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JCB法人カードとJCB Biz Oneの違いは?おすすめな人も解説

本記事はプロモーションを含みます

『JCB法人カード』と『JCB Biz ONE』の違いについて気になっている人もいるでしょう。どちらも人気のある法人カードですが、年会費・ポイント還元率・特典内容・追加カードやETCカードの発行可能枚数などに違いがあります。

本記事では、両カードの違いについて項目別に詳しく解説します。年会費やポイント還元率の比較だけでなく、発行までにかかる期間もそれぞれ紹介します。

各カードがどのような人におすすめかも解説しているので、どちらを発行するか迷っている人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

『JCB法人カード』と『JCB Biz ONE』の違い

前提として、『JCB法人カード』は中小企業の経営者・個人事業主の両方に向けに提供されているのに対し、『JCB Biz ONE』は個人事業主のみに特化しています。年会費やポイント還元率、特典・サービスなどの違いについて、以下で詳しく解説します。

年会費

カード名年会費
JCB一般法人カード1,375円 (税込)
※初年度年会費無料
JCBゴールド法人カード11,000円 (税込)
※初年度年会費無料
JCBプラチナ法人カード33,000円(税込)
JCB Biz ONE 一般永年無料
JCB Biz ONE ゴールド5,500円(税込)初年度無料
※年間100万円以上利用で翌年度も無料

『JCB法人カード』と『JCB Biz ONE』では、年会費に大きな違いがあります。

『JCB法人カード』は、一般・ゴールド・プラチナといったランクに応じて、いずれも年会費がかかります。一方、『JCB Biz ONE』は一般ランクであれば永年年会費無料で利用できるのが特徴です。

ただし、年会費が抑えられる分、『JCB Biz ONE』の特典やサービス内容は比較的シンプルです。対して、『JCB法人カード』は年会費が高くなるほど、付帯する特典や保険が充実していく仕組みとなっています。

そのため、コストを抑えたい個人事業主には『JCB Biz ONE』、充実したサービスを重視する法人には『JCB法人カード』がおすすめです。

ポイント還元率

カード名ポイント還元率
JCB一般法人カード
JCBゴールド法人カード
0.5%~10.0%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
JCBプラチナ法人カード0.5%~10.0%
※年間利用額に応じて翌年のポイント付与率が最大1.7倍
※優待店で利用すると最大ポイント21倍
JCB Biz ONE 一般
JCB Biz ONE ゴールド
1.0%~10.5%

『JCB法人カード』と『JCB Biz ONE』の違いは、年会費だけでなくポイント還元率にもあります。

『JCB法人カード』の基本のポイント還元率は0.5%ですが、『JCB Biz ONE』は1.0%と2倍の還元率です。

そのため、ポイントの貯まりやすさを重視するなら、『JCB Biz ONE』の方が優れているといえるでしょう。特に、日常の経費や備品の購入などでカード利用が多い法人や個人事業主にとっては、ポイント還元率の高さが経費削減につながるメリットとなります。

一方で、『JCB法人カード』の所有者は登録不要で「JCB STAR MEMBERS」というポイントプログラムに参加できます。一定金額以上利用することで、Oki Dokiポイントの倍率がアップする仕組みとなっています。

追加カード・ETCカードの発行可能枚数

カード名追加カードETCカード
JCB一般法人カード1,375円 (税込)で複数枚発行可能
※1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加のカードも無料。
無料で複数枚発行可能
JCBゴールド法人カード3,300円/1枚 (税込)で複数枚発行可能
※1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加のカードも無料。
無料で複数枚発行可能
JCBプラチナ法人カード6,600円(税込)で複数枚発行可能無料で複数枚発行可能
JCB Biz ONE 一般
JCB Biz ONE ゴールド
発行不可1枚まで無料で発行可能

『JCB法人カード』は、従業員用の追加カードやETCカードを複数枚発行できるのが大きな特徴です。特にETCカードは無料で複数枚発行できるため、社用車での移動が多い企業におすすめです。

一方、『JCB Biz ONE』は個人事業主向けに設計されているため、追加カードの発行はできません。ETCカードについては、1枚まで無料で発行可能です。

従業員にもカードを持たせたい場合や、複数台の車を管理する企業には『JCB法人カード』が適しています。対して、1人で事業を行っている場合には、機能がシンプルな『JCB Biz ONE』でも十分対応できます。

付帯保険

カード名保険
JCB一般法人カード・旅行傷害保険海外:最高3,000万円国内:最高3,000万円
・ショッピングガード保険海外:最高100万円
・サイバーリスク保険50万円
JCBゴールド法人カード・旅行傷害保険海外:最高1億円国内:最高5,000万円
・ショッピングガード保険海外:最高500万円国内:最高500万円
・サイバーリスク保険75万円
JCBプラチナ法人カード・旅行傷害保険海外:最高1億円国内:最高1億円
・ショッピングガード保険海外:最高500万円国内:最高500万円
・サイバーリスク保険100万円
JCB Biz ONE 一般なし
JCB Biz ONE ゴールド・ショッピングガード保険
海外・国内ともに最高500万円
・サイバーリスク保険
75万円

『JCB Biz ONE』は年会費が永年無料で利用できる分、付帯する保険は最低限に抑えられています。

その点、『JCB法人カード』は年会費がかかるものの、旅行傷害保険やショッピング保険が手厚く付帯しているのが特徴です。

例えば、国内外の出張が多い方や、大きな買い物を頻繁に行う場合は『JCB法人カード』の方が安心して利用できます。一方で、普段は出張も少なく大きな買い物の予定もない個人事業主であれば、『JCB Biz ONE』のシンプルな保険内容でも十分でしょう。

特典・サービス

カード名特典・サービス
JCB一般法人カード・ETCスルーカードN
・MyJCB外部接続サービス(会計ソフト連携)
・JCB E-Co明細サービス
JCBゴールド法人カード・ETCスルーカードN
・MyJCB外部接続サービス
・JCB E-Co明細サービス(会計ソフト連携)
・空港ラウンジサービス
・ゴルフエントリーサービス
JCBプラチナ法人カード・ETCスルーカードN・MyJCB外部接続サービス
・JCB E-Co明細サービス(会計ソフト連携)
・空港ラウンジサービス
・ゴルフエントリーサービス
・コンシェルジュデスク
・プライオリティ・パス
JCB Biz ONE 一般・請求書カード払い
・MyJCB外部接続サービス(会計ソフト連携)
JCB Biz ONE ゴールド・請求書カード払い
・MyJCB外部接続サービス(会計ソフト連携)
・空港ラウンジサービス
・ドクターダイレクト24(国内)
・人間ドックサービス

『JCB法人カード』と『JCB Biz ONE』は、特典内容にも大きな違いがあります。『JCB法人カード』は特典やサービスが充実しているのに対し、『JCB Biz ONE』は年会費が安い分、特典やサービスはシンプルです。

『JCB法人カード』は、出張時の空港ラウンジ利用やグルメ優待など、ビジネスシーンで役立つ特典が豊富です。カードのランクが上がるほど、特典内容も豪華になります。

一方で、『JCB Biz ONE』は、請求書のカード払い機能や会計ソフトとの連携機能など、個人事業主向けの実用的な機能が備わっています。

そのため、特典の豪華さを重視したい方には『JCB法人カード』が、ランニングコストを抑えて実用性を重視する個人事業主には『JCB Biz ONE』が適しているでしょう。

発行までにかかる期間

カード名発行までにかかる期間
JCB一般法人カード約1~2週間
JCBゴールド法人カード
JCBプラチナ法人カード
JCB Biz ONE 一般・モバ即入会:最短5分
・通常入会:約1週間
JCB Biz ONE ゴールド

カード発行までにかかる期間も、『JCB法人カード』と『JCB Biz ONE』で異なります。

『JCB法人カード』は、モバ即会員なら最短5分で発行され、通常入会でも約1週間でカードが届きます。一方、『JCB Biz ONE』は、審査時にチェックされる書類が多いこともあり、カードが手元に届くまでに1~2週間程度かかります。

そのため、すぐに法人カードを用意したい場合は『JCB Biz ONE』の方が早く対応できるためおすすめです。『JCB法人カード』を発行したい場合は、時間に余裕を持って申し込むと良いでしょう。

『JCB法人カード』は中小企業の経営者におすすめ

『JCB法人カード』は、従業員用の追加カードやETCカードを複数枚発行でき、出張や接待に役立つ特典が充実しているため、中小企業の経営者におすすめです。

そんな『JCB法人カード』は一般・ゴールド・プラチナの3種類に分かれています。カードのランクによって特典やサービス内容などが異なるため、ニーズに合わせて選ぶことが大切です。

ここでは、『JCB法人カード』の詳細をランク別に解説します。それぞれの特徴を比較し、最適なカード選びに役立ててください。

JCB一般法人カード

【基本情報】

年会費1,375円 (税込)
※初年度年会費無料
国際ブランドJCB
追加カード1,375円 (税込)
※1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加のカードも無料。
ETCカード無料
ポイント還元率0.5%~10.0%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
申込条件法人または個人事業主
※カード使用者は18歳以上の方が対象。

・与信枠:最大500万円

※所定の審査あり

『JCB一般法人カード』は、経費決済や管理をスムーズに行える、法人経営者や事業主向けのビジネスカードです。年会費も経費として計上できるため、コストを抑えながら多くの特典を享受できます。

また、旅行傷害保険やショッピングガード保険などの補償が付帯しており、出張時にも活用できます。

さらに、会計ソフトとの連携機能により、カード利用明細が自動で取り込まれ、経費処理業務が効率化されます。これにより、経理業務の負担が軽減され、よりスムーズに経費管理を行えるでしょう。

日々の経費精算を楽にしたい方や、出張・仕入れが多い小規模法人・個人事業主に特におすすめです


JCB一般法人カードについて詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
JCB一般法人カードとは?特徴や発行するメリット、審査基準を詳しく解説!


JCBゴールド法人カード

【基本情報】

年会費11,000円 (税込)
※初年度年会費無料
国際ブランドJCB
追加カード3,300円/1枚 (税込)
※1枚目のカードの年会費が無料の場合、追加のカードも無料。
ETCカード無料
ポイント還元率0.5%~10.0%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
申込条件法人または個人事業主
※カード使用者は18歳以上の方が対象。

・与信枠:最大500万円
※所定の審査あり

『JCBゴールド法人カード』は、特典が豊富でコストパフォーマンスにも優れたハイグレードな法人カードです。

初年度の年会費はWeb申込み限定で無料です。2年目以降は本カードが11,000円(税込)、追加カードは3,300円(税込)と、ゴールドカードとしては手頃な価格帯となっています。

付帯保険も充実しており、海外旅行傷害保険は最大1億円、国内旅行傷害保険は最大5,000万円まで補償しています。ショッピング保険も年間最大500万円まで対応しているため、高額なビジネス利用の際も安心です。

また、カード利用1,000円ごとに1ポイントが貯まり、貯まったポイントは商品やサービスに交換可能。空港ラウンジの無料利用や、JCB独自の優待特典もあり、出張や接待のシーンを快適にサポートします。

安心感と利便性を重視したい経営者や、出張や接待が多い中小企業に特におすすめの1枚です。


JCBゴールド法人カードについて詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
JCBゴールド法人カードを徹底解説|年会費やポイント還元など


JCBプラチナ法人カード

【基本情報】

年会費33,000円(税込)
国際ブランドJCB
追加カード6,600円(税込)
ETCカード無料
ポイント還元率0.5%~10.00%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
申込条件法人または個人事業主
※カード使用者は18歳以上の方が対象。

・与信枠:150万円~
※所定の審査あり

『JCBプラチナ法人カード』は、中小企業の経営者や従業員向けに設計された、上位グレードの法人カードです。日々のビジネスをより快適に、効率的に進めたい方に向けて、ワンランク上のサービスが用意されています。

例えば、24時間いつでも相談できるコンシェルジュサービスや、世界1,700ヵ所以上の主要空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスなど、移動時の快適さを高めるサービスが整っています。国内外の出張時に安心できる、充実した旅行保険も付帯されています。

年会費は33,000円(税込)、追加カードは6,600円(税込)ですが、特典やサービスを活用すれば、コスト以上のメリットを実感できるはずです。移動の多いビジネスパーソンや、ワンランク上のサービスを求める中小企業の経営者にとって、頼れる1枚といえるでしょう。


JCBプラチナ法人カードについて詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
JCBプラチナ法人カードのメリット・デメリットを徹底解説|特典やメリットを徹底解説


『JCB法人カード』の申込方法・審査基準

『JCB法人カード』の申込みで必要な書類は、個人事業主と法人で異なります。個人事業主の場合は、代表者の情報・本人確認書類・口座情報が必要となります。

対して、法人の場合は、法人と代表者の情報・本人確認書類・口座情報が必要です。なお、法人の住所が本人確認書類と申込内容で異なる場合は、公共料金の領収証や納税証明書などの補完書類も必要です。

申込みの流れは、以下の通りです。

  1. 入会申込画面にて必要情報を入力する
  2. 審査結果を待つ
  3. JTB法人カード入会申込書を記入し、返送する
  4. 契約確認書類を受け取る
  5. 書類が受領されて、1週間程度でカードが発行される

明確な審査基準は公開されていませんが、企業経営者の場合は経営実績・財務状況・申込者の信用情報をチェックしていると考えられています。一方で、個人事業主が申し込む場合は、本人の与信情報に基づいて審査が行われます。


JCB法人カードの審査について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
JCB法人カードの審査基準とは?審査期間・審査落ちの理由や対策を紹介


『JCB Biz ONE』は個人事業主・フリーランスにおすすめ

ポイント還元率が従来の2倍の『JCB Biz ONE』は、個人事業主やフリーランスにおすすめです。『JCB Biz ONE 一般』は年会費が永年無料、ゴールドもリーズナブルなのも魅力です。

以下で、各カードの詳細を解説します。それぞれの特徴を把握し、自分に合ったカードを選ぶ参考にしてください。

JCB Biz ONE 一般

【基本情報】

年会費永年無料
国際ブランドJCB
追加カード発行不可
ETCカード発行手数料・年会費無料(発行枚数1枚まで)
ポイント還元率1.0%~10.5%
申込み条件法人代表者または個人事業主※カード使用者は18歳以上の方が対象。

『JCB Biz ONE 一般』は、JCBが発行する個人事業主やフリーランス向けのビジネスカードです。

年会費は永年無料で、最大500万円まで利用可能です。ポイントの基本還元率が1.0%%通常の2倍になっており、経費の支払いで効率よくポイントが貯まります。

オンライン申込みに対応していて、本人確認が完了すれば最短5分でカード番号を発行できる手軽さも特徴です。法人カードをすぐ使いたい方や初めて作る方にとって、スムーズな発行はメリットといえるでしょう。


JCB Biz ONE 一般について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
JCB Biz ONE 一般を徹底解説|年会費やポイント還元率など


JCB Biz ONE ゴールド

【基本情報】

年会費5,500円(税込)
初年度無料
※年間100万円以上利用で翌年度も無料
国際ブランドJCB
追加カード発行不可
ETCカード無料で1枚発行可
ポイント還元率1.0%~10.5%
申込み条件法人代表者または個人事業主
※カード使用者は20歳以上の方が対象。
利用限度額最大500万円
※所定の審査あり

『JCB Biz ONE ゴールド』は、個人事業主を対象にしたゴールドカードです。初年度の年会費が無料となっており、2年目以降も5,500円(税込)とリーズナブルです。

さらに、年間100万円以上利用で翌年度も無料で使えるため、コストを抑えたい個人事業主から高い支持を集めています。

また、空港ラウンジの無料利用やショッピング保険など、ゴールドカードならではの特典が充実しているのも魅力です。日常のビジネス利用はもちろん、出張時のサポートにも活用できるため、初めてゴールドカードを検討している方におすすめです。


JCB Biz ONE ゴールドについて詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
JCB Biz ONE ゴールドを徹底解説|年会費やポイント還元率など


『JCB Biz ONE』の申込方法・審査基準

『JCB Biz ONE』の申込みで必要な書類は、個人の本人確認書類と口座情報のみで、法人の本人確認書類は必要ありません。

申込方法は、個人名義口座限定の「モバ即入会」と「通常入会」があります。それぞれの手順は、以下の通りです。

【モバ即入会】

  1. 「モバ即で申し込む」ボタンから申し込む
  2. 入会審査が実施される(ここまで最短5分)
  3. MyJCBアプリをダウンロードする
  4. アプリにカード番号が表示される
  5. 1週間程度でカードが届く

【通常入会】

  1. 「通常入会で申し込む」ボタンから申し込む
  2. 支払い口座を設定する
  3. 1週間程度でカードが届く

なお、審査基準は公表されていませんが、個人事業主が申し込む場合は、本人の与信情報をもとに審査が行われます。与信情報に問題がなければ、事業の年数や売上に関係なく、審査に通る可能性は高いといえるでしょう。


JCB Biz ONEの審査基準について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
JCB Biz ONEの審査基準とは?審査落ちの原因と対策をご紹介!


まとめ|『JCB法人カード』と『JCB Biz One』の違いを正しく理解しよう

『JCB法人カード』と『JCB Biz One』は、年会費やポイント還元率、付帯サービスなどに違いがあり、利用する法人・個人事業主のニーズによって選ぶべきカードが異なります。

充実した特典・保険や発行できる追加カードの枚数を重視するなら『JCB法人カード』がおすすめです。ランクが上がるにつれて特典が豪華になり、接待や出張などのシーンでも役に立つでしょう。

一方で、コストを抑えて必要最低限の機能を使いたい個人事業主の方には『JCB Biz One』が適しています。それぞれの違いを正しく理解し、自社や自身のビジネスに合った最適な1枚を選びましょう。