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Amazonで法人カードを利用するならこの7枚!還元率や年会費を比較してご紹介

商品や事業に必要な資材をAmazonから調達している事業者の方もいるかもしれません。実際に、Amazonは一般的な店舗にない商品も販売されているため、ビジネスで活用する方も多いでしょう。

このような場合、「Amazonで買い物した際に、ポイントやキャッシュバックなどの還元や何かしらサービスを使いたい」と考える方もいるでしょう。AmazonにはAmazonクレジットカードがありますが、法人・ビジネス用のカードはありません。

しかし、法人カードによってはAmazonを利用することでお得なサービスを受けられるカードもあります。また、法人カードでカード特有のポイントを得られると、様々な使い道によって経費の節約につながる可能性があります。

この記事では、Amazonを利用する事業者・経営者におすすめの法人カードを紹介します。ポイント還元率や年会費などの情報を複数枚で比較して、あなたにあった法人カードを見つけましょう。

Amazonで法人カード決済をする4つのメリット

ビジネスでAmazonを利用する場合、法人・ビジネスカードを活用することがおすすめです。その理由について、詳しく解説しましょう。

ポイントで経費削減ができる

法人カード利用時に還元されたポイントを利用して、仕入れや支払いに活用すれば経費削減が可能です。

現金で支払いをしても、ポイントは還元されません。しかし、法人カードを使えば、支払いだけでなくポイントも付与されます。

ポイントは、支払いに使えるものもあれば商品券、あるいは商品に引換できるものもあります。このため、貯めたポイントで支払いをする、またポイントでビジネスに必要なものに引き換えることで、経費を減らせるでしょう。

また、Amazonは独自でAmazonポイントがあります。Amazonポイントは、お買い物した価格の0.5〜2.0%のポイントとして還元されます。法人カードで支払いすれば、Amazonポイントとカードのポイントの両方が還元されるため、二重にポイントを貯めることが可能です。

Amazonビジネスで領収書のダウンロードができる

法人・個人事業主は、Amazonビジネスというサービスが使えます。Amazonビジネスとは、法人向けのサービスで、主に次のような機能がついています。

・ 購買グループの作成・支払い手段の共有ができる
・ 法人価格での提供・大量購入での割引がある
・ 「請求書払い」が使える

また、Amazonビジネスでは法人カードを利用した購入のみ領収書のダウンロードができます。領収書はPDFファイル形式で表示され、注文履歴と紐づいています。このため、Amazonで購入したものは何かを一目で確認できます。

キャッシュフローが改善できる

法人カードを使えば、キャッシュフローに余裕が生まれるでしょう。

現金での支払いの場合、即時や2〜3日で支払いが発生するため手元にキャッシュが残らないといった事態が発生します。法人にとって、キャッシュが残らないと急に大きな出費が発生した際に各所に支払いが滞る可能性があります。

法人カードを利用する場合、支払いが翌月以降になるため余裕をもって支払いへのキャッシュが用意できます。また、支払いに猶予が生じれば、Amazonでの買い物以外への投資もできるようになり、キャッシュフローの改善につながるでしょう。

経理業務を改善できる

法人カードは、経理業務を効率化できます。

法人カードのなかには、経費精算ソフトと連動し明細を取り込むタイプもあります。もちろん、Amazonで購入した明細に関しても同期ができるため、購入した品物や金額などの明細の入力ミスや入力し忘れを防ぎ、経理そのものの効率化が可能です。

Amazonで使う法人カードを選ぶ4つのポイント

とはいえ、Amazonを活用するための法人カードを選ぶ際には、いくつかポイントがあります。次からは、Amazonで使う法人・ビジネスカードを選ぶポイントについて解説しましょう。

1.年会費

法人カードを使う場合、年会費は「固定費」と言えます。そのため、法人カードを発行する際に年会費にどれくらいかけるのか、は考慮しましょう。

法人カードには、年会費がかかるカードとかからないカードがあります。年会費がかかるカードには、特典がついていたりポイント還元率が良かったりするメリットがあります。

ただし、年会費が高いカードはコストがかかり、あまりに年会費がかかると事業の資金を圧迫する可能性もあるかもしれません。

その一方、年会費が無料のカードの場合は決済書がなくても個人の与信によって審査されるものもあるため、カード発行のハードルがやや低い点がメリットです。その分、特典やサービスは値段相応になります。

このように、事業にかけられるお金と特典・サービスなどの内容を考慮しながら年会費の有無を決めていきましょう。

2.ポイント還元率

法人カードでは、購入した金額に対してポイントやマイルなどに還元する制度があります。

特に法人での買い物の場合は、金額が大きくなることも多くなります。そのため、ポイント還元率が高いほうが、ポイントが早く貯まります。

また、カードによってはAmazonの特定のカテゴリで購入すると、ポイントが通常の2-3倍になるといったサービスを行うこともあります。

このようにして貯めたポイントを利用しAmazon内での別の買い物や事業に使う備品などに交換すれば、ゆくゆくは経費削減にもつながるでしょう。

さらに、Amazonの購入で使えるポイントに関しても、カードごとに1ポイントいくらで使えるかが異なります。このような還元率はカードによって異なるため、比較して検討しましょう。

3.利用可能枠

法人カードで大切な点として、「カードの利用可能枠」があります。

法人カードにはランクがあり、ランクが高いものであるほど、利用可能枠が大きいことが多いです。今後ビジネスを拡大したり、使用資金が大きくなることが予想される場合は、利用限度額が大きいカードがおすすめです。

このように、ビジネスにかけられるお金などを考慮して、法人カードのランクを決めるのも一つの手と言えるでしょう。

4.追加カードの発行

法人カードによっては、追加カードの発行枚数に制限があったり、カードの発行に手数料がかかるケースがあります。

中小企業で従業員が複数いる場合、経理の効率化のため追加カードを発行する必要があります。無料で追加カードが発行できる法人カードがある一方で、追加カードに発行手数料がかかるタイプを選ぶとコスト増につながりかねません。

もちろん、個人事業主やフリーランスで1枚しか使わない場合はあまり考慮する必要はないかもしれません。

しかし、中小企業で複数人の経理の処理が必要になってくる場合は、追加カードの発行は何枚まで無料か、発行手数料はいくらかなどを確認しましょう。

Amazonで使うおすすめの法人カード7選

では、次にAmazonを活用する際におすすめの法人カードについて紹介します。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード

年会費13,200円(税込)
追加カード付帯特典あり:年会費6,600円(税込)
付帯特典なし:年会費無料(※)
ETCカード無料基本カード会員は20枚まで、追加カード会員は1人につき1枚
ポイント還元率0.3~1.0%
入会特典・キャンペーン入会後に利用条件を達成することで最大90,000ポイントを獲得*カード年会費3年分に相当
利用可能枠一律の制限なし*利用状況などにより都度設定
申込条件20歳以上会社経営者(法人代表者) または 個人事業主

アメックスビジネスグリーンカードは、世界でも信頼度が高いアメリカン・エキスプレス社が発行する法人・個人事業主向けビジネスカードです。

アメックスビジネスグリーンでは、通常100円につき1ポイントのポイント還元を受けることができます。この還元率1%は、法人カードの中でも高めと言えるでしょう。

さらに、Amazonに対しては「Amexメンバーシップ・リワード・ポイント」といったパートナーポイントプログラムを採用しています。カードのポイント情報とAmazonアカウントを連携すると、Amazonでカードのポイントを貯めたり、支払いに利用できたりします。

貯めたポイントをAmazonのギフトカードに交換することもできるので、好きな使い方ができるでしょう。

また、法人は大きな出費があることも多いですが、アメックスビジネスグリーンは利用限度額が一律の制限がなく、中には1億円以上の枠を与えた実績もあります。

まだ起業したばかり、また法人を立ち上げたばかりで、これからビジネスを拡大していく方にとっておすすめです。


アメックスビジネスグリーンについて詳しく知りたい方は「アメックスビジネスグリーンカードを徹底解説!利用可能枠・審査・特徴を紹介」を参考にしてください。


アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

年会費49,500円(税込)
追加カード付帯特典あり:年会費13,200円(税込)
付帯特典なし:年会費無料(※)
ETCカード無料基本カード会員は20枚まで追加カード会員は1人につき1枚
ポイント還元率0.3~1.0%
入会特典・キャンペーン入会後に利用条件を達成することで合計170,000ポイントを獲得
利用限度額一律の制限なし*利用状況などにより都度設定
申込条件20歳以上会社経営者(法人代表者) または 個人事業主

(※)判定期間内にカード利用がない場合、管理手数料として3,300円(税込)

アメックスビジネスゴールドカードは、アメックスビジネスグリーンよりもさらにランクが高いカードです。特徴は、高いポイント還元率と貯めたポイントの使い方が多岐に渡る点があります。

アメックスのポイントは通常3年の有効期限がありますが、「メンバーシップ・リワード・プラス」に加入すると、ポイントが無期限になります。

こちらのサービスはアメックスビジネスゴールドカードの会員は自動登録され、初年度無料です。(2年目以降は税込3,300円)そのため、ポイントをより長期的に貯めることができるでしょう。

また、アメックスカードのポイントは、Amazonで利用する場合、1ポイント0.3円となります。しかし、Amazonのメンバーシップ・リワード・ポイントに登録すると1ポイント0.5円で利用できます。

さらに、「メンバーシップ・リワード・プラス」に参加していると、Amazonでの利用はボーナスポイントが最大3%付与されます。Amazonを使う方にとっては、ポイントを使った購入の場面でも、ポイントを利用する場面でも、両面でとても魅力的なカードです。


アメックスビジネスゴールドについて詳しく知りたい方は「アメックス・ビジネス・ゴールドカードのポイント還元率は良い!活用法やキャンペーンを徹底解説」を参考にしてください。


セゾン・コバルト・ビジネス・アメックスカード

年会費無料
追加カード無料最大9枚まで
ETCカード無料最大5枚まで
ポイント還元率0.5~2.0%
入会特典・キャンペーン最大8000円のAmazonギフトカード※
利用限度額一律の制限なし(利用状況などにより都度設定)
申込条件個人事業主またはフリーランス、経営者の方(高校生を除く)

(※)
・入会月の翌々月末までに50,000円(税込)以上のショッピングご利用で、Amazonギフトカード5,000円分
・入会月の翌々月末までにに1回以上のキャッシングのご利用で、さらにAmazonギフトカード1,500円分
・入会月の翌々月末までにに追加カードの発行で、さらにAmazonギフトカード1,500円分

セゾン・コバルト・ビジネス・アメックスセゾンコバルトビジネスアメックスカードは、日本のクレジット会社であるクレディセゾンとアメックスが連携して発行している法人カードです。

年会費は無料でありながら、追加カードは9枚まで発行が無料となっています。フリーランスでも、チームで活動している場合で精算を一括にしたい場合などに有効でしょう。

また、セゾン・コバルト・ビジネス・アメックスのポイントである永久不滅ポイントは、通常の還元率は0.5%となっています。

しかし、指定された加盟店だと4倍になり、Amazonでも指定されたカテゴリから商品を購入するとポイントが最大9倍まで上がります。

このカテゴリは毎月変わるため、タイミングを見てAmazonで購入するとポイントを一気に貯めることができるかもしれません。

2025年6月1日からは入会特典がAmazonギフトカードになっています。Amazonを利用する法人・個人事業主の方は入会を検討するのも一つの手でしょう。

※永久不滅ポイントについて
セゾンカードでの買い物や支払いで貯まる独自のポイントプログラムで、ポイントの有効期限がないことが特長です。通常1,000円(税込)の利用で1ポイントが貯まり、1ポイント最大5円分の価値で商品やマイル、電子マネーなどに交換できます。


セゾン・コバルト・ビジネス・アメックスについて詳しく知りたい方は「セゾン・コバルト・ビジネス・アメックスカードを徹底解説|年会費やポイント還元率など」を参考にしてください。


セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード

年会費33,000円(税込)
初年度無料
追加カード年会費 3,300円(税込)
※最大9枚まで発行可
ETCカード年会費:無料
最大5枚まで発行可
ポイント還元率永久不滅ポイント:1,000円(税込)=1ポイント
※海外での利用時はポイント2倍

JALマイル最大1.125%
※「SAISON MILE CLUB」の年会費が5,500円(税込)が必要
申し込み条件個人事業主・経営者など安定した収入がある方(学生、未成年を除く)
登記簿/決算書不要で個人与信でも申し込み可
付帯保険国内:最高5000万円
海外:最高1億円
空港ラウンジ国内:無料
海外:プライオリティパスが無料で利用可能

セゾン・プラチナビジネスアメックスカードは、セゾンコバルトビジネスアメックスよりもランクが高いカードです。

セゾンポイントモール経由でAmazonを利用すると、ポイントが2倍になるメリットもあります。獲得したポイントはAmazonギフトカードへに交換可能です。年会費は33,000円ですが、初年度は無料です。

また、セゾンプラチナビジネスアメックスは、最大9,990万円と高い利用限度額の枠があります。大きな出費があっても、安心できる枠と言えるでしょう。カードの決済についても毎月10日に締め、翌月4日に支払いのサイクルとなっており、余裕を持ってキャッシュフローを準備できます。

さらに、セゾンプラチナビジネスアメックスはJALマイルが最大1.125%貯まりますが、年会費5,500円(税込)の「SAISON MILE CLUB」に加入すると、ポイントと同時にマイルを貯めることができます。特にAmazonでの購入だけでなく、国内外で出張がある方におすすめです。


セゾンプラチナビジネスについて詳しく知りたい方は「セゾン・プラチナビジネスを徹底解説!限度額・審査・特徴を紹介」を参考にしてください。


JCB Biz ONE一般

年会費永年無料
追加カード不可(カードの利用者は代表者1名のみ)
ETCカード1枚まで無料で発行可能
ポイント還元率1.00%〜10.50%
利用限度額最大500万円
※所定の審査あり
国際ブランドJCB

JCB Biz ONE一般は、日本のクレジットカードブランド「JCB」が発行する法人カードです。

JCB Biz ONE一般は、年会費無料ながらポイント還元率が1.0%と高還元になる点が特徴です。JCBカードの「Oki Dokiポイント」は、「Oki Dokiポイントプログラム」に登録すると、Amazonで1ポイント3.5円で利用できます。このポイントはAmazonポイントと併用できるため、Amazonでの購入がさらにお得になるでしょう。

また、JCBでは無料資金管理サービス「Cashmap」を提供しています。Cashmapでは、複数の銀行口座や法人カード、請求書を一元管理できます。このサービスを活用すれば、カードの支払いも含めたキャッシュフローの見通しを立てやすくなるかもしれません。

ビジネスを始めたばかりで経理の管理も効率化したい場合、JCB Biz ONE一般のカードを利用するのも一つの手と言えるでしょう。


JCB Biz ONE 一般について詳しく知りたい方は「JCB Biz ONE 一般を徹底解説|年会費やポイント還元率など」を参考にしてください。


JCB Biz ONEゴールド

会費5,500円(税込)※初年度無料、年間100万円以上の利用で翌年度無料
追加カード不可カードの利用者は代表者1名のみ
ETCカード1枚まで無料で発行可能
ポイント還元率1.00%〜10.50%
利用限度額最大500万円※所定の審査あり

JCB Biz ONEゴールドは、JCB Biz ONE一般の上位ランクになる法人カードです。年会費は5,500円(税込)ですが、初年度無料で、さらに年間100万円以上の利用で翌年度も無料になります。法人を経営する場合、利用額が大きくなるため年会費が実質無料になるかもしれません。

また、JCB Biz ONEゴールドでは通常のポイント還元率が1.0%と高めに設定されています。それだけでなく、2025年5月現在ではJCB Biz ONE会員だとAmazonの購入でOki Dokiポイントが通常の4倍、指定されたカテゴリだと最大9倍のポイントを付与されます。

Amazonをよく利用する法人・個人事業主の方は、ポイントをたくさん貯めて支払いなどに活用できるに違いありません。

さらに、JCB Biz ONEゴールドでは、ゴールドカード限定特典として空港ラウンジサービス、スマートフォン保険、ショッピングガード保険、サイバーリスク保険などの特典も豊富です。年間利用額が100万円を超える見込みなら、JCB Biz ONEゴールドは大変コストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。


JCB Biz ONE ゴールドについて詳しく知りたい方は「JCB Biz ONE ゴールドを徹底解説|年会費やポイント還元率など」を参考にしてください。


三井住友カード ビジネスオーナーズ

年会費永年無料
国際ブランドVisa・Mastercard
追加カード18枚まで発行可能(永年無料)
ETCカード初年度無料
550円(税込)/年
前年度に利用があれば年会費無料 ※1
還元率0.5%
最大1.5%還元 ※2
申込条件満18歳以上の法人代表者、個人事業主の方※高校生は除く
付帯保険最高2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)

※1:前年度にETCカードのご利用が必須条件
※2:対象の個人カードとの2枚持ちが条件です。

三井住友カード ビジネスオーナーズは、三井住友銀行が発行している法人カードです。年会費が永年無料なだけでなく、追加カードも18枚まで発行が無料になります。チームで事業を行っているなど、経理を複数人でまとめる必要がある場合にはピッタリとも言えるでしょう。

また、プライベートで三井住友銀行のカードを利用していると、Amazonでの購入やANA・JALで航空券を購入したり、ETCの利用がある場合は最大1.5%となります。特にプライベートで三井住友カードを持っている方にとっては、おすすめの法人カードです。


三井住友カード ビジネスオーナーズについて詳しく知りたい方は「三井住友カード ビジネスオーナーズを徹底解説!限度額・審査・特徴を紹介」を参考にしてください。


まとめ|Amazonでビジネス利用するなら法人カードがおすすめ!

ここまで、Amazonを利用する事業者・経営者におすすめの法人・ビジネスカードを紹介しました。

Amazonで法人カード決済を行う場合に重視するべき点は、ポイントの還元率や年会費、利用可能枠や追加カードの発行枚数があります。

個人でビジネスを行う場合、複数人でチームを組んでいる場合など、様々な状況に合わせて最適なカードを選びましょう。

Amazonで法人カードを利用すれば、カードのポイントの支払いで経費削減やキャッシュフローの改善が見込める場合があります。ぜひ、事業を広げるためにも法人カードを有効活用しましょう。