックアウトやアーリーチェックインを活用すれば、ホテル系クレジットカードは滞在時間そのものを贅沢に楽しめます。
ホテル系クレジットカードのデメリット
さまざまなメリットがある一方で、ホテル系クレジットカードはメリットだけでなく注意点もあります。年会費の負担や特典利用の制限を理解していないと「思ったより使えなかった」と感じる可能性もあるため、事前にチェックしておきましょう。
年会費が高額で元を取るのが難しい場合がある
ホテル系クレジットカードは年会費が高いため、利用頻度によっては元を取るのが難しい場合があります。無料宿泊特典や上級会員特典で還元されるとはいえ、最低限の利用回数がないと年会費に見合わないケースもあるでしょう。
例えば年会費5万円のカードの場合、元を取るには年間3〜4回以上の宿泊が必要で、実際の旅行頻度が低い方には不向きかもしれません。
年会費分を回収できるかどうか、年間のホテル利用予定をシミュレーションしてから選びましょう。
年会費無料のクレジットカードについて詳しく知りたい方は、「年会費無料クレジットカードおすすめ7選|初心者にわかりやすく比較してご紹介」をご覧ください。
特定のホテルチェーンでしか特典を使えない
ホテル系カードは対象ホテルチェーンが限定されており、自由度が低いのがデメリットともいえます。カードの特典やポイント還元は、基本的に提携ホテルでしか活用できません。
例えばMarriott Bonvoy系カードならマリオット系列のホテルでしか使えず、地方や海外で系列ホテルが少ない地域では不便です。
旅先での選択肢を広げたい方は、汎用性のある高還元率カードと併用するのがおすすめです。
普段使いでの還元率が低い傾向がある
ホテル系カードの特典は「ホテル利用」に集中しているため、日常のショッピングでの還元率が低い傾向にあります。
同じ年会費のカードでも、一般的なカードは1〜1.5%還元が多いのに対し、ホテル系カードは0.3〜0.5%程度のケースが多いでしょう。
日常使いは高還元率カード、旅行時はホテル系カードと、シーンで使い分けると無駄がありません。
ポイントが高還元率なクレジットカードについて詳しく知りたい方は、「【最新版】ポイントが高還元率なクレジットカード9選!選び方も解説」をご覧ください。
ホテル系クレジットカードの選び方
ホテル系カードは「自分の旅行スタイルと合っているか」が最重要ポイントです。年会費・特典・ホテルチェーンの対象範囲・ポイント還元率などを比較して、自分に合った1枚を選ぶ必要があります。ここでは、4つの項目にわけて解説していきます。
年会費と特典のバランスで選ぶ
ホテル系カードは、年会費と得られる特典のバランスで選ぶことが重要であるといえます。高額な年会費も、特典を活用できれば十分に回収可能だからです。
例えば年会費49,500円のMarriott Bonvoyアメックス・プレミアムでは、無料宿泊特典(1泊5〜6万円相当)を使うだけで元が取れる仕組みです。
自身の旅行スタイルに合わせて「年会費分を取り戻せるのか」を計算して選びましょう。
よく利用するホテルチェーンで選ぶ
自分が頻繁に利用するホテルチェーンに対応したカードを選ぶのが良いでしょう。ポイントは提携ホテルでの宿泊に使うのが一番お得で、還元率や使いやすさが格段に上がるからです。
例えば、通常の宿泊料金に対して高いポイント還元率を得られるだけでなく、部屋のアップグレードや午後2時までのレイトチェックアウト、ウェルカムギフトの選択といった特典を受けられるカードもあります。
カード選びの前に、過去1年間の宿泊履歴を振り返り、どのホテルチェーンを最も多く利用したかを具体的に把握することがおすすめです。また、転勤や海外赴任の予定がある場合は、その地域でどのホテルチェーンが多いかも考慮に入れる必要があります。
ポイント還元率と使いやすさで選ぶ
ホテル系クレジットカードを選ぶ際は、ポイント還元率の高さと実際の使いやすさを総合的に判断することが重要です。単純に還元率の数値だけを比較するのではなく、自分の利用シーンでどれだけ効率的にポイントを貯められるかを具体的に計算してみましょう。
人によっては、ホテル宿泊時に3%の還元率があっても、普段の買い物では0.5%しか貯まらないカードより、すべての支払いで1.0%の還元を受けられるカードの方が、トータルで見るとお得になる場合があります。
また、ポイントの使いやすさも還元率と同じくらい重要です。いくら高い還元率でポイントを貯めても、実際に使う際に制約が多かったり、有効期限が短かったりすると、せっかくのポイントが無駄になってしまいます。
ホテル利用の多い方であれば、貯まったポイントを宿泊代金に直接充当できるカードを選ぶなど、実生活の中で無理なくポイントを使い切れるカードを選ぶのがおすすめです。
上級会員ステータスの価値で選ぶ
各カードに付与される上級会員ステータスの内容も選定基準のひとつにしましょう。上級会員特典によって宿泊体験が大きく向上し、金額換算できるメリットも多いからです。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムでは、上級会員ステータスとして「ゴールドエリート」が付与され、客室アップグレードや14時までのレイトチェックアウト特典が利用可能です。ヒルトン・オナーズのゴールドステータスなら「朝食無料+客室アップグレード」が受けられます。
宿泊時に快適さや付加価値を重視する方にとって、ステータスの内容はカード選びの決定打になります。
まとめ|ホテル系クレジットカードで贅沢な旅を手軽に実現しよう
ホテル系クレジットカードは、旅行や出張の頻度が高いにある方におすすめで、普段とは違う時間をより快適に贅沢にしてくれます。
無料宿泊や客室アップグレード、朝食無料など、人によっては年会費以上の価値を感じる特典がそろっています。カードによっては、マイルが貯まりやすい、ホテルの上級会員特典を享受できる、特定のホテルグループ利用でポイント還元率アップなど、特典が異なります。ライフスタイルに合わせて最適なカードを選びましょう。
自分の利用スタイルに合ったカードを選べば、年会費以上のリターンが得られ、手軽にワンランク上の旅を実現できるはずです。
この記事を参考に、ぜひあなたにぴったりの一枚を選んでみてください。

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