freeeカード Unlimitedの利用可能枠(限度額)は?限度額の決まり方・確認方法・上げ方を解説

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「freeeカード Unlimited」は、会計ソフトで知られるfreee株式会社が提供する法人向けのビジネスカードです。
事業においては、法人カード・ビジネスカードで高額な支払いが必要になることがよくあります。利用可能枠の上限に達してしまうと、その後のビジネスに必要な決済ができなくなるため、限度額を重視する経営者の方は多いのではないでしょうか?
また、既にfreeeカード Unlimitedの上限額に達してしまい、限度額のあげ方や限度額の高いカードを知りたい方もいるかもしれません。
この記事ではfreeeカード Unlimitedの利用可能枠の概要や、現在の利用可能枠を確認する方法、利用可能枠を上げる方法を紹介します。
freeeカード Unlimitedの他に、利用限度額が高いビジネスカードも併せて紹介しますので、限度額を基準にビジネスカードを探している方はぜひ参考にしてください。
freeeカード Unlimitedとは?年会費・ポイント還元率などの基本情報

「freeeカード Unlimited」はクラウド型会計ソフト「freee」を提供している会社が発行しているビジネスカードです。
年会費は無料で、カード明細が自動的にfreee会計に反映されるのが大きな特徴です。また、領収書と明細を自動で紐づけてくれるため、経費精算に伴う作業を効率化できます。
ポイント還元率は月間の利用金額によって変わり、月50万円未満であれば0.3%で、50万円以上なら還元率は0.5%に上がります。貯まったポイントはfreeeサービスの支払いに充当できます。
追加のカードは何枚でも発行できるため、用途にあわせたカードの使い分けが可能です。インターネット決済専用の「バーチャルカード」であれば最短3時間で発行できるため、即時から利用できます。
普段からfreeeのサービスの利用をしている企業で、さらに会計業務の効率化を考えているならfreeeカード Unlimitedはおすすめです。
年会費 | 無料 |
追加カード | 無制限で発行可能 |
ETCカード | 不可 |
ポイント還元率 | 最大0.5% |
1取引あたりの利用限度額 | 最大1億円 |
国際ブランド | Visa |
申込条件 | 法人もしくは個人事業主 |
詳細は「freeeカード Unlimitedを徹底解説|使い方・評判からメリット・デメリットも紹介」をご覧ください。
freeeカード Unlimitedの利用可能枠(限度額)|最高1億円
freeeカード Unlimitedの利用限度額は、freeeに同期された銀行口座の情報を元に算出されます。最高で利用限度額は1億円ですが、銀行の口座情報やカードの利用状況によって限度額は都度変更されます。口座の同期が一定期間行われなかったり、同期された口座の残高が少なかったりすると、利用限度が低くなるので注意しましょう。
また、手続きの完了を待たずにfreeeカード Unlimitedを発行した場合、暫定的な利用限度額が設定されるため、利用限度額が低くなることがあります。手続きが全て完了すると再審査が行われて適切な限度額になるため、カードの手続きは早めに完了させてください。
継続的にfreee会計と同期することで、カード会社が正しい財務状況を把握して、安定した限度額で利用できます。freee会計の機能である「自動同期設定」を活用して常に正しい財務状況を提出しましょう。
利用可能枠(限度額)が0円の場合は?
上述の通りfreeeカード Unlimitedでは、銀行の口座残高や財務状況によって利用限度額が変動します。場合によっては限度額が0円になることもあるので注意が必要です。限度額が0円になる可能性は大きく2つあります。
1.銀行口座の同期が一定期間行われなかった
2.同期している銀行の口座残高が利用枠に対して水準を満たしていなかった
限度額が0にならないようにするには、銀行口座に定期的に同期することが重要です。口座に同期をすることで、freee会計が最新の財務状況を把握して、利用限度額を決定してくれます。
freeeカード Unlimitedの利用可能枠(限度額)の確認方法
カードの利用限度額は、ホーム画面の左側にあるメニュー欄から確認できます。詳しくは下の画像をご覧ください。

freeeカード Unlimitedは、口座残高や収支のバランスによって利用限度額が変動するため、現在の利用限度額がいくらか定期的に確認しましょう。
また、freeeカード Unlimitedを複数発行すると、各カードごとの利用限度額も表示されます。発行した追加カードは名称を変更できるため、用途別に利用限度額がいくらなのかも把握可能です。
freeeカード Unlimitedの利用可能枠(限度額)は一次的に上げることが可能
freeeカード Unlimitedでは、特別な事情で限度額以上の支払いをしたい時のために、一時的に利用限度額の引き上げが可能です。利用限度額の引き上げを希望する時は、問い合わせフォームから申請してください。
利用限度額の一時的な引き上げを希望する場合、問い合わせフォームに以下の情報が必要です。
・一ヶ月の利用想定金額
・カード利用の詳細や用途
・支払いの頻度(毎月or単発)
・担当者情報(名前、電話番号など)
・その他連絡事項
利用限度額の引き上げが反映されるのは、申請した翌月の1日以降です。ただし、申請が10日以降になると審査に時間がかかってしまい、翌1日の反映に間に合わない可能性があるため、10日以前に申請するのがおすすめです。
freeeカード Unlimitedの利用可能枠(限度額)上げるためのポイント
freeeカード Unlimitedでは、申請によって一時的な利用限度額の引き上げが可能です。ただし一時的な限度額の引き上げは、期間が経過すれば限度額が元に戻ります。
恒常的な利用限度額を上げたいのなら、カード会社から信用が得られるような使い方を心がけることが重要です。ポイントを押さえてカードを利用すれば、限度額が上がりやすくなります。利用限度額が上がりやすくなるポイントとして、次の3つを意識しましょう。
継続して利用する
freeeカード Unlimitedは、発行して間もない時期は利用者のカードの使用頻度や月間の利用金額などが分からないため、利用限度額をあえて低めに設定しています。
カードの利用限度額は、信用情報の積み重ねによって上がりやすくなるといわれています。信用情報は、遅延なく支払うのはもちろん、継続的な利用でも上がっていく傾向があります。
利用限度額を引き上げたいのなら、備品や定期的に発生する経費をfreeeカード Unlimitedで積極的に支払いをして利用実績を作っていきましょう。
支払いを遅延しない
freeeカード Unlimitedで利用限度額を引き上げたい場合、カードの支払いは必ず期日に済ませましょう。クレジットカードの支払いが1日でも遅れると信用情報に傷がつき、限度額が上がりにくくなります。
カードの支払い遅延を常習的にすると、限度額の引き下げられるだけでなく、カードの利用を止められる可能性もあります。カード会社からの信用を高めるためにも、カード利用料の引き落とし日までに必ず口座に予算を用意しましょう。
引き上げ申請をする
freeeカード Unlimitedでは、問い合わせフォームから利用限度額の申請ができます。希望する限度額やカードの具体的な利用用途を連絡すると審査を受けられ、審査が通れば限度額が引き上がります。
カードの利用限度額は、信用情報やカードの利用頻度など、さまざまな情報から総合的に審査されます。自分がいくらまで限度額を引き上げられるか気になったら、一度問い合わせてみてもよいでしょう。
freeeカード Unlimited以外で利用可能枠(限度額)の高いおすすめの法人・ビジネスカード3選比較
ここではfreeeカード Unlimited以外で利用限度額が高い法人・ビジネスカードを3枚紹介します。
バクラクビジネスカード|限度額5億円の実績

年会費 | 無料 |
発行手数料 | バーチャルカード:無料リアルカード:1,540円(税込) / 枚 |
追加カード発行可能枚数 | 無制限 |
ETCカード | なし |
ポイント還元率 | 1.50% |
利用限度額 | 一律の制限なし(5億円の実績あり)*利用状況などにより都度設定 |
国際ブランド | Visa |
申込条件 | 20歳以上会社経営者(法人代表者) |
バクラビジネスカードは、2022年にLayerが提供しているビジネスカードです。利用限度額はfreeeカード Unlimitedと同じで都度変更されますが、最大5億円に設定された実績があります。
どちらのカードも会計ツールと連動することで、経費作業を短縮化して正確に財務状況を把握できるメリットがあります。バクラビジネスカードでは「バクラク経費精算」との連動が可能で、AIを活用した経費処理を自動化してくれたり、不正利用を事前に防止してくれたりします。
年会費無料&追加カード無制限などfreeeカード Unlimitedと同じサービスを提供している一方、ポイント還元率1.5%などの違いもあります。
貯まったポイントはオフィス備品などと交換できるため、備品にかける経費を安くしたいと考えているならバクラビジネスカードがおすすめです。
詳細はバクラクビジネスカードを徹底解説|カードの特徴や評判・審査基準は?をご覧ください。
UPSIDER|限度額10億円の実績

年会費 | 無料 |
追加カード | 無料発行制限数も無制限 |
ポイント還元率 | 1%-1.2% |
利用限度額 | 最大10億円 |
国際ブランド | Visa |
利用限度額の大きさでビジネスカードを選ぶなら、UPSIDER(アップサイダー)は比較の候補に入れるべきカードです。利用限度額が最大10億円の実績もあり、他のカードでできない大きな決済も可能です。
UPSIDERではfreeeカード Unlimitedと同様にバーチャルカードを無制限に発行できるため、用途別にカードを分けて利用できます。年会費も無料のため、カードを維持するためのコストがかからないのも魅力です。
経費処理や財務管理の効率化が図れるのもfreeeカード Unlimitedと同様です。ポイント還元率が最大1.2%と高いため、還元率の高さと利用限度額の最大値で比べるなら、UPSIDERがおすすめです。
詳細はUPSIDER(アップサイダー)法人カードとは?|特徴や人気の理由を徹底解説をご覧ください。
ラグジュアリーカードチタン|限度額が9,990万円でハイステータスなカード

年会費 | 55,000円(税込) |
追加カード | 16,500円(税込)最大4名まで発行可能 |
ポイント還元率 | 1.0%有効期限なし |
賞品交換時の最大還元率 | 3.60% |
ETCカード | 無料追加カード1枚につき1枚の発行が可能 |
利用限度額 | 最大9,990万円 |
申し込み条件 | 学生をのぞく20歳以上 |
国際ブランドが「MasterCard」で利用限度額が大きいビジネスカードを探しているなら、ラグジュアリーカードチタンがおすすめです。利用限度額が9,990万円とfreeeカード Unlimitedとほぼ同額となっています。
ラグジュアリーカードチタンの最大の特徴はステータスの高さです。年会費55,000円かかりますが、コンシェルジュサービスやレストラン優待などさまざまなサービスが利用できます。カードのデザインも洗練されているため、ステータスを示せるのも魅力の1つでしょう。
freeeカード Unlimitedのように経理処理の効率化アップの機能はありませんが、付帯されているサービスの充実性はラグジュアリーカードチタンの方が優れています。ビジネスだけでなくライフスタイルの豊かさを求めているなら、候補に入れるべきビジネスカードです。
詳細はラグジュアリーカードチタンとは?特徴やメリット・デメリットなどを徹底解説をご覧ください。
まとめ|freeeカード Unlimitedの利用可能枠(限度額)を確認して必要な金額に引き上げよう
freeeカード Unlimitedは、最大1億円まで利用限度額を上げられるビジネスカードです。限度額は銀行口座や取引履歴などによって都度変更しますが、サポートに問いあわせることで一時的に引き上げることも可能です。
freee会計との連動によってカード利用した支払いを自動的に記録してくれるため、経費精算に関する業務を減らせるのがfreeeカード Unlimitedの魅力です。追加カードも無制限に発行できるため、用途別に使い分けて税務状況の整理もしやすいです。
本記事を参考にfreeeカード Unlimitedの限度額を上げるポイントや確認方法を理解して有効活用してください。freeeカード Unlimited以外の限度額が大きいビジネスカードと比較して、ご自身の使い方に適したカードを見つけてください。