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経営者・社長におすすめのクレジットカード10選|用途別に紹介

本記事はプロモーションを含みます

社長・経営者にとって、法人用クレジットカードは欠かせない存在です。カードを所持することで、企業イメージの向上や経理業務の効率化など、さまざまなメリットが得られます。実際に、法人・ビジネスカードの導入を検討している方も多いのではないでしょうか。

しかし一方で、「自分にとってどのようなメリットがあるのか」「選ぶ際に何を基準にすべきか」が分からず、導入に踏み切れないケースも少なくありません。

本記事では、社長・経営者が法人・ビジネスカードを持つべき理由や選び方のポイント、さらにおすすめのカードについても詳しく解説します。自社のニーズに合った一枚を見つけ、ビジネスのさらなる成長に役立ててください。

Contents
  1. 社長・経営者がクレジットカードを持つべき理由
  2. 経営者がクレジットカードを選ぶ際の判断軸とは?
  3. ステータス性を重視したい経営者におすすめの法人・ビジネスカード4選
  4. 業務効率と資金繰りを改善したい経営者におすすめの法人・ビジネスカード3選
  5. 導入コストを抑えたい経営者におすすめの低コスト法人・ビジネスカード3選
  6. Q&A|経営者・社長向け法人カードに関するよくある質問
  7. まとめ|経営フェーズと目的に応じて、最適な一枚を選ぼう

社長・経営者がクレジットカードを持つべき理由

法人クレジットカードは、単なる決済手段にとどまらず、経営や事業運営を支える実用的なツールです。特に社長や経営者にとっては、資金繰りや信用力の強化、経理業務の効率化など、さまざまな側面で役立ちます。

ここでは、経営者がクレジットカードを導入するべき代表的な理由を4つの観点から解説します。

資金繰りや経費精算がスムーズになる

クレジットカードを導入すると、カード決済日と支払日にタイムラグが生まれるため、資金繰りに余裕が出ます。

たとえば、広告出稿や備品購入などの先行投資が必要な場面でも、カード決済によって支払いを後ろ倒しにできることで、手元資金を残したまま施策を実行できます。これにより、事業成長に向けた意思決定のスピードが上がり、キャッシュフローの柔軟性が高まります。

さらに、会計ソフトと連携できるカードであれば、利用明細が自動的に取り込まれ、経費の記帳や管理が効率化されます。手入力の工数を削減し、経理担当者の負担軽減にもつながるでしょう。

会社の信用力・ステータスを示せる

法人クレジットカードの保有は、企業としての信用力やステータスを対外的に示す手段のひとつです。

特に、プラチナやブラックといった高ランクのカードを保有している場合、継続的に高額な年会費を支払っていることや、決済遅延がないことの裏付けとなり、財務的な安定性をアピールできます。

また、接待や出張などのビジネスシーンでは、高ランクカードの提示が“経営者としての信頼感”や“格”を演出する一助となるでしょう。

会食や出張で特典を活用できる

法人・ビジネスカードの大きな魅力の一つが、会食や出張に役立つ各種特典です。

多くのカードには、空港ラウンジの無料利用、ホテルやレストランの優待、24時間対応のコンシェルジュサービスなど、ビジネスシーンをサポートする付帯サービスが用意されています。

特に、海外出張や接待の機会が多い経営者にとっては、移動や滞在のストレスを軽減し、急な予定変更への対応力も高まるため、業務の質を維持するうえで有効です。

社員カードで支出管理を効率化できる

法人・ビジネスカードの中には、代表者でなく社員が使うための追加カードを発行できるものがあります。

社員に追加カードを持たせると、支払いが一本化できるほか、立て替えの申請が不要になるといったメリットがあり、結果として月次の経費精算がスムーズになります。

カードによっては、社員カードに対し利用枠や用途を制限することも可能です。不正利用や私用利用の防止になるため、ガバナンス強化に有効です。

ただし、すべての法人・ビジネスカードで追加カード発行ができるとは限りません。発行できるとしても、条件を満たさないと発行できない、細かい設定ができないなどといった場合があるため、慎重な確認が必要です。


法人カードのメリットについて知りたい方は、「法人カードのメリットは?経費精算やキャッシュフローが改善」もご覧ください。


経営者がクレジットカードを選ぶ際の判断軸とは?

経営者の立場で法人・ビジネスカードを選ぶ際には、「ステータス性」「業務効率・資金繰り」「コストと機能のバランス」といった複数の観点から総合的に判断することが重要です。

ここからは、各種ポイントについて詳細を解説していきます。

ステータス性

経営者として信頼感を得たいのであれば、カードのステータス性の高さは重視すべきです。接待や会食時に名刺代わりになるカードを選ぶことで、相手からの印象や信頼度を高められます。

具体的には、以下に該当するカードが「ステータス性の高いカード」として評価を集めています。

・プラチナなどランクの高いカード
・メタルカードなど見た目で高級とわかるカード
・大手ブランドのカード

上記すべてを満たす必要はありません。無理なく所有できる範囲で、いずれかに該当するカードを選ぶと良いでしょう。

業務効率・資金繰り

クレジットカードを選ぶ際は、業務の効率化や資金繰りの改善に役立つかどうかも確認しましょう。

たとえば、管理機能が充実しているカードであれば、日々の経理業務がスムーズになります。具体的には、利用明細を会計ソフトに自動で取り込める機能や、経費にタグをつけて仕訳をしやすくする機能、承認フローを簡単にする仕組みなどが挙げられます。今使っている会計ソフトと連携できるかも、大切なチェックポイントです。

また、資金繰りの面では「利用できる金額(利用枠)」と「支払までの猶予期間(支払いサイト)」も要確認です。利用枠が小さすぎたり、支払いまでの期間が短すぎたりすると、投資の効果が出る前に支払日が来てしまい、手元の資金が不足するリスクがあります。

さらに、社員が経費を使う場面を想定している場合は、「追加カード」や「バーチャルカード」を発行できるかどうかも見ておきましょう。部門ごとにカードを持たせたり、使用目的や上限金額を設定できたりすると、経費管理がしやすくなり、不正防止にもつながります。

コストと機能のバランス

コストと機能のバランスが取れているかもポイントです。一般的に、機能が充実すると比例してコストも上昇していくため、自社に必要な機能を満たしつつ年会費が安いかどうかが重要です。

年会費無料のカードや、実質無料のカードは導入しやすく、コストパフォーマンスを優先したい人に適しています。ただし、年会費が多少高くても、特典が自社のニーズに適しており元が取れそうであれば、検討してみるのがおすすめです。

なお、現状赤字決算であるなどの理由から、申し込み自体できるか不安という場合は、一般的な水準より申し込みやすいカードを優先して選びましょう。例えば小規模事業や創業初期で経営がやや不安定な場合、個人審査重視のカードが申し込みやすく適しています。

ステータス性を重視したい経営者におすすめの法人・ビジネスカード4選

ステータス性を重視したい経営者におすすめの法人・ビジネスカードは、以下の通りです。

・アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
・セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
・ラグジュアリーカードチタン
・ダイナースクラブ ビジネスカード

ただし、前提として、ステータス性が高いカードは年会費も高いケースが少なくありません。そのため、コスト的な無理がないかは必ずチェックしておいてください。

アメックスビジネスプラチナカード|コスパも実用性も両立するステータスカード

年会費165,000円(税込)
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
追加カード付帯特典あり:4枚目まで無料
5枚目から13,200円(税込)
付帯特典なし:年会費無料
ETCカード年会費無料(発行手数料なし)
ポイント還元率1.0%
申し込み条件20歳以上会社経営者または個人事業主
利用可能枠個々の審査に基づいて決定

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは、アメリカン・エキスプレスが発行するプラチナランクの法人向けカードです。個人事業主も申し込み可能で、高いステータス性と実用性を兼ね備えた一枚として人気を集めています。

最大の魅力は、ビジネスシーンに役立つ特典の充実度です。24時間対応のコンシェルジュサービスや、世界中の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」など、出張や接待の多い経営者にとって心強いサポートが揃っています。

特典の内容にも「質の高さ」が表れており、たとえば食事の優待では、提携先が一部の高級レストランに厳選されているため、記念日や重要な会食にふさわしい場を選びやすくなっています。

単に特典が付帯するだけでなく、利用時に上質なサービスや優遇対応が受けられるため、カードを通じてステータスの高さを自然と周囲に示せるのも大きな魅力です。

海外出張やハイレベルな接待が日常的な経営者にとって、信頼感と満足感の高いカードです。


アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードに関する詳細は「アメックス・ビジネス・プラチナカード徹底解説!利用可能枠・審査・特徴を紹介」もあわせて参考にしてください。


セゾン・プラチナビジネス|初年度無料&JALマイルも貯めやすい万能プラチナ

年会費初年度:無料
2年目以降:33,000円(税込)
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
追加カード3,300円(税込)
ETCカード最大5枚まで発行可
ポイント還元率0.5%
JALマイル最大1.125%
申し込み条件個人事業主・経営者安定した収入がある方
利用可能枠最大9,990万円

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、AMEXが提供するカードで、上記のアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードと同様、プラチナランクです。

プライオリティ・パスや各種保険が付帯しており、会員限定のコンシェルジュサービスや一流ホテル・ダイニングでの特別優待が利用できるなど、特典面が充実しています。優待料金で名門ゴルフコースの利用もできるため、ゴルフを使った接待が多い場合にも重宝するカードです。

総合すると、年会費はかかるものの特典とのバランスが取れており、元を取りやすいカードとして評価を集めています。

ポイントのJALマイル還元率が高い点も特徴であり、ポイントよりもマイルを貯めたいという場合に便利です。初年度年会費無料のキャンペーンもあるため、プラチナランクカードとしてはコストを抑えやすい1枚といえるでしょう。


セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに関する詳細は「セゾン・プラチナビジネスを徹底解説!限度額・審査・特徴を紹介」もあわせて参考にしてください。


ラグジュアリーカードチタン|重厚な金属製カードで“本物の格”を演出

年会費55,000円(税込)
国際ブランドMastercard
追加カード16,500円で発行可能
※4枚まで
ETCカード年会費無料(発行手数料なし)
ポイント還元率1.0%
申し込み条件20歳以上(学生不可)
利用可能枠最大9,990万円

ラグジュアリーカードチタンは、Mastercardの最上位クラス「ワールドエリート」を採用した日本初の金属製クレジットカードです。

カード本体はメタル素材でつくられており、手に取ったときの重量感と高級感のあるデザインが、持つ人のステータスを直感的に伝えます。名称に「プラチナ」は含まれていないものの、そのサービス内容やステータス性は、一般的なプラチナカードと同等、もしくはそれ以上といえるレベルです。

特典もステータス性の高さに見合ったものになっています。たとえば提携レストランではコース料理のアップグレードが可能なほか、高級ホテルや会員制ラウンジの優待なども利用できます。こうした上質なサービスは、国内外での出張や重要な接待の場面で大きな力を発揮します。

見た目の存在感だけでなく、実用性とステータス性を兼ね備えた一枚として、ビジネスパーソンにふさわしいカードです。


ラグジュアリーカード チタンに関する詳細は「ラグジュアリーカードチタンとは?特徴やメリット・デメリットなどを徹底解説」もあわせて参考にしてください。


ダイナースクラブ ビジネスカード|限度額に縛られず活用できる老舗ステータスカード

年会費27,500円(税込)
国際ブランドダイナースクラブ
追加カード無料(4枚まで発行可能)
※3,4枚目の追加カードは、5,500円/年の維持コストあり
ETCカード無料
ポイント還元率1.0%(有効期限なし)
申し込み条件法人、団体等の代表者・役員または個人事業主
利用可能枠一律の定めなし

ダイナースクラブ ビジネスカードは、老舗ブランドであるダイナースクラブが発行する法人向けクレジットカードです。

プラチナカードの表記こそありませんが、ダイナースブランドの信頼性と格式の高さから、ハイステータスカードとして高く評価されています。

このカードは、単にステータス性があるだけでなく、実用性にも優れています。たとえば、利用限度額に一律の上限が設けられておらず、状況に応じた柔軟な対応が可能です。ポイント還元率も高水準で、しかもポイントに有効期限がないため、長期的に無理なく貯められるのも魅力のひとつです。

また、税務相談や法律相談などの専門家によるコンサルティングサービスを優待価格で受けられるなど、ビジネスをサポートする機能も充実しています。

さらに、空港ラウンジの無料利用や、会食費の優待といった出張・接待向けの特典もあり、国内外のビジネスシーンでスマートに活用できる一枚です。


ラグジュアリーカード チタンに関する詳細は「ダイナースクラブビジネスカードとは?特徴やメリット、注意点を徹底解説」もあわせて参考にしてください。


業務効率と資金繰りを改善したい経営者におすすめの法人・ビジネスカード3選

業務効率や資金繰りの改善を優先したい場合は、以下の法人・ビジネスカードがおすすめです。

・バクラクビジネスカード
・UPSIDER法人カード
・JCB Biz ONE ゴールド

なお、経費精算機能や利用限度額等は、カードによって特に細かく条件が異なる点でもあります。そのため、実際に導入する前に、よく確認しておくことが大切です。

バクラクビジネスカード|経費精算のDX化に強いスタートアップ向け

年会費無料
※一部機能は有料
国際ブランドVisa
追加カードバーチャルカード:無料
リアルカード:1,540円(税込) / 枚
枚数無制限
ETCカードなし
ポイント還元率1.0〜1.5%
申し込み条件法人のみ(個人事業主は不可)
利用可能枠最大5億円以上

バクラクビジネスカードは、LayerX社が提供する法人向けのクレジットカードで、経理業務の効率化とDX(デジタルトランスフォーメーション)を強力にサポートする機能が特長です。

様々な経費精算ツールと完全連携でき、明細の自動仕訳や承認フローに対応できる点が魅力です。経理業務の負担を軽減したい場合だけでなく、経理業務をDX化したいと考えている場合にも適しています。

また、追加カードを柔軟に発行できる点も大きな魅力です。部門別・社員別にカードを発行し、利用用途や承認権限を細かく設定することで、社内の経費管理体制を効率的に構築できます。

さらに、利用限度額の実績が最大5億円と非常に高く設定されている点も特徴です。広告出稿やシステム投資、人件費の先行支出など、一時的に大きなコストがかかりやすいスタートアップやベンチャー企業にとって、資金繰りの柔軟性を高める手段としても活用できます。


バクラクビジネスカードに関する詳細は「バクラクビジネスカードを徹底解説|カードの特徴や評判・審査基準は?」もあわせて参考にしてください。


UPSIDER法人カード|利用枠最大10億円、成長企業におすすめ

年会費無料
国際ブランドVisa
追加カード無料・無制限
ETCカード作成不可
ポイント還元率1.0%~1.5%
申し込み条件法人のみ(個人事業主は不可)
利用可能枠最大10億円

UPSIDER法人カードは、株式会社UPSIDERが提供する法人向けクレジットカードです。

最大の特長は、利用限度額の実績が10億円を超えるケースもあるという、圧倒的な利用枠の大きさです。他の法人・ビジネスカードと比べてもキャッシュフローに与えるインパクトが大きく、大規模な支出が伴う場面でも柔軟に対応できます。

急成長中で投資費用が必要な場合や、多拠点運営の企業で利用額が大きくなりがちな場合に適しています。他のカードでは利用限度額が足りないという場合でも、UPSIDER法人カードであれば、対応しやすいでしょう。

また、バーチャルカード・追加カードが無料かつ無制限で発行できる点も魅力です。社員の人数が多くても、それぞれにカードを渡せるため、チーム単位での柔軟な経費管理が可能です。


UPSIDER法人カードに関する詳細は「UPSIDER(アップサイダー)法人カードとは?|特徴や人気の理由を徹底解説」もあわせて参考にしてください。


JCB Biz ONE ゴールド|高還元かつ会計ソフト連携がしやすい

年会費5,500円(税込)
初年度無料
※年間100万円以上利用で翌年度も無料
国際ブランドJCB
追加カード発行不可
ETCカード無料で1枚発行可
ポイント還元率1.0%~10.5%
申し込み条件法人代表者または個人事業主
※カード使用者は20歳以上の方が対象
利用可能枠最大500万円

JCB Biz ONE ゴールドは、JCBが提供する法人・ビジネスカードです。

大きな特長のひとつは、ポイント還元率の高さです。法人・ビジネスカードでありながら、日常的な支払いに対してもしっかりとポイントが貯まり、経費を無駄なく活用できます。

さらに、連携している会計ソフトの種類も豊富で、利用明細を自動で取り込むことで、仕訳や帳簿作成の負担を大幅に軽減できます。

さらに初年度が年会費無料であり、翌年以降も条件を達成できれば年会費が無料になるため、リーズナブルに利用できる点も魅力です。このため、ゴールドカードでありながら、リーズナブルに導入・運用できるのも大きな魅力です。

コストと機能のバランスを重視しつつ、実務にしっかり活かせるカードを探している方におすすめです。


JCB Biz ONE ゴールドに関する詳細は「JCB Biz ONE ゴールドを徹底解説|年会費やポイント還元率など」もあわせて参考にしてください。


導入コストを抑えたい経営者におすすめの低コスト法人・ビジネスカード3選

導入コストを抑えたい経営者におすすめの、低コスト法人・ビジネスカードは以下の通りです。

・JCB法人カード 一般
・三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド
・freeeカード

いずれも導入のハードルが低いため、初めて法人・ビジネスカードを作る場合にも適しています。

JCB法人カード 一般|初心者にも安心、年会費1,375円の堅実型

年会費1,375円 (税込)
※初年度年会費無料
国際ブランドJCB
追加カード1,375円 (税込)
※1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加のカードも無料。
ETCカード無料
ポイント還元率0.5%~10.0%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
申し込み条件法人または個人事業主
※カード使用者は18歳以上の方が対象
利用可能枠最大500万円

JCB法人カード(一般)は、JCBブランドのスタンダードな法人・ビジネスカードです。ブランドの信頼性が高く、安心して利用できる点が魅力です。

年会費の価格自体がリーズナブルに設定されているだけでなく、初年度の年会費は無料となっています。多くの企業にとって、継続して利用しやすいカードといえるでしょう。

会計ソフト連携機能や旅行損害保険の付帯など、カードの機能もシンプルで汎用性に優れています。

企業を選ばないカードであるため、初めて法人・ビジネスカードを導入するという場合にも最適です。


JCB法人カード 一般に関する詳細は「JCB法人カード(一般/ゴールド/プラチナ)の種類毎のポイント還元率や使い道を解説!」もあわせて参考にしてください。


三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド|条件達成で年会費無料

年会費通常5,500円(税込)

※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください
国際ブランドVisa・Mastercard
追加カード18枚まで発行可能
パートナー会員:永年無料
ETCカード初年度無料
550円(税込) /年
前年度に利用があれば年会費無料
ポイント還元率0.5%
最大2.0%還元

※対象個人カードとの2枚持ち・三井住友口座設定・特定サービス決済が条件です。
申し込み条件満18歳以上の法人代表者、個人事業主の方※高校生は除く
利用可能枠~500万円
※所定の審査がございます。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、三井住友ブランドのゴールドカードです。

ランクはゴールドですが、年会費の価格設定はリーズナブルであり、年間100万円以上の利用で翌年以降も実質年会費が無料になるため、コストを抑えることができます。

また、審査は代表者個人の信用が重視されるため、創業間もない法人・個人事業主でも申し込みしやすい点も魅力です。審査に通りにくいという場合は、チャレンジしてみることをおすすめします。

さらに、プライベートで三井住友カードを持っている場合、ポイント還元率が高水準になるなど、よりお得に利用可能です。


三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドに関する詳細は「三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドとは?特徴やメリット、注意点を徹底解説」もあわせて参考にしてください。


freeeカード unlimited|会計freeeと完全連携、年会費も永年無料

年会費永年無料
国際ブランドVisa
追加カード無料・無制限(バーチャル・物理ともに無料)
ETCカード発行不可
ポイント還元率0.5%
申し込み条件法人代表者
利用可能枠最大5億円

freeeカード unlimitedは、クラウド会計ソフトで知られる「freee株式会社」が提供する法人・ビジネス向けクレジットカードです。

会計freeeとスムーズに連携できるため、経費の自動記帳や仕訳が可能になり、経理業務の効率化に大きく貢献します。

日々の経費入力や管理を手作業で行っていた場合でも、カードを導入することで自動化が進み、経理のDX化を実現しやすくなります。特に、すでに会計freeeを導入している企業や、今後freeeでの経理体制を整えたいと考えている事業者には、非常に相性の良い一枚です。

年会費は永年無料で、追加カードも無料で無制限に発行できます。リーズナブルで、中小企業の経営者やフリーランスに適したカードといえます。


freeeカード unlimitedに関する詳細は「freeeカード Unlimitedを徹底解説|使い方・評判からメリット・デメリットも紹介」もあわせて参考にしてください。


Q&A|経営者・社長向け法人カードに関するよくある質問

経営者・社長向けの法人・ビジネスカードに関するよくある質問を、以下にまとめました。

なお、本記事で行う解説の内容は、あくまで一般的なものです。カードの限度額や申し込みの条件はカードによって異なるため、必ず実際に導入したいカードの条件を、公式サイトなどで確認しておきましょう。

個人事業主でも法人カードを作れますか?

多くの法人・ビジネスカードは、個人事業主でも屋号付きの開業届があれば、申込み可能です。カードによっては、登記されていない事業者でも発行の実績があります。

ただし一方で、個人事業主は無条件に申し込み不可としているカードもあります。そのため、個人事業主の場合は、申し込む前に必ずカードごとの条件を確認しておきましょう。

申し込み自体のハードルが高い場合は、個人事業主向けのカードを選ぶのも一つの方法です。

法人カードの限度額はどれくらいですか?

一般的に、法人・ビジネスカードの利用限度額は数十万円〜数千万円まで幅広く、利用実績によって増額可能に設定されています。

現在の利用限度額が不足している場合、カード会社に相談して枠を拡大することも可能です。

カードによっては、UPSIDERのように最大10億円以上の枠を設けているものもあります。導入前から高額の出費が予定されている場合、最初から限度額が高いカードを選んでおくのがおすすめです。

なお、実際に利用する額に対し利用限度枠が明らかに小さい場合、支出が分散されてしまいます。結果として、支払い手数料を払う回数が増える、現金が手元から減ってしまうなどのデメリットが生じやすいため注意しましょう。

年会費は経費として計上できますか?

カードを法人名義で利用していれば、年会費も事業のための支出とみなされるため経費処理が可能です。

税務署にも正式な支出として認められるケースが一般的であるため、きちんと計上しておきましょう。

なお、プライベートのカードを事業用と兼用している場合、事業用に購入した備品などの費用などは経費として計上できるものの、年会費は事業の経費とみなされないため注意して下さい。

審査に落ちた場合、どうすればいいですか?

審査に落ちた場合は、まず代表者個人の信用情報を確認しましょう。法人用カードの審査は、法人の経営状態と代表者個人の信用情報、両方を審査されるケースが少なくありません。

そのため、たとえ企業の経営状態が良好であっても、代表者の個人信用に問題があると、審査に悪影響を与える可能性があります。

過去に金融事故の履歴がある場合は、情報が信用情報機関から消えるまで待つ、あるいは個人名義のクレジットカードを利用して実績を積むなど、対策を講じたうえで再申請するとよいでしょう。

対して、創業直後など経営状態が不安定であるために落ちた場合は、申し込み時に登記簿や決算書が不要なカードから試すのも一つの方法です。

登記簿などが不要なカードは代表者個人の信用情報が重視されるため、法人の経営状態が多少不安定でも通りやすい傾向にあります。

まとめ|経営フェーズと目的に応じて、最適な一枚を選ぼう

法人・ビジネスカードは様々なメリットがあるため、経営者・社長という立場で現在カードを持っていない場合は、ぜひ自社に最適なカードを導入することをおすすめします。

一方、ステータス性や実務効率、コストなど、何を優先するのかで選ぶべきカードは異なります。そのため、自社の現在の経営フェーズと目的を明確にしつつ、各カードの特徴や使用条件を確認し、総合的な判断を行うのが大切です。

クレジットカードの機能や特典を活かして、さらに自社のビジネスを加速させましょう。