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ETCカード無料付帯の法人カードを紹介!発行手順や選び方も解説

本記事はプロモーションを含みます。

車を使って移動や営業活動を行う法人・個人事業主にとって、ETCカードは必須ともいえるアイテムです。なかでも、ETCカードが付帯している法人カードが人気を集めています。

ETCマイレージサービスのポイントとカード自体のポイントが貯まったり、経費精算を効率化できたりといった魅力があります。

この記事では、ETCカードの種類や導入するメリット、発行手順、おすすめの法人カードについて詳しく解説します。これから法人ETCカードを導入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

Contents
  1. 法人が発行可能なETCカードには3種類ある
  2. 法人カードに付帯しているETCカードがおすすめな理由
  3. 法人カード付帯のETCカードの発行手順
  4. ETCカード付帯の法人カードの選び方
  5. ETCカードを無料で発行できる法人カードのおすすめ6選
  6. クレジット機能なしの法人ETCカードのおすすめ2選
  7. まとめ|法人用ETCカードを導入しよう!

法人が発行可能なETCカードには3種類ある

法人が導入できるETCカードには大きく分けて3つの種類があります。種類によって特徴やコストが異なるため、利用目的や事業規模に応じて選ぶことが大切です。ここでは、それぞれの特徴を解説します。

法人カードに付帯しているETCカード【無料あり】

法人カードと呼ばれる、法人や個人事業主が事業の支払いに使うクレジットカードにETCカードが付帯しているタイプです。中には、ETCカードを無料で発行できるものもあります。

ETCカードの複数枚発行に対応していることもあるため、従業員がそれぞれ別の車を使う場合も便利です。ポイントが貯まったり、経費管理が楽になったりといったメリットについては次項以降で解説します。


そもそも法人カードがどのようなものなのかについては、以下に記事で詳しく解説しています。
法人カードとは?メリットや種類を解説!カードの選び方もご紹介


法人ETCカード

「法人ETCカード」と呼ばれるのは、高速情報協同組合やETC協同組合が発行するクレジット機能なしのETC専用カードです。クレジット審査が不要なため、設立間もない企業でも比較的スムーズに導入できるのが魅力です。

ETC車載器が搭載されていれば、特定の車に限定せず利用可能です。高速道路などの通行料金の支払額に応じてポイントがたまるETCマイレージサービスにも対応しています。

ただし、発行には組合への出資金が必要な点や、利用額に応じた手数料(5〜8%)が発生する点には注意が必要です。なお、最初に支払う出資金は、基本的には退会時に返金されます。

ETCコーポレートカード

ETCコーポレートカードは、大口利用者向けのETCカードです。曜日や時間帯に応じた大幅な割引制度が用意されている点がメリットです。運送業などを営んでいて多数の車両を保有し、長距離走行が多い企業に適しているでしょう。

ただし、ETCマイレージサービスには非対応で、登録した車両以外では使えません。また、カード発行にあたっては利用実績や契約条件の審査があるため、事業の規模や利用頻度を踏まえて検討する必要があります。

法人カードに付帯しているETCカードがおすすめな理由

紹介した3種類のうち、とくにおすすめなのが法人カードに付帯しているETCカードです。導入のしやすさに加えて、コスト面や管理面でも多くのメリットがあります。ここからはその理由を詳しく解説していきます。

ETCマイレージサービスのポイントとカード自体のポイントが貯まる

法人カードに付帯したETCカードを使えば、ETCマイレージサービスと法人カード自体のポイントの両方を貯められます。通行料金をETCカードを通じて支払うことで、料金に応じたマイレージが貯まり、還元して使うことも可能です。

加えて、法人カード側のポイントも通常通り付与されるため、一度の利用で2種類のポイントが貯まるというお得な仕組みとなっています。高速道路の利用が多い事業者にとっては、大きなメリットといえるでしょう。

通行料金の割引を受けられることもある

ETCマイレージサービスを活用することで、平日朝夕割引などの特典が受けられる場合があります。割引率は最大で60%となっているため、交通費の削減にもつながるでしょう。

2025年5月時点で、時間帯や対象となる区域の一例は以下のとおりです。

・NEXCO東日本/中日本/西日本、宮城県道路公社

対象時間距離制限対象走行回数対象走行1回あたりの元還額
平日
6~9時
17~20時
最大100km走行分まで5~9回通行料金の30%相当額
10回以上通行料金の50%相当額

・本州四国連絡高速道路

対象時間距離制限対象走行回数対象走行1回あたりの元還額
平日
6~9時
17~20時
なし5~9回10回以上の額の60%に相当する額
10回以上ETC車料金(平日)が現金車料金の50%相当額を上回る区間においては、その差額。(上回らない区間については割引はなし)

参考:ETCマイレージサービス「サービスのご案内

経費精算を効率化できる

ETCカードを使うことで立て替え払いが不要になるため、交通費の経費精算の簡易化につながります。利用履歴がカード明細として残るので、経理担当者の作業負担も軽減され、入力ミスや漏れの防止にも役立つでしょう。

さらに、多くの法人カードが経費管理ツールと連携できるため、交通費以外の経費も一元管理しやすくなります。業務効率化を目指す企業にとって、非常に心強い仕組みです。

法人カード付帯のETCカードの発行手順

法人カードに付帯するETCカードは、発行方法によって手続きが異なります。すでに法人カードを所有している場合と、新規に申し込む場合に分けて解説するので、それぞれのケースについて確認しておきましょう。

手持ちの法人カードでETCカードを発行する手順

現在使用している法人カードにETCカードの付帯機能がある場合、カード会社の会員ページや電話窓口などから発行の申請が可能です。すでにカードの審査は通っているため、ETCカードは比較的スムーズに発行されるでしょう。

ただし、カード会社ごとに発行手数料や年会費の有無が異なるため、事前に確認してから申し込むのが賢明です。ETCカードの追加発行が難しかったり手数料がかさんだりする場合は、法人カード自体を見直すのも手段のひとつです。

新たにETCカードが付帯する法人カードを発行する手順

法人カードを新規で発行する場合は、カード会社の公式サイトからまとめて申し込みができます。審査には1~3週間ほどかかることもあるため、急ぎで必要な場合は、即日発行対応が可能なカードを選ぶと良いでしょう。

法人カードには年会費無料のものからプラチナ級までさまざまな種類があり、ポイント還元率や特典内容にも違いが存在します。従業員が多く、高額な経費が発生する企業には、ポイント還元率が高く、付帯特典が充実したプラチナカードやブラックカードがおすすめです。

一方、小規模な企業や個人事業主の場合は、年会費無料で経費管理機能が充実した法人カードがコストパフォーマンスの面からみても最適でしょう。自社の規模や用途に合わせて、適切なカードを選んでください。

ETCカード付帯の法人カードの選び方

ETCカードを付帯できる法人カードを選ぶ際は、以下の6つのポイントに注目して比較すると選びやすくなります。

・ETCカードを発行するのにかかる費用
・ETCカードの発行可能枚数
・法人カード自体の年会費
・法人カード自体のポイント還元率
・法人カード自体の特典や保険
・申込対象者の条件

すべての条件を満たすカードは少ないため、自社にとって優先したいポイントを決めて選ぶことが重要です。次のセクションでは、ETCカードを無料で発行できるおすすめの法人カードを紹介します。

ETCカードを無料で発行できる法人カードのおすすめ6選

法人カードのなかには、ETCカードを追加費用なしで発行できるお得なカードが複数存在します。ここでは、年会費や発行枚数、ポイント制度なども考慮して選んだおすすめの6枚をご紹介します。

アメックス・ビジネス・ゴールド・カード|ETCカードを無料で20枚発行可能

【基本情報】

年会費49,500円(税込)
国際ブランドAmerican Express
追加カード付帯特典なし:年会費無料(※)
付帯特典あり:年会費13,200円(税込)

(※)判定期間内にカード利用がない場合、管理手数料として3,300円(税込)を徴収
ETCカード年会費無料(発行手数料なし)
カード会員は20枚まで発行可能追加カード会員は1人につき1枚ETCカードを無料で発行可能
ポイント還元率0.3~1.0%
申し込み条件20歳以上会社経営者 または 個人事業主

・与信枠:個々の審査に基づいて決定

アメックス・ビジネス・ゴールド・カードは、高いステータスを誇る法人カードで、豊富な特典が魅力です。ETCカードは年会費無料で最大20枚まで発行可能となっており、出張が多い中規模法人の経営者におすすめです。

ポイント還元率は最大1.0%で、ビジネス関連の保障サービスや出張サポートも充実しています。経営者にとって安心して利用できるカードかつ、アメックスならではの高いステータスとサポートによって、企業の信用力向上にもつながるでしょう。


アメックス・ビジネス・ゴールド・カードの詳細については「アメックスビジネスゴールドカードを徹底解説!ポイント還元・限度額・特典など」もぜひ参考にしてください。


アメックス・ビジネス・グリーン・カード|ステータスとコストのバランスが魅力

【基本情報】

年会費13,200円(税込)
国際ブランドAmerican Express
追加カード付帯特典あり:年会費6,600円(税込)
付帯特典なし:年会費無料(※)

(※)判定期間内にカード利用がない場合、管理手数料として3,300円(税込)を徴収
ETCカード年会費・発行手数料無料
基本カード会員は20枚まで発行可能追加カード会員は1人につき1枚発行可能
ポイント還元率0.3~1.0%
申し込み条件20歳以上会社経営者 または 個人事業主

・与信枠:個々の審査に基づいて決定

アメックス・ビジネス・グリーン・カードは、あらゆるビジネスシーンで経営者・法人をサポートする世界的に有名なビジネス法人カードです。ETCカードは基本カード会員につき最大20枚まで無料で発行可能で、コストパフォーマンスが高いといえるでしょう。

経費管理ツールやビジネスサポートも充実しており、経費の支払い効率化にもつながるため初めて法人カードを利用する経営者にはとくにおすすめです。ポイント還元率は最大1.0%で、比較的高めといえます。

入会キャンペーンで大量のポイントを獲得できる点も大きな特徴です。無駄を省きつつ、ビジネス経費の可視化や正確な管理にも対応しています。


アメックス・ビジネス・グリーン・カードの詳細については「アメックスビジネスグリーンカードを徹底解説!利用可能枠・特徴を紹介」もぜひ参考にしてください。


セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード|初年度の年会費が無料

【基本情報】

年会費初年度:無料
2年目以降:33,000円(税込)
国際ブランドAmerican Express
追加カード3,300円(税込)
ETCカード年会費無料
最大5枚まで発行可
ポイント還元率最大1.125%
申し込み条件個人事業主・経営者安定した収入がある方

・与信枠:最大9,990万円

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードは、コスパの高いプラチナカードで、法人の信用力がまだ高くない個人事業主や中小企業経営者にも人気があります。

海外旅行傷害保険やショッピング保険も充実しており、安心してビジネスを進められるため、出張が多い法人経営者や、海外での利用が多い方に最適です。

ETCカードは最大5枚まで無料で発行可能です。さらに、JALマイルは高還元率(最大1.125%)で、旅行に役立つ特典も豊富に取り揃えています。


セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードの詳細については「セゾン・プラチナビジネスを徹底解説!限度額・審査・特徴を紹介」もぜひ参考にしてください。


JCB 一般 法人カード|ETCカードを複数枚発行できるリーズナブルなカード

【基本情報】

年会費1,375円 (税込)
※初年度年会費無料
国際ブランドJCB
追加カード1,375円 (税込)
※1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加のカードも無料。
ETCカード無料 複数発行可能
ポイント還元率0.5%~10.0%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
申し込み条件法人または個人事業主
※カード使用者は18歳以上の方が対象。

・与信枠:最大500万円

JCB一般法人カードは、年会費1,375円(税込)と低コストで利用できる法人カードです。ETCカードは無料で複数枚発行可能なので、従業員の車両にも活用できます。

ポイント還元率は0.5%からスタートし、条件達成で最大10.0%にアップするため、ビジネス経費の管理を効率化しつつ、大きなポイント還元も期待できるでしょう。

国内外旅行保険や会計ソフト連携など、法人経営者や事業主に役立つ機能も充実しています。低コストで必要な機能が揃っているため、出張が多い中小企業や個人事業主にも非常に使いやすいカードです。


JCB 一般 法人カードの詳細については「JCB一般法人カードとは?特徴や発行するメリット、審査基準を詳しく解説!」もぜひ参考にしてください。


JCB Biz ONE 一般|年会費が永年無料の個人事業主向けカード

【基本情報】

年会費永年無料
国際ブランドJCB
追加カード発行不可
ETCカード発行手数料・年会費無料
1枚まで発行可能
ポイント還元率1.0%~10.5%
申し込み条件法人代表者または個人事業主
※カード使用者は18歳以上の方が対象。

JCB Biz ONE一般カードは年会費が永年無料のため、固定コストを抑えたい中小企業やフリーランスの方に最適な1枚です。ETCカードは1枚であれば無料で発行できます。

また、会計ソフトとの連携が可能で、業務効率化が図れる点も大きな魅力です。利用限度額は最大500万円までで、ビジネスの成長に合わせて利用枠を広げられる点も使いやすい要因といえるでしょう。コストを重視しつつ、高いポイント還元を求める法人におすすめです。


JCB Biz ONE 一般の詳細については「JCB Biz ONE 一般を徹底解説|年会費やポイント還元率など」もぜひ参考にしてください。


ダイナースクラブビジネスカード|世界最高クラスのステータスが魅力

【基本情報】

年会費27,500円(税込)
国際ブランドダイナースクラブ
追加カード無料(4枚まで発行可能)
※3,4枚目の追加カードは、5,500円/年の維持コストあり
ETCカード無料
最大5枚まで発行可能
ポイント還元率1.0%(有効期限なし)
申し込み条件法人、団体等の代表者・役員または個人事業主

ダイナースクラブビジネスカードは、年会費27,500円(税込)で、世界最高クラスのステータスを誇る法人カードです。ETCカードは最大5枚まで無料で発行可能で、利用枠に制限がなく、大口支払いにも対応できます。

ポイント還元率は1.0%で、ポイントの有効期限も設けていません。レストランやゴルフ関連の特典が充実しており、会食や接待が多い経営者層にとくに人気です。

高いステータスカードならではの特典とサービスを提供し、経営者のビジネスライフを支える強力なツールといえるでしょう。


ダイナースクラブビジネスカードの詳細については「ダイナースクラブビジネスカードとは?特徴やメリット、注意点を徹底解説」もぜひ参考にしてください。


クレジット機能なしの法人ETCカードのおすすめ2選

「クレジット機能は不要」「法人カードの審査に通るか不安」という方には、ETC機能専用のカードという選択肢もあります。高い信頼性と豊富な導入実績を誇る2つの協同組合系カードを紹介するので、こちらも参考にしてください。

高速情報協同組合|協同組合が発行する最安ETCカード

【基本情報】

年会費550円(税込)
発行手数料550円(税込)
出資金(脱退時返金)10,000円/1社
割引率最大50%
カード制限全車両でも利用可能(レンタカーも可)

高速情報協同組合は、法人向けのETCカードを提供する協同組合で、年会費550円(税込)と発行手数料550円(税込)という低コストで利用できる点が特徴です。

出資金として10,000円が必要ではあるものの、退会時に全額返金されるため、リスクは最小限に抑えられます。ETCカードはすべての車両に対応しており、レンタカーでも利用可能です。

また、平日朝夕の50%割引や、深夜/休日の30%割引など、割引制度が充実しており、コスト削減に大きく貢献します。クレジット審査がなく、審査が簡易的なため、法人設立間もない企業や個人事業主におすすめです。

ETC協同組合|法人への発行率NO.1の人気を誇るETCカード

【基本情報】

年会費880円(税込)
発行手数料880円(税込)
出資金(脱退時返金)10,000円/1社
割引率最大50%
カード制限全車両でも利用可能(レンタカーも可)

ETC協同組合は、法人向けETCカードを提供する協同組合です。年会費880円(税込)と発行手数料880円(税込)で利用できるため、コストパフォーマンスに優れています。

出資金である10,000円は、退会時に返金されます。平日朝夕の50%割引、休日の30%割引、深夜の30%割引といった割引制度も充実しており、通行料金の大幅な削減が可能です。

さらに、クレジット機能がないため、審査が簡易で、新規法人でもスムーズに発行できます。コスト管理を重視する法人や個人事業主に最適です。

まとめ|法人用ETCカードを導入しよう!

法人用ETCカードを導入することで、通行料金の割引やポイント還元、経費精算の効率化など、さまざまなメリットを享受できます。さらに、年会費無料でETCカードを発行できる法人カードも多く、導入にかかるコストは比較的低めなのもうれしいポイントです。

自社の事業規模や用途に合わせて、クレジット機能の有無を検討し、最適なETCカードを選ぶことが重要です。スムーズに導入すれば、コスト削減と業務の効率化を同時に実現できます。

ぜひ、本記事の内容を参考にして、自社に最適なETCカードを選んで、ビジネスの成長に役立ててください。