【最新版】おすすめプラチナカード8選!メリットや審査も解説

プラチナカードは、ゴールドカードを超える上質なサービスと高いステータスを求める方に適したクレジットカードです。
しかし、種類が多く年会費も高額なため、どのカードを選べば良いのか、本当にメリットがあるのかと悩む方もいるでしょう。
本記事では、そんなプラチナカード選びでお悩みの方に向けて、最新情報に基づき、おすすめのプラチナカードを厳選して8枚ご紹介します。
さらに、後悔しないための選び方のポイント、保有するメリット・デメリットなど徹底解説。この記事を読めば、あなたにぴったりの1枚がきっと見つかります。
後悔しないプラチナカードの選び方
プラチナカードは年会費が高額なものが多いため、自分に合わないカードを選ぶと後悔につながりかねません。ここでは、数あるプラチナカードの中から最適な1枚を見つけるために重要な3つの選び方のポイントを紹介します。
年会費と特典のバランスを意識して選ぶ
プラチナカードを選ぶ上で、まず注目すべきは年会費と特典のバランスです。プラチナカードの年会費は、一般的に安くても2万円程度から、15万円を超える高額なものまで存在します。
年会費が高額である分、プラチナカードにはコンシェルジュサービス、空港ラウンジの利用、充実した旅行傷害保険など、魅力的な特典が用意されています。
しかし、いくら豪華な特典であっても、利用する機会が少なければ、年会費の負担だけが重くのしかかります。そのため、カードのスペックだけでなく、自分にとって本当に価値のある特典なのかを冷静に見極めましょう。
旅行関連の特典を重視して選ぶ
旅行や出張が多い方にとって、プラチナカードの旅行関連特典は重要な比較ポイントです。航空会社のマイルが効率的に貯まるかや、提携ホテルの上級会員資格や優待が付帯しているかを確認しましょう。
また、世界1,700カ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」の有無も大きなポイントです。空港ラウンジを無料で使えれば搭乗前の時間を快適に過ごせて、旅の満足度がアップします。
他にも、旅先でも使えるレストランの優待券や、手荷物無料宅配サービスなどが付帯するカードもあります。旅行傷害保険の手厚さもカードによって異なるため、比較した上で自身の旅行スタイルに最適なカードを選びましょう。
空港ラウンジが使えるカードをお探しの方は、「【最新版】空港ラウンジが使えるおすすめクレジットカード10選」もご覧ください。
コンシェルジュサービスを重視して選ぶ
プラチナカードの代表的な特典が、専属のコンシェルジュサービスです。
ホテルやレストランの予約・チケットの手配・プレゼント選びの相談など、24時間365日体制でサポートしてくれます。急な依頼や入手困難なものの手配など、さまざまなシーンで役立ちます。
しかし、コンシェルジュサービスの対応範囲や質、対応の早さはカード会社によって差があるため注意が必要です。特定の分野に強みを持つ場合もあれば、より広範なリクエストに対応できる場合もあります。
実際に利用した人の口コミや体験談を確認したり、カード会社のサービス内容を比較したりして、自身に合うコンシェルジュサービスを提供しているカードを選びましょう。
おすすめプラチナカード8選
数あるプラチナカードの中から、特におすすめしたい8枚を厳選してご紹介します。各カードの年会費や特典、サービス内容を比較し、ご自身のライフスタイルに最適な1枚を見つけるための一助としてください。
アメックス・プラチナ・カード|豪華な特典と高いステータスが魅力

【基本情報】
年会費 | 165,000円(税込) |
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国際ブランド | AMEX |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
申込条件 | 原則として日本国内に住居を有する者 |
ご利用可能枠 | 審査により個別決定 |
アメックス・プラチナ・カードは、年会費が165,000円と高額ながら、それを補って余りあるほどの豪華な特典と圧倒的ステータスを誇るカードです。家族カードが4枚まで無料で発行できるのも大きな魅力です。
ホテルグループの上級会員資格の付与、国内外1,400ヶ所以上の空港ラウンジを利用できる「グローバル・ラウンジ・コレクション」、厳選されたホテル優待「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」など、特にトラベル&エンターテイメント分野での特典が充実しています。
最高峰のサービスと、高いステータス性を求める方におすすめです。
JCBプラチナ|手ごろな年会費でコストパフォーマンスが良い

【基本情報】
年会費 | 27,500円(税込) |
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国際ブランド | JCB |
家族カード | 1枚目無料 2枚目以降3,300円/枚 |
ETCカード | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
申込条件 | 20歳以上(高校生を除く) |
ご利用可能枠 | 審査により個別決定 |
JCBプラチナは、日本発唯一の国際ブランドJCBが提供するプラチナカードです。
年会費27,500円(税込)とプラチナカードの中では比較的手ごろな価格設定でありながら、充実した特典を享受できるコストパフォーマンスの高さが魅力です。
世界1,500カ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」や、24時間365日対応のコンシェルジュデスク、レストラン優待など、ワンランク上のサービスが付帯します。
初めてプラチナカードを持つ方や、質の高いサービスをバランス良く利用したい方にぴったりの1枚です。
UCカードプラチナ|年会費が安く初めてのプラチナカードにおすすめ

【基本情報】
年会費 | 16,500円(税込) |
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国際ブランド | Visa |
家族カード | 3,300円(税込) |
ETCカード | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
申込条件 | 20歳以上・安定収入 |
ご利用可能枠 | 審査により個別決定 |
UCカードプラチナは年会費16,500円で、家族カードやETCカードは無料で発行できます。
プラチナカードの中では非常にリーズナブルな価格設定のため、初めてプラチナカードを持つ方にもおすすめです。
ポイント還元率は基本1.0%ですが、ショッピング利用金額に応じてボーナスポイントがプレゼントされます。利用可能枠は最大700万円と余裕があり、買い物や旅費などで高額な決済をする方ほど大きな恩恵を受けられます。
24時間365日対応のコンシェルジュサービスや国内外の空港ラウンジ利用など、プラチナカードならではの特典も備わっており、コストパフォーマンスに優れています。
ラグジュアリーカードチタン|年会費に見合う豪華な特典が人気

【基本情報】
年会費 | 55,000円 |
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国際ブランド | Mastercard |
家族カード | 16,500円 |
ETCカード | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
申込条件 | 20歳以上(高校生を除く) |
ご利用可能枠 | 最大9,990万円 |
ラグジュアリーカード チタンは、Mastercard最上位「ワールドエリート」を日本で初めて採用したクレジットカードです。
Mastercardブランドで、「プラチナカード」という正式名称ではありませんが、その特典の豪華さは年会費55,000円に見合っており、実質プラチナランクレベルと言えるでしょう。
24時間365日対応のコンシェルジュサービス、厳選されたレストランでのコースアップグレードやリムジン送迎サービス、国内外のホテル優待など、年会費に見合う充実した特典が人気を集めています。
事前入金サービスを使えば、利用可能枠は最高9,990万円と非常に高額です。特別な体験と高いステータスを求める方に最適なカードだと言えるでしょう。
三井住友カード プラチナ|旅行損害保険やラグジュアリーな特典が充実

【基本情報】
年会費 | 55,000円(税込) |
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国際ブランド | Visa・Mastercard |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%〜7.0% |
申込条件 | 30歳以上 |
ご利用可能枠 | 300万円~ |
三井住友カード プラチナは、年会費55,000円で高いステータスと充実したサービスを兼ね備えたカードです。国際ブランドはVisaとMastercardから選択可能。最高1億円の海外・国内旅行傷害保険が利用付帯し、万が一の際も安心です。
プラチナ会員専用のコンシェルジュサービスや、ホテル・レストランでの優待など、ラグジュアリーな特典が豊富に用意されています。
基本のポイント還元率は1.0%で、対象のコンビニや飲食店にてスマホのタッチ決済で支払えば、7%還元となります。
さらに、家族カードとETCカードが無料で利用できるのも嬉しいポイントです。
安心感のある三井住友のカードを使いたい人や、高級ホテルやレストランの優待を受けたい人におすすめです。
三井住友プラチナプリファード|ポイントに特化したプラチナカード

【基本情報】
年会費 | 33,000円(税込) |
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国際ブランド | Visa |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 550円※初年度無料・年1回以上利用で翌年度無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~10.0% |
申込条件 | 20歳以上(高校生を除く) |
ご利用可能枠 | 審査により個別決定 |
三井住友プラチナプリファードは、年会費33,000円で、その名の通りポイント獲得に徹底的にこだわったVisaブランドのプラチナカードです。
基本ポイント還元率が1.0%と高いことに加え、特約店の利用や外貨ショッピングなどでポイント還元率がさらにアップし、最大10%もの高還元を実現します。
効率的にポイントを貯めたい方に最適で、家族カードは枚数制限なく無料で発行可能、ETCカードも年1回の利用で翌年度無料と実質無料で利用できます。貯めたポイントはマイルや各種ギフト券にも交換でき、賢く活用できると好評です。
プラチナカードの中でも、ポイントを効率的に貯められるものを探している人に最適なカードです。
セゾンプラチナ・アメックス・カード|ポイントの有効期限がないのが嬉しい

【基本情報】
年会費 | 33,000円 |
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国際ブランド | アメックス |
家族カード | 3,300円(税込) |
ETCカード | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
申込条件 | 安定した収入があり、社会的信用を有する連絡可能な方(学生・未成年を除く) |
ご利用可能枠 | 審査により個別決定 |
年会費33,000円で利用できるセゾンプラチナ・アメックス・カードの最大の魅力は、有効期限のない「永久不滅ポイント」が貯まることです。じっくりとポイントを貯めたい方には最適と言えます。
永久不滅ポイントは1,000円ごとに2ポイント貯まり、1ポイント最大5円相当の商品などに交換ができます。また、「SAISON MILE CLUB」へ登録すればJALマイルを最大1.125%という高還元率で貯めることも可能です。
24時間365日対応のコンシェルジュサービスや、世界中の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスも付帯するなど、プラチナカードとしての特典が十分備わっています。
上質な優待サービスを楽しみつつ、マイルを効率よく貯めたい方におすすめです。
楽天プレミアムカード|楽天経済圏ユーザーにおすすめ

【基本情報】
年会費 | 11,000円(税込) |
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国際ブランド | Visa・MasterCard・JCB・AMEX |
家族カード | 550円(税込) |
ETCカード | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
申込条件 | 18歳以上(学生・海外在住者除く) |
ご利用可能枠 | 最高300万円 |
楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)と比較的リーズナブルながら、充実した特典を誇るカードです。「プラチナカード」という名称ではありませんが、その特典内容は実質的にプラチナランク相当と言えるでしょう。
楽天トラベルの決済を楽天プレミアムカードで行うと、ポイントが最大3倍になるなど、楽天経済圏をよく利用する方には非常に大きなメリットがあります。
さらに、世界中の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」のプレステージ会員資格が無料で付帯するのも魅力です。
コストパフォーマンスに優れた、実用的なクレジットカードを求める方におすすめです。
プラチナカードを所有するメリット
プラチナカードを所有すると、高い年会費に見合う多くの魅力的なメリットがあります。ここでは、ステータス性の向上から実用的な特典まで、プラチナカードならではの主な4つのメリットを紹介します。
社会的な信頼の高さを示せる
プラチナカードを所有していることは、持ち主の社会的な信頼性や経済力を示す1つの指標となります。一般的に、プラチナカードは一般カードやゴールドカードよりも審査基準が厳しく設定されています。
そのため、プラチナカードを保有していること自体が、カード会社から高い信用を得ている証と見なされるのです。たとえばホテルのチェックインや、高額な商品を購入する際など、さまざまな場面でより上質なサービスの提案を受けられる可能性があります。
またビジネスシーンにおいては、会食の支払いなどでプラチナカードを提示することで相手に安心感を与え、自身の信用力を補強する効果も期待できるでしょう。
ご利用可能枠が高い
プラチナカードの大きなメリットは、一般カードやゴールドカードと比較してご利用可能枠が格段に高く設定されている点です。
具体的な金額はカード会社や個人の審査状況によって異なりますが、一般的に300万円以上、中には1,000万円を超えるものや、一律の上限を設けていないカードも存在します。
この高いご利用可能枠によって、高額な商品購入やサービスの利用や海外旅行での長期滞在、急な出費が重なった時などに余裕をもって対応できるでしょう。
ポイント還元率が高い
プラチナカードは、一般カードやゴールドカードに比べ、基本ポイント還元率が高めに設定されています。
多くの場合、0.5%〜1.0%程度の還元率が期待でき、特定の加盟店での利用や年間利用額に応じたボーナスで、さらに効率よくポイントを貯められるカードも存在します。
日常の買い物から高額な支払いまで、カード決済の機会が多い方ほど、高い還元率の恩恵を受けられるのも大きなメリットです。貯まったポイントは商品券と交換したり、カード利用代金に充当したりと、自分に合う用途で使えます。
プラチナカードを選ぶ際には、年会費だけでなく、ポイントプログラムの詳細もよく確認することが大切です。
付帯保険・特典が豪華
プラチナカードの大きな魅力は、年会費に見合う、あるいはそれ以上の価値を持つ豪華な付帯保険と特典です。
特に海外旅行傷害保険は、補償額が1億円を超えるものもあり、家族特約が付帯している場合も多いため、安心して旅行を楽しめます。 また、国内旅行傷害保険やショッピング保険なども充実しています。
さらに、国内外の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティパスの付帯、一流ホテルやレストランでの優待、24時間対応の専用コンシェルジュデスクによる各種手配や相談サポートなど、さまざまな特典が用意されているのも魅力です。
これらのラグジュアリーな特典や保険によって、旅行や出張の際に、より快適で質の高い体験ができるでしょう。
プラチナカードを所有するデメリット・注意点
プラチナカードは多くの魅力的なメリットを持つ一方で、所有する上で考慮すべきデメリットや注意点も存在します。ここでは、プラチナカードを検討する際に知っておきたい主な2つのポイントを解説します。
一般・ゴールドランクのカードよりも年会費が高い
プラチナカードの最も大きな特徴であり、デメリットともなり得るのが、一般カードやゴールドカードと比較して年会費が高額である点です。具体的には、年間2万円程度から10万円を超えるものまで存在します。
提供される豪華な特典やサービスをあまり利用する機会がない方にとっては、年会費の負担だけが重くのしかかり、コストパフォーマンスが悪いと感じてしまう可能性があります。
そのため、プラチナカードを申し込む際には、ご自身のライフスタイルやカードの利用頻度を考慮し、年会費に見合うだけのメリットを実際に享受できるかどうかを慎重に検討しましょう。
審査基準が厳しい傾向にある
プラチナカードは、高いステータス性や充実したサービス内容から、一般カードやゴールドカードに比べて審査基準が厳しく設定されているのが一般的です。
カード会社によって具体的な基準は公開されていませんが、安定した高い年収や良好な勤務先の情報、過去のクレジットカードやローンの利用履歴が重視される傾向にあります。
信用情報に傷がある場合や、年収がカード会社の定める基準に満たないと判断された場合は、審査に通過することが難しくなります。
また、これまでにクレジットカードの利用実績がほとんどない「スーパーホワイト」と呼ばれる状態の方も、判断材料が少ないために審査が慎重になることがあります。
プラチナカードの審査に通過するコツ
プラチナカードの審査は一般的に厳しいものですが、いくつかのポイントを押さえることで通過の可能性を高めることができます。ここでは、審査に臨む上で意識したい3つの重要なコツをご紹介します。
信用性・支払い能力を高めてから申し込む
プラチナカードの審査において最も重要視されるのが、申込者の「信用性」と「支払い能力」です。
具体的には、安定した職業に就いており、継続的かつ十分な収入があることが求められます。カード会社が年会費の支払いや利用代金の回収リスクを判断する上で不可欠な情報だからです。
可能であれば、勤続年数を重ね、年収が安定してから申し込むのが望ましいでしょう。転職直後や引っ越し直後など、生活状況が不安定と見なされやすいタイミングは避けるのが賢明です。
クレジットカードやローンの支払いを遅延しない
クレジットカードやローンの支払いを遅延しないように心がけることも、審査通過を目指すなら欠かせないポイントです。
クレジットカードの審査では、過去のクレジットカードやローンの利用履歴、支払い状況などが確認されます。もし過去に支払いを遅延した記録があると、審査においてマイナスの評価を受ける可能性が非常に高くなります。
普段からクレジットカードや各種ローンの支払期日を厳守し、遅延ゼロの良好なクレジットヒストリーを地道に積み重ねることが何よりも大切です。
短期間で複数のクレジットカードに申し込まない
短期間に複数のクレジットカードへ申し込む行為は、審査に悪影響を及ぼす可能性があります。
これは「申し込みブラック」と呼ばれる状態で、「経済的に困っているのでは?」とカード会社に疑われやすくなるためです。
クレジットカードの申し込み履歴も信用情報機関に一定期間記録されます。そのため、審査に不安があるからといって、手当たり次第に複数のカードに申し込むのは避けるべきです。
一般的には、クレジットカードの申し込みは多くても半年に2枚程度までに留めておくのが無難とされています。1つのカードの審査結果が出てから、次の申し込みを検討するようにしましょう。
まとめ|自身に最適なプラチナカードを選んで申し込もう
プラチナカードは高いステータスと充実した特典が魅力です。その恩恵を最大限に得るためには、自身のライフスタイルに合うものを選ぶことが大切です。
年会費と特典のバランスを考慮したり、旅行関係の特典やコンシェルジュサービスの内容を比較したりすることで、後悔のないプラチナカード選びができます。
なお、プラチナカードは一般カードやゴールドカードに比べて審査がやや厳しい傾向があるため、日頃から信用情報を整えておくことも重要です。
ぜひ本記事を参考にして、ベストなプラチナカードを選んで申し込んでみてください。