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JCB法人カード(一般/ゴールド/プラチナ)の種類毎のポイント還元率や使い道を解説!

JCB法人カード(一般/ゴールド/プラチナ)は、ポイント還元率の高さやビジネスに役立つ付帯サービスが魅力の法人カードです。

複数のランクのカードを発行していることもあり、どのカードを選べばいいかわからないという方は多いのではないでしょうか?

また、ポイントの使い道や、効率的にポイントを貯める方法を知りたい方もいるかもしれません。

本記事では、JCB法人カードの基本情報から効率的なポイント活用方法、他社カードとの比較まで詳しく解説します。ビジネスでの支出をポイントに変えて経費削減を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

JCB 法人カード|年会費・ポイント還元率などの基本情報

JCB法人カードは、中小企業や個人事業主に人気の法人カードで、一般・ゴールド・プラチナの3種類のランクがあります。それぞれの特徴を表で比較してみましょう。

カード名JCB一般法人カードJCBゴールド法人カードJCBプラチナ法人カード
年会費(税込)1,375円(初年度無料)11,000円(初年度無料)33,000円
追加カード年会費(税込)1枚につき1,375円(初年度無料)1枚につき3,300円(初年度無料)1枚につき6,600円
ETCカード年会費無料(複数枚発行可能)
ポイント還元率0.5%~10.0%※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合基本還元率 0.5%

※年間利用額に応じて翌年のポイント付与率が最大1.7倍

※優待店で利用すると最大ポイント21倍
利用枠10万~500万円50万~500万円150万円~
申込条件法人または個人事業主
付帯保険※1海外旅行傷害保険
(最高3,000万円)

国内旅行傷害保険
(最高3,000万円)
海外旅行傷害保険(最高1億円)

国内旅行傷害保険(最高5,000万円)
海外旅行傷害保険(最高1億円)

国内旅行傷害保険(最高1億円)

※1 保険の適用には条件があります。

JCB法人カードは、社員用の追加カードやETCカードを複数枚発行できるため、事業規模拡大後も柔軟に対応可能です。

年会費は、一般が1,375円、ゴールドで11,000円、プラチナで33,000円となっています。Webからの申込みなら一般カードとゴールドカードは初年度年会費無料となりお得です。

どのランクにも利用枠や旅行傷害保険が付帯しており、年会費の高いランクになるに連れて好条件となります。関わるビジネスの大きさに合わせて、カードの種類を選択するといいでしょう。

JCB 法人カードのポイント還元率

JCB法人カードのポイント制度は、1ヵ月のカード利用合計金額1,000円(税込)につき1ポイントのOki Dokiポイントが付与されます。

Oki Dokiポイントは交換先によってレートがことなりますが、1ポイントあたり3〜5円相当で利用可能です。利用金額は1ヵ月間の合計で計算されるため、1回あたりの金額が小さくても無駄なくポイントが貯まります。

さらに、JCBのパートナー店「ORIGINAL SERIESパートナー」や優待サイト「Oki Doki ランド」での買い物ではポイントが最大20倍(2024年1月時点)です。

具体的には、スターバックスのプレミアム会員がスターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージを利用した場合は20倍のポイントが獲得できます。

また、タクシーアプリ『GO』での利用でも10倍のポイントが獲得可能です。ほかにもさまざまなサービスで効率よくポイントを貯められます。

備品や定期的に発生する経費をパートナー店や優待サイトで支払うことで、お得にポイントを貯めることができるでしょう。

JCB 法人カードとJCB Biz ONEのポイント還元率の違い

JCBのビジネスカードには、「JCB法人カード」の他に「JCB Biz ONE」というカードもあります。

JCB Biz ONEはJCBから発行されている個人事業主・フリーランス向けの法人・ビジネスカードです。ゴールドと一般カードの2種類があります。

一般カードは年会費が永年無料、ゴールドカードも初年度は年会費無料で年間利用額100万円以上で翌年度も無料になるという特徴があります。

両者はポイント還元率にも大きな違いがあります。

項目JCB法人カードJCB Biz ONE
基本ポイント還元率0.5%
(1,000円で1ポイント)
1.0%
(1,000円で2ポイント)
ポイント優待店での最大還元率10.0%
(JCB PREMOに交換時)
10.5%
(JCB PREMOに交換時)
対象法人・個人事業主向け個人事業主・フリーランス向け

JCB Biz ONEは、JCBの他の法人・ビジネスカードよりポイント還元率が高いのが最大の特徴です。基本のポイント還元率は1.0%と、JCB法人カードの0.5%に比べて2倍です。

還元率だけ見るとJCB Biz ONEシリーズの方が高いですが、旅行保険の付帯や追加カードの発行がありません。自社の用途に合わせてどちらのカードを発行するのが有用か検討しましょう。

JCB 法人カードのポイントの使い道

JCB法人カードで貯まるOki Dokiポイントは、ビジネスシーンでさまざまな形で活用できます。ポイントを上手に使うことで経費削減や社内環境の充実につなげることが可能です。

Amazon等優待店の備品の購入

Oki Dokiポイントは、Amazonをはじめとする多くの優待店で利用できます。オフィス備品や消耗品、業務用機器など、事業に必要なものをポイントで購入することで経費削減につながります。

特にAmazonやセブンイレブンといった「ORIGINAL SERIESパートナー」に登録されている店舗では、ポイントの価値が2倍から20倍に高まるため、定期的に必要な備品はこういった優待店で購入するとより効率的です。

日々の経費の支払い

貯まったOki Dokiポイントは、カード利用代金に充当したり、ネットショッピングの支払いにも使用可能です。日々発生する経費の支払いをカード払いにしておけば、ポイントを活用してお得に支払いできます。

年間を通じて計画的にポイントを活用して経営の効率化に役立てましょう。

JCBプレモへのチャージ

JCB法人カードで貯めたOki Dokiポイントの最も効率的な使い道の一つがJCBプレモへのチャージです。JCBプレモは、JCBが発行するプリペイドカードで、1ポイントを5円分としてチャージできます。

これは通常の商品交換よりも高いレートであり、最大10%の還元率になります。

チャージしたJCBプレモは、全国のJCB加盟店で利用可能なため、使い道の幅が広がります。少額の経費や接待費など、様々な支払いに柔軟に対応できるのが魅力です。

JCB 法人カードでポイントを効率的に貯める方法

JCB法人カードでポイントを最大限に貯めるには、戦略的な利用方法を知っておくことが重要です。ここでは効率的にポイントを貯める3つの方法をご紹介します。

事業経費を集中する

ポイントを効率的に貯める第一のコツは、事業用の支払いをできるだけJCB法人カードに集中させることです。少額の利用でもポイントは着実に貯まるため、日常的な経費支払いを現金ではなくカード決済に切り替えましょう。

ポイントは月合計額で計算されるため、小さな支払いも積み重なれば大きなポイントとなります。経理処理の一元化というメリットも同時に得られるため、会社全体の経費をカードに集約することをおすすめします。

Amazon等優待店を利用する

JCBの「ORIGINAL SERIESパートナー」に登録されている店舗では、通常より多くのポイントが付与されます。

例えば、Amazonやスターバックスなどの身近な店舗も優待店に含まれており、優待店は90以上もあります。コンビニ、百貨店、家電量販店、ガソリンスタンドなど、ビジネスでよく利用する店舗が多数含まれているため、日常的な経費支出でも効率よくポイントを貯められます。

キャンペーンを活用する

JCBでは会員向けに「ポイントアップ祭り」などのイベントを多数開催しています。こうしたキャンペーン期間中の利用でさらに多くのポイントを獲得できるチャンスがあります。

また、カード入会時にはJCBギフトカードがプレゼントされるキャンペーンも実施されています。JCB一般法人カードなら最大2万円分、ゴールド法人カードなら最大4万円分、プラチナ法人カードなら最大6万円分のJCBギフトカードがプレゼントされるケースもあります。

さらに、登録不要で一定金額以上利用された方が利用できるJCBスターメンバーズサービスでは、利用額に応じて翌年のポイント倍率がアップする特典もあります。定期的にJCBの公式サイトやメールマガジンをチェックして、お得なキャンペーン情報を見逃さないようにしましょう。

JCB 法人カードのポイント還元以外の特典

JCB法人カードは高いポイント還元率だけでなく、ビジネスに役立つ多彩な特典や保険サービスも充実しています。ランクによって特典内容は異なりますので、自社のニーズに合ったカードを選びましょう。

サイバーリスク保険付帯

JCB法人カードには、近年重要性が高まっているサイバーリスクに対応した保険が付帯しています。簡易リスク診断サービスや、情報・ツール提供サービスが利用できるため、トラブルの対策も可能です。またトラブル発生時にも電話相談や、専門家紹介が利用可能です。

万が一の際の損害賠償や復旧費用をカバーする保険として、デジタル化が進む現代のビジネス環境において大きな価値があります。

ETCカード・ 使用者カード(従業員カード)を複数枚発行可能

JCB法人カードでは、ETCカードが無料で複数枚発行可能です。営業車や社用車が複数ある企業でも、高速道路料金をスムーズに支払え、かつポイントも貯められます。以前はETC/JCB法人カードというカードもありましたが、現在はJCB法人カードに付帯するETCスルーカードの形になっています。

また、社員用の使用者カード(追加カード)も必要な枚数だけ発行できます。一般カードは1枚につき1,375円、ゴールドカードは1枚につき3,300円、プラチナカードは1枚につき6,600円の年会費がかかりますが、一般カードとゴールドカードはオンライン入会なら初年度無料となり、その場合は追加カードも無料になります。

旅行傷害保険

JCB法人カードには旅行傷害保険が標準で付帯しており、出張や海外渡航時の安全を確保します。2023年4月以降は、カードで旅行代金を支払うことが保険適用の条件となっています。

特にJCBゴールド法人カードの場合、より充実した保険内容となっています。海外旅行傷害保険の死亡・後遺障害の場合の最高補償額は、カードでの支払いがある場合1億円となります。

また、海外・国内航空機遅延保険も付帯しており、フライトの遅延や欠航などのトラブル時にも補償が受けられます。

空港ラウンジサービス(ゴールド、プラチナのみ)

JCBゴールド法人カードおよびプラチナ法人カードの保有者は、国内の主要空港とハワイ・ホノルルの国際空港内にあるラウンジを無料で利用できます。

ラウンジ内ではドリンクサービスや新聞・雑誌の閲覧などができ、出張前の待ち時間を快適に過ごせます。

プライオリティ・パス(プラチナのみ)

JCBプラチナ法人カード会員は、世界1,000ヶ所以上の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスが付帯します。

プライオリティ・パスは、プライオリティ・パス社が提供する国内の「ラウンジ」施設および、日本国外のすべての提携施設が利用できます。ドリンクサービスや会議室やシャワーの利用などが可能です。

国内だけでなく世界中の主要空港でラウンジサービスを受けられるため、国際的なビジネスを展開する企業にとって非常に便利な特典です。

プラチナ・コンシェルジュデスク(プラチナのみ)

JCBプラチナ法人カード会員専用のコンシェルジュデスクも付帯します。出張のアレンジから会食場所の予約、ギフト手配まで、ビジネスに関わるさまざまな要望に応えてくれます。

多忙な経営者や役員をサポートする秘書的な役割を果たし、時間の節約や質の高いサービスの手配を実現します。

JCB 法人カードの申請対象・カード発行までの流れ

JCB法人カードは幅広い事業者が申し込むことができ、オンライン申込みから始まる明確な手続きプロセスがあります。ここでは申込み対象と発行までの流れを解説します。

JCB 法人カードの申込み対象者

JCB法人カードは、法人または個人事業主が申し込むことができます。会社の設立年数や事業規模に関する厳格な制限はないため、スタートアップ企業や小規模事業者でも申込みが可能です。

事業内容や業種による制限も基本的にはありませんが、公序良俗に反する事業などは審査で不利になる可能性があります。

JCB 法人カードの発行までの流れ

JCB法人カードの発行までの流れは以下の5ステップで進みます:

  1. インターネットで入会申込み
  2. 審査と書類送付
  3. 入会申込書の返送
  4. 契約確認書類の受け取り
  5. カード発行

入会手続き中に、代表者の自宅またはお申し込み法人宛に確認の電話がかかってくることがあります。また、記載内容に不備がある場合や返送が遅れる場合は、カード発行に時間がかかる可能性がありますので注意が必要です。

JCB 法人カード以外でポイント還元が魅力的な法人・ビジネスカード

JCB法人カード以外にも、高ポイント還元率が魅力的な法人・ビジネスカードは数多くあります。ここでは、特にポイント還元の面で注目される3つのカードをご紹介します。

UPSIDER(アップサイダー)|年会費無料でポイント還元率1%と高還元

年会費無料
追加カード無料・無制限
ポイント還元率1.0~1.5%
利用限度額最大10億円
国際ブランドVisa

UPSIDER(アップサイダー)法人カードは、2018年創業のスタートアップ企業が提供する、年会費無料で高還元率が魅力の法人カードです。

最大の特徴は、ポイント還元率が1.0〜1.2%と高く、かつ年会費・発行手数料がすべて無料である点です。

実店舗で使うリアルカードに加え、オンライン決済専用のバーチャルカードを枚数制限なく発行できるため、部署別や用途ごとに支出管理を柔軟に行うことが可能です。カードごとに利用金額の上限や利用先を制限できる機能も備えており、不正利用防止に効果的です。


詳細はUPSIDER(アップサイダー)法人カードとは?|特徴や人気の理由を徹底解説をご覧ください。


アメックス・ビジネス・ゴールド・カード|対象加盟店での利用で最大3%の還元

年会費49,500円(税込)
追加カード付帯特典あり:年会費13,200円(税込)
付帯特典なし:年会費無料【※】
ポイント還元率0.3~1.0%
利用限度額一律の制限なし*利用状況などにより都度設定

【※】判定期間内にカード利用がない場合、管理手数料として3,300円(税込)が必要

アメックス・ビジネス・ゴールド・カードは、年会費49,500円(税込)と高額ですが、ポイント還元率が1〜3%と、一般的な法人カードに比べて非常に高還元なことが特徴です。

特筆すべきは航空マイルへの高い還元率です。通常のマイル還元率は0.5%ですが、メンバーシップ・リワード・プラスに加入することで最高で1.0%まで還元率をアップさせることができます。提携航空会社へのマイル移行レートも他カードよりも優れている傾向にあります。


詳細はアメックスビジネスゴールドカードを徹底解説!ポイント還元・限度額・特典などをご覧ください。


ラグジュアリーカード チタン|ポイント還元率1.0%のハイステータスカード

年会費55,000円(税込)
追加カード16,500円(税込)
最大4名まで発行可能
ポイント還元率1.0%
有効期限なし
利用限度額最大9,990万円

ラグジュアリーカード チタンは、年会費55,000円(税込)と高額ですが、基本ポイント還元率1.0%、賞品交換時の最大還元率3.6%と圧倒的な還元率を誇るプレミアムカードです。

表面はブラッシュド加工、裏面にはカーボン素材を採用したデザインは一般的なクレジットカードの約4倍の重さがあり、持つ人に特別なステータスを与えます。セキュリティ面でもカード番号や名前は裏面に印字されるなど配慮されています。

ポイント還元以外にも、レストランへのリムジン送迎サービス、コンシェルジュサービス、プライオリティ・パスなど豪華な特典が付帯します。


詳細はラグジュアリーカードチタンとは?特徴やメリット・デメリットなどを徹底解説をご覧ください。


高還元率のJCB 法人カードで効率よくポイントを貯めよう

JCB法人カードは、事業規模に合わせて選べるラインナップと高いポイント還元率が魅力です。基本還元率は0.5%ですが、JCBのパートナー店での利用やポイントアップキャンペーンを活用することで、最大10%の還元率も可能になります。

本記事で紹介した内容を参考にJCB法人カードを賢く活用して、ビジネスの経費削減と効率化を同時に実現してください。日々の支出がポイントという形で還元され、事業の成長を後押しする強力なビジネスツールになるはずです。