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ダイナースクラブカードとは?メリット・デメリットを徹底解説|特典や審査基準についても詳しく解説

※本記事はプロモーションを含みます

ダイナースクラブカードは、世界で最初のクレジットカードとしても知られ、提供される特典や優待サービスの質の高さで多くの人々から高い評価を得ているビジネスカードです。

利用可能枠に一律の制限がないという特徴に加え、レストランでの優待、空港ラウンジ利用、旅行傷害保険、会員限定の特別なイベントへの参加権といった充実したサービスが付帯しています。

この記事では、ダイナースクラブカードのメリット・デメリットを解説します。ダイナースクラブカード利用者の口コミやカードの申し込み方法、審査基準についても解説しているので、参考にしてください。

ダイナースクラブカードとは?年会費・ポイント還元率などの基本情報

ダイナースクラブカードは、三井住友トラストグループが発行する、国際ブランド「ダイナースクラブ」のクレジットカードです。高いステータス性を備え、厳選された質の高い特典や優待サービスを通じて、利用者にワンランク上の体験を提供しています。

利用可能枠に一律の制限がない点や食事をお得にするグルメ優待、空港ラウンジ利用などの快適なトラベルサービス、会員限定イベントへの招待といった充実した特典も付帯していているのが特徴です。また、最高1億円の旅行傷害保険は、出張が多いビジネスパーソンや経営者にとっても心強いサポートとなるでしょう。

年会費は24,200円(税込)、家族カードは5,500円(税込)となっており、豪華な特典やサービスと比較すると非常にコストパフォーマンスに優れたカードです。

【ダイナースクラブカードの基本情報】

項目内容
年会費24,200円(税込)
国際ブランドダイナースクラブ
家族カード5,500円(税込)
※発行枚数は無制限
ETCカード無料(5枚まで発行可能)
ポイント還元率1.0%
※優待店で利用すると最大ポイント5倍
申し込み条件本会員:所定基準を満たす方
家族会員:本会員の配偶者の方、ご両親、18歳以上のお子様

ダイナースクラブカードの特徴

ここでは、ダイナースクラブカードの特徴を詳しく解説します。どのような特徴があるか理解を深めることで、検討しやすくなるでしょう。

利用可能枠に一律の制限なし

ダイナースクラブカードは、「利用限度額〇〇万円」といった定められた一律の利用可能枠が定められていません。これは、カード会員一人ひとりの利用状況や支払い実績、信用情報などをダイナースクラブが個別に判断し、その会員に応じた利用可能額を設定しているためです。

また、利用限度額は良好な利用実績を重ねると利用可能額が拡大する傾向があります。利用限度額を大きくしたい場合は接待交際費の支払い、納税、仕入れ代金や広告宣伝費の支払いのような定期的な支出をカードで決済すると良いでしょう。

また、高額決済時に枠が不足しそうな場合、事前相談で一時的な増枠も可能です。突発的な買い物やビジネスでの支払が予想される場合には申請を行いましょう。

充実の優待|プライオリティパス付帯やエグゼクティブ ダイニング

ダイナースクラブカードは、プライオリティパスやエグゼクティブ ダイニング利用など出張や接待に役立つ特典を付帯しています。

プライオリティパスは世界1,300箇所以上の国内外のラウンジを無料で利用できます。利用する際はダイナースクラブカードまたはプライオリティパスのデジタル会員証と搭乗券を提示すれば利用できます。利用回数が年間10回までは無料、11回目以降は有料(1回につき3,500円(税込))になります。

また、高級店の所定コース料理を2名以上の利用で、1名分が無料になるエグゼクティブ ダイニングも付帯しています。加えて、グループ特別プラン対象店では6名以上なら2名分が無料になります。利用できる高級店も様々なジャンルがあるため、顧客の好みにも柔軟に対応可能です。

ポイント還元率1%の高還元|無期限で自由に交換も可能

ダイナースクラブカードでは「ダイナースクラブ リワードプログラム」と呼ばれるシステムで、貯めたポイントを自由に利用できます。

ポイントは利用金額100円につき1ポイント(コンパニオンカードでは200円につき1ポイント)加算され、貯まったポイントはカードの利用代金や年会費への充当、iPhoneやバルミューダなどの豪華景品と交換できます。

また、ダイナースクラブビジネスカードを所有している場合は、ダイナースクラブカードのポイントを合算することもできます。

旅行・ショッピング時に安心の付帯保険

ダイナースクラブカードには、「最高1億円の旅行傷害保険」と「年間500万円までのショッピング・リカバリー」が付帯しています。

旅行傷害保険では、最高1億円まで傷害死亡・傷害治療費用をはじめとした様々な損害をカバーでき、安心して国内外の出張・旅行ができます。

以下の表は、海外旅行傷害保険の補償項目と補償金額です。

補償内容補償金額
傷害死亡・後遺障害最高1億円
(自動付帯分:5,000万円、利用条件分:5,000万円)
傷害治療費用300万円(自動付帯)
疾病治療費用300万円(自動付帯)
賠償責任1億円(自動付帯)
携行品損害50万円(自動付帯)
救援者費用300万円(自動付帯)

※旅行から3ヶ月を限度に補償

すべての補償が自動付帯なので、カードを持っているだけで補償が受けられる点は安心です。

また、ダイナースクラブカードでは購入した商品が壊れた場合や盗まれた場合などに年間500万円まで補償してくれる「ショッピング・リカバリー」という保険があります。

対象者はダイナースカードの本会員及び家族会員、これらの方々から補償対象となる商品の贈与を受けられた方になります。補償期間は商品の購入日より90日間です。

ダイナースカード利用控えもしくは購入店での領収書に記載された商品の購入金額から1品につき10,000円の自己負担額を控除した金額を補償してくれます。

追加カード無料発行|Mastercardプラチナグレードのコンパニオンカードも発行できる

ダイナースクラブカードでは、本会員及び家族会員は無料で世界最大のネットワークを誇るMastercardのプラチナグレードのステータスを備えた「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を発行できます。

ポイント還元率は0.5%で、ポイント、請求、利用代金明細をダイナースクラブに一本化可能です。決済用カードとして使えるだけでなく、空港クローク優待サービスや高級ホテル・高級旅館予約サービスなどMastercardプラチナグレードの特典の一部を利用できる特典も付帯しています。

ダイナースクラブカードの評判・口コミ

ダイナースクラブカードは、充実した特典と割引サービスが評価されており、多くのユーザーから高評価を得ています。

特に、海外での手厚い補償とラウンジなどの優遇サービス、ゴルフや飲食店での割引サービスについて満足という口コミが多く、その他には年会費のお得さに関する意見も見られます。

ダイナースクラブカードの評判・口コミ① 高額決済も安心の利用可能枠 

・ 無制限の利用可能枠があり、利用実績を積み重ねることで更新可能
・ 生活基盤の立ち上げで高額利用を相談すると予想以上の利用可能枠を確保
・ 取引予定日の6営業日前までにオーソリセンターに相談すれば対応可能

ダイナースクラブカードの評判・口コミ② 充実した優待サービスとステータス性  

・ 世界1,300箇所以上の国内外の空港ラウンジを利用可能
・ エグゼクティブ ダイニングでは2名以上で利用すると、1名分のコース料理が無料
・ 世界初のクレジットカードであり、所有するとハイステータスとみなされる

ダイナースクラブカードの評判・口コミ③ 有効期限なしのポイント&手厚い付帯保険

・ ポイント還元率は1%であり、永久不滅ポイントなので好きなタイミングで利用可能
・ ポイント交換では、iPhoneやダイソンなどの豪華景品に交換可能
・ 最高1億円の旅行傷害保険が自動付帯しており、カード1枚あれば出張・旅行が安心

ダイナースクラブカードは、年会費を抑えつつ豪華なサービスや特典を受け取りたいコスパ重視の経営者などに高く評価されています。

ダイナースクラブカード申請対象・カード発行までの流れ

ダイナースクラブカードは、Webから簡単に申請可能です。申請後に入会審査が行われ、カードは郵送で受け取れます。申し込みからカード発行までの流れを知っておけば、安心して手続きできるでしょう。

ダイナースクラブカードの申請対象

2015年までのダイナースクラブカードは、「35歳以上」「勤続5年以上」などの厳しい申請条件がありました。

しかし、2015年以降のダイナースクラブカードの申し込み条件は「当社所定の基準を満たす方」と緩和されました。具体的な申請対象は明かされていませんが、2023年9月までの入会の目安は「27歳以上」と公式サイトに表記されており、「27歳以上」であればカード取得は可能だと推測できます。

ただし、勤務もしくは経営している企業規模や年収などの信用情報が重要視されるため事前に確認しておきましょう。

ダイナースクラブカードのカード発行までの流れ

ダイナースクラブカードの申し込みはWebで完結できます。

まず、ダイナースクラブ公式サイトの申し込みフォームに必要事項を入力します。申し込み後に本人確認書類を提出します。本人確認書類の提出はオンラインアップロードもしくは郵送を選択可能です。

申し込み後にダイナースクラブが入会審査を実施します。審査期間は通常1〜2週間程度です。審査に通過すると、カードが簡易書留・転送不要郵便で送付されます。カードは書留で発送されるので、申し込みからカード到着までは約2週間程度見込んでおきましょう。

ダイナースクラブカードの審査基準

ダイナースクラブカードの審査基準は公表されておらず、「当社所定の基準を満たす方で、法人、団体等の代表者・役員または個人事業主」とされています。

しかし、以前申し込みの条件として「27歳以上」であることが求められていたことから、現在も27歳以上であることが目安となっています。

一般的に他のクレジットカードより審査のハードルが高いと認識されており、単に年齢条件を満たすだけでなく、継続していて安定した収入があること、社会的信用度が高いこと、そして過去のカード利用やローンの返済履歴(クレジットヒストリー)に問題がないことが重要視されるでしょう。

ダイナースクラブカードの注意点・デメリット

多くのメリットがある一方で、入会前に知っておきたい注意点もいくつか存在します。

ここでは、特に多くの方が気になる年会費と加盟店の状況について確認しておきましょう。

年会費が他のカードに比べて高め 

年会費は24,200円(税込)で、一般カードとしては高めに設定されています。ただし、国内外の空港ラウンジ利用、手厚い旅行傷害保険、還元率1%の永久不滅ポイントなど特典は非常に充実しています。

一般カードにはない特典であり、これらの特典と年会費を比較するとコスパは高いです。ダイナースクラブカードを取得する際には特典が年会費に見合っているかを確認し、自分に必要かどうかを考えることが大切になります。

一部店舗や決済サービスで利用できない場合がある  

国際ブランドとしてのDiners は知名度およびステータスが高いカードブランドですが、VisaやMastercardと比較すると一部店舗や決済サービスで利用できない場合があります。利用する際には店舗やサービスで利用できるか事前に確認しておきましょう。

不安な場合はMastercardのコンパニオンカードを発行しておくと便利です。通常のクレジットカードと同様に利用できます。また、利用実績とポイントはダイナースクラブカードと合算できるので使い勝手は良いです。

基本的にはダイナースクラブカードで決済し、利用できない時にコンパニオンカードで決済するという使い分けをしましょう。

まとめ|ダイナースクラブカードはステータス重視の方におすすめ!

ダイナースクラブカードは、権威あるステータスと豪華な特典が魅力のクレジットカードです。特に国内外の出張や接待が多い経営者にはおすすめのカードになっています。

プライオリティパスによる海外の空港ラウンジ無料利用や2名以上のコース料理利用で1名分のコース料理が無料になるエグゼクティブ ダイニング、最高1億円の旅行傷害保険や還元率1%の永久不滅ポイントなどワンランク上の特典がビジネスとプライベート両方をサポートします。

利用できない店舗や決済サービスがある場合にはMastercardのコンパニオンカードを発行しておくと安心でしょう。さらにダイナースクラブカードは、利用可能枠に一律の制限はないので、属性と利用実績の積み上げによって高額の決済も可能です。

ビジネスもプライベートも充実させたいなら、ダイナースクラブカードの取得を検討してみてはいかがでしょうか。